tag:blogger.com,1999:blog-49515484343777232962024-02-21T22:55:21.147+09:00Fraternitasフランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comBlogger38125tag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-49444052276073401842012-02-13T14:28:00.000+09:002012-02-13T14:28:13.728+09:00お知らせ<span class="Apple-style-span" style="font-size: large;"><span class="Apple-style-span" style="background-color: yellow;">2012年2月よりサイトをリニューアルしました。</span><a href="http://www.ofm-j.or.jp/">ここから入る</a>か、メニューの「<span class="Apple-style-span" style="color: red;">TOP</span>」をクリックしてください。</span><br />
<span class="Apple-style-span" style="font-size: large;">フランシスコ会本部</span>フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-59891950584285491662012-01-26T22:16:00.001+09:002012-01-26T22:25:39.026+09:002012年1月号<p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>アマゾンに新しいフランシスカンの存在</strong></font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh1EGjmwPWAwtR3HLUZYo0m-5LvyuTumRB4-JQo15LE0e6vRAwkuF42xlOgOy_1mW3NG7jzNWNOTx5WIYy2mE-uFc7zG3K1f_hFXvmGrf0x9Eu_9Eo0C3J3VG_lJWiGIr5lnpMm0uBAOnY/s1600-h/clip_image002%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhxTBugL0Os_-hEyqhZtYTnh45JL8r0joCk24Bv2bUtG93uhKBHjcEKptk9yd8Jxitadd1YN8G8tUqtfGecLQgUXirAO7JUjSmOstttNlcqPeDjoEnVWX02uCZJ49sGixFKg90XoHSs9Uo/?imgmax=800" width="150" height="198" /></font></a><font size="3"> 2012年2月1日アマゾンに新しいフランシスカン兄弟共同体が具体的な形をとり始めます。実際に以下の6人のフランシスカン宣教者-ブラジル「無原罪の聖母」管区の兄弟バッティステュツ・アティリオ、同国「イエスのみ心」分管区の兄弟フランシスコ・アデミール・マティルダ、アルゼンチン聖ミカエル管区の兄弟エウヘニオ・オルティス、メキシコ「聖フランシスコ聖ヤコブ」管区の兄弟ベルナルド・ゴンザレス・グエレロ、エクアドル聖フランシスコ管区の兄弟ヴィセンテ・ウォー・パトリシオ・トレス、ペルー「ソラノの聖フランシスコ」管区の兄弟シャンシャリ・エデル-が、「ソラノの聖フランシスコ」管区長の兄弟マウロ・ヴァレホと共にペルーのリマに集まります。同管区は新しい共同体の法的な身元保証をします。6人の宣教者は一連の手続きの後ペルーのアマゾン川流域のレクェナに集合し、一旦同地に仮の住まいを設けて地域について知ると共に互い同士の理解を進めてから、地域に根ざす定住の場所を選ぶ予定です。</font></p> <p><font size="3">新共同体はフランシスカン・カリスマの価値(観想の次元、兄弟的な交わりの生活、小さき者である事、宣教者精神)に鑑みて、教会と社会の具体的な状況すなわちレクェナ代牧区とその広漠とした管轄地域において、真に宣教者的で福音をもたらす共同体となるための実践的な方法を選択していきます。新しい土地には地元民の権利と文化の擁護と促進、貧しい人々の問題、先住民族、自然、環境など様々な課題があります。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>マツァラ・デル・ヴァッロ市に共同体-イタリア</strong></font></p> <p><font size="3"> シチリア「いとも聖なるイエスのみ名」管区の小さき兄弟たちは数年前に始められた内<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSSmR5xNhRasttiPRmPrz_0nstbI4OHmRhgau6xpbxe8U5JO4c5Kv1iSz1W53P81z1_oKMueS9F4cxQC5hJs-crsfzYT6_PA-f9cEC5as_X5nxbdxAUtdkn-nJUtVzEGXU8d-G50YRRKg/s1600-h/image%25255B6%25255D.png"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="image" border="0" alt="image" align="right" src="http://lh4.ggpht.com/--NrDtV2zFyE/TyFUSVsBG3I/AAAAAAAATjs/BXecB5IXcZU/image_thumb%25255B2%25255D.png?imgmax=800" width="247" height="168" /></a>省を続けると共に2009年総集会の示唆に応えて、2011年9月19日マツァラ・デル・ヴァッロ市に新しい存在を開始しました。同市は古い歴史を持つ一方現在は移民の町として知られ、共同体はカスバと呼ばれるアラブ地区に組み入れられています。地区居住者の大半はチュニジア出身者で他にロマ民族やイタリア人も含まれます。そこには特に社会的、文化的、宗教的に深く断裂した、境界と底辺の現実があります。</font></p> <p><font size="3"> 兄弟たちの目的は、兄弟的な生活と祈りを通して、すべての人々特に貧しく社会の片隅に押しやられている人々と共にあって、近しさと分かち合いの証しをするフランシスカン共同体となる事です。そして地元教会との交わりの内に新しい福音宣教の必要に応え、「生活と具体的な行動を通して、いただいた福音という賜物を創造的にお返し」したいと願っています。この体験は、私たちが自身の道の途中で必ずしも出会うとは限らない人々の心に到達するための、様々な方法の一つです。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>総書記たちが養成修道院訪問-ケニア</strong></font></p> <p><font size="3"> 養成と勉学総書記の兄弟ヴィダル・ロドリゲス・ロペスと副総書記の兄弟セルジウス・バルディガは2011年11月19日、ケニア「アフリカの聖フランシスコ」管区内ナイロビのランガタにある有期誓願者用養成修道院を訪問しました。二人は管区長の兄弟セバスチャン・ウンスナーを交えて養成担当者と有期誓願の兄弟たちに会い、兄弟的な対話や共同の祈り、共同体全員でのレクリエーションのひとときを分かち合いました。現在ケニア管区には15人の志願者と2人の修練者、23人の有期誓願養成中の兄弟がいます。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>エルサレムのフランシスカン聖書研究所が受賞</strong></font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhrSkRSEF9PpGCTzuj9RCydYQKCq8xhkX0ScorTBwsffGUgRmcQZlYcKi2NPe7AF4UF_NqUGIt3Q6fJAghGJFgKpzN8wecPXf0Jn01qJIBsVNYoLmGdP311VQl_qChFInq9hcd218CFATw/s1600-h/clip_image004%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJzDJhBk5IFwUEDM-q2Vt_f7m4pYCVzxpCbu2cJRIsKhJToAv6pb2OUoLJxBy9M3K1r7eKt4kN1KQRCtGuaPkjxLt-HI2v2Vq2wAwTqsCWJExaCBtUPKBvv0bduhc-bjFgfgNZX-W5rW4/s1600-h/clip_image004%25255B4%25255D.gif"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj1ZfAT7_bemeSnb-pHGsCDN97KPCehehDEr003JmPNs-x3gnpCVl6ls6bPjAyw3vzujHbT7vmSpoNydYc9DEadWwfC24_Dwz_7XsFQv3Q48ACDeC3yyWqJZVGeuGXwvbzOo5RxhGTd18Y/?imgmax=800" width="219" height="148" /></a></font></a><font size="3"> ローマの聖ピオ10世邸大ホールで2011年11月30日、第16回教皇庁立諸アカデミー公会議が開かれました。席上、教皇庁国務省長官のタルチシオ・ベルトーネ枢機卿は外交団出席の下で教皇ベネディクト16世のメッセージを読み上げた後、「教皇庁立アカデミー賞」をエルサレムの「フランシスカン聖書研究所聖書学及び考古学部」に授与し、そのキリスト教考古学分野への貢献をたたえました。会議には教皇庁の文化評議会議長及び教皇庁立諸アカデミー連絡評議会議長を務めるジャンフランコ・ラヴァシ枢機卿、聖地特別分管区長の兄弟ピエルバッティスタ・ピツァバラOFMを始め、聖地やOFM総本部、聖アントニオ大学から多数の兄弟たちが出席しました。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>聖フランシスコと聖クララの生涯が舞台化-日本</strong></font></p> <p><font size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhutFYA9CVPyCyJVUsM5zUXoD3i-P-9rul0I7CV2x_v577v8g9HkzngHdi-R7dL-lS-VAry2Q386q-MWBCW8blrBtQku4ZAOuSaixt-m9JJWv-Q8MlKXnySLSPAvcQ9ytaZ0MCNT250xe8/s1600-h/clip_image006%25255B4%25255D.gif"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJi4Q_5xTYyCN-o0WSsbDxnL5D3AKDE6D8LcMvb7e6dCpNyULFVhcolZU9YlK5TbCRYelPl9LE4pq3xcRpPInsowGgSLWaiVeLlFLkrpoAZPGgJaBOm2tKopCh_spzFYY7MPy-QLqB53s/?imgmax=800" width="221" height="150" /></a> 大阪のフランシスカンたちは聖クララ修道会創立800周年を記念するため、聖クララと聖フランシスコの回心を劇にして仏教徒グループによる上演を行ないました。劇の題は「聖フランシスコ物語:ごらんよ、空の鳥を」で、二人の聖人の生涯について、また全ての人々と全ての被造物に向けた平和と</font><font size="3">兄弟愛の道具としての二人の役割について、日本の人々に知らせる事を目的としています。そしてこの目的は上首尾に達成されたようです。2011年6月に初演後9月までの間に、劇は多くの場所でおよそ50回も再演されています。脚本は在世フランシスコ会のエリザベト西田明子氏で、フランコ・ゼフェレッリ監督の名作「ブラザー・サン、シスター・ムーン」に沿った内容です。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>第2回フランシスカン人権デー-ブラジル</strong></font></p> <p><font size="3"> ブラジルのフランシスカン・ユース(以下ユー・フラ)は2011年12月1日から10日まで、第2回フランシスカン人権デーを実行しました。開催にあたっては同国「JPIC・人権」担当室(DHJUPIC)の全国副書記が、地元及び地区担当室の助力を得てコーディネート役を務めました。この人権デーは12月第1週に始められ、同月第5週の世界人権デーをもって終了しました。</font></p> <p><font size="3"> 本年ブラジルのユー・フラの総合的な目標は、ユースのリーダーたちを養成し、社会的・環境的な正義の推進における彼らの創造的な潜在能力を伸ばしていくために、地元の現実の諸課題に対する取り組みを始めとしてその実行方策について考える事です。実際2011年の第2回人権デーのテーマは「ユースと社会的・環境的正義」で、その標題は「この進歩はいくらかかるか」でした。詳細は下記サイトに掲載中です:<a href="http://www.jufrabrasil.org/">http://www.jufrabrasil.org/</a> </font><font size="3">又は <a href="http://www.dhjupic.blogspot.com/">http://www.dhjupic.blogspot.com/</a></font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>フランシスカン新刊の栞</strong></font></p> <p><font size="3">*<font color="#ff0000">フェルナンド・ウリベ著「聖フランシスコの会則。文字と精神」(</font>原題La Regola di san <a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj6m7X6hFbzKOgDHwwbM6DxKeIdwF35hHDjpwKyfxFwJubT3TP7_vk2VB-fCkjTbLtHqploLb4HYFVey3KmN2W1JGyeDFNcodrNKxL7jEeVaoNc5w91KZXm21fIRcbrH6xk846I6yBTxeY/s1600-h/image%25255B2%25255D.png"><img title="image" border="0" alt="image" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKvpNNPI_D2O72Fo91qBjTzudZCNtqm5D2pm6ka6O8bPRVk68OItaHGVC-ypiKv7U8qG8D7NR9yAyH_SwsGyPXIyNFoOrHUb8as1kBkKECtchfSzZU-gI7drPGz9evNDNvH4eguu-LV30/?imgmax=800" width="154" height="215" /></a>Francesco. Lettera e Spirito)。デホニアネ・ボローニャ出版、ボローニャ、2011年。全361頁(イタリア語版)。</font></p> <p><font size="3"> 聖フランシスコの会則は、訓戒の言葉を通して兄弟たちの日常生活を励まし生命を吹き込む事を目指した霊的文書です。本書は「新講座」と呼ばれる会則解説書のシリーズの中の一冊で、伝統的な解説の法的枠組みを無理なく脱して新たな歴史的、聖書的、神学的、さらには霊的な要素を活用し、それによってベールを取り除くようにより鮮明に、テクストの意味と法制定者の意図を私たちに示します。【<font color="#0000ff">日本語版は、兄弟古里慶史郎の訳で、2009年に教友社から出版されています。</font></font><a href="http://ofmjapan2.blogspot.com/2009/11/blog-post_24.html"><font size="3">http://ofmjapan2.blogspot.com/2009/11/blog-post_24.html</font></a><font size="3">】</font></p> <p><font size="3">*<font color="#ff0000">M・C・ルーセイ、M・P・グノン共著、R・バルトリーニ監修「『とこしえに主の幕屋の内に』-クララ会の歴史。800年間の探求</font>」(原題“Nella tua tenda per sempre”. Storia delle Clarisse. Un'avventura di ottocento anni)。ポルツィウンクラ出版、アシジ、2005年。全1200頁。</font></p> <p><font size="3"> 聖クララ帰天の750周年記念祭の結びに、「クララ会の歴史」が初めて出版されています。本書の題は、800年間の歴史における聖クララと姉妹たちの召命の恵みと献身を端的に表現しています。聖人と姉妹たちは常に神のみ前にあり、神の幕屋すなわち教会の内にありました。この重厚な書物は全42章から成り、Sr.コレットとSr.パスカルの2人のフランス人クララ会姉妹の20年間にわたる研究と、その作業を完成し最新化したウンブリア小さき兄弟会の兄弟リノ・バルトリーニの努力の結実です。800年間の隠世修道女会の生活は「11の重要な時代」に分けられ、それぞれに簡潔な紹介があります。そして時代の経過に沿って会の重要な人物が取り上げられています。巻末の充実した参考文献と索引に加えて、クララ会の歴史の各時期を図解する多くの彩色図版が随所に収められています。</font></p> <p><font size="3">*<font color="#ff0000">「ペトロ・ヨハネ・オリヴィ-マルコによる福音書の解説」</font>(原題Peter of John Olivi – Commentary on the Gospel of Mark)。フランシスカン研究所出版、2011年。全112頁。<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiSy6EidDJEsGMaGoi9Wjx-Hi1OOcMpA5Ypvp01F72xNVcP2GoUdLEF1cpVTQWDUJ9Mq1zuHqopBhlf5S5n6QH9Fj4e0aq-TYaOGNVCP-ndatiY18_Dz6q2LDlvcQ0lsGQ7Gkm_R-zl9MI/s1600-h/clip_image008%25255B6%25255D.gif"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="right" src="http://lh4.ggpht.com/-9vpqY5Lxi20/TyFSKuZ8DYI/AAAAAAAATjc/5kSWZoH2eUA/clip_image008_thumb%25255B3%25255D.gif?imgmax=800" width="129" height="183" /></a></font></p> <p><font size="3"> 本書はマルコによる福音書についてのペトロ・ヨハネ・オリヴィの</a>解説を、兄弟ロバート・カリスが英訳したものです。</font></p> <p><font size="3"> 世界中のオリヴィ研究者と中世研究家、歴史家全般、そして特に英語に関してアメリカの神学生たちは、訳者カリスによって実現された、マルコについてのオリヴィの解説の非常に読みやすく綿密で正確な英訳に感謝と賞賛を惜しんではなりません。私たちはスピリチュアル派フランシスカンの知的な指導者であるペトロ・ヨハネ・オリヴィOFM(1248-1298)が「13世紀の最もよく守られた秘密」であるだけでなく、中世の最も創意に富んだ知性の一人でもあると理解するようになりました。兄弟カリスによる訳を読む事で、読者はオリヴィという大きく複雑なジグソウ・パズルに、新たなヒントとなる一片を加える事ができるでしょう。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>お知らせ-世界のあちこちから</strong></font></p> <p><font size="3"><font color="#0000ff"><u>アシジ精神の記念会議-ブラジル</u></font>:ブラジルのフランシスカン神学研究所(ITF)はアシジの「1986年10月27日」を記念するために、2011年11月25日「アシジ精神:平和の構築のための対話」をテーマとする会議を主催しました。会議では諸宗教間対話がどのように平和の構築に貢献できるかについて、様々の宗教的伝統からの内省がありました。講演者とその主題は以下のとおりです:兄弟ベルケンブロック・ヴォルニー、「アシジ精神の25年間」;兄弟ヴィトリオ・マズッコ、「アシジのフランシスコと平和の神秘」;仏教僧侶ラマ・パドマ・サンテマール師の解説「仏教徒からみた平和への貢献としての神秘主義と霊性」。</font></p> <p><font size="3"><font color="#0000ff"><u>アシジ精神記念の集まり-インドネシア:</u></font>インドネシアのフランシスコ会「大天使聖ミカエル」管区のJPIC委員会はアシジ精神25周年を記念するため、ジャカルタのフランシスカン家族(KANESTA)及び「諸宗教間フォーラム」(SIJAR FAPSEDU)と協力して、2011年10月27日ジャカルタ市内のウィスマ・アンタラにあるアディヤナ講堂で会議を開きました。様々の宗教の代表によるスピーチの後、管区長の兄弟アドリアヌス・スナルコOFMの司会で率直な対話が行なわれました。集まりにはインドネシアのフランシスカン兄弟たちやフランシスカン家族のメンバーが参加しました。イベントはジャカルタの大統領官邸への「巡礼」をもって終了しました。</font></p> <p><font size="3"><font color="#0000ff"><u>エルサレムのフランシスカン図書館で目録作成進行:</u></font>エルサレム旧市街のキリスト教徒地区の中央に位置する聖救世主修道院の中に、フランシスカン聖地特別分管区図書館があります。そこでは貴重な写本や古文書の見事なコレクションの中から、その一部である15世紀から16世紀の印刷本の目録作成が進められています。この作業はすでに数ヶ月間続いており、それぞれの書物の保存状態と出所についてのデータと情報を記載した、詳細な目録が出来上がる予定です。それによって、各書物の偉大な歴史とそれらを通した図書館の歴史とをよりいっそう正確に再構築する事が可能になります。</font></p> <p><font size="3">このプロジェクトは、聖地特別分管区とミラノ・カトリック大学図書館のヨーロッパ出版図書館研究センターによるさらに大きなプロジェクト「聖地について語る」の一環として、NGO聖地協会(ATS)の支援を得て行なわれています。作業には聖救世主図書館に加えてフランシスカン聖書研究所図書館も携わっています。</font></p> <p><font size="3">目録は2012年内に出版される予定で、エルサレム内だけでなく世界中の学者や研究者にとって、図書館で閲覧できる書物の詳細な全景を一望できる重要な道具となるでしょう。その中には例えば15世紀から現代までの、聖地への旅のレポートや旅行記、旅程表の珍しいコレクションも含まれています。</font></p> <p><font size="3">「おお、驚嘆すべきへりくだり」-アシジ: ポルツィウンクラの天使の聖母聖堂で2011年12月7日、聖クララをたたえて催される「プレセピオ(馬小屋のキリスト御降誕の模型や彫刻等)の国際展覧会」の開会式が行なわれました。開催期間は同日から2012年2月2日までです。</font></p> <p><font size="3"><u><font color="#0000ff">兄弟が教皇と共にガンティン枢機卿の墓所へ-ベナン:</font></u>ローマ管区の兄弟ジュリオ・チェルキエッティOFMは2011年11月18日から20日まで、ベナン司教協議会の招きにより教皇ベネディクト16世のベナンへの使徒的旅に「同行」しました。そして特に、2008年に86歳で帰天しウィダの神学校に埋葬されたベルナルディン・ガンティン枢機卿の墓所で、教皇の次に祈りを捧げる事ができました。それは兄弟ジュリオがアフリカ出身の故枢機卿によって司祭に叙階されたばかりでなく、20年間その秘書も務めていた事によります。今回ベナン行きの機会にラジオ・バチカンのインタビューを受けて、兄弟ジュリオはアフリカの聖職者たちの指導者的存在である故人について、その人柄の興味深い一面を語りました。それは例えば、教皇と教会とミッションに向けられた枢機卿の大きな愛、出身地ベナンとの強い絆、日々の出来事と人々への細やかな気配り、そして偉大な単純さと、ローマの美しさを前にして母に「お母さん、私は決して故郷の小屋を忘れた事がありません」と断言するほどの謙虚さでした。ガンティン枢機卿はベナン教会とアフリカ全土の重要人物の一人で、首席枢機卿や司教省長官、教皇庁ラテンアメリカ委員会議長を務めました。</font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-55382777460299343652011-12-25T13:52:00.000+09:002011-12-31T13:53:34.288+09:002011年12月号<p><font color="#ff0000" size="3"><strong>そしてみ言葉は人となった</strong></font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhCbqkEYcMFNGC57wwTnFzAPNb7buZ9fgtKsoTxC4D18Y-f2D20Ku4IoR4-1Q2348ZhWCKifNqMNHlj1dgfv6ryICMCk4GSYGzyQa8vax5iV_vmdu09hJaslyJ2Nu6TUIo3nQKDzDJW6RI/s1600-h/clip_image002%25255B3%25255D.jpg"><font size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgXJr9HP3-z0OADZROjRxSFIRBVuZ2HAbGuBmKGac3RwnyuSuq3HlKQJK3xhSMakk4qKhKKfansB7IAPu19rm7SaGTuC03lwgP-lNUPBaSQ04LU8LN6IbFnurOrBVe-1ctCK_4_xOL-P5o/s1600-h/clip_image002%25255B4%25255D.jpg"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7UYz4ZGdadBZLlLpYksnWIyySVtAlrTxq_LdKMV9vgFq1vaoLy66OHRBlxBpRLuxWG-Yt9BIO3bHNyGZQlrpIE-vq2ZYyM95GkyjnaVB9Tk00qjDmLcc69sFU_wKSC_qrEE5o93jv0cI/?imgmax=800" width="119" height="178" /></a></font></a></p> <p><font size="3">「わたしは、すべての民に及ぶ大きな喜びのおとずれをあなたがたに告げる」(ルカ2.10)。クリスマスには、すべてのものが私たちに喜びをもたらします。この喜びのわけは単純で、時として人知の限りでは信じ難いほど途方もなくすばらしく、信仰からのみ理解できるものです。神は私たちのもとへおいでになり、御子は私たちの弱さを共に担われました。ついに私たちは、それほどに私たちを愛して下さる方に迎えられます(2011年クリスマスに向けた総長の手紙より)。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>新しいフランシスカンCD「行きなさい!私はあなたたちを遣わす・・・」</strong></font></p> <p><font size="3">兄弟ジャック・ジュエはシンガー・ソングライターで、現在フランスのブザンソンの共同体で生活しています。兄弟ジャックは1994年に誓願を立てて以来、アシジのフランシスコをへりくだりといつくしみと平和の人として、またすべての人々-特に困窮している人々-に対する兄弟愛の人として見出してきました。そして自分のいただいた宝物すなわち自身に命を与える信仰の賜物をお返ししなければならないと確信し、現代的なポップスのリズムの楽曲を歌って、喜びをこめて単純な心で証しをします。CDに収められた曲目は以下のとおりです:自信をもって道を歩む;人々の間、諸宗教の間の平和;最も貧しい人々との連帯;被造物の美;御子を示す聖母のお姿;すべての人への福音の善き知らせ。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>福者ヨハネ・ドゥンス・スコトゥスを記念する学術式典-ローマ</strong></font></p> <p><font size="3"> 福者ヨハネ・ドゥンス・スコトゥスの祝い日の2011年11月8日、教皇庁立聖アントニオ大学(PUA)はこのフランシスカン博士をたたえる学術式典を主催しました。イベントは大学の大ホールで行なわれ、新学長の兄弟プリアモ・エツィが開会の辞を述べました。</font></p> <p><font size="3">特別ゲストはワシントンの米国カトリック大学哲学科のトビアス・ホフマン教授でした。13世紀から14世紀の倫理学と認識論及び形而上学の諸問題の専門家として、教授は「自由を再考する:ドゥンス・スコトゥスの貢献」という題で講演し、特に現代の倫理学上の問題に照らして、自由の概念の発展に対する精妙博士の決定的な貢献を強調しました。</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjdhb-EAexIMh6-vAAyd75DZqV9v-0Gi_ZzBy20i6qYeOjmtdd0ZFYUv6LCJkkIPwjq5tr-hDtqpos6ztvCEzA-WVIaJ_psz9vrYtS9RnlFNq-3QYA1zdnECSdaX9croTulrn2R_1UUWN4/s1600-h/clip_image004%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhb5q8MOjB3C5LAs9a1U9MrAKfkF18zeuwX5afKISyCj6LMldMxPJzOaE8BPt1A_7AOW6AxjVmpA9qi7w0Ljjp80kslilrCkEg9kFsytczBN6tdWYrgYn8hEumCW_51RqHD7263ehWhBUQ/?imgmax=800" width="227" height="151" /></font></a><font size="3">次にスコトゥス委員会議長の兄弟バルナバス・ヘキッチが「四終(Novissimi)、すなわちドゥンス・スコトゥスの綿密かつ詳細な評価における信仰の究極の真理」という題で研究報告を発表しました。報告は、近日刊行の「Ordinatio」第14巻に収められた、信仰の究極の真理についてのスコトゥスの教え「四終」(Novissimi)を概観しています。学術式典は結びに、本会総長で大学理事長の兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョによる「福者ヨハネ・ドゥンス・スコトゥス-精妙にして実践的博士、無限の方の先唱者」という簡潔なメッセージを、養成と勉学総書記の兄弟ヴィダル・ロドリゲス・ロペスが代読して閉会しました。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>キリスト教徒とユダヤ教徒とイスラム教徒が共に正義と平和の祈り</strong></font></p> <p><a href="http://lh6.ggpht.com/-9PvF5MdDqxY/Tv6VJ4WYcTI/AAAAAAAATfs/oeYYz4fdq4k/s1600-h/clip_image006%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhh9Kor8Z0CH8yJ-8JeWvrghLxMmXAIJrsSJxZeI8IHmn47aQ78bKzUsLzGB-x_G-K9tFDq5Ss-o-26ZtrbkXmeOoLTHuv15Gqn0CVhUzC8iZaASx-Uc9gimdDWDh-wEiu0UXjPMretV0E/?imgmax=800" width="244" height="160" /></font></a><font size="3">ポーランドのカトヴィツェのシレジア大学神学部教室で2011年10月26日、「真理の巡礼者、平和の巡礼者」と題する国際シンポジウムが開かれ、三大一神教(キリスト教、ユダヤ教、イスラム教)の代表者たちが出席しました。内省の担当はカトヴィツェ市長のピオトゥル・ウスゾク氏、タデウス・ツァカンスキー師、シレジア大学神学部長のアンドレイ・ザドロ師、ポーランドのユダヤ教主席ラビのミカエル・シュドリヒ氏、同国イスラム連盟の宗教法顧問のネダル・アブ・タバク氏、それにクリストフ・ウィゾレック師でした。シンポジウムの最も重要な場面は、三つの言語での平和のアピールの朗読でした。兄弟ウィトスラフ・シティクOFMがポーランド語で、カトヴィツェのユダヤ教徒コミュニティのラビのエホシュア・エリス氏がヘブライ語で、カトヴィツェのイスラム連盟議長のコウバイシ・アブドゥル・ジャバル氏がアラビア語で、テクストを読み上げました。祈りと内省の間、シレジアの作曲家ヨゼフ・スクレク氏が「旅人」、「旅人-平和のしるし」と題する自作の楽曲を演奏しました。この集まりはカトヴィツェ大司教区とシレジア大学、カトヴィツェのフランシスコ会聖母被昇天管区が主催しました。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>東部クロアチアのフランシスカンについての四部作</strong></font></p> <p><font size="3">先ごろ兄弟エマニュエル・ホスクは、これまで執筆を続けてきた四部作の最終巻「グルガ・セヴァポヴィッチ、最初の自由主義運動の異議申し立て者」(原題Grga Čevapović, Osporavatelj ranog liberalizma。サレジオ会出版修道院、ザグレブ、2011年。全369頁)を出版しました。この四部作は18世紀中期から19世紀後期すなわちヨーゼフ主義と自由主義運動の時代を生きた4人のフランシスカンについて著したもので、こうしたムーブメントとそれがフランシスカンたちの生活に及ぼした有害な影響とについての分析を容易にする事を目的としています。これまで、フランシスカンの歴史学者も他の歴史学者も同様にこの時期についての研究をしてきませんでした。それ故兄弟ホスクの四部作は、18世紀と19世紀の東部クロアチア及びハンガリーのドナウ川平原すなわち離散したクロアチアの人々の故郷におけるフランシスカンの歴史について知る上で、非常に大きな貢献となっています。各巻とも英語の要約付です。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>「アシジの福者エジディオ」宣教地区の第三回地区会議-ローマ</strong></font></p> <p><font size="3">ローマ総本部で11月7日から10日まで、対話とミッションのための「福者エジディオ宣教地区」第三回地区会議が行なわれました。宣教地区の2つの共同体-聖マリア・ドラペリス「エキュメニカルと諸宗教間対話の国際共同体」(イスタンブール)とパレストリーナ「ヨーロッパ宣教者協会」(ローマ)-の兄弟たち全員が出席しました。会議は福音を生きて修道会に奉仕するための最善の方法を求めて、3日間対話を重ねました。</font></p> <p><font size="3">上記の両共同体と宣教地区からそれぞれ発表が行なわれ、そのテクストは宣教地区の志願期向け養成プログラムと共に本会のウェブサイトに掲載されています。会議は総長とも会合を持ち、11月10日荘厳晩課をもって閉会しました。晩課の間に地区の3人の入会希望者が志願期プログラムに受け入れられました。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>「アンダー・テン」の兄弟たちの2012年度幕屋の集会</strong></font></p> <p><font size="3">2012年6月2日から10日までメキシコのグアダラハラで開催される「アンダー・テン」(荘厳誓願宣立後10年未満)の兄弟たちの「国際幕屋の集会」招集にあたって、準備委員会はイベントへの参加に向けた幾つかの有用なインフォメーションを伝えています。委員会の下記メールアドレスあるいはウェブサイトをご活用下さい:メール<a href="mailto:underten2012@ofm.org">underten2012@ofm.org</a> </font><font size="3"><a href="http://www.ofm.org/underten12/">http://www.ofm.org/underten12/</a></font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>エキュメニカルと諸宗教間対話の生涯養成-イスタンブール(トルコ)</strong></font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjkBYNYCxZ5yK2KSfT5hOAPjH14GZzZsn1TmVkodyyznWK9PZ0Qa372dFYIQ5U_b6kH2QXb-E68P4JJGIzF8K9Ud1LAYpqFAi83UNEj3u3Njp7c2kWCygS_vcInPOJHkGnvw_x4gq-Ob_0/s1600-h/clip_image008%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="right" src="http://lh4.ggpht.com/-tmv0PBELHIU/Tv6VO7MCvZI/AAAAAAAATgI/yUJGhfV6DL4/clip_image008_thumb.gif?imgmax=800" width="199" height="148" /></font></a><font size="3">第7回生涯養成講座が2011年10月17日から31日までイスタンブールで、主催者と参加者双方の大きな情熱と共に開かれました。今回の講座には2つの特徴がありました。一つは講座の以下の3つのセクションが大変よく構成されていた事です:1)カトリック教会とフランシスコ会と対話の聖書的人間学的な土台とにおける「対話の奉仕」の全体的ビジョン;2)諸宗教間対話-特にイスラム教とキリスト教間;3)エキュメニカルな対話。</font></p> <p><font size="3">もう一つは、黙示録の7つの教会の地の見学に加えて、2つの諸宗教間の祭儀があった事です。一つはアシジ精神の集まりの25周年記念にあたって地元教会と行なわれ、他の一つは音楽と歌と踊りを通して祈るデルヴィーシュ(イスラム神秘主義のスーフィ修道者)の友と、兄弟たちとで行なわれました。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>フランシスカン新刊の栞</strong></font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">*スコトゥス委員会監修及び研究「福者ヨハネ・ドゥンス・スコトゥス。Ordinatio。第4書」(</font>原題B. Ioannis Duns Scoti. Ordinatio. Liber quartus. A distinctione decima quarta ad quadragesimam secundam (Quaestiones de poenitentiæ matrimonii sacramentis))。バチカン出版局、バチカン市、2009年。全567頁。</font></p> <p><font size="3"> スコトゥス委員会によるヨハネ・ドゥンス・スコトゥス全集原文校訂版の第13巻が刊行され、秘蹟についての第4書が完結しました。実際、第11巻において、各秘蹟を照合しつつ秘蹟の定義とその本質、特に恵みの能動的な因果性を取り上げた1と2の特徴と区別についての導入的前置きの後、内容は個々の秘蹟へと移ります。そのようにして第11巻は洗礼と堅信の秘蹟について、第12巻は聖体について検討し、最後に第13巻ではゆるしと病者の塗油と叙階と結婚の秘蹟の論点についての検討が展開されます。</font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">*スウェーデン語版「聖フランシスコの書き物」(</font>原題Franciskus av Assisi –Skrifter)。ヴェリタス出版、ストックホルム、2011年。</font></p> <p><font size="3"> 兄弟ヘンリク・ロエルヴィンクOFMの働きのおかげで、聖フランシスコの書き物のスウェーデン語版は現在ヴァドステナのブリジット修道会姉妹たちの出版修道院でも出版されています。スウェーデンはプロテスタントの宗教改革の時までフランシスカンによって福音化され、常にフランシスカン霊性と特別の関係を保ってきました。幾つかの中世教会に、今も決して忘れられる事のない存在の結実をみる事ができます。現在ストックホルム市内にある2つの主な教会は、昔のフランシスコ会(リダルホルム)とクララ会(クララキルカン)の古い教会で、今はルーテル教会に姿を変えていますが、かつてと同様に祈りと貧しい人々の迎え入れの場となっています。エコロジーの保護聖人はスウェーデンの人々に大変愛されています。兄弟ヘンリクはブリジット会姉妹たちの霊的センターに携わっており、最新版のフランシスカン・テクストに霊感を得た紹介と注釈を加え、非常に優れた現地語翻訳を実現させています。</font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">*ジョージ・アクィリナ著「マルタのフランシスカンたち」(</font>原題Il Frangiskani Maltin (Ta’ Giezu) 1482-1965 ( sal- Koncilju Vatikan II))。マルタ、2011年。全773頁+ 巻頭31頁。</font></p> <p><a href="http://lh6.ggpht.com/-Sq1jpcMuzGU/Tv6VQpBJFdI/AAAAAAAATgQ/DwoCTkBiPtk/s1600-h/clip_image010%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDc3yMshXCl8grbBF08-LdixjlOudJZzLJCmgU7L9ClYbYQyqQkn6MKWy6uN741yYvZ2C-qD84daOEAFVq5y9-j5mTUJGUBzyweHRS7ZWKve-Idhyphenhyphen_KDIB5p7IeLqPI4Ptq_qzUtj6FTE/s1600-h/clip_image010%25255B4%25255D.gif"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image010" border="0" hspace="12" alt="clip_image010" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEihOp1dy8Ars-tToLsMatlid3jKHWHZkLKgFj7h6XvSIcpXXDBB97EzzvSOVbSTfIs5dyXO78QLRZIzGjn9pd_3-yCF1DT1t96cD3RywB1lrKwWlmwSLlhHPyIJ39b-maoj5ng_3HKcCyY/?imgmax=800" width="118" height="166" /></a></font></a><font size="3"> フランシスコ会マルタ管区は、同管区所属の歴史学者である兄弟ジョージ・アクィリナOFM執筆による、およそ500年間を網羅した公文書付き「管区全史」を発表することを誇りとしています。本書はマルタへの最初のフランシスカン到着に始まり、シチリア島に進んだオブセルバンテスの小さき兄弟会の改革ムーブメント、聖ヨハネの騎士団の時代のマルタにおけるフランシスカンの存在、そしてシチリアの母管区から自治権を獲得して分管区となりついに自治管区となるまでの、マルタ管区の長くたゆみない努力の歴史を語ります。</font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">*ロザレス・アントニオ-マリア著「我が息子フランシスコ」(</font>原題My Son, Francis)。フランシスカン開発センター出版、セブ市、フィリピン、2011年。全182頁。</font></p> <p><font size="3"> 本書はアシジの聖フランシスコの母であるピカ夫人が最初の伝記学者の兄弟チェラノのトマスに語った、聖人の生涯について著しています。また「帰天式」の祭儀と8月2日の「ゆるしの祝い」のための示唆も収めています。エルサレム聖救世主修道院内の、聖フランシスコの生涯を描いた絵の写真も盛り込まれ、充実した内容の書となっています。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>お知らせ-世界のあちこちから</strong></font></p> <p><font size="3"><font color="#0000ff">オンラインの新しい巡礼ガイド「聖墳墓教会」:</font>オンライン「巡礼の新ガイド」は「聖地のための聖地協会」サイトから閲覧でき、紙ではクリスチャン・インフォメーションセンターで入手可能で、聖墳墓教会の見学に大変役に立ちます。掘り下げた詳細な知識が読みやすく紹介されています。この簡便な小冊子のガイドは、時間の関係で表面的になりがちな聖墳墓教会の見学を内容豊かで実りあるものとするために、巡礼者にとっても案内人にとっても有用な道具です。</font></p> <p><font size="3"> またウェブ上で巡礼者が訪問する場所を確認できるように、3次元地図を駆使して聖墳墓教会の画像を多数掲載しています。詳しくは下記サイトをご覧下さい http://www.proterrasancta.org/</font></p> <p><font size="3"><font color="#0000ff">スペインの兄弟の哲学博士論文検討:</font>スペインのフランシスコ会「ホルタの聖救世主」管区の兄弟フランシスコ・ハビエル・カルペ・メレンドレスは、10月18日、「ハビエル・ズビリの著作におけるヨハネ・ドゥンス・スコトゥスについて」という自身の博士論文について主張を述べ、検討しました。モデラトールは兄弟マヌエル・ブランコと兄弟ホセ・アントニオ・メリノでした。</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj6McOENQIQkG40-S74VVUDN4zE4CtEeh0FL9U7bBZcIe2LhyUyQ2F71i9yXfBg9GjPwEMHV4AasyoOdnwob3VbVmZRurjc3zT-rDPpI9f2RekFDHtwJ9QhVjLnSRKxRhickK_KonYirtM/s1600-h/clip_image012%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image012" border="0" hspace="12" alt="clip_image012" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiHkbrq9wKAWguy5Yg5RZuK_IvrzVjUt_d4vgF42k3JtDyyU3l4RV4y8Ex4o351wzz8dsHZMN6vavvhL3fdCI1EVLwvwas_pqlu-S_QiGqylN6Ey82wMvzTo6jSdAm8cfcHedcV0GJ8HWA/?imgmax=800" width="108" height="144" /></font></a><font size="3"><font color="#0000ff">第20回蟻学シンポジウム開催-ペトロポリス(ブラジル):</font>第20回蟻学シンポジウムと南北アメリカ大陸の蟻学者の初めての集まりが2011年10月16日から20日まで、ブラジルのペトロポリスのフランシスカン神学研究所で開かれました。特に今年は、ブラジルの蟻学界パイオニアの一人であり、ペトロポリスで最初に蟻についての研究を始めたフランシスカンの兄弟トマス・ボルグマイヤーを追悼する特別のイベントとなりました。詳細は下記サイトに掲載中です。http://www.myrmeco2011.com.br</font></p> <p><font size="3"><font color="#0000ff">アシジ精神-パキスタン:</font>パキスタンの洗礼者聖ヨハネ分管区のフランシスカンたちは南アジア・オセアニア協議会(SAAO)の福音宣教事務局書記の兄弟ロバート・パスカルと共に、社会福祉団体「カルヴァン-エ-アマン」と協働して、アシジ精神の日をたたえるプログラムを主催しました。そして他の信仰の指導者たちと共に世界の平和を祈り、平和のろうそくに火をともしました。集まりにはパキスタン・カトリック教会の司教たちも参加して、出席者全員に平和のメッセージを伝えました。</font></p> <p><font size="3"><font color="#0000ff">「アシジ1986-2011-何が受け継がれたか」:</font>フランシスカン霊性研究所と「霊性と諸宗教間対話」講座はモンシニョール・ルイジ・パドヴェセを追悼して、ヨハネ・パウロ二世の呼びかけにより世界の諸宗教の代表が一堂に会して行われた「アシジの平和の祈り」集会の25周年を記念する一連の会議を、PUAで開きました。今後の会議の日程表は下記サイトに掲載されています。 <br /></font><font size="3">http://www.antonianum.eu/culturaleView.php?lingua=italiano&id=188</font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-79625998664269359942011-11-28T23:03:00.000+09:002011-12-26T23:03:57.158+09:002011年11月号<p><font style="background-color: #ffff00" size="3">教皇がアシジ巡礼-アシジ精神25周年記念祭</font></p> <p><font size="3"> 教皇ベネディクト16世は2011年10月27日、世界の大宗教の指導者たちと共にアシジを巡礼しました。それは内省と対話の日、平和と正義のための祈りの日であり、1986年教皇ヨハネ・パウロ二世の呼びかけによって開かれた歴史的な集まりの25周年を記念して追体験する特別の時でした。記念祭のために教皇の示したテーマは「真理の巡礼者、平和の巡礼者」でした。</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiOx8xwJ6UHWgiHiqkILjRemlfpdB8AzoPO5jHsDs8EEb6jz0SH322ef38S5wrALjjp7SvfaPlcERqhGgrfOxZv-YRTPJiLaaNoU9pl7WU-KD1oujy41o7VVe_RgEAoW6v_KAmYv7htSaw/s1600-h/clip_image002%25255B3%25255D.jpg"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj_Fq9X1j9Vj5pzKWGU3SNzKjPf9Xihyphenhyphene3I_gYKDbdpvTHVJr8V3Qvl935wubAWGDmVwTHpIJwUoUZHXsicP2ZnDoZbhyUQe4OGkfS_DgPuozLeR0scpAThHU8C2ujyas3MFCkmu9uKXaM/?imgmax=800" width="244" height="164" /></font></a><font size="3"> 福者ヨハネ・パウロ二世によって進められた集まりの日との霊的なつながりの内に、このアシジの日は現教皇の特定の貢献と位置づけられています。実際に教皇はその社会回勅の中で、平和は真理に満たされた愛によって支えられた献身の結実であると述べています。今、平和は新たに「真理に根ざした愛」という名で呼ばれるでしょう。平和と同じ本質を持つ公正な社会的・政治的秩序の構築は、なぜ、そしてどのように、人間についてのグローバルな真理の探求にかかっているのでしょうか。なぜ、どのように、人間の良心に刻み込まれた道徳の第一原理に、そして究極的には真の至高の善すなわち神を絶え間なく望み求める心に、かかっているのでしょうか。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3">聖地協会の年次会議-ローマ</font></p> <p><font size="3">ローマの教皇庁立聖アントニオ大学(PUA)で2011年10月22日、聖地特別分管区長と、聖地でのプロジェクトを支援するボランティア組織との間で第4回聖地協会年次会議が開かれました。今回のテーマ「信仰の自由:平和への道」は、世界の大宗教の指導者たちの歴史的な集まりの25周年を記念して教皇ベネディクト16世の招集により2011年10月27日アシジで行なわれた記念祭と、深く結びついています。この重要なイベントを受けて、会議では同じテーマを聖地の状況により密接に当てはめ、「信仰の自由:聖地の平和への道。信仰の自由を強めるための協会とボランティアの役割」という主題について内省する事になりました。そして聖福音に基づきつつ、教皇が言われたように、何故信仰の自由を保証する事が平和に到達するための根本なのかという問いへの答えを求めて取り組みました。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3">スロベニアにおけるアシジ精神</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiPOFYlDzJnRlBdSG-OH4vJbw7CjsrtfNrNftNFrAywsSlAgZ5j2obZJRYBlX3lf8YzVPlbX76cosndE15ZfnlEuBbrCFXSv-UnKqRv8_gWSRwmeW8T5R9qwwTCIZJImbE07d8LPF5CY6Q/s1600-h/clip_image004%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhSRQkZgXznO8CdSoRSntn0wWGewONoharnOE-XUUQmUXXATolQcUNQspB-ftgRW7YFb8Dt0EZ1pwRILCWJxT2tux9EFB-f-3E6ybU8bFfDvEH5wnHbIZJ5XAkjhPe55y3JZnj61ZAaJCk/?imgmax=800" width="244" height="184" /></font></a><font size="3">スロベニアのフランシスカン家族はその始まりから、総長たちの要望に従ってアシジ精神の祈りを推し進めてきました。フランシスカン家族の総長たちが1987年10月4日全ての兄弟に宛てて送った手紙には、以下のように記されています:「毎年10月27日にはいつも、聖フランシスコのすべての兄弟姉妹たちが、平和の主の勧められる最善の方法でアシジ精神を祝われますようお願い致します」。</font></p> <p><font size="3">祈りの日には、家族は平和の最も重要な土台である祈りと断食と巡礼を共に行なおうと常に努めてきました。大きな喜びと共感をもって、司教たちもこうした祈りに加わりました。</font></p> <p><font size="3">その後フランシスカン家族の長上たちは委員会を任命し、アシジ精神の内に会議や研究デーや平和の祈りを実現させるためのあらゆる作業に携わり準備するという任務を託しました。委員会はハネス・サンペルOFMConv、ステイン・ベスターOFMCap、ロベルト・バチッチOFMの兄弟たちから成り、この数年間、常に10月27日の祈りに備えて平和の問題をテーマとする様々の研究デーを主催してきました。その後、クララ会の深夜の祈りへの参加を含め、同会との霊的黙想が何度か提案されました。</font></p> <p><font size="3">2000年には兄弟姉妹たちとSFOのすべての共同体に行き渡る様に灯火が用意され、少なくとも毎月27日の平和の祈りと聖体祭儀の間その明かりが灯されるようになりました。また家庭でも平和のために祈れるようにと、「聖フランシスコの平和の祈り」が信者全員に配布されました。</font></p> <p><font size="3">若者たちも1995年からスロベニア国内の様々の町の街頭で、歌や祈りを通して人々に平和を届ける機会を得ています。このイニシアティブは「手を貸して」(Podaj mi roko)という名で、平和について語る聖書の言葉と共に、小さなろうそくと祈りが町をゆく人々に手渡されます。</font></p> <p><font size="3">そして今年も、アシジ精神の25周年記念祭に向けて2011年10月22日に研究デーが開かれ、上記三人の兄弟たちがスロベニアにおけるアシジ精神の始まりについて証しすると共に、将来の展望を分かち合っています。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3">第13回在世フランシスコ会総集会</font></p> <p><font size="3">在世フランシスコ会(SFO)の第13回総集会が2011年10月22日から29日まで、ブラジルのサンパウロ市の聖信仰司牧センターで開かれました。今回初めて南アメリカでの開催となりました。現在同大陸のSFO会員は会の1/3を超え、フランシスカン・ユースも相当数を占めています。総集会の主なテーマは「福音化するために福音化される」で、100人以上の人々が出席しました。詳細は下記サイトに掲載中です:http://www.ciofs.org/</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3">新しいフランシスカン学院が開校-パリ</font></p> <p><font size="3">フランシスカンの莫大な文化的・芸術的遺産の研究と伝達を奨励するために、フランスの第一会-小さき兄弟とコンヴェンツァルとカプチン-の指導者たちはパリに新しいフランシスカン学院を設立する事を決定し(2009年認可)、すでに準備を進めてきました。開校式は2011年11月18日から19日まで、市内の聖フランシスコ修道院で祭儀とシンポジウムをもって行なわれます。学院は13世紀に設立されたパリ大学のフランシスカン教父たちの歩んだ道筋の一環をなすもので、何世紀にも亘るフランシスカン思想とその影響を広く明らかにするために、「文化の諸分野における研究と探究と養成を奨励し促進させる」事を約束しています。又インターネットを活用して修士号レベルの「フランシスカン研究」修了証書が用意されます。学院の「後援者」は以下のとおりです:教皇庁立聖アントニオ大学、パリ・カトリック研究所、セーブル・センター(イエズス会)、ベルナルディン大学、フランス国立公文書館。新学院の初代学長は兄弟クロード・クーロ、名誉委員会議長は今世紀のフランシスカン思想研究の第一人者である学士院会員アンドレ・ヴォーシェ氏がそれぞれ務めます。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3">フランシスカン新刊の栞</font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">*アイルランド国立美術館刊行「フランシスカンの信仰:</font>アイルランドにおける宗教芸術1600-1750」(原題Franciscan Faith: Sacred Art in Ireland AD 1600-1750)。 本書はアイルランド国立美術館で開催され大成功を収めた、近世中期から末期におけるアイルランドのフランシスカンたちの文化遺産展覧会に伴って出版されました。カタログとして、本会の保存するおよそ50点の最良の作品群が紹介されており、その大部分はパテナ(聖体皿)ですが、彫刻や家具調度品、印章も含まれています。教会の装飾や個人の献納による17世紀と18世紀の銀製聖杯の見事なコレクションなど、アイルランドのフランシスカン文化について様々の面から取り上げた一連のエッセーも掲載されています。</font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">*フランシスカン研究所刊行「フランシスカンとして死ぬこと。</font>永遠の命に至る帰天の道へのアプローチと、同じ道をゆく人々への同伴」(原題Dying, As A Franciscan. Approaching our Transitus to Eternal life and Accompanying Others Approach Theirs)。ニューヨーク、2011年。全118頁。 21世紀のフランシスカン家族の内にある私たち兄弟、姉妹、信徒を始め、アシジの貧しき方と何らかの形で結びついているすべての人々の多くは、共同体や家族の中で、命の満ちる道への同伴を必要とする人々に囲まれています。さらに私たち一人ひとりも、いつの日かその同じ道を歩みます。</font></p> <p><font size="3">主のもとへ旅立つために、そして同じ道をゆく他の人々を助けるために、フランシスカン的な特有のアプローチがあるでしょうか。フランシスカン的伝統や歴史や象徴や典礼などの中に、この最後の巡礼の間、私たち皆が自分自身や自分の同伴する他の人々のために役立てられる特有の要素があるでしょうか。そうです、それはあるのです!そして本書はこうした問いに真摯に答えます。</font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">*「第15回夏期講座。アンダルシアにおけるフランシスカニズム:</font>資料文書、伝記、イコン学(2009年8月4-6日。於ルセナ、コルドバ)」(原題XV Corso Estivo. Il francescanesimo in Andalusia: documentazione, bibliografia e iconografia)。エル・アレメンドロ出版、コルドバ(スペイン)、2010年。全389頁。 本書は表題に示されたコルドバのプリエゴ夏期講座の議事録を収めています。紹介を進める前に、この講座の始まりとスペイン・フランシスカン研究協会(AHEF)との密接な関係について触れなければなりません。同協会は1987年12月に生まれました。その中心的な推進者は、フランシスコ会カタルーニャ管区の図書館司書と公文書館員を務めていた故ホセ・マルティ氏でした。協会規定はその目的を、「聖フランシスコの書き物や伝記、聖人によって創立された修道会及び現在「フランシスカン」の共通要素で知られる諸修道会(オブセルバンテス派、跣足派、カプチン、律修第三会、クララ会、コンセプショニスト等、OFMの略号下に置かれる)における、聖人の歴史的な人物像についての知識を深める」事と定めています。上記のフランシスカン諸グループについての考察と研究は、その神学的・哲学的・歴史的な、さらには芸術的・文学的・社会学的な影響力と投影図を包括的に捉え、網羅するに違いありません。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3">お知らせ-世界のあちこちから</font></p> <p><font size="3"><font color="#0000ff">ブラジルのフランシスカン神学研究所報:</font>ブラジルのフランシスカン研究所(ITF)の神学部は、「ITF評論」第2号を発送中です。また、フリップ技術を使って表示された、ウェブ上でも印刷された本と同じ体裁で読む事のできるデジタル版ITF評論もまもなく配信されます。詳細は下記サイトをご覧下さい。http://www.youblisher.com/p/174905-Revista-ITF-n-2/</font></p> <p><font size="3"><font color="#0000ff">フランシスカン資料集の諸言語翻訳版についての国際セミナー:</font>フランシスカン資料集の諸言語翻訳版についての国際セミナーが2011年10月28日、</font><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEggJ2dVs0goHbe13RtMmTNolx92rW3VKLWR7Cm8TL3vL6DIrXrbtA6icXytzPrSSuOE0GE4_vF9L2n6rR4NhKOf9mCCHS_D8T2FVqkYuDnkNzfUKbxckGgZixuKhOSaXE7YLl6nODwTB-s/s1600-h/clip_image006%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="http://lh4.ggpht.com/-2vPEZYZVIIE/Tvh-wzckANI/AAAAAAAATbs/klR_1dDgg0I/clip_image006_thumb.gif?imgmax=800" width="240" height="180" /></font></a><font size="3">ミラノのカトリック聖心大学で開かれました。セミナーは教皇庁立聖アントニオ大学のフランシスカン中世上級研究所とカトリック大学が、国際フランシスカン研究学会及びフランシスカン研究の大学合同センター、フランシスカン霊性研究所との協働で開催しました。始めに多様な教授陣の発表があり、その後「翻訳から新たな出版プロジェクトへ」というテーマで円卓会議形式のディスカッションが行なわれました。提言者は以下の兄弟たちです:レオナード・レーマン(ドイツ語版担当)、ジャック・ダラルン(新フランス語版)、マイケル・ブラスティック(新英語版)、アリスティーデ・カバッシとルチアーノ・ベルタッゾ(イタリア語版)、フェルナンド・ウリベ(スペイン語版)。</font></p> <p><font size="3"><font color="#0000ff">ピエモンテに管区合同修練院-イタリア</font>:2011年9月17日は、南イタリア管区長協議会(南COMPI)の7つのOFM管区の合同修練院が、ピエモンテ・マターセに公式に開設される歴史的な特別の日でした。「生涯養成と初期養成、福音宣教、召命の促進、文化」(COMPIプロジェクト28)についての数年にわたる傾聴と対話を経て、ついに兄弟たちは共に新たな旅路に出発しました。</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi2KyccYudgB08kvZug04pQb7AizUI7MB4g2iydCiFuYk3U7MUNVFq9RPVMkFHJk9hehmXIIXBqbAPkhJwffYCUnwwOETe4RMPT8Uai3SVESvWlyJDNw_yq9uFiIUetYM39HOhvYAy2lw0/s1600-h/clip_image008%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimEH_apYjP7mSdlbgdL-hPs87xJrEdtixihwt56qakFaNoSBx-6NNy_GanpHJ9KS77e8CChtnEWJ8Bs1Wb_3YbOfPD764avup-7__llzdjse65_hlx2CbeAhLiCuCua2KICfHmHlNoKzk/?imgmax=800" width="232" height="155" /></font></a><font size="3"><font color="#0000ff">南スラブ協議会の修練者集会:</font>南スラブ協議会の修練者会議が2011年9月22日から25日までスロベニアで開かれ、ボスニア・ヘルツェゴビナとクロアチア、スロベニアから5人の修練院長と30人の修練者が参加しました。フランシスカン・カリスマはこれらの地域で800年近くの間存在し、今もなお多くの若者たちを、小さき兄弟会の中で聖フランシスコの模範によって福音に従うように惹きつけてやみません。</font></p> <p><font size="3"><font color="#0000ff">エディット・シュテインについての国際会議-スロバキア</font>:「エディット・シュテインにおけるフッサールとトマス・アクィナス」と題する国際会議が2011年10月6日から8日まで、スロバキアのルゾンベロック・カトリック大学で開かれました。各国から参加した講演者たちが、エディット・シュテインの哲学-まず初めにエドムンド・フッサールの現象学、次にトマス・アクィナスの思索に沿って進んだ-において考えられる「連続性」について、それぞれ主張を述べました。特に意義深かったのは、エディット・シュテインの書き物の中の「個別化の原理」(principium individuationis)の問題と、ドゥンス・スコトゥスの学説との「合致」の可能性について、近年兄弟フランチェスコ・アルフィエリOFMによって提案された解決案が多数の研究者の合意を得た事でした。トマス学派的思索との連続性を後ろ盾としつつ、長年の間、人間と個人的人格の問題がシュテイン学者によって考察されてきた事を考えると、その意味は大きいと言えます。詳細は下記サイトに掲載中です:http://ff.ku.sk/images/stories/editastein/index.html</font></p> <p><font size="3"><font color="#0000ff">フランシスカンNGOの「FMO」新代表:</font>オーストリアのウィーンに根拠地を置き、ヨーロッパ各地に活動を展開するフランシスカンNGO「中央・東ヨーロッパのフランシスカン」(FMO)は、オーストリア管区の若き管区長の兄弟オリバー・ルッゲンタールを新しい代表に迎えます。先のアルプス以北フランシスカン協議会(COTAF)総会の席上で熱意をもってこの任命を承諾する時、兄弟オリバーは中央・東ヨーロッパにおけるフランシスカンの存在の重要性を強調しました。この道徳的・経済的な危機の時代にあって、その献身は真のミッションとなっています。</font></p> <p><font size="3"><font color="#0000ff">ローマ聖アントニオ大学の新学年度開始:</font>ローマの聖アントニオ大学(PUA)の2011-2012新学年度の始業式と兄弟プリアム・エツィOFMの新学長就任式が2011年10月20日、同大学理事長を務めるOFM総長の兄弟ホセ・R・カルバッリョ司式による聖体祭儀と共に行なわれました。</font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-76138028440373073732011-10-25T11:41:00.000+09:002011-11-02T14:36:12.280+09:002011年10月号<p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>聖フランシスコの祭日</strong></font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEidyFmqU_S6HEoLO-DimHwla9cekXC_P_984JQ7-0lG-vkTjDFUun7UTJvzk2voS_3UeNH8lefWYr1IxKSyJSakDxl89j26RJWDhc_KiamtfvEXVkE81sLInEzfHEHE4avINa-Q3s6Se9o/s1600-h/clip_image002%25255B8%25255D%25255B2%25255D.png"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image002[8]" border="0" hspace="12" alt="clip_image002[8]" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiXdETmhz0vZQj4AqCWt44kg1gcOA7MbbWV-wdBw6bxP-2I4oEm2qsYainVrpRWjdnyu_Ptig8xWHy4iWC41NaZ_Ndw594quIXTok6u8YP70eujHL0nXd-xmrTGXR7nu-1lG2ukSYiN57c/?imgmax=800" width="149" height="196" /></a><font size="3">聖フランシスコが仲間たちに与えた「小さき兄弟」という名は、聖職者であってもブラザーの兄弟であっても、兄弟として小さき者として、キリストの弟子として生きる生活の内に本質があるという事を示しています。教会のために新たな仕方で福音を生きるために受けたカリスマは、私たちをまずもって小さき兄弟とする、私たち特有の新たなアイデンティティです。それ故私たちのミッションは、兄弟として小さき者としての福音的生活を通して、教会を建て直す事に他なりません(2011年聖フランシスコの祭日に向けて、総長と総理事会の手紙より)。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>フランシスカンの新司教-バチカン</strong></font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1vaiChb4l9a4BXPwERAW660Tm0eEgzYxzSY9xkThzFW5I4t6FehaHi42P_Q1Qa2g5IOM-FJHdYqRpmuDDN4vHMi7_WP2j85SxrxPATc9YnQsiJAdp89R4gDMLxjlf63QT-AizNUKK1BM/s1600-h/clip_image002%25255B6%25255D%25255B2%25255D.png"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image002[6]" border="0" hspace="12" alt="clip_image002[6]" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjRwB-xyxDH2srAV_R8fidfZ75S3qkTExyjwWaOwX3jNXeTJVEpKlQ3dDDtWTQ9Lkmg2Q31EY5r4sT8BtwXFjDsFNrhH4QPpZQn_MXoFRPfqoShLLUJT4G7iuKrn5xbt7GS1hR8v9U4-DM/?imgmax=800" width="108" height="134" /></a><font size="3">教皇ベネディクト16世は2011年7月16日、ポーランド「無原罪の御宿り」管区の兄弟ダミアン・ムスクス・アンドレイを、同国クラクフ大司教区の補佐司教に任命しました。新司教は1967年同国サルズィナ・ノーワに生まれ、1991年荘厳誓願宣立、1993年司祭に叙階されました。現在まで管区養成事務局長を務めていました。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>ローマの教皇庁立聖アントニオ大学の新総長</strong></font></p> <p><font size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhyP7hbyyFjNM_abS7ih5Ql_E7GxHwY5QGdATgf-XRG2_xrBDg8oNDJaXPUHXPiTqQrGYFrOT0FJWkn_bPm_tMGh-zq9AoxypwfZrbGgCz2xHR8pa-8goSpLYJ1SYxxoIRIFAKfrEkgCaQ/s1600-h/clip_image002%25255B4%25255D%25255B2%25255D.png"><img style="display: inline; float: left" title="clip_image002[4]" border="0" hspace="12" alt="clip_image002[4]" align="left" src="http://lh5.ggpht.com/-oWDcRrlgv9M/TrDWtWtbZEI/AAAAAAAATHA/QVHw3Q9dlwc/clip_image002%25255B4%25255D_thumb.png?imgmax=800" width="138" height="162" /></a> 聖座カトリック教育省は2011年6月30日付政令によって、兄弟エツィ・プリアムを3年任期でローマ教皇庁立聖アントニオ大学の新総長に任命しました。同兄弟は現総長の兄弟ヨハネス・B・フライヤーの後任となります。</font></p> <p><font size="3"> 兄弟プリアムはサルディニアの小さき兄弟会「恵みの聖母」分管区のメンバーで、2005年から現在に至るまで同大学教会法の学部長を務めています。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>使徒聖トマス管区の近況-インド</strong></font></p> <p><font size="3">インドの使徒聖トマス管区は今年21人の修練者に恵まれました。管区は現在従属分管区と宣教地区が各1つあります。志願期から助祭職までの全養成は、管区の指導の下で分担して行なわれます。本年は国内各地から管区または北部にある従属分管区、あるいは北東部にある宣教地区にそれぞれ所属する、様々な養成段階の119人の兄弟たちが集まっています。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>イタリア6管区の理事たちの集会-アシジ</strong></font></p> <p><font size="3">総長は2011年9月5日から8日までアシジで、北イタリア6管区の管区長と管区理事の年次会議を開催しました。この数年間ジェノヴァ、トリノ、ミラノ、トレント、ベネチア、ボローニャの6管区は、2016年の合併へとつながる再編の道を歩んできました。今回の会議は、各管区内で実行された作業を再提議する「準備文書」に取り組むために招集されたものです。さらに会議は新しい一つの構成単位の構築に鑑みて、6管区内で行なわれる重要な作業の諸側面に焦点を当て、共同体と管区合同の奉仕を再編成するための手順を提案しました。この作業の提案について、総長は肯定的な諸点や留意すべき側面、私たちの存在の再生と再建の基本的な目的、管区がこれから向き合う課題を明確にしました。会議には管区理事とイタリア総理事の兄弟ヴィンチェンゾ・ブロカネッリを始め、およそ40人の兄弟たちが出席しました。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>展覧会「フランシスコ、アシジからの光」-ドイツ</strong></font></p> <p><font size="3">OFM、OFMConv、OFMCapの三総長の支援を得て、2011年12月9日から<a href="http://lh4.ggpht.com/-IxQhVEoK_ew/TrDWuHJnQ9I/AAAAAAAATHI/vO_AUxeK06Q/s1600-h/clip_image002%25255B3%25255D.png"><img title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="right" src="http://lh6.ggpht.com/-AIJUiihDzuY/TrDWvMY50rI/AAAAAAAATHQ/XyWB7YIBVAY/clip_image002_thumb.png?imgmax=800" width="117" height="225" /></a>2012年5月16日までドイツのパーデルボルン教区美術館で「フランシスコ、アシジからの光」と題する展覧会が開かれます。文書や絵画、ウンブリアとドイツ地域で見出されたフランシスコのアシジでの生活に関する美術品が展示されます。展覧会にはアシジのサクロ・コンヴェントとバチカンの教皇庁図書館も参加します。パーデルボルンの大司教もドイツのフランシスカンのイニシアティブを歓迎し、ドイツでもキリスト教徒に深く愛されて人気ある中世の聖人についての、この研究イニシアティブに協力しています。この機会にヒルメル出版は芸術的価値の高い2冊の書物を刊行します。その1冊は展覧会のカタログ兼解説として、他の1冊は聖フランシスコとアシジ聖堂についての資料と共に出版されます。詳細は下記サイトをご覧下さい。</font><font size="3"><a href="http://www.dioezesanmuseum-paderborn.de/">http://www.dioezesanmuseum-paderborn.de/</a></font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>テサロニケでカトリックと東方教会とのシンポジウム-ギリシャ</strong></font></p> <p><font size="3">エキュメニカル対話のための第12回キリスト教合同シンポジウムが2011年8月30日から9月2日まで、ギリシャのテサロニケで開かれました。シンポジウムは教皇庁立聖アントニオ大学のフランシスカン霊性研究所の主導により、テサロニケのアリストテレス大学の東方教会神学部神学科との協働で開催されたもので、テーマは「現代世界における教会の証し」でした。このテーマの選定に当たって主催者は、「キリスト教徒の生活にとって、宣教者的な行動と教会の目に見える一致への道との関係を深める事が重要であると強調したかった」と述べました。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>ブリュッセルで新期の宣教師養成講座始まる</strong></font></p> <p><font size="3">創設から11年目を迎え、ブリュッセルの講座は兄弟たちをミッションに向けて養成し続けています。今年も宣教者として世界中の様々の地域に派遣される12人の新しい兄弟たちが参加して、すでに9月初旬から英語での新講座が始まっています。受講者はカプチンの兄弟が7人、コンヴェンツァルの兄弟が3人、小さき兄弟が2人で、フィリピン、イタリア、インド、ポーランド、マラウィの出身者です。</font></p> <p><font size="3"> 開講式にはカプチンの兄弟ヘルムートとコンヴェンツァルの兄弟ヤレク、小さき兄弟の兄弟マッシモの三人の海外宣教総書記が出席しました。講座の指導監督は兄弟ジャンフランチェスコ・シストが務め、修道院長の兄弟ディディエ・ファン・ヘッケとコンゴ出身の新しい小教区司祭の兄弟ベンジャミンが補佐します。3ヶ月の講座の最後に、宣教者の兄弟たちはアシジで一週間霊的黙想をします。その後2011年11月20日に総長から宣教指令書が授与されます。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>フランシスカン新刊の栞</strong></font></p> <p><font size="3">*シジスムンド・ヴェルヘイ著「命ある者の地で-アシジの聖フランシスコの会則」(原題Ke Negeri Orang-orang hidup. Anggaran Dasar Fransiskus Assisi untuk Para Saudara Dina)。メダン(インドネシア)、2011年。全208頁</font></p> <p><a href="http://lh3.ggpht.com/-69cJw41hHGY/TrDWwEVeJKI/AAAAAAAATHc/GOP60Cj_ZTY/s1600-h/clip_image012%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image012" border="0" hspace="12" alt="clip_image012" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicc9IlihUycPfPuO683qnV0V3qtqh5nmbjqKKSCrprf3sHgg5yRbGjmUdG6RZav5JmJrcjqlEjn1QffbWvK_bIaiWpdbdpRqN-ZuUh-tCdsbceacGc7jKYGgQ4Bp2rwhkb2jZ1aTfRW8E/?imgmax=800" width="128" height="206" /></font></a><font size="3"> 著者シジスムンド。・ヴェルヘイの大きな貢献は、会則を「キリスト教的完徳という一般的な教え以外には、本来のフランシスコのカリスマが全く反映していない一連の信心書」として見られ解釈される事から解放したことです。フランシスカン資料集の研究を通して、著者はフランシスコと仲間たちの原初の福音的な生活様式を見出します。そして何がフランシスコと仲間たちに、教会と社会の両方に身を置くという選択をさせたのかを明らかにします。フランシスコが父の元を出てアシジのハンセン病者の「地」を求め始めた時、彼はこれまでとは別の見方で社会を見るようになりました。そしてそれはフランシスコの回心の時となりました。会則の具体的な指示は、弱く脆く従属的な立場の側に立つという、フランシスコのこの本質的な選択に基づいてのみ理解できます。フランシスコと仲間たちは、人々が他者を支配し自己の利益を守るためにその権力を維持し拡大しようと必死にもがく社会に属す事を望みませんでした。むしろ政治的、経済的、教会的、軍事的な力とその結果生ずる価値体系とを放棄し、自身の生活様式を通して、神のみが全能である事を示しました。</font></p> <p><font size="3">*ジョヴァンナ・カサグランデ著「クララを巡って。転換期-仲間、修道院、献身」(原題Intorno a Chiara. Il tempo della svolta. Le compagne, i monasteri, la devozione)。ポルツィウンクラ出版、2011年。全240頁。</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiPHUfO2jPaJqF9ylsWgB5L160y4UrDjT93v3VHB4awHPuDR8JXjVcefDASCPKIejMNhIb5QyV49nsBs8dFFQZjc_gDKuOxyEtItYF7lxIPKaYXzrkZ5QfdPNmSKGJlE7J7QAeLX8Dgt7M/s1600-h/clip_image014%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image014" border="0" hspace="12" alt="clip_image014" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEggquLnu0-zNO5krZXUAwu1RVZQeukDfUM5LF96UJJ8SYAxzhCEvDeytwdG5NocJnlmdxE2Ch-B3ZeVTCiXWHGMTFHHW-Y-mqaTIjpMhWF8F8j-Yqfj6DMSiPJNvdKV-iWOyB0yWVgRF6k/?imgmax=800" width="129" height="171" /></font></a><font size="3"> アシジのクララの生活は、共同体体験を大きな特徴とします。そのためクララにとって孤独は不自然なものでした。この理由により、聖人は各人の本質的次元が見出されるのは他者との出会いによってあるという事を証しするために、絶えず神との関係及び他者-特に姉妹たち-との関係へと開かれていました。著者は資料に裏づけされた注意深い研究を通してクララの霊的冒険と修道ムーブメントを読み直し、その永続的な豊かさと適切さを把握しようと努めます。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>お知らせ-世界のあちこちから</strong></font></p> <p><font size="3">聖地のキリスト教徒の問題についての国際会議:英国ロンドンで2011年7月18日から19日まで、聖地のキリスト教徒の問題についての国際会議が開かれました。会議はウェストミンスターのカトリック大司教とカンタベリーの英国教会大主教が共同で主催しました。</font></p> <p><font size="3"> 会議の目的は、「メディアによる現地の状況、政界及び統治責任者についてのより確かな監視(モニタリング)」を促進させる事でした。会議はキリスト教徒コミュニティに対するより大きな注目を強調しました。コミュニティの解消は、すでに危険なまでに急進化している地域の地勢図に深刻な結果をもたらすと懸念されています。会議ではさらに以下の事案の促進が重要視されました:1)聖地の小教区や学校や市民社会のために現況を正確に記述した資料を作成すると共に、現在の傾向を覆すのに有用な選択肢を検討する。2)聖地のキリスト教徒への経済的援助を行なう。具体的には法的保護の作業や巡礼、若者のためのプロジェクト、学生や学者の交換プログラム、教区や小教区や学校間の連絡と連携の緊密化、様々の信仰の間の協力を支援する。</font></p> <p><font size="3">ボリビアのフランシスカンズ・インタナショナルが地区ワークショップ週間を共催:ボリビアのフランシスカンズ・インタナショナル(FI)は2011年7月初旬に同国タラタの聖フランシスコ修道院で、特に極貧の問題に注目しつつ「国連における人権機構」についてのワークショップ週間を共催しました。</font></p> <p><font size="3"> 同国フランシスカンズ・インタナショナル担当室長の兄弟イナシオ・ハーディングOFMは、このボランティア活動を「現代の世界における私たちのフランシスカン・ミッションの本質部分」と考えます。そして「40人を越えるフランシスカン家族メンバーを始めコロンビア、エクアドル、チリ、エルサルバドル、メキシコ、ヴェネズエラ、ペルー、そしてボリヴィアからの他の組織の人々の参加を得て、私たちは幸せです」と語ります。</font></p> <p><font size="3"> ワークショップには特に極貧とそれに関連する問題に取り組むフランシスカンたちが、様々の国での体験を分かち合い、個人的・集合的な行動を発展させるために集まりました。この機会にFIは参加者と共に、国連人権理事会内組織や条約機関、他の特別手続きなど国連の様々の人権機構に公式に提示できるデータと報告書を集めるための計画と方策を整えました。</font></p> <p><font size="3">ブラジルで福音宣教の国際会議:ブラジルのペトロポリスで2011年9月19日から22日まで、フランシスカン神学研究所の主催で「対話における福音宣教:新たなエコロジー方法論のシナリオ」をテーマとする国際会議が開かれました。詳細は下記サイトに掲載中です:</font><font size="3"><a href="http://faculdadedeteologiaitf.wordpress.com/">http://faculdadedeteologiaitf.wordpress.com/</a></font></p> <p><font size="3">「アシジのクララ:人物像と歴史」:アーヘン(ドイツ)の「ヨハネ・ドゥンス・スコトゥス」アカデミーはクララ会創立800周年を記念して2011年11月8日から10日まで、「アシジのクララ:人物像と歴史」と題する会議を開きます。詳細は兄弟ヘルベルト・シュナイダー下記宛にご連絡下さい:Fr. Herbert Schneider, Franziskanerkloster Vossenack, Franziskusweg 1, D-52393 Hürtgenwald; </font></p> <p><font size="3">E-mail: </font><a href="mailto:herbert.schneider.ofm@gmx.de"><font size="3">herbert.schneider.ofm@gmx.de</font></a><font size="3"> ; Cell: 0170 – 7 33 88 33.</font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-57628144468140069532011-09-01T14:41:00.000+09:002011-11-02T14:42:09.867+09:002011年8・9月号<p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>アシジの聖クララの祝い日</strong></font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhrw8MbQ4Pwf8sQm4FWdOXzHfD7wg9OQsGhDHWCuGxKP8XNuGtObYPVe3eNHInHv4kF83qGWNmQq9gfXQdYpBbjDYvWzf69_nRUoIJnNJyOrzWNQB9fjj1IZzpf27fJ-YdZkn5e9SeZlYI/s1600-h/clip_image004%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgz2Y7uEiFIOU2mD_CF9Szd_OXnt1CCMkXe7zdjFAjocm157xLqTfQ-U1SRnTlW2WU2L8NsZEEckAFRF3HLxwdiZmPdXRreMyIpPkZILiFaspEzbI4w72ja4QBM-ZhzZmkCxJW-6eyFVEs/?imgmax=800" width="131" height="174" /></font></a><font size="3"> クララ会創立800周年となる今年のアシジの聖クララの祝い日が「アシジ精神」の25周年記念と一致するのは、実に神のみむねです。フランシスコとクララの福音的体験によって、ヨハネ・パウロ二世はアシジを、この歴史的なふるまい-すなわち平和を祈るために世界の指導者たちが集う「世界平和祈祷集会」-を行なう場として選びました。それ以来、このふるまいはアシジ精神として知られるようになりました。私たちフランシスカンはアシジに生まれましたが、アシジ精神を家族の栄光としてではなく、より平和な世界を築く事に献身と奉仕を捧げるための緊急の招きとして考えています。(2011年聖クララの祝い日に向けた総長の手紙より)。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>教皇が2011年10月にアシジ訪問</strong></font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjpY9NFOQEYFq-NnbVZ9_T4UlYa1Y7MIONeko8WhIcyLO0J3YaRXBUThgwO-JeB41ABy3g8FL0WW7E3n5ntinowZRG6BTt3ewFTUZ5_-tBouKocjnQH7WPgixclQHX1IhkDzE98QORFqP8/s1600-h/clip_image006%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgG9IYfUxXt2HVKD6ej01-cvbYKxrK6b04mLlzbW-TstUG3fytbrGxaYBby_fyksErOTntJhMiO29qltM48OuTQvs6O25P8sNrA-_b7DclsTFEZqZlJSc0Y83vdr4CmJHipyDTp7QutVB4/?imgmax=800" width="227" height="142" /></font></a><font size="3"> 教皇は2011年1月1日のお告げの祈りの後、10月のアシジ訪問を発表して次のように述べました:「親愛なる兄弟姉妹の皆様、私は『世界平和の日』メッセージの中で、世界の大宗教は人間家族のために一致と平和の重要な要素になれると強調する機会を得ました。さらにその際、本年2011年は尊者ヨハネ・パウロ二世によって1986年アシジで世界平和祈祷集会が開催されてから25周年の節目である事についても思いをいたしました。それ故私は10月に巡礼<a href="http://lh6.ggpht.com/-X85REfXwF3E/TrDYDzqmJ6I/AAAAAAAATIY/F-H6qVzDy60/s1600-h/clip_image008%25255B3%25255D.gif"><img style="display: inline; float: right" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjhMs1k1VeVmXr23imwDg7Uwb8ybb34SDTnfPzqN6oaoxdj28JZdwsUsy3NPM3ZLaHF1TY8oiPThtILzB0pvMPm300FfZOU5XV_XL0hrJFOzKHgwvuMk89avzuCR5yB-1G6HSC3vcKwL6U/?imgmax=800" width="127" height="123" /></a>者として、様々の修道会のキリスト教徒の仲間たちや世界の諸宗教の代表者たち、そして理想的にはすべての善意の人々をこの巡礼に加わるよう招きつつ、聖フランシスコの町に向かいます。それは私の先任者の望んだ歴史的行動を記念すると共に、あらゆる宗教の信者が平和への奉仕としての信仰を生きるという献身を、厳かに新たにする事を目的としています。神への旅路をたどる者は平和を伝えずにはいられず、平和を築く者は神に近づかずにはいられません。私は皆様に今この瞬間から、祈りと共にこのイニシアティブに同伴して下さいますようお願い致します」。</font></p> <p><font size="3"> それ故私たちはベネディクト16世と共に、「普遍的兄弟愛」の聖人である聖フランシスコの町-平和の象徴の町として世界に知られるアシジで、対話と話し合いと祈りの新たな機会を生き、体験しましょう。</font></p> <p><font size="3"> 総長はアシジ精神25周年記念をどう祝うかについて、すべての兄弟たちに二通の手紙を送っています。http://www.ofm.org/をご覧下さい。アシジ精神の祝いの資料が様々の言語で入手できます。またこのイベントの祝い方についてのアイディアが下記サイトに紹介されています。ご参照下さい:http://spiritodiassisi.wordpress.com/</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>アシジ精神とフランスのフランシスカンたち</strong></font></p> <p><font size="3">アシジで実現された大宗教の指導者たちの集まりの25周年記念を祝うために、フランシスカン家族の諸宗教委員会は以下のイベントを計画しています:</font></p> <p><font size="3">1. パリで2011年11月11日に国際セミナーを開催する。クレテイユ司教で司教区の諸宗教間対話評議会議長のモンシニョール・サンティエが司会役を務める。</font></p> <p><font size="3">2. 同市ノートルダム大聖堂で11月12日若い人々と共に前夜祭を行なう。</font></p> <p><font size="3">3. 翌11月13日コンサートに続いて市の中央部で「平和の行進」をする。</font></p> <p><font size="3">今回の記念祭の目的は、共に真剣で熱のこもった出会いの時をすごしつつ、アシジでのイベントを記念する事、その後現在に至るまで25年間の諸宗教間対話の旅路を内省する事、そして対話に向けた新たな展望を開く事です。特に若い人々を始めとして、幅広い公衆の参加が期待されています。詳しくはウェブサイトに掲載中です:</font><a href="http://franciscain.net/"><font size="3">http://franciscain.net/</font></a></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>第23回国際マリア学会議の準備-ローマ</strong></font></p> <p><font size="3"> 教皇庁立国際マリア学会(PAMI)は2011年6月4日、来年開かれる第23回国際マリア学会議に向けてそのテーマと構成の概要を検討する研究セミナーに、世界中からおよそ50人のマリア学研究者を招集しました。国際会議は2012年9月5日から9日までローマの教皇庁立聖アントニオ大学(PUA)で開催されます。今回のセミナーではサルバトーレ・M・ペレッラO.S.M.教授がバチカン評議会について報告した後、兄弟ヴィンチェンゾ・バッタグリアが全国マリア学会からの様々の提案を発表しました。作業はグループに分かれたり全体で集合したりしながら続けられ、来るべき会議のテーマ「第二バチカン公会議後のマリア学。受入れと評価と展望」が承認されるに至りました。</font></p> <p><font size="3"> その間にPAMIはレイリア-ファティマ(ポルトガル)の司教の要請を受け入れ、聖母御出現100周年となる2016年にファティマで次の第24回国際会議を開催する旨承認しました。PAMIはまた、ワルシャワのステファノ・ウィジンスキー枢機卿大学神学部にコルベ講座(聖マキシミリアノ・マリア・コルベのマリア学)創設を承認しました。同大学はコルベ神父ゆかりの地であるニエポカラノフのコンヴェンツァル・フランシスコ会の無原罪の御宿り管区本部に事務局があります。</font></p> <p><font size="3"> 最後に、PAMIはヨーロッパ連合の資金援助で教会に捧げられた新しい博士課程を支援しています。新課程の講座はヴィチェンツァにある「ベリコ山の聖マリア」宗教学上級研究所で開始される予定で、タイトルは「教会、聖なる所。巡礼の地にして文明の中心」です。来月以降PAMIは本会の諸管区や各地のフランシスカン研究所で、フランシスカニズムのマリア学的次元についての講座開催を続けます。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>大陸レベルでの養成担当者会議</strong></font></p> <p><font size="3"> 養成と勉学総事務局は、各地域の養成の現実に近づく方法として大陸レベルでの会議の開催を決定した2009年総集会の指令に従って、この秋に二つの大陸レベルの養成担当者会議を主催します。すでにアジアでは、2010年9月にフィリピンのタガタイで成功裏に行なわれました。現在二つの会議の準備が進んでおり、その一つは9月11日から18日までコロンビアのボゴタで開かれるラテンアメリカ協議会連合(UCLAF)の会議で、もう一つは11月20日から27日までタンザニアのアルシャで開かれるアフリカの会議です。出席者は前回総集会の指示とテーマに従います。各構成単位から二人の養成担当者すなわち有期誓願責任者と召命/志願院責任者が出席するよう招かれており、テーマは以下の四つです:①勉学綱領とフランシスカン養成綱領の理解、②福音的勧告におけるフランシスカン養成、③秘蹟の生活におけるフランシスカン養成、④使徒職に召し出された兄弟への同伴。</font></p> <p><font size="3">さらに各会議では、先に諸管区の「養成と勉学」事務局の行なったアンケートに対するすべての回答について、見解が発表されます。このインフォメーションは、発表についての内省や兄弟たちの対話や典礼祭儀と共に、私たちが両大陸の人々の中に具現化された「福音の使者」となるための養成の旅路を続ける上で助けとなるでしょう。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>養成と勉学の第13回国際評議会</strong></font></p> <p><font size="3"> OFM養成と勉学総事務局は「主よ、あなたの道をわたしに示し、あなたに従う道を教えてください(詩篇25.4)。堅忍と帰属意識の間のフランシスカン召命」というスローガンの下、第13回国際評議会を2011年10月9日から16日までエルサレムで開きます。各フランシスカン協議会の養成と勉学事務局代表が出席し、それぞれの協議会における養成の活動や統計データを発表します。</font></p> <p><font size="3"> 様々の発表が、以下の二つの観点から総合的なテーマに取り組んで行なわれます:一つは聖書からの霊感という観点で「聖書における召命、旧約・新約聖書における堅忍とアイデンティティ」、もう一つは養成の活動という観点で「修道生活の危機、困難に直面しての養成の教育課題とその対応」に取り組みます。聖地特別分管区にいるという特別の恵みと、典礼と内省、それに兄弟的な対話は、召し出しを受けた人がその召命を粘り強く維持して励み、本会への帰属感を成長させる事ができるようにと、私たちが養成の手法を深め続けるのに助けとなるでしょう。それは普遍の共同体に活力を与える「福音から始める」プロジェクトと一体になって行なわれるべきものです。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>フランシスカン新刊の栞</strong></font></p> <p><a href="http://lh3.ggpht.com/-zkCzU5vqAKU/TrDYFh-giZI/AAAAAAAATIs/fs68xTpD_qI/s1600-h/clip_image010%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image010" border="0" hspace="12" alt="clip_image010" align="left" src="http://lh4.ggpht.com/-uqRP1dLd-7I/TrDYG384NrI/AAAAAAAATIw/ZJLOAwn9Wag/clip_image010_thumb.gif?imgmax=800" width="94" height="142" /></font></a></p> <p><font size="3">*ジュゼッペ・ブフォン著「省かれた歴史を追って。フランシスコ修道会の近現代修史」(原題Sulle tracce di una storia omessa. Storiografia moderna e contemporanea dell’Ordine francescano)。フランシスカン選集第18巻。新シリーズ6。クアラッキの兄弟出版、グロッタフェラータ、2011年。全271頁。</font></p> <p><font size="3"> ヘリベルト・ホルザプフェルによって1909年に著されたフランシスコ修道会史についての教本は、フランシスカンの全ての出来事を概説し、その全景を示そうとした最後の試みと考えられています。他の多くの出版物が主に小さき兄弟たちの最初の世紀に注意を集中し、ある特定の局面や時期や出来事、変化、人物、動きに関心を寄せるのに対して、本書はこのような省略と除外の理由を考察しようと努め、様々な理由について考証と検討を展開します。それは結果として、現代に隆盛を極める修史学分野に一つの内容豊かな著作を生み出すことになりました。</font></p> <p><font size="3">*L・ベルタッゾとG・カッシウス監修「フランシスカン初期殉教者からパドゥアの聖アントニオへ」(原題Dai Protomartiri fran-cescani a sant’Antonio di Padova. )。2010年6月11日開催「国際研究デー」(於テルニ)紀要。アントニオ研究センター、パドゥア、2011年。全228頁。</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiqjdRbTdhbsuefw5TEMbmNe4RVUQWCE9zEqFscNWiDYSQVsgTPyVWTLQZlkeA3zwgMyUf1vJCuf2H41CM7IjPdlxenY7vmjcWVG2ehXBbdb71yc1iNO2O7Nh6QR31JmJWgH2y2oKuN3s4/s1600-h/clip_image012%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image012" border="0" hspace="12" alt="clip_image012" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEidi5bQGU0g_-Cxs9s5DP5GDUO2LIZTgaFlFi8bjkE_Ud9y6IHHjg0hN2HTtwy9_fYIoYH4YqzHIuEsopXfUdnxTOlKhc5ywuGeVEEoVRq4io0k0Zc62cpwjBPdsZJxOOdM1TASfi3EtV4/?imgmax=800" width="106" height="148" /></font></a><font size="3"> 初期の小さき兄弟たち-ウンブリアの聖ベラルド・ダ・カルヴィ、聖ピエトロ・ダ・サン・ジェミニ、聖オットーネ・ダ・ストロンコーネ、聖アクルシオ、聖アジュート-の殉教790周年(1220-2010)を記念するイベントの一部として、イタリアのテルニ-ナルニ-アメリア教区は教皇庁立聖アントニオ大学の中世及びフランシスカン上級研究所と協働して、2010年6月11日テルニの教区博物館で「フランシスカン初期殉教者からパドゥアの聖アントニオへ」というテーマの研究デーを開催しました。本書はその紀要です。</font></p> <p><font size="3">*クリストバル・ソラレス著「マルティン・ブーバーの教育哲学」(原題La filosofia dell’educazione in Martin Buber)。プントパーチェ出版、タラント(イタリア)、2011年。全<a href="http://lh6.ggpht.com/-v8Fre9CoPlI/TrDYJteDiSI/AAAAAAAATJI/KRUZMFknQSc/s1600-h/clip_image014%25255B3%25255D.gif"><img title="clip_image014" border="0" hspace="12" alt="clip_image014" align="left" src="http://lh6.ggpht.com/-BoqwhizmGR4/TrDYKiyzrLI/AAAAAAAATJQ/4EKi5GgO-eI/clip_image014_thumb.gif?imgmax=800" width="98" height="136" /></a>202頁。</font></p> <p><font size="3"> 自己認識は知識に付加されるものとして解釈されるべきではなく、理論上の一側面としてや、単なる知的好奇心として説明されるものでもありません。それは人間の緊急かつ本質的な任務と義務として捉えられるものです。人間はただ自身</font><font size="3">の限界と有限性によってのみ解釈されるべきでなく、他者への参与に基づいて、「知り、働きかけ、希望する」という体験によっても解釈されなければなりません。このあり得べき他の実在への参与によって、有限なものとしての人間存在は、無限のものへと自らを開きます。それ故に人間はいっそう問題をはらんだ不確実なものとなり、その全体を明確に定義づけるのがさらに難しくなります。マルティン・ブーバーが率直に述べるとおり、これは基本的に人間と無限の方との関係性についての大きな問題です。ブーバーは本質的に宗教家で、人間の豊かで複雑な体験を明確化して伝えるために哲学(特に現象学)の用語を活用します。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="3"><strong>お知らせ-世界のあちこちから</strong></font></p> <p><font size="3">OFM典礼委員会:OFM典礼委員会に委ねられているフランシスカン典礼書物は、「フランシスカン・ミサ典礼書と朗読用聖書」と「フランシスカン典礼祭儀の手引」です。委員会は今回を「時課の典礼フランシスコ会補遺」と「フランシスカン殉教者列伝」についても準備する好機と考えています。資料は総理事会が吟味できるように、2012年までに用意できている事が望まれています。委員会メンバーは本会の諸構成単位に存在する資料を送って下さった兄弟たちに協力を感謝すると共に、然るべき管轄庁によって承認された福者と聖人についての典礼資料とインフォメーションを、2011年12月までに総本部宛にお送り下さるよう、引き続き全会に呼びかけています。</font></p> <p><font size="3">フランシスカニズムについての講座:アシジで2011年9月26日から30日まで、フランシスカニズムについての講座が開かれます。これはウンブリアのフランシスカン家族の要請によるもので、聖クララが自身を奉献してから800周年の記念にあたって、堅固で充実したフランシスカン養成を目指すフランシスカン合同の協働の一部として行なわれます。各課目は、フランシスコ的・クララ的な霊性と人間論への正しいアプローチのために適切な道具と基準とを示す事を目的としています。講座は5日間で授業は全20時間(各45分)、天使の聖母聖座大聖堂のレフェットリエット・ホールで朝8時30分から昼12時30分まで行なわれます。詳細はアシジ神学研究所 Tel. 075.813061 - Fax 075.815421; E-mail: segreteria@istitutoteologicoassisi.it、または「オペラ・デラ・ポルチウンクラ」非営利社会事業体Tel. 075/8051419 E-mail: opera@porziuncola.orgにご照会下さい。</font></p> <p><font size="3">グラーツでのシンポジウム-オーストリア:フランシスカン家族は常に平和と諸宗教間対話と人権への配慮を推し進めてきました。小さき兄弟会オーストリア管区とグラーツのカトリック神学学部の主催により、2011年10月13日から14日までフランシスカン修道院とグラーツ神学大学センターで、この趣旨のシンポジウムが開かれます。1219年のアシジのフランシスコとサルタンとの出会いを念頭に置いて、シンポジウムは宗教と文化の関係についてのフランシスカン的ビジョンを知り、平和を推し進めるための方法を提案したいと希望しています。また10月13日午後7時30分には、シンポジウム中にグラーツのコンヴェンツァルの兄弟たちの修道院禁域で「平和のためのエキュメニカルと諸宗教間の祈り」があります。詳しくは下記サイトをご覧下さい: <br /></font><font size="3"><a href="http://www.uni-graz.at/pax_et_bonum/">http://www.uni-graz.at/pax_et_bonum/</a></font></p> <p><font size="3">800周年にクララ会に委ねられた聖母聖堂-フランス:ロンシャンの丘に立つ「いと高き所の聖母」聖堂は、偉大な建築家ル・コルビュジェの傑作と考えられています。三人の仲間管区(フランス/ベルギー)のフランシスカンたちはこれまで数年間、夏の数ヶ月この聖堂に存在してきました。一方シスター・ブリジット・デ・シングリーを修道院長とするブザンソンのクララ会は、街を離れ丘に難を避けて新しい修道院を建てる事を決定しました。従って建築家レンツォ・ピアノ氏の設計による修道院複合施設の落成式が行なわれる2011年9月8日から、クララ会姉妹がロンシャンに住み始めます。聖堂への見学者も歓迎されます。詳しくは下記ウェブサイトに掲載中です:<a href="http://www.clarisses-a-ronchamp.fr">www.clarisses-a-ronchamp.fr</a>:</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiNL-dno0facHlW2NzzgMEOLcigMhIW5W27F9fHOMDvzxKLa64-Mrrz4LtiogRxqsDvHYMWlLgNihnr6HrcwcVDs5YCl898aUENpGkDOhlmTs5PZOh2WSORMvqg2IXYbDgc2W72DGRuX2g/s1600-h/clip_image016%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image016" border="0" hspace="12" alt="clip_image016" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgYkTVRnThkF0RzDfU_YfQucn5GrKyQOcwfmzU5z_viDDwpyUtADqn-JpE4YE9BVBbj-hXTC99rsD2_X2D9OO51_vtmym9KBgUrEbEm4sv64TA9VSHMQ2fjY9Ejmoq6zncHNsj7V3AQ-E0/?imgmax=800" width="98" height="126" /></font></a><font size="3">新しい分管区:イタリアのサルディニア「恵みの聖母」管区は、ウンブリア「アシジの聖フランシスコ」熾天使管区の従属分管区になりました。総長の兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョは2011年6月12日の政令によって新しい構成単位を制定すると共に、同日付で新分管区の最初の執行部を任命しました。新執行部は分管区長の兄弟アンジェロ・マリオ・ソリナスと、分管区評議員の兄弟ルカ・プソと兄弟シモーネ・ファルシ、ステファノ・コゴニ、兄弟ピエトロ・コゴニから成ります。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" color="#804000" size="3"><strong>OFM日本管区から</strong></font></p> <p><font size="3">2009年の総集会の決議に沿って、総本部のJPIC担当室が編集した環境問題に関する小冊子が二冊出版されました。その日本語版が出来ましたので、フランシスカン・ファミリーの共同体へも配布します。追加をご希望される方は管区本部まで連絡ください。以下のアドレスの「その他の資料2」からPDF版をダウンロード出来ます。(なお、そのページには、最近出た他の公文書等も掲載されています。) </font><a href="http://ofmjapan2.blogspot.com/2011/08/blog-post_29.html"><font size="3">http://ofmjapan2.blogspot.com/2011/08/blog-post_29.html</font></a></p> <p><font size="3">1)「フランシスカンと環境正義」2011年(A5)p50</font></p> <p><font size="3">2)「小さき兄弟たちの日常生活における被造物への配慮」2011年(A5)p56</font></p> <p><font size="3"></font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-3964984750237530282011-07-25T16:08:00.000+09:002011-08-15T16:09:39.229+09:002011年7月号<p><font color="#0000ff" size="4">「聖フランシスコ癌征圧センター」設立へ-リトアニア</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiaq8G9SyP8QnRBNxQTRyuZoq4es_zPt6yZIw0rCoV0WlI74tAkoYjtl9klSu2Vz6Dn5K8oLFcy8UEYne3SrPeY93FuH9GL9vKTm8cVXyHjyF_xHOXoUFglL__cf4BLcpKlJHxlg4yRq4E/s1600-h/clip_image002%25255B3%25255D.jpg"><font size="3"><a href="http://lh4.ggpht.com/-VyekEG0IGJ4/TkjGG-kIVNI/AAAAAAAAS80/0TGOJxrUj3c/s1600-h/clip_image002%25255B4%25255D.jpg"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="http://lh5.ggpht.com/-QDlMXg030Dg/TkjGHz2tFmI/AAAAAAAAS84/ok7lThq0PVI/clip_image002_thumb%25255B1%25255D.jpg?imgmax=800" width="250" height="164" /></a></font></a></p> <p><font size="3">リトアニアのフランシスカンの兄弟たちは癌患者とその家族の生活の質の改善のために、バルト海沿岸クライペダ市の「聖フランシスコ癌征圧センター」設立のプロジェクトで活発に協働しています。すべてはおよそ10年前、一人の教区民の女性が癌の手術を受けた際に、手術自体は成功したにもかかわらず様々の困難を体験しなければならなかった事から始まりました。彼女は癌患者たちを互いに支え合うために一致させようと決意しました。フランシスカンの兄弟たちはクレティンガ修道院の一室を、この人々の月例会のために自由に使えるようにはからいました。集まりが大変多人数になったばかりでなく好ましい効果をもたらしているのを見た兄弟ベネディクタスと兄弟アルドナ・ケルピテは、クライペダにセンターを設立する事を考えました。そしてこの趣旨で市内に好立地の拠点を見つけました。それは評価の高い腫瘍科で知られる病院にほど近い、2ヘクタールを越える土地でした。</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjuJqI7zPFFeG5bCyseETjvKBnbXgWq3Awx-z-2QLFmQypGcdb5IE78lps_ErHFuk__4KGeS_y6GbaK21-tKsxlx2SulO3jfAi1S4rfSicwaQQ4TuJb_U1Ct5oXD6IwGqb3H6MSsJ9j-Mc/s1600-h/clip_image004%25255B3%25255D.jpg"><font size="3"><a href="http://lh3.ggpht.com/-covqn_QXrng/TkjGILDqvSI/AAAAAAAAS9A/LKwZkdkUhaE/s1600-h/clip_image004%25255B4%25255D.jpg"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjA39A05Wy88s3EN8HiOFRvZzWcsxw2tZihRChser5DsDrIOaS32vEU_FtaKeiAQX9ht-cpatwynGKrR1hq8V_7IKEpKr53s7gPJ2xWdiZbkiGkluBHp1VPKo1ZXSq8brRRLYKNQW90G48/?imgmax=800" width="253" height="130" /></a></font></a><font size="3"> フランシスカンたちは早速ボランティアの養成や、センターと教会と修道院の複合施設の設計にとりかかりました。センター建設の作業は2011年5月に始まり、2012年8月に完了する予定です。費用についてはクライペダ市とヨーロッパ連合、英国リトアニア協会の慈善事業部門「ティルタス・トラスト」、英国の癌征圧支援の慈善団体「マクミラン・キャンサー・サポート」、それに癌征圧をスローガンとするチャリティジョギング大会「ラン・フォー・ホープ」や慈善コンサートなど様々の資金集めのイニシアティブによる財政支援を受けます。そしてなお、ボランティア養成を始めとして、専門知識と技術を持つ職員のために、また患者とその家族に対する様々のレベルでの適切な補助を保証するために、さらにはセンターとその活動を全国レベルで広げるために、夢とプロジェクトを分かち合う人々の支援が必要とされています。詳細は下記サイトでご覧になれます:</font><a href="http://www.viltiesbegimas.lt/"><font size="3">http://www.viltiesbegimas.lt/</font></a><font size="3"> 支援方法については聖フランシスコ癌征圧センターにご連絡下さい:St. Francis Center for the Fight Against Cancer. Tel. +867 135 417; e-mail: kerpyte@kretvb.lt or sjurcys@gmail.com</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">ヨーロピアン・プロジェクト</font></p> <p><font size="3">先の総集会で指示された「ヨーロピアン・プロジェクト」(指令26,27)が具体的な形を取り始めています。ヨーロッパ協議会連合(UFME)議長の兄弟ヴィトール・メリシアスとトリノ管区長で評議員の兄弟ガブリエル・トリヴェリンは2011年6月4日、ヨーロッパの4人の総理事とローマで会い、来る2011年10月17日から22日までリスボンで開催されるUFME総会でヨーロッパの管区長たちに提示する公文書を明確にしました。テクストは幾つかの目標を提議しており、それには2010年2月ブリュッセルでの前総会で示された具体的なコミットメントや、ヨーロッパにおけるフランシスカニズムの新たな道に向けた提案が含まれます。</font></p> <p><font size="3">この最初の公文書は、すでに大陸に現れている以下のような事柄から生まれました:新しい福音宣教のための新しい形の存在、サンチアゴ・デ・コンポステラの道をゆく巡礼者の受け入れ、発展を促し兄弟たちの間に「ヨーロッパの良心」を推し進める事を目的として2年おきに開かれる「フランシスカン・ヨーロッパ会議」、信徒をも含めたブリュッセルでの宣教者養成、移民者に対するより効果的な司牧の奉仕職、ヨーロッパの諸修道会におけるフランシスカンの存在、ヨーロッパにおける私たちのカリスマの存在の徹底的な見直し。</font></p> <p><font size="3">公文書は「建設途上のプロジェクト」として意図されており、最終的な形に完結された固定的なものではありません。それは常に「最新化」されて、UFMEの未来への道の「案内人」役を務める事が可能です。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">総長がカスティーリャ管区訪問-スペイン</font></p> <p><a href="http://lh4.ggpht.com/-m5G_BHihAvU/TkjGJQ9GUBI/AAAAAAAAS9I/KfYBPoPKMw8/s1600-h/clip_image006%25255B3%25255D.jpg"><font size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiT4ykWDQWlaEw8uz0G-lJkj_g6geya5whyphenhyphenOkcUluCDOFpmviMZOanEjA4-P69kTDWAa7UVrjLQAhk12Cit6-Y_CHN8umYavaGdxWzpJHWZlDUCFCqeliEKYIwXOkKrInufHlqg9g0TSeI/s1600-h/clip_image006%25255B4%25255D.jpg"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjeu3iYmdI0imf2qJDadPXSEr8bRGmc-u1Jyw9D7CVF9Bbq3aywbhn7VNfAMus8LLT28UlSAQ8wlfZAJMx-uFmvQYPh-DjacTOAGrhAOic-2nCAxc6GT9KItYpewz_iRbn3FgUNkS97s_8/?imgmax=800" width="275" height="164" /></a></font></a><font size="3"> 総長は2011年5月30日から31日までスペインのカスティーリャ聖大グレゴリウス管区を訪問しました。訪問には総理事の兄弟ヴィセンテ・フィリペと管区のメンバーが同行しました。第一日目の朝、一行はマドリッド近郊の都市アルコルコン「洗礼者聖ペトロ」教区教会で管区の大多数の兄弟たちと会いました。その機会に総長は私たちの生活の本質的な諸次元すなわち観想的生活、兄弟的である事、小さきものである事、そしてミッションについて、兄弟たちに語りました。その日の午前は聖体祭儀をもって終了し、その中で修道生活の金祝と銀祝を迎える7人の兄弟たちのお祝いがありました。</font></p> <p><font size="3">午後に総長はマドリッドの管区本部で7人の「アンダー・テン」の兄弟たちと会い、活発な対話が進められました。集まりは晩祷をもって終わりました。</font></p> <p><font size="3">翌5月31日朝、総長はマドリッドのクララ会修道院で、カスティーリャのクララ会連合の姉妹たちとTORのメンバーとに会いました。集まりは聖体祭儀をもって締め括られ、そこでクララ会連合の100周年記念祭が公式に開始されました。午後には管区修道院でもある同市の「黙想の聖アントニオ」教会で、マドリッド地区とカスティーリャ地区のSFO兄弟姉妹たちと総長の会合がありました。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">フランシスカン歴史文書館評論誌の総目録</font></p> <p><font size="3">「フランシスカン歴史文書館評論誌。目録第51-第100巻(1958-2007)」〔原題Archivum Franciscanum Historicum. Indices tomorum 51-100 (1958-2007)〕。クアラッキの兄弟出版、ローマ、2011年。全890頁。</font></p> <p><font size="3">4年を越える大仕事を経て、クアラッキの兄弟出版はフランシスカン歴史文書館の刊行する同館名の評論誌「Archivum Franciscanum Historicum」(AFH)の、1958年から2007年までの総目録を発表できた事に喜びを表明しています。それは同誌の創刊100周年(1908-2008)記念へのさらなる貢献となっています。本書は「AFH」に収められた豊かな歴史情報を活用するための、必要不可欠な道具です。印刷版に続いてCD-Romによる目録の活用も考えられています。本書に収められている目録は以下のとおりです: <br /></font><font size="3">・1958年から2007年の間に出版された「AFH」誌50巻分のリスト <br /></font><font size="3">・論評された作品の全リスト。 <br /></font><font size="3">・著者とその著作の索引。 <br /></font><font size="3">・諸著作の主要テーマに関する分析的索引。 <br /></font><font size="3">・人物索引。 <br /></font><font size="3">・</font><font size="3">要事項の索引。</font></p> <p><font size="3">この総目録の共同著者は以下のとおりです:兄弟ペドロ・ジル・ムフロス、兄弟ベネディクト・メルテンス、兄弟パチフィコ・セッラ(文書館長)、ルカ・ダルヴィット博士。今回の仕事の不完全である事を自覚しつつ、出版者はフランシスカン・ムーブメントの歴史的・文化的・修道的な遺産のさらなる探究に向けた重要な刺激として、本書を評価しています。本書についての連絡先は以下のとおりです:E-mail: quaracchi@ofm.org; Internet: http://www.fratiquaracchi.it</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">観想についての委員会</font></p> <p><a href="http://lh4.ggpht.com/-HS3rCkvLJgs/TkjGKr6xtvI/AAAAAAAAS9U/JDM30ZmPxEw/s1600-h/clip_image008%25255B3%25255D.jpg"><font size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh_wvWsmV7ClOTg-9LT0R5THoX0Ias0PClDujWQikfLXtjOtGlbq8k4vYvDKV4yZrBlsDxOdOkhaEST1T7Rd5VMUIKe-rWCPzVFHOa_CSaorMLB27Ddhyphenhyphenty0I79YNYVdW6vHucPpvExcUs/s1600-h/clip_image008%25255B4%25255D.jpg"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="right" src="http://lh4.ggpht.com/-NESk8YzI0Og/TkjGLcYugRI/AAAAAAAAS9c/2lKb-blDZhw/clip_image008_thumb%25255B1%25255D.jpg?imgmax=800" width="264" height="175" /></a></font></a><font size="3"> 観想についての委員会が2011年5月31日から6月2日までローマの総本部で開かれ、以下の兄弟たちが出席しました:兄弟フリオ・セザール・ブナデル(総理事で委員会議長)、兄弟ビエンヴェニド・バイサス(フィリピン)、兄弟エウジニオ・バレッリ(イタリア)、兄弟アンドレ・シリノ(米国)、兄弟ジャン・マリー・ムフェジ(コンゴ民主共和国)、兄弟チェルソ・テイクセイラ(ブラジル)、兄弟ミハエル・S・ヴォフク(スロヴェニア)。兄弟的な心と祈りの精神の内に、委員会は総理事会に提出して承認を受けるべき幾つかの議題を進展させ、深化しました。これらのテーマは次のとおりです:</font></p> <p><font size="3">a)聖クララ修道会(OSC)創立800周年記念祭の際に、小さき兄弟たちとクララ会姉妹たちが「一緒に食事をする」(小さき花15)ためのスペースを提案する。b)本会ウェブサイトで近い将来に最新化される予定の「祈りと観想」について、できればフランシスカンの資料を分かち合う。c)2009年総集会の指令9から現れてくる課題を達成するための様々の可能性を検討する。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">無原罪の聖母修道会の会則認可500周年記念祭</font></p> <p><font size="3">無原罪の聖母修道会(OIC)連合と小さき兄弟会の第二回国際会議が2011年5月23日から29日まで、OICの会則認可500周年の機会にスペインのトレドの母修道院で開かれました。題は「神の息吹を受け、召し出され、浄配となる」でした。会議の終了後5月30日から6月3日まで、OIC会則認可500周年を祝う記念祭が行なわれました。</font></p> <p><font size="3">詳しくはOICベティカ連合http://www.beticaoic.org/または母修道院http://www.concepcionistastoledo.org/の各サイトでご覧になれます。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">フランシスカン新刊の栞</font></p> <p><a href="http://lh3.ggpht.com/-OkESmIKJMQ4/TkjGL2L3YUI/AAAAAAAAS9g/AblzZyfsH_E/s1600-h/clip_image010%25255B3%25255D.jpg"><font size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiwW-Kyq4jTbjuyn6My9eY-2RTPYV3yGR80P5Vy8ub179p3wdEZbKGW8jrvkA0_4M5FGpjWA6RtpQJ4gjU_Moem50PB2hb5STeNZ0L1N5Anwqmvj7qbct45db0ePA5c3eQZs4jWEHBvulo/s1600-h/clip_image010%25255B4%25255D.jpg"><img style="display: inline; float: left" title="clip_image010" border="0" hspace="12" alt="clip_image010" align="left" src="http://lh4.ggpht.com/-CQX8pzKByH0/TkjGMscNYDI/AAAAAAAAS9o/TaVKC5-gAdA/clip_image010_thumb%25255B1%25255D.jpg?imgmax=800" width="112" height="164" /></a></a></font></a><font size="3">*<font style="background-color: #ffff00">A・カッチオッティとM・メッリ監修「フランシスカンと金銭の使用。</font>第8回グレッチオ歴史会議議事録(2010年5月7-8日、於グレッチオ)」(原題I Francescani e l’uso del denaro. Atti dell’VIII Convegno storico di Greccio, Greccio, 7-8 maggio 2010)。フランシスカン叢書出版、ミラノ、2011年。全190頁。</font></p> <p><font size="3">第8回グレッチオ会議はフランシスカンの起源からの歴史を再認識しつつ、福音の教えにおける世俗的財貨の適切な使用の問題について取り組みました。そこから生まれた内省は、西洋の歴史において全体の幸福を目標に拡大し続けてきた多くの政治・経済理論の核心にあって、それらの刺激となるものです。提出された報告の中で幾つかの難しい問題として、以下のような事柄が検討されています:個人的・集団的な決定における経済的条件付けの増大;不正と不平等を生み出さない市場を目的として、倫理的規則の必要性の高まり;屈辱的な貧困と未曾有の富のただ中での金銭の使用のあり方;利益の正当性と社会的再投資。</font></p> <p><font size="3">グローバルな発展の諸要素はますます複雑になり、社会的文化的・政治的な含意の解読が困難になっています。それは必然的に、経済行動の中心に据えられる「より人間的な」基準への注意を喚起せずにはおきません。</font></p> <p><font size="3">*<font style="background-color: #ffff00">シームス・ムルホランド著「家路への翼に乗せて。アシジの聖フランシスコの生涯についての詩と黙想集」</font>(原題As We Wing Him home. A Collection of Poems and Meditations on the Life of St. Francis of Assisi)。フランシスカン国際研究センター、カンタベリー、2011年。全144頁。</font></p> <p><font size="3">「兄弟シームスのこの繊細な美しい作品は、彼が詩の『狂気』を甘受した後、フランシスコ会に入会する前の数年間に書かれました。彼は最近私に次のように指摘しています。『プラトンは、詩とは人をとりこにする三つの熱狂の一つだと言いました!それなら私はその熱狂者です』。もしそうであるなら、彼はその師父聖フランシスコの心に従った熱狂者と言えるでしょう。聖人は二本の棒切れを想像上のバイオリンと弓にして弾きながら、神の賛美をフランス語で歌いました。そして死のときが近づいた時、あたかも白鳥が死を前に美しい歓喜の歌を歌うという伝説のように、吟遊詩人のし方で最後の歌-あの素晴らしい詩『太陽の歌』-を歌いました」(ムレイ・ボドによる「はしがき」より)。</font></p> <p><font size="3">*<font style="background-color: #ffff00">アルフレード・マンヒサ著「黒人の非疎外化。没後50年フランツ・ファノンの思想における『新ヒューマニズム』」(</font>原題La dis-alienazione dell'uomo nero. Il “nuovo umanesimo” nel pensiero di Frantz Fanon, 50 anni dopo)。アルバトロス、ローマ、2011年。全122頁。</font></p> <p><font size="3">本書は現代の地政学的な西洋中心部における暗黒大陸と黒人の歴史、人間学、政治、経済、哲学について、読者からの質問に答えると共に、新たに別の多くの問いかけを提起します。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">お知らせ-世界のあちこちから</font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">フランシスカニズム週間:</font>小さき兄弟会シチリア管区は兄弟たちとフランシスカン家族全員を、2011年8月29日から9月3日までイタリアのパレルモ-バイダで行なわれる毎年恒例のフランシスカニズム週間に招いています。テーマは「1211-2011.時代を超えたアシジのクララのキリスト教的提案」で、講演者はマルコ・バルトーリ教授とジョヴァンナ・カサグランデ教授です。詳しくは兄弟サルバトーレ・フェッロに御連絡下さい:電話cell. 335 80 58 254; e-mail: salvoferro@libero.it</font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">第34回フランシスカン研究週間:</font>フランシスカン研究週間が2011年8月28日から9月2日まで開かれます。これはヴェロナ(イタリア)「聖ベルナルディノ管区合同神学研究会」の主催する毎年恒例のイベントで、フランシスカン資料集への歴史的、本文校訂的、霊的なアプローチを提案する事を目的としています。クララ会創立800周年記念祭に際して、私たちは「聖クララの生涯」(Legenda Sanctae Clarae Virginis)と「列聖調査記録」という、アシジの聖女についての最も古い二つのテクストを研究する事によって、アシジの聖クララの生活と選び取りを深く掘り下げたいと考えます。詳しくは以下のサイトをご覧下さい:www.sanbernardinoverona.it研究週間への参加登録及び問い合わせはEメールアドレス宛にお願い致します:segretario@teologiasanbernardino.it</font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">スペインで「クララ・デー」開催:</font> クララ会創立800周年記念を祝う「クララ・デー」が2011年9月1日から3日まで、スペインのカタルーニャ州バルセロナで開かれます。詳細は下記サイトに掲載中です:</font><font size="3"><a href="http://www.clarisascatalunya.cat/">http://www.clarisascatalunya.cat/</a></font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">フランシスコとクララについての研究デー(ドイツ):</font>ドイツのブランデンブルク州ハイリゲングラーブのプロテスタント修道院で2011年10月20日から24日まで、「彼らは如何に祈ったか:アシジのクララとフランシスコ-ディートリッヒ・ボンヘッファー」と題する神学セミナーが開かれます。この研究デーの責任者はイル-ゼ・トド博士、エルネスト-アルベルト・シャルフェノルト博士、それにオランダ管区の兄弟ヘンク・ヤンセンOFMです。詳しくは下記サイトをご覧下さい:http://www.klosterstift-heiligengrabe.de/</font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">プーリアとモリーゼの管区集会(イタリア):</font>イタリアのプーリアとモリーゼ両州の小さき兄弟たちは2011年6月20日から22日まで、サン・ジョバンニ・ロトンドで管区共同体の年次集会を開きました。副総長の兄弟マイケル・ペリーと総理事のヴィンチェンゾ・ブロカネッリも出席して、なおいっそう共同体が「落ち着かない心で人生に意味を探し求める人々に霊と命であるみ言葉を差し出すため、福音に浸された」ものとなるよう力添えしました。参加者は特にクララ会創立800周年記念祭とクララ会姉妹たちについて、また私たちの福音宣教の巡業の旅のミッションにおける姉妹たちの役割について、さらには2012年の管区会議に向かう道筋について内省しました。</font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">罪ある司祭、教会内の醜聞と聖フランシスコの希望:</font>兄弟パット・マッククロスキーOFM<img style="display: inline; float: left" alt="Sinful Priests, Scandal in the Church and the Hope of St. Francis" align="left" src="http://www.nowyouknowmedia.com/media/catalog/product/cache/1/image/9df78eab33525d08d6e5fb8d27136e95/m/c/mccloskey200_3_1.jpg" width="177" height="177" />はフランシスカンの雑誌「聖アントニオ・メッセンジャー」誌に掲載された自身の上記標題の12の講義シリーズで、教会を動揺させる醜聞に取り組むために私たちが聖フランシスコの指針を見出すのを助けます。この一連の講義から、私たちは聖フランシスコが如何にその時代の醜聞に取り組んだか、そして一部の聖職者による小さき人々への虐待の醜聞に対して、彼のアプローチが如何に現代においても助けとなれるかを知る事ができます。講義は米国に強調点が置かれていますが、それでもなおこの危機が他の多くの国々に影響を及ぼしているのは明らかです。このシリーズを通して、人々は聖フランシスコから与えられた愛と指針を活用する事を学びます。それは教会の未来に楽観的な希望をもたらし、私たちにフランシスカン伝統の力をよく理解するよう促します。兄弟マッククロスキーが用意したこの講義シリーズから、私たちはこうした事実についての展望を得るのに役立つ読み物や研究や質問を自覚するようになるでしょう。 <br />CD(</font><font size="3">or MP3)の注文は<a href="http://www.nowyouknowmedia.com/new-1/sinful-priests-scandal-in-the-church-and-the-hope-of-st-francis.html">こちらから</a>。</font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">総本部広報担当室の新室長:</font>マルタの使徒聖パウロ管区の兄弟ヨゼフ・マグロが、本会総本部広報担当室の新しい室長に決まりました。兄弟ヨゼフは昨年12月に帰天した同管区所属の兄弟ジョン・アベラの後任となります。</font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-74080598253407415562011-06-26T14:22:00.000+09:002011-06-29T08:55:28.314+09:002011年6月号<p><font color="#0000ff" size="4">ヨハネ・パウロ二世列福-バチカン</font></p> <p><a href="http://lh4.ggpht.com/-7Okh23vrnwQ/Tgpp7ZSsN3I/AAAAAAAAS7c/97UomDwKtVE/s1600-h/clip_image0023.gif"><font size="3"></font><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjJj-CsM4kMXd4B5Jh7hHldRHNoYAqzoKTxuXQpk12x3ZOMPM2JQnU7wEh0hEwnGM5V3Qvub6cbiwgJfIUHbnPrpTw08e6VI9UdcvRg4xXEwSlxuX3TBGlagNnIPRRchj8-yNoxIkXLljo/s1600-h/clip_image0024.gif"><img style="background-image: none; border-right-width: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhxNHud6wlvw9SBav_A-C1JqImh3RjbkF6K30SO5U0jFgDjzerJUYd2FGtQeUVJBVNoVvAl_MpV3YTKOi9w0ITOLd7fCt9YW7wbFFjOnWOxMs5dplMiESxELABDR_OKIvCkS8HtF_w0qhA/?imgmax=800" width="143" height="198" /></a></a></a><font size="3"> ヨハネ・パウロ二世の列福式に先立つ前夜祭が4月30日ローマのキルクス・マクシムス(円形野外大競技場)で行なわれ、20万人を超える人々が参加しました。前夜祭の第一部は「記念の祝い」と題され、新たな福者の教皇在位当時広報官を務めたナヴァロ・ヴァルス博士や個人秘書のドズィヴィツ枢機卿等、教皇に近しい協力者からの貴重な証しがありました。Sr.マリー・シモン-ピエールも、教皇により奇跡的に癒されたという感動的な体験を語りました。実際列福への道を開いたのは、ヨハネ・パウロ二世のとりなしによるこの癒しの奇跡でした。第二部は、ヨハネ・パウロ二世が自ら取り入れた「光の神秘」のロザリオの祈りでした。その5つの黙想から世界中の5つの聖マリア聖所-ポーランドのクラクフのラニエフニキ、タンザニアのカウェカモ-ブガンド、レバノンのハリッサの聖母、メキシコ市のグアダルペの聖母、ポルトガルのファティマ-を生中継で直接結んでロザリオが唱えられました。前夜祭は教皇ベネディクト16世がバチカン宮殿から中継で結びの祈りを唱え、すべての参加者に祝福を与えて終了しました。</font></p> <p><font size="3">ヨハネ・パウロ二世の列福式は復活祭から第8日目「主のいつくしみの主日」の5月1日、聖ピエトロ広場で150万人の巡礼者を前にベネディクト16世の司式による聖体祭儀で行なわれました。教皇はその先任者に次のような言葉で直接語りかけて説教を締めくくりました:「幸いなるかな、教皇ヨハネ・パウロ二世。あなたは信念をお持ちでした!どうか神の民の信仰を天から支え続けて下さいますようにお願い致します。あなたはこの同じ広場からたびたび私たちを祝福して下さいました。教皇様、この窓からどうぞ再び私たちを祝福して下さい。アーメン」。聖体祭儀の後ベネディクト16世は新たな福者の遺体を崇めるために共同司式の枢機卿たちと共にバチカン聖堂内に向かい、出席した諸権威や司教たち、大勢の信者たちがそれに続きました。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">数字にみるOFM兄弟共同体</font></p> <p><font size="3">2010年12月31日現在、小さき兄弟は総数14,247人です。その内訳は以下のとおりです:志願者582人(総数に含まれない)、修練者386人、有期誓願宣立者1,413人(司祭を目指す兄弟919人、司祭を目指さない兄弟[ブラザーになりたい兄弟]165人、まだ選択していない兄弟329人)、荘厳誓願宣立者12,448人(司祭9,714人、終身助祭77人、司祭を目指す兄弟466人、ブラザーの兄弟2,077人)。フランシスカンの枢機卿6人、大司教/司教108人で合計114人。2010年中に帰天した兄弟は319人でした。</font></p> <p><font size="3">小さき兄弟たちは110カ国に存在しており、その分布は以下のとおりです:アフリカと中東1,100人、ラテンアメリカ3,413人、北アメリカ1,461人、アジア・オセアニア1,301人、西ヨーロッパ4,507人、東ヨーロッパ2,465人。普遍の兄弟共同体は管区100、自治分管区7、総長直属の構成単位7、管区長協議会14、協議会連合3(アジア・オセアニアのFCAO、ラテンアメリカのUCLAF、ヨーロッパのUFME)から成っています。こうした統計的な数字は、私たちの生活の質の評価に最も重要な要素ではありません。けれども私たちが「共同体の存在に意義を取り戻し、『活動』に新たな宣教の献身を取り戻す」(総理事会便覧「再編成と再構築」7)事を望んで選び取る時、それは心に留めておくべき重要な事実です。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">クララ会創立800周年記念の全免償</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEibgu7_UhvME51hX5k762Pj0f0y4dkOcNrvPXL0_O9qSZfuy_iAx9INOa9IudhenD-7rVmYNPhcfDlkTQJqPc6LkpGy5AY0S3R96t8-rurei_cyaqvr76sHb3B1gWVTbx3fmihxrxWgBmk/s1600-h/clip_image004%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-right-width: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="http://lh3.ggpht.com/-F4lB6705eH4/TgllNOGRboI/AAAAAAAAS7E/jkOZ4Hp3d5s/clip_image004_thumb.gif?imgmax=800" width="145" height="142" /></font></a><font size="3">OFM総長の兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョの要請を受けて、教皇庁内赦院は2011年4月16日付けの宣言書(Prot.503/11/Ⅰ)によりクララ会創立記念年(2011年4月16日-2012年8月11日)の年間を通して全免償を認めました。教会がこの場合のために定める通常の条件をもって、巡礼あるいは信心でクララ会修道院を訪ねる人がいつでも全免償を得られます。クララ会姉妹は全免償を一日に一度得る事ができます。詳しくは日本管区の<a href="http://ofmjapan2.blogspot.com/2011/05/blog-post.html">ホームページ</a>を</font><font size="3">参照。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">新しい宣教者の派遣-ローマ</font></p> <p><font size="3">総長は2011年5月22日、カプチンの兄弟たちと共にブリュッセルで3ヶ月の養成を終えた兄弟たちに、宣教地への任命書を授与しました。本会の3人の兄弟たちとその派遣先は以下のとおりです:コンゴ民主共和国「アフリカの聖ベネディクト」管区所属の兄弟ピエール・カバンバ・カブルはハイチへ、同国同管区所属の兄弟タデー・ムサス・ブアナシンはモロッコ分管区へ、ボリヴィア「聖アントニオ」管区所属の兄弟フランシスコ・エウヘニオ・フェルナンデス・ゴンザレスは中国へ、それぞれ向かいます。</font></p> <p><font size="3">総長は任命書授与の際に、私たちが宣教者の兄弟共同体である事を思い起こすようにと希望しました。そこでは800年前にサン・ダミアノの十字架上の御方から私たちの創立者に与えられた「フランシスコよ、行きなさい」という最初の命令が、いつもこだまのように響き続けていなければなりません。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">リトアニアのSFO全国選挙集会</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjZLYeJT6EDlt-SDmRD_5m7UwXZ96TmeRXhX4P1VtJ7le4cq5BZjlxy7mJCEZlGyj7EyT5aiQOU_jAtO8T4nPTyvVR9yusztyGNhqyTolQSJmGX7gyHlo4J-N78F_Vyk-wYVsYBGjiAnQQ/s1600-h/clip_image006%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-right-width: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjBIQ5K8mA0sjmMOMXJmhBkZpEA12suAIOn9Mdgi-Ignz6K7EmE5b8iWNTfwEhPUNor-Ed8XG5DZ7HoPQN_QkosGGj13FyjgA7PGu0O85C1iksF_xHMWWOcf_9y-TKwAax2MDixmnDuI3s/?imgmax=800" width="225" height="127" /></font></a></p> <p><font size="3">リトアニアSFO全国共同体は2011年5月6日から8日まで、首都ヴィリニスで全国選挙集会を開きました。6つの地区共同体を代表しておよそ30人のメンバーが、全国霊的補佐の兄弟サウリウス-パウリウス・ビタウタスOFMと共に出席しました。また全国フランシスカン・ユース(以下ユー・フラ)の代表として、全国会長のヴィルジニア・ミック氏と副会長のモニカ・ミドヴェリト氏が出席しました。SFO国際評議会(CIOFS)議長団代表として、議長団評議員のエワルド・クロイツェル氏と、SFO/ユー・フラへの霊的総補佐の兄弟イヴァン・マティッチOFMも出席しました。</font></p> <p><font size="3">全国集会は5月6日午後、SFOとユー・フラの現状と福音宣教への召し出しについての発表をもって始まり、それに続いて、退任する全国評議会の報告がありました。翌5月7日朝、議員たちはこれからの3年間の優先課題について研究グループに分かれて取り組みました。選挙集会は同日午後行なわれ、新全国評議会が選出されました。全国会長にはネリウス・カパス氏、国際評議員にはアイダス・ジンタラス氏が選ばれました。リトアニアSFO全国共同体は6つの地区共同体からなり、およそ530人のメンバーがいます。ユー・フラは5つの地元共同体に存在し、100人以上のメンバーがいます。この選挙期間中に、新たなSFO共同体とユー・フラの養成に向けた準備も行なわれています。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">フランシスカン新刊の栞</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">ジョン・ワッツ著「優しい水やり:13世紀から20世紀スコットランド</font><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhvKijA_ziCtPFeOokPAIcv19tcm6a0fMpbfTz1u2uHcSNZSjQC0ppIA4ESs8oggShW-u-_Z6xzSEqG-7CKGyoD7WUByC0ua3oLEoiDcjOTqUKvmUkPLYl6nQmxrv0dum6M-9ycyI1kOzY/s1600-h/clip_image008%25255B3%25255D.gif"><font style="background-color: #ffff00"><img style="display: inline; float: left" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEioi2kT9r-kVzUP4BQC7ijxFYOwBlQMLmL1b44FdgLVrf8DdHSUKi4Byjax-LWlqRUm30E6toS5xNA1AcQSltpbaUS-F3YaAYhj9UFUlzPEEaIOBHGSkx-FPiUlfW0ifSKu8-nADZniC_A/?imgmax=800" width="113" height="164" /></font></a><font style="background-color: #ffff00">におけるフランシスカンたち」(</font>原題A Tender Watering: Franciscans in Scotland from the 13th to the 21st Century)。フランシスカン国際研究センター、カンタベリー、2011年。全424頁。「優しい水やり」は、世界中のフランシスカン家族の豊かな歴史に加えて迎え入れるべき作品です。著者は綿密な調査研究を土台に人を惹きつける魅力的な文体をもって、スコットランドに生きた13世紀から現代に至るまでのフランシスカン男女修道者の証しを私たちに紹介します。スコットランドという文脈におけるフランシスカン・カリスマの霊的・司牧的・宣教的な要素に知的要素を合わせて、本書は様々の出来事や人物についての優れた描写と緻密な解釈を通して生き生きとした全体像を示します。この「優しい水やり」はただ単にスコットランドにおけるフランシスカン家族の歴史というにとどまらず、13世紀から現在に至るフランシスカンの歴史と神学と霊性と実践的生活の発展を俯瞰します。公文書資料に基づきつつ、フランシスカン家族の男女メンバーの交流や中世及び現代世界の社会的政治的力について興味深い意欲的な注釈を豊富に盛り込み、共感を込めて書かれた秀作です。下記サイトを御参照下さい:http://www.franciscanbooks.co.uk/</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">お知らせ-世界のあちこちから</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">「世界青年の日」がウェブに:</font>教皇ベネディクト16世の招集により2011年8月16日から21日までスペインのマドリッドで開催される「世界青年の日」の全イベントを、下記サイトで見る事ができます:</font><a href="http://www.cetelmon.tv/"><font size="3">http://www.cetelmon.tv/</font></a><font size="3">、 http://www.radiodelapaz.org/</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">本会兄弟が控訴院高位聴取官に任命:</font>教皇は2011年5月9日、聖地特別分管区の兄弟デヴィッド・マリア・A・イェーガーを教皇庁控訴院高位聴取官に任命しました。兄弟デヴィッドは現在ローマの教皇庁立聖アントニオ大学で教会法の教授を務めるかたわら、教皇庁の東方教会省と聖職者省の顧問及び法文解釈評議会顧問の任にあります。</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">薬物・アルコール依存症者のリハビリテーション・ホーム(チリ):</font>チリ聖三位一体管区の「ヴェニフォラス」共同体修道院は2011年4月29日、テムコ(同国南部)の司教モンシニョール・マヌエル・カミロ・ヴィアルと管区長の兄弟ロジェリオ・ウーテルスに祝別されました。共同体は兄弟的な生活と働きと祈りを通して、薬物常用やアルコール依存症に苦しむ人々のリハビリテーションの過程に同伴しようと努めています。このプロジェクトは2008年管区会議で承認され、後援者の信徒たちとの協働で実現したもので、当初はこの新たな課題に奉仕するべく十分準備した兄弟マッシモ・カヴェリスⅠと兄弟オマー・ルナ・Cの二人に委ねられました。リハビリテーション・ホーム修道院の所在地はサンチアゴから576キロ南に位置するコリプリのヴェニフォラスで、兄弟たちの昔の学校の中にあります。</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">ブザンソンでフランシスカン兄弟たちの巡業の旅:</font>長いフランシスカン伝統の町であるフランスのブザンソンで2011年4月25日から5月1日まで、「巡業の旅」週間が実現されました。フランス-ベルギー「三人の仲間」管区と「福者パシフィコ」管区の巡業の兄弟たちのコーディネーターを務める兄弟ジャック・ジュエの指揮の下、一同はしばらくの間共に巡業の生活を体験しました。兄弟ジャックは次のように記しています:「聖霊の学び舎で、私たちは自分を無にする事と回心、それに自分自身及び他者との正しい関係を学びます。自分を中心に置くのではなく、私たちを導いて下さる神を中心に置く事を学ぶのです。巡業の旅は力強い信仰の体験です」。</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">総事務局に新任補佐</font>:コロンビアの聖信仰管区所属の兄弟アキメド・エキェベリ・カルボネルはローマの総事務局補佐に任命されました。</font></p> <p><font size="3"></font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-66210355546044968422011-05-22T14:19:00.000+09:002011-06-29T08:57:26.699+09:002011年5月号<p><font color="#0000ff" size="4">クララ会創立800周年記念祭始まる-アシジ</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjYX_ZIji-tSAi5DJ5kYov2D_wRS5kt14VOaKJqv3xJm03QjAChmfydD4tiCoc8h2gn7vQv6HBn_9LqNk0pfzNAnfhuhle-xVFxKJwLwMLBLIkd6goeypD0R1vWvSAjmrcyIzFZSwKv0FU/s1600-h/clip_image0023.jpg"><font size="3"></font><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhlblD7kiffBQDzcQ3dXHjn8F5L3eFt4jE4SOboLdv4x8SgGTgy77lBvH8AJro-QGEuDytfY7aBTjrFgUNqVBqip1FV1HX5rGoalY5Ld5aSDcMe68x1dE-7EEOPo3s6gWAFwBFmHbYGnwg/s1600-h/clip_image0024.jpg"><img style="background-image: none; border-right-width: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYg4zTXk2p6pk1X5WVoPUFAYPL1t0JUU7fE3fp8pYL0p9PsClxqDLNEtvNly3n4s2eocjpszE-OHKF7yx375p8fpA9GBPR2sH3cmxxABnki4De18BOfwGsTNul13Y-exUm-LUzsxP61CI/?imgmax=800" width="111" height="166" /></a></a></a><font size="3">クララ会創立800周年記念祭の開会式が2011年4月16日、アシジの聖ルフィノ大聖堂でアシジ司教モンシニョール・ドメニコ・ソレンティノの司式による前夜祭と共に行なわれました。祈りの後で人々の行列が大聖堂を出発し、途中聖クララ創立修道院と聖キリコ修道院、聖コレット修道院でそれぞれ儀式を行ないながらポルツィウンクラに向かいました。ポルツィウンクラでは小さき兄弟会総長がこのようにして集まった人々を迎え、前夜祭を締めくくりました。詳しくはhttp://www.ofm.org/をご覧下さい。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">2012年「アンダー・テン」の兄弟たちの幕屋の集会</font></p> <p><font size="3">総長と総理事会はこれまで15年以上に亘って、荘厳誓願宣立後10年未満の「アンダー・テン」の兄弟たちのための幕屋の集会を促進し、主催してきました。1995年スペインのサンチアゴ・デ・コンポステラでの第一回集会から始まり、2001年にブラジルのカニンデ、2007年には聖地でと、現在までに三度の集会が開かれています。これらの集会への積極的な評価に鑑みて、現総理事会は6年間の任期中にこの体験を継続したいと考えました。そして総長は この趣旨で次回の「アンダー・テン」の兄弟たちの幕屋の集会を招集しました。期日は2012年6月2日から10日まで、開催地はメキシコで、グアダラハラ市のザポパン教会で開会し、メキシコ市のグアダルペ教会で閉会します。集会のテーマは「小さき兄弟としてのアイデンティティ」です。総長と総理事会はこのテーマについて、私たちが先の2009年総集会で求められたように私たちの生活様式に忠実に、今ここで「福音の賜物の使者」であるための基本であると考えます。各管区及び分管区から、荘厳誓願宣立後10年未満の兄弟が少なくとも1人は集会に参加する事が期待されます。そのためすべての管区長及び分管区長の皆様に、この集会に参加するのに適した候補者を見極めて下さるようお願い致します(OFM総長の手紙より)。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">再編成と再構築</font></p> <p><font size="3">2009年総集会の指令47は、次のように述べています:「総集会は、管区の再編と再構築という問題について、その目的と方法と類型を明らかにしつつ、今後も継続的に検討するように、また、福音的で宣教者的な生活により大きな活力を与えるという視点から、そうしたプロセスを支えるための指針を提供するように、総長と総理事会に要請する」。</font></p> <p><font size="3">総理事会はこの指令に応えるために、こうした再編と再構築のプロセスをすでに完了したか又は現在行なっている最中の幾つかの構成単位の体験に基づきながら手引き書を作成しました。手引き書は2011年1月に開かれた新任の管区長と分管区長の会議の席で発表され、これら新メンバーの貢献によりさらに充実した内容となって出版されました。日本語版PDFは<a href="http://www.ofm-j.or.jp/doc/REORGANIZING-AND-RESTRUCTURING2011(JP).pdf">こちら</a>。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">「アシジ精神」とイタリアのフランシスカンたち</font></p> <p><font size="3">「アシジ精神」の25周年記念祭(1986-2011)が近づき、地元や地区のイニシアティブが高まりをみせています。記念の集まりは2011年10月27日、教皇ベネディクト16世をアシジに迎えて行なわれます。イタリアのフランシスカン家族協議会のおよそ55人の管区長は、2011年3月21日から26日までパレルモで開かれたその第35回総会を、専ら「アシジ精神:記念と預言」をテーマとして行ないました。</font></p> <p><font size="3">このテーマは兄弟テクル・ヴェトラリによって管区長たちの内省に再度提議されました。同兄弟はアシジのイベントを、そこに招かれた様々の宗教の代表者たちによる巡礼の旅として実現された、平和と対話の体験として語りました。当時の教皇ヨハネ・パウロ二世も代表者たちをこの旅に招き入れつつ、自身も巡礼者としてアシジの聖フランシスコの墓所に向かって歩みました。</font></p> <p><font size="3">平和を祈願して「神の御手の中に民たちの歴史を置く」ために、「共に祈るのではなく、祈るために共にある」という祈りの次元が兄弟ダニロ・サレッツェOFMConv.によって説明されました。</font></p> <p><font size="3">フランシスカン家族の管区長たちはこの記念年の間、イタリアの様々の地域でイベントを共に祝う方法について合意しました。また総会の間に、兄弟ジャンフランコ・グリエコの著書「ベネディクト16世と聖フランシスコ。歴史、神学、要理教育、霊性」が紹介されました。書物は聖フランシスコ、霊性、フランシスカンの諸聖人について教皇在位最初の5年間に出された101の講話を収めており、ヴァチカン出版局とフランシスカン管区長協議会連合の共同編集で出版されます(2011年ローマ)。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">フランシスカン霊性研究所の40年-ローマ</font></p> <p><font size="3">フランシスカン霊性研究所(IFS)の活動40周年を記念して2011年4月4日、<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgGIAGBL9vrqRwVXdCwuRp9duO24w14o54L8Q4sJF7EyiaV7SkWdm_mKvQtqrLTnnXJRJg7gduJwwJTmRo0qTmrcfCjB34dfoP70J4Yvu0E8B-z-nd1QF0afd9RzkOqpSzOGt6Dy_zZndk/s1600-h/clip_image004%25255B4%25255D.gif"><img title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhv9RQtc0IvD6aJYRoUsndTzxEyeH4jMVd71R_ND4ycejXDP12Wd7ecCWsdJd7hs8c3rfygI4VgfNwbWYQtFvo00L2wjDFZ5G13Sfjg9Oag_DrAefJ3phpfGd_TSOmJbwNYALE-vcjzxZc/?imgmax=800" width="107" height="285" /></a>教皇庁立聖アントニオ大学(PUA)で研究デーが開かれました。テーマは「現代の霊的神学のアイデンティティと任務」でした。大学総長の兄弟ヨハネス・B・フレイヤーOFMとIFS所長の兄弟パオロ・マルティネッリOFMCapの挨拶に続いて、ロッサノ・ザス・フリッツ・デ・コルSJ師が「霊的神学:ヴァチカン第二公会議から現在までの評価と展望」と題する提言を行ないました。午前中は「フランシスカン霊性研究所:記念と預言の間で」というテーマで、IFS教授によるラウンド・テーブル・ディスカッションがありました。参加した教授陣は以下のとおりです:兄弟フレデリック・ラウレルOFMCap、兄弟フェルナンド・ウリベOFM、兄弟アルヴァ</a>ロ・カッチオッティOFM、兄弟レオンハルト・レーマンOFMCap、IFS副所長の兄弟アルベルト・シュムッキOFM。</font></p> <p><font size="3">午後は兄弟パオロ・マルティネッリが「フランシスカン霊性研究所の歴史をたどる」という題で発表し、それに続いて小さき兄弟会総長でPUA理事長の兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョとカプチン小さき兄弟会総長の兄弟マウロ・ユーリが、「フランシスカン霊性研究所のミッションとは何か」というテーマで講話しました。</font></p> <p><font size="3">その後以下の出席者から相次いで挨拶や証しの発表がありました:コンヴェンツァル小さき兄弟会総長の兄弟マルコ・タスカ、律修第三会総長の兄弟ミカエル・J・ヒギンズ、国際フランシスカン協議会-律修第三会(CIF-TOR)議長の兄弟ジェームズ・プグリシ、フランシスカン・レリジャス・ムーブメント(MoReFra)議長のマザー・カルメン・シマローリSCMR、元IFS学生のSr.ロゼーラ・バイマFMM。またこの研究デーのために兄弟マルコ・フィンコOFMCapの発案で、「フランシスコの足跡」と題する写真展が催されました。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">フランシスカン新刊の栞</font></p> <p><a href="http://lh6.ggpht.com/-u4kYu4kdiP0/TglkYA3cEiI/AAAAAAAAS6c/NuxITFU7vlQ/s1600-h/clip_image006%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-right-width: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh1dxQl4m2z8wK1xq4fWvNANGmp9uLA5Nf4SSBlXSrM9OY3CRawuICUjj_6UCIt3BF5xijUDFXPTfezNNc8ukutcgFDUKYZVXwBJctDqcZau_nF1TMKnpIKXtT_jollJ11SJ9bD9HxuHhI/?imgmax=800" width="118" height="145" /></font></a><font size="3">*<font color="#0000ff">ジャンフランコ・グリエコ著「ベネディクト16世と聖フランシスコ。歴史、神学、要理教育、霊性」(</font>原題Benedetto XVI e San Francesco. Storia, Teologia, Catechesi, Spiritualità)。ヴァチカン出版局、ローマ、2011年。全300頁。</font></p> <p><font size="3">ベネディクト16世は実にフランシスカン的な教皇です。2005年10月12日の一般謁見の際に、教皇は詩篇121とフランシスカンの「平和と善」という挨拶について評して「私たちの魂は皆いくらかフランシスカン的です・・・」と述べました。本書に収集された教皇ベネディクト16世によるフランシスカンの考察は、ただ神学者教皇のフランシスカン「選集」を紹介するだけでなく、聖フランシスコに従う人々や、聖人の時空を超えたメッセージに惹きつけられる善意の男女のために、特に教皇の「フランシスカン的提案」を示す事を目的としています。</font></p> <p><font size="3">*<font color="#0000ff">ギルバート・カヴァゾス・ゴンザレスOFM著「母の愛より大きく:アシジの聖フランシスコと聖クララの霊性」(</font>原題Più grande dell’Amore di una Madre: La Spiritualità di <a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhVZfTOxq1nPthpwSX9VGGJyvzP7Odx24SKxKdIe8HBOSwatcEE6V9qJKrgepB9HCrtfkOEQj6Hlf7nL_ZQKf4EioZQqHW_RdBz8Qq43wRfrvImqCBq-REtN5UT7xJYs2Mznm7SGOxWWAY/s1600-h/clip_image008%25255B3%25255D.gif"><img style="display: inline; float: left" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgBKYC9JVlCd0QFnZpOXwNhJFc506bauOpufXoh_xDzCZw97gvmgPiAvaQUp-kKrxbl0KdpiaqToogEG8175mIBMVFcSo2uaBhwt47ppN5Foch12mzaQmdlaKXfTXq1Q89FhnKCpiLDZSs/?imgmax=800" width="115" height="158" /></a>Francesco e Chiara d’Assisi)。スクラントン大学出版、スクラントン(USA)、2010年。全308頁。</font></p> <p><font size="3">アシジの聖フランシスコと聖クララの生涯については様々の研究があります。けれども「母の愛より大きく:聖フランシスコと聖クララの霊性」と題された本書は、二人の聖人の霊性を、初めて家族関係という文脈で捉えて研究したものです。著者は中世イタリアの家族という文脈でのフランシスコとクララの家族について、綿密に研究する事から始めます。そして両聖人の書き物を精読し、二人が神の体験を理解するために、如何に多様な家族関係から引き出された表現を用いているかを解説します。フランシスコとクララが13世紀の公衆のために書いたという事を考慮して、著者は現代のフランシスカン読者のために、両聖人の霊性を日々の生活へのメッセージと共に読み解く事を提案します。本書は徹底された網羅的な参考文献と豊富な補遺とに裏うちされており、その事は、深く愛され賛美されてやまない二人の聖人についてのこのユニークな専門書の価値を、さらに高める要素となっています。</font></p> <p><font size="3">*<font color="#0000ff">ピーター・フォブスOFM著「信仰の道:ローマ。永遠の都の巡礼者への案内書」(</font>原題Glaubenswege: Rom. Ein Pilgerführer für die Ewige Stadt)。パウリヌス出版、トリール(ドイツ)、2011年。全120頁。</font></p> <p><font size="3">本書は単に観光だけでなく、巡礼者としてローマを訪れたいと思う人々に向けて書かれています。世界中の他のどの地よりも、永遠の都での巡礼者体験は、その芸術と歴史とに出会う事を通して実現されます。本書は多色刷りの数多くの写真や素描を通してそれを解説する事で、私たちに非常に多彩な提案をします。そして最終的には、キリスト教の歴史上重要な意義を持つ人々に関連した史跡を載せています。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">お知らせ-世界のあちこちから</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">イタリア語講座</font>:教皇庁立聖アントニオ大学(PUA)は養成と勉学総事務局の統轄で「尊者・兄弟ガブリエル・M・アッレグラ」国際共同体の主催により、イタリア語イタリア文化講座を開講します。講座は2011年8月29日から9月23日までの月曜日から金曜日まで(9:00AM-12:20PM)の総計80時間、メルラナ通りの同大学でイタリア語ネイティブ話者の教授陣の指導の下、受講者のレベル毎に小グループで行なわれます。</font></p> <p><font size="3">講座期間中に城壁の外の聖パウロ聖堂を始め聖カリストゥスと聖セバスティアノの地下墓所やヴァチカン美術館へのガイド付き見学と、ヴァチカンでの教皇の一般謁見が予定されています。講座終了時には修了証書が授与されます。</font></p> <p><font size="3">受講料は教科書と教材、見学費用を含めて450ユーロです。申し込み締め切りは2011年7月5日です。詳しくは「兄弟ガブリエル・アッレグラ」共同体tel. 0670373686; fax. 0670373614; e-mail: sinke@libero.it又はPUA総事務局antonianumsegr@ofm.org; tel. 0670373502; fax: 0670373604にご連絡下さい。</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">リマの聖フランシスコ公文書館から-ペルー:</font>リマの聖フランシスコ公文書館のニュースレター第36号が、電子版と紙の両方の形で刊行されています。これは多数の歴史研究家と公文書館員と協力者たちの働きによるもので、聖フランシスコ・ソラヌス帰天400周年を記念して文化に貢献する事を目的として実現されました。ニュースレターはリマのフランシスコ美術館の歴史的プロセスを記録しており、フランシスカン家族や研究者たちを始め最新のニュースや重要なイベントを知りたいと思う多くの人々にとって関心深いトピックが収められています。電子版は無料で下記サイトからダウンロードできます:</font></p> <p><font size="3">http://issuu.com/prensafranciscanaperu/docs/bolet n archivo n 36 – l?viewMode=magazine</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">フランシスカンと社会的なコミュニケーションの手段―ペルー:</font>ペルーの十二使徒管区の兄弟たちは、社会的なコミュニケーションの手段をいっそう活用しています。「平和と善」、「偉大な王の使者」、「クララ会の声」等の公報や、サンタローザ・ラジオ放送(www.radiosantarosa.com.pe)、テレビのJN19チャンネル(www.jn19tv.com)、PaxTV(www.paxtv.org)がその例で、フランシスカンの思想を伝え、兄弟たちや管区の様々のイニシアティブや活動を知らせる方法として役立っています。</font></p> <p><font size="3">管区は自身のウェブサイトhttp://www.12apostoles.org.pe/も持ち、リマのフランシスコ美術館と同市の地下墓所のサイトも開いています。</font></p> <p><font size="3">(http://www.museocatacumbas.com/)先頃「ペルー・フランシスカン・プレス」はブログを起こし、ニュースや最近のイベントについての評論に加えて、PDFフォーマットで典礼公報とリマの聖フランシスコ公文書館ニュースレターも掲載しています:http://prensafranciscanaperu.blogspot.com</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">第6回ブラジルのフランシスカン・マーチ:</font>ブラジルのフランシスコ会「イエスのみ心」分管区は2011年7月24日から8月1日まで、アシジの贖宥を求めて第6回フランシスカン・マーチを主催します。行進はサンパウロ市の「ガルサのルルドの聖母」小教区から始まり、同市のフランカの「アシジの天使の聖母」修道院でのゆるしの典礼と免償をもって終わります。詳細は下記サイトをご覧下さい:http://www.vocacaofranciscana.blogspot.com/</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">教皇庁評議会に本会兄弟任命:</font>教皇は2011年4月14日、PUA教会法学部の学部長を務める兄弟プリアモ・エツィを、教皇庁の法文解釈評議会顧問に任命しました。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">総長がタイの宣教地区訪問</font></p> <p><font size="3">小さき兄弟会総長の兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョは2011年4月12日から15日まで、総理事の兄弟パスカリス・シュクルofmと共にタイの宣教地区を訪問し、宣教地区で働く兄弟たち全員と志願者及び有期誓願者に、ランサイの地区本部で会いました。共同体はホスピスを運営しており、現在HIV患者12人(タイ人10人、アフリカ人1人、英国人1人)の世話をしています。総長たちはバンコクで司教区の大司教と会い、同地のフランシスカンたちの存在と、宣教地区と司教区の将来的な協働の必要性について話しました。プラチュアプではカプチンのクララ会や教会委員会、それに宣教地区への入会希望者と会いました。また宣教地区評議会との会議が開かれ、その際にはビルマの宣教地区議長も出席して両共同体の協働の必要や誓願者と志願者の養成、より多くの宣教者の必要等、双方に関わるテーマについて話し合いました。現在タイの宣教地区には7人の荘厳誓願宣立者がおり、その内3人がパキスタン出身、3人がインド、1人がスペイン出身です。そして有期誓願者4人、志願者5人、入会希望者18人がいます。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">総長がベトナム管区訪問</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEht63e4QnTuCulJlFewHP_UVGa5EGI5owZVKwszrGk5F-8UVdxcJI3NZmqN1zijkfHusj9iP4xJKL3fY_Db3f7pPfah0l4XLDDSIs8s70kLLdpPkHfhlJ8GzhcF3J6KqORkNWt5QoyDIAI/s1600-h/clip_image010%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-right-width: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image010" border="0" hspace="12" alt="clip_image010" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhejKVtdSGXviHUJ6BpQdJEPumuO7YGkNTXrv1iPGZsn32YXMw9j-rtHtc7CXEDNr52_dD8hl2sFwpSATntlTsxtj6VV-eKYymezgJDuzIeThsNxEUu8fYUgXItna1_ILVNsHNPBa5WIbg/?imgmax=800" width="233" height="154" /></font></a><font size="3"> 本会総長の兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョは2011年4月8日から12日まで、総理事の兄弟パスカリス・シュクルと共にベトナムの聖フランシスコ管区を訪問しました。そして管区理事会や修道院長たちを訪ねると共に管区の兄弟たちに総集会の総括文書「福音の賜物の使者」を贈り、フランシスカンのアイデンティティについて語りました。養成担当者と養成中の兄弟たちには、現代の養成が直面する課題について話しました。サイゴンのクララ会姉妹たちにはフランシスカン的・クララ的アイデンティティについて、またクララ会創立800周年記念祭の開始について話しました。最後に総長はマリアの宣教者フランシスコ修道会に、フランシスカン家族内の協働について話しました。こうしたすべての会議は、その後に引き続き活発なディスカッションが行なわれました。</font></p> <p><font size="3">総長はサイゴン大司教区の枢機卿大司教にも会い、同国における本会と教会の状況や、特にアカデミックな養成分野を含めてフランシスカン管区と司教区の協働の必要について話し合いました。ベトナムの聖フランシスコ管区はアジアで最も活躍し発展している構成体の一つです。現在153人の荘厳誓願者がおり、その内94人が司祭、41人がブラザーの兄弟、18人が神学生です。そして有期誓願者48人、修練者16人、献身者1人、志願者26人、入会希望者64人がいます。</font></p> <p><font size="3"></font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-61127774165248028912011-04-24T14:12:00.000+09:002011-06-28T14:13:06.131+09:002011年4月号<p><font color="#0000ff" size="4">幸いなるかな、アレルヤ!</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhM5KuqyV2MvokdRsSBqE_2IDPFMH6F8Z1WYM0YAunStqKopixWAxUW9X2ZE1bb-SgZaexO_96ziSWaBhTGswmi-21Aukc1w-71ZYyWxPgJMbdbBv8eeTWNo5GqLmpoJDGGEVJeHRm3hAk/s1600-h/clip_image002%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiSt9sYIgggRUcWKRHc4NLfvkdP1NdUMK0Jx8w2YT3NCJVLRKgDDZO1bwwPhapflZ-2h2EGcZbe0oU5waNbxEn4r0z2j3igKZfBcnFpPgB7okNc9RbhbhWX4NiK6zZRNfKGEg4RF_hOwaM/s1600-h/clip_image002%25255B4%25255D.gif"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYtnNYW1oe8buAz5cVsjGxkDPMEVlqSNiRSUobn5DVfkNmKvxgDISn_1ge6k7KHaPXh0A61w1s21W2ULSyMkzSvtsSJQgT0k5hEHuwLPRyBoiMawzsi5OE5V4jPhmiNb25F7hnWBfjyy4/?imgmax=800" width="112" height="142" /></a></font></a><font size="3">御復活祭です!「マリヤよ、ゆく道で偉大な朝にあなたは何をみたのでしょう」。そして私たちはかつて罪びとであった人の口から、こう聴きます-「主は墓を出て復活されました」。兄弟姉妹の皆様、遠く或いは近く至るところからこの信仰を公に宣べましょう、「キリストはほんとうに復活された!」(ルカ24:34)。そして同時に、復活された御方が、ご自身が「生きている者と死んだ者との審判者として、神によって定められた者であることを、民に宣べ伝え、かつ証言するように」(使徒行録10:42)と私たちを召し出されたミッションを、新たな情熱と共に引き受けましょう。 (</font><font size="3">総長の2011年復活祭の手紙より。)</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">霊性と諸宗教間対話のカテドラル落成式</font></p> <p><font size="3"> モンシニョール・ルイジ・パドヴェスOFMCapを追悼するカテドラルの落成式が3月4日から5日まで、教皇庁立聖アントニオ大学(PUA)で行なわれました。モンシニョール・ルイジ・パドヴァスはトルコのアナトリアの使徒座代理区長で、2010年6月3日同国内で暗殺されました。このカテドラルの重要な関心分野は、諸宗教間の対話の架け橋としての神の探求と、多様な修道体験に向き合う中でのキリストと聖霊における神の体験、世界の諸宗教間の関係性と共存との歴史です。そして中東におけるキリスト者の存在に特別の注意が払われます。それはモンシニョール・パドヴェスの大切なテーマであっただけでなく、その存在が東方のキリスト者-特に聖地の-及びイスラムと関わるフランシスカン伝統にとって、重要な要素となっています。</font></p> <p><a href="http://lh6.ggpht.com/-otB1Vw8Danw/Tgli0Gk08nI/AAAAAAAAS5c/Wc_jjjImNr8/s1600-h/clip_image004%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjGvngnRtseNnwW1AI4xzsHfg3dg__DY_EIQ5IlPvTNJSaBTwGydMkppR5erAHyP_G52tvCUqeHDvU6hWezJx93WfS4b36yPUdnMkBhgvVxzJ7wVNwjYRLCEiT5X18VFZybPuodxjz5t6A/?imgmax=800" width="194" height="143" /></font></a><font size="3">落成式の金曜日朝には、本会総長でPUA理事長の兄弟ホセ・R・カルバッリョやカプチン会総長の兄弟マウロ・ユーリ、聖座へのトルコ大使ケナン・グルソイ氏など学術と修道の諸権威が迎えられました。講演者は教皇庁諸宗教評議会議長のジャン・ルイ・タウラン枢機卿と、聖地特別分管区長の兄弟ピエルバッティスタ・ピッザバラでした。この落成式の際に、モンシニョール・パドヴェスの最後の企画となった「アナトリア・キリキア・カッパドキアのキリスト教徒の第一回シンポジウム」も実現する事ができました。これは故人によって企画され2010年6月23日から29日までトルコで開催される予定でしたが、その早すぎる死のために延期されていたものです。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">「聖地」誌が刊行90周年</font></p> <p><font size="3"> 聖地特別分管区の隔月刊行「聖地」誌が、2011年1月・2月号誌をもって刊行90周年を迎えました。同誌はそれを記念して、オンラインhttp://www.edizioniterrasanta.it/から有料ダウンロードできる新たな電子版も開始しました。</font></p> <p><font size="3"> 「聖地」誌はイタリアの巡礼者に聖地についての最新のニュースを知らせる事を目的として、1921年エルサレムで始められました。そして時代と共に歩みを進め、新たなコミュニケーションの手段に適応してきました。</font></p> <p><font size="3"> 2006年からは64頁のカラー版隔月誌となり、イエスの地を深く心に留める著名な専門家やジャーナリストたちとの協働を生かしてきました。オンラインhttp://www.terrasanta.net/でも運営されており、読者が中東での最新のニュースを日常的に知り、網羅的で新しいコンテンツにアクセスできるようになっています。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">COMPIの財務管理養成セミナー</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjw-XzG5TR24AQkOZgk180MQ25vBzgzDIL26MP7cFfikQYRMp2HPYnZV5V6HzEmlY87O7g5qUSr5J7TOqxqkLJ5qYW2XOeIlwzb-V7kUye3zPVKVyaY0oVgKXwiU_qA4U6scrkrBUT_YQk/s1600-h/clip_image006%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="http://lh6.ggpht.com/-MGRKb_kkQQU/Tgli1VQHzxI/AAAAAAAAS5o/jf1S2JlU6lQ/clip_image006_thumb.gif?imgmax=800" width="195" height="130" /></font></a><font size="3"> イタリア・アルバニア管区長協議会(COMPI)は2月28日から3月1日までアシジで、管区と共同体の会計担当者に向けて財務分野のセミナーを開き、この分野を担当するおよそ135人の兄弟たちが協議会の諸管区から出席しました。席上、聖座財務部局長のヴェラシオ・デ・パオリス枢機卿と、本会総会計の兄弟ジャンカルロ・ラティから充実した内容の提言がありました。講演者は各地元の会計担当者の数や最新の電子会計技術について、また教会とフランシスカン霊性と互恵的財務の新たなビジョンという枠組みにおける、貧しさと富への掘り下げた理解について発表しました。「預言者的」フランシスカン財政を創出するために、総会計は会計担当者各自が自分のものとすべき幾つかの指針を次のように示しました。1)個人的・共同体的な「sine proprio」(何も自分のものとしないこと)と「お返しすること」、2)管区や修道院を越えた普遍的共同体への帰属意識、3)地道で本質的な生活様式、4)働く恵みの維持と発展、5)すべては共同体のものなので管理運営を透明にする事、6)管理運営への兄弟全員の参加、7)聖所の保全と尊厳、8)経済的連帯を表わすための財貨の共有、9)自己譲渡と内的・外的な分かち合いの方法としての共通基金の活用、10)倫理的生活を選び取る事。それには法の尊重、被雇用者への公正、浪費に対する用心を始めとして、「家族の善き父」の姿をよき財務管理者の模範として心に留める事が含まれる。</font></p> <p><font size="3"> このセミナーは、フランシスカン霊性に照らして考えるべき財政に関わる事柄として、「会計分野の透明性と連帯と倫理の問題について諸共同体を教育するための、初期及び生涯養成計画の作成」を促した2009年総集会の指令第54番に応えて行なわれました。出席した会計担当者はセミナーの内容に満足の意を表わしただけでなく、今回と同様のフランシスカンの財政というテーマでまた別の養成会議も開きたいという希望を語りました。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">対話についてのセミナー-フィリピン</font></p> <p><font size="3"> 本会の対話の奉仕委員会は2011年2月20日から26日までフィリピンのセブ島で、アジアにある二つの協議会の共同体を代表する兄弟たちに向けて、養成会議を主催しました。二つの協議会とは東アジア協議会(EAC)と南アジア・オセアニア協議会(SAOC)で、ほぼ全ての共同体の代表と地区理事が出席しました。会議は祈りと出席者の紹介をもって始まり、続いてフィリピンとより広いアジアという文脈の中で修道的・文化的・教会的現実についての分析と内省が行なわれました。参加者は偉大な宗教と古い文化の揺籃である、この広大で複雑な大陸の現実に取り組みました。世界の人口の61%が同大陸に居住し、その85%は非キリスト教徒ですが、そこには深い福音的価値があります。同時に暴力と紛争と過激主義と貧困があります。出席した兄弟たちはそれぞれの国での対話の体験と挑戦と希望のしるしを分かち合いました。対話の奉仕委員会は対話の様々な次元すなわち「フランシスカン的」、「エキュメニカル」、「諸宗教間」、「異文化間」の各次元について、4つの手引き書を発表しました。また参加者たちは、現実にキリスト教徒とイスラム教徒間の対話が実践されている場所を訪問する事ができました。そしてそれに基づいたグループ・ワークや分かち合い、全体セッションを通して、アジアにある二つの協議会の共同体における近い将来の優先的な取り組みを示した総括文書が作成されました。これらの取り組みは以下のとおりです:地域の主要な信仰と文化の存在に従って方向づけされた幾つかの「対話のセンター」を、諸構成単位の中に設立する;初期養成と生涯養成において対話の文化を促進する;平和のための対話を促進する;アジアの人々が体験している文化的・政治的・社会的・経済的問題に向き合う。</font></p> <p><font size="3"> さらに参加者たちが優先的に担うこれらの取り組みに加えて、本会の対話の奉仕委員会の連携の上でフランシスカン家族との協働を得つつ、管区長や分管区長たち、福音宣教事務局に向けた提案がありました。セミナー終了後、対話の奉仕委員会は近々行なわれる取り組みと担当者の指導的役割の向上を考慮して例会を開きました。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">ブリュッセルで宣教者養成の新期講座</font></p> <p><font size="3"> 宣教者養成のための新期講座が2011年3月1日からブリュッセルで始まりました。新しく受講者7人を迎え、その内の3人は小さき兄弟、4人はカプチンの兄弟で、ミッションの目的地はハイチ、モロッコ、中国です。養成担当責任者の兄弟ジャンフランチェスコと修道院長の兄弟ディディエがミッションについての集中講座を用意しました。そのテーマには教会から出された公文書や、フランシスカンの特色を示す宣教者の霊性、福音化するミッションの本質的側面、受講者がこれから数ヵ月のうちに派遣される土地についての知識などが含まれます。現在ブリュッセルの共同体には、上記の兄弟たちに加えて主任司祭の兄弟ジャン-ランと助任司祭の兄弟ベンジャミンがいます。講座期間中に(3月-5月の講座はフランス語、9月-11月は英語)、共同体は養成チームを充実させるためにコンベンツァルの兄弟とカプチンの兄弟も迎える予定です。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="4">兄弟ステファン・ブリスOFMが表彰-バンコク(タイ)</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi1MFxw40gpxQfuCUZRMf-k4B8-WSMXzNIFVjZuZq92lZGY0UxoKksUL7EtrwnH31XMtxt_LAJjWA-xCKbgZ8XKRWW91mPWUHpka4dY3lmRzV2itC1pyhtEcbeXUpDzrqjsBsQ-7cOSUDs/s1600-h/clip_image008%25255B3%25255D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg_IyQDgoS092HussBtxH0tTsZxCXL7fu7SUVy25Y8bj3NrHWjFS1y3I15LegLQ23pTc0XAGJlVT4H8tSPpKotDt3FFC3-V7q0kihlnKKKgesPzJchz3uN235wAixI8Vr8K1-ssbZ0d5Ig/?imgmax=800" width="209" height="137" /></font></a><font size="3">前オーストラリア管区長の兄弟ステファン・ブリスは2011年2月、タイのバンコクで開かれたフランシスカンズ・インターナショナル(FI)の地区担当者会議を締めくくる聖体祭儀においてその働きを表彰されました。これはバンコクに根ざしたFI担当室の設立に向けた、同兄弟の惜しみない尽力に対するものです。現在担当室は太平洋を囲むアジア全域のフランシスカン家族に奉仕しています。</font></p> <p><font size="3">兄弟ステファンは表彰に謝意を述べると共に、共にこの夢の実現のために働いたすべての人々と喜びを分かち合いたいと語りました。そして今年すでに3年目を迎えたこの担当室が、アジアの人々のために奉仕を続けていけるようにと希望しました。詳細は下記サイトをご覧下さい: </font><font size="3"><a href="http://www.franciscansinternational.org/">http://www.franciscansinternational.org/</a></font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" size="4">フランシスカン新刊の栞</font></p> <p><font size="3">*<font color="#0000ff">セッツェの聖カルロ著「わが人生</font>」(原題La Mia Vita)。ポルツィウンクラ出版、2011年。全328頁。</font></p> <p><font size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgx2DDPwU5qG2J2SGoVzp2bhKsrw6P46vYXYYCU6bhtJs49an4xLOupFaaI3lMlt4mQN1lvFF-Zg-450liZ_Q3ODh63ReS8N6cOm2vsB-n4u5fx43YGUzxSgtLkgnc7dMXPyje3-ZD3nuk/s1600-h/clip_image010%25255B3%25255D.jpg"><img title="clip_image010" border="0" hspace="12" alt="clip_image010" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgTa9ffk7APJ9tVDIjgigdGb3aZgTDqeph6XahVZ79l0ZMHi4WERW1zX6vd8BgkImfLhmj1obhtPM9fL-UAiJ51ux8RdHTF2Mngwd0LTFJ5hHCSp7FxuAn1q5PC8ofMkHhZkJBHjy5VPG0/?imgmax=800" width="119" height="168" /></a> セッツェの聖カルロ(1613-1670)は学者でも識者でもなく、貴族でもありませんでした。農民の息子に生まれ、自身が述べるように学校で「多少の読み書き」を学びました。22歳の時にフランシスコ会士になり、直ちに熟練のいらない単純な労働をするように呼ばれました。けれども神の息吹を受けて、「書きたい」という自身の内なる深い願望を自覚するようになりました。彼が文化的遺産として私たちに残した書き物は、現代にあってもなお驚くべき深い霊性と知恵を表わしています。特に自伝である本書にそれが顕著です。セッツェの聖カルロは自身の困難や恐れを隠す事なく、個人的な体験から得た多くの模範をもって内的生活の原理について教え、解説します。本書は「魂で体験した神を知り、愛する」というキリスト者生活を生きた聖カルロの神秘体験へと、私たちをいざないます。</font></p> <p><font size="3">*<font color="#0000ff">パオロ・マルティネッリ著「神のへりくだり。聖体祭儀:主の現存の神秘」(</font>原題 L'umiltà di Dio. Eucaristia: mistero di una presenza)。ポルツィウンクラ出版、2011年。全80頁。</font></p> <p><font size="3"> <a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxJ3tTwVRn3hdp05dH7k5lKO5W6NTUtz1bDc8GgIv9DwuYAJIDe47_tA2ixXD5Js27VN9I_XZmmNpsUY8AxTeqhxTLWLfnnJHzBUT2FLVDlztuxEbt2xXSl1gxx5Wo282w9s3kg1EqC8g/s1600-h/clip_image012%25255B3%25255D.gif"><img title="clip_image012" border="0" hspace="12" alt="clip_image012" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhj4BlhzrSWTQY6vhyphenhyphenKXovIPoAKrqz2fZ3-X7ZWLuB-7AGD7iFrnPFxDUJgdbCNyAwVZyrnpbCjyP17wNm4ssMO04KlNwyd26JjaKvdF1g2inhhNgbCVBFAbugJH7Nf8z4UWXI4clxTpXE/?imgmax=800" width="119" height="169" /></a>受肉と復活祭と聖体における主の現存の神秘は、神のへりくだりを通して強く深い絆で結ばれています。神は私たちのために小さくなられ、ご自身を質素なパンの内に差し出されました。著者は福者フランシスコ・スピネッリの「聖体祭儀の会話」を通して、この賜物の全体像を描き出します。それは祭儀の豊かさ、聖体礼拝の価値、ミッションへの献身です。本書はあらゆる人々に約束された愛の偉大な計画の探求へと、読者を導きます。フランシスカン書籍案内サイトhttp://www.libreriafrancescana.it/をご参照下さい。</font></p> <p><font size="3">お知らせ-世界のあちこちから</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">アシジの聖クララの記念祭始まる:</font>アシジの聖クララが自身を奉献してから800周年を迎える記念祭が、2011年4月16日から8月11日まで行なわれます。4月16日は聖ルフィーノ大聖堂で晩祷が行なわれ、その後聖クララの奉献800周年記念祭を開会するためにポルツィウンクラに向かって行進が出発します。詳しくはhttp//www.ofm.org/をご覧下さい。</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">列福・列聖担当総申請部に新しい副部長</font>:メキシコのミチョアカン「聖ペトロ聖パウロ」管区所属の兄弟ルイス・マルティン・ロドリゲス・ムニョスは、総理事会により本会の列福・列聖担当総申請副部長に任命されました。</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">第9回グレッチオ会議:</font>ローマのアラコエリ文化センターと同市の使徒聖ペトロ聖パウロ管区、アブルッツォ州シエナの聖ベルナルディノ管区、それにPUA中世及びフランシスカン研究上級研究所の共催により、第9回グレッチオ会議が2011年5月6日から7日までリエティのグレッチオの聖所「Oasi Gesù Bambino(なぐさめの幼な子イエス)」で開かれます。テーマは「リエティ谷におけるフランシスカンの旅路」です。詳細及び予約は下記アドレスまたはサイトをご覧下さい.</font></p> <p><a href="mailto:info@centroculturalearacoeli.it"><font size="3">info@centroculturalearacoeli.it</font></a><font size="3">   </font><a href="http://www.centroculturalearacoeli.it/"><font size="3">http://www.centroculturalearacoeli.it/</font></a></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">ベラルーシのSFO全国選挙集会:</font> ベラルーシのSFO全国選挙集会が2011年2月25日から27日まで、ベラルーシ共和国グロドノ市のドズィウィアトフカ地区にあるレデンプトール会の教区ホールで開かれました。集会には25人の議員と9人の霊的補佐が出席しました。開会のミサはグロドノの司教モンシニョール・アレクサンドル・カズキエヴィッツが司式し、集会に出席した霊的補佐全員が共同執行しました。選挙はSFO総長のエンカルナシオン・デル・ポゾ氏が議長役を務め、SFO国際評議会(CIOFS)議長団評議員のミシェル・アルトメイエ氏が同伴、ポーランドSFOへの全国補佐の兄弟アロジ・パンチザックOFMが総補佐協議会代表として出席しました。選挙の結果マリア・エトル氏が全国会長に選出されました。集会にはフランシスカン・ユースから若者のグループも出席しました。</font></p> <p><font size="3"> ベラルーシのSFOは34の地元共同体からなり、会員は516人で、その内491人は終生誓約を宣立しています。会員の多くはグロドノ教区に住んでいます(約390人)。フランシスカン・ユースの共同体は3つあり、42人の会員がいます。</font></p> <p><font size="3"></font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-28300531158096414872011-02-28T14:57:00.000+09:002011-03-03T14:58:29.359+09:002011年2月号<p><font color="#0000ff" size="3"><strong>クララ会創立800周年記念祭</strong></font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLGFkaj02I2TQ3zduz_cwBz0O8qBYVruSFtKBcDK5fABsTTJQi7621UziR5ennyPZo-UUbyxjewnuN1q-HfE0-eu3eHkPn1mxo5MmULFqdrVQCz2v6BMuXOFGkaFjHlA3GuHbArCVgQvk/s1600-h/clip_image002%5B3%5D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/TW8t8FMKCvI/AAAAAAAARh0/mYJQp6NgbRk/clip_image002_thumb.gif?imgmax=800" width="104" height="139" /></font></a><font size="3">「フランシスコ会第一会の創立記念祭のこだまが、今日に至るまでなお私たちの耳に生き生きと響いています。そして今、私たちは2012年に目を向け、聖クララが800年前にポルツィウンクラで自身を奉献した事を主に感謝します。この記念祭は栄光に満ちた過去の記念ではなく、進んで教会に奉仕する意思を新たにする大きな推進力を、自身の歴史から引き出すための大切なイベントです。クララ会の皆様方は聖霊が歴史の中に蒔き広めたしるしを観想する事で世界と関わる奉献された女性として、貧しく十字架につけられ復活されたイエスに従い、何一つ自分のものとせず、従順と貞潔の内に福音を生きるようにと聖霊に召し出されました。皆様はクララ的カリスマの保護者です。そして神の声に耳を傾け、こんにちもなお現代の人々の心に愛の言葉で語りかけます。その言葉は神の住まわれる存在の根源へと深く降りていきます(第一会及び律修第三会総長協議会の手紙)。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>典礼祭儀用資料提供のお願い</strong></font></p> <p><font size="3">親愛なる兄弟の皆様、主が皆さまに平和をお与え下さいますように!</font></p> <p><font size="3">総理事会は本会の観想生活委員会の中にOFM典礼委員会を設ける事を決定しました。典礼委員会は、本会全体とクララ会の諸聖人の祝いのためのミサ典書と朗読用聖書とを、様々の言語で準備する作業を委ねられます。さらに委員会は総理事会から時課の典礼の補遺と、管区と共同体の様々の祭儀及び主要な祈りの時間の典礼書とを準備する事も依頼されています。</font></p> <p><font size="3">修道会全体が共通の典礼テクストを使用する事は、本会特有の長年の豊かな伝統である典礼祭儀や聖人と福者の記念の祭儀に関して、共通の一つの心を明確かつ有効な方法で形成するための一助となるでしょう。それは共同体と兄弟たちの生活の非常に重要な様々の時間をふさわしく評価し、同伴するための道具となるはずです。それゆえ現在管区や協議会に存在する資料、それもできれば権限のある権威すなわち典礼秘蹟省に認可されたものの収集にご協力下さいますよう、皆様にお願い致します。</font></p> <p><font size="3">私たちが探している資料は以下のとおりです:</font></p> <p><font size="3">1) 皆様の管区所属の第一会・第二会・第三修道会・在世会の聖人と福者のためのミサ式文(ラテン語または現地国語)。</font></p> <p><font size="3">2)皆様の管区所属の聖人と福者の時課の典礼用テクスト(賛歌、交唱、答唱、朗読etc)。</font></p> <p><font size="3">ž3)管区または協議会の典礼の一部をなす臨時の祭儀と儀式。</font></p> <p><font size="3"> これらの資料はすべて2011年5月31日までに、典礼委員会委員長を務める総理事の兄弟フリオ・セザール・ブナデル(総本部在)宛にお送り下さい。e-mailアドレスはjbunader@ofm.orgです。</font></p> <p><font size="3"> 皆様のご協力を感謝しつつ、お送り下さる資料が総本部に到着するのを待ち望みながら、この機会をとらえて皆様に平和と善をお祈り致します。</font></p> <p><font size="3">OFM総長 兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョ</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>兄弟の帰天</strong></font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhfx9vqQHoPB3Fn8vkjlAodhqxaF-ewoZEI1o6UFGSNgo-JutaEso0MOXRsiMc4nzY4sdUoDsvhc-nMtfnM7l3Mr2DfSZJCmibbw0Pr0gCBvl8wtWo1FqRNpNuOfexAGS5JhD6r9gqY4SM/s1600-h/clip_image004%5B3%5D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/TW8t9X9RS-I/AAAAAAAARh8/2w_5GZrkmqc/clip_image004_thumb.gif?imgmax=800" width="144" height="153" /></font></a><font size="3">兄弟ジョン・アベラOFMが2010年12月19日午前9時30分、御父のみ元へと旅立ちました。兄弟ジョンは心筋梗塞のために3週間ほどローマの聖ペトロ病院に入院していましたが、心臓の疾患が肝不全を引き起こし、それに糖尿病の合併症と肺水腫、高血圧が加わって早すぎる死という結果に至りました。56歳でした。</font></p> <p><font size="3"> 兄弟ジョンは1954年マルタのラバトに生まれ、1972年マルタの使徒聖パウロ管区で初誓願を宣立、1978年司祭に叙階されました。エルサレムで神学を学び、ヨルダンで兄弟ミカエル・ピシリッリョOFMと共に様々の考古学活動に協力して骨身を惜しまず働きました。また聖所に巡礼する信者のグループに付き添い導きました。1997年からはローマのOFM総本部広報担当室の室長として献身的に働きました。大変親しみやすい親切な人柄で、彼の元を訪ねてくる兄弟たちの求めにいつでも応える用意がありました。</font></p> <p><font size="3"> 葬儀のミサは60人以上の共同執行者の参加の下、2010年12月20日午後5時30分から総長によってローマ総本部で行なわれました。その後彼の母と兄弟の住むマルタへ遺体が移送されました。主よ、永遠の安息を私たちの兄弟ジョン・アベラに与え、絶えざる光を彼の上に照らしたまえ。彼の安らかに憩わんことを。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>アマゾン・プロジェクト</strong></font></p> <p><font size="3">2010年8月に開かれたラテンアメリカOFM管区長協議会連合(UCLAF)集会はアマゾン・プロジェクトを深く考察して、総理事会に簡潔な提議の文書を送りました。総理事会は同年9月の会議で検討した結果その内容を良しとしましたが、より大きな連帯と具体化が必要であると判断しました。そしてプロジェクトの多くの面が体験や観察や、アマゾン地域の現実に組み入れられた共同体の内省によっていっそう明確にされると認識しながらも、以下の措置を取るよう提言しました:</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiuOlMMeLvyANqbEHB4eth-Zo0fTI_8E84zq2mBQkEDLxLJg62Venql-rfY3NTd8aC4hQG39m_Yp6Q9NHn5VOWdVyP_9PGOxTAsfWtTDSz4TPgJTc736WhxdKQaizBt6FZZq3CSJtBlBu4/s1600-h/clip_image006%5B3%5D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimLrHGTbi3wxQEWf9E_qceShmvbEma_gEB3zZGyyJ4A-oIH5bTdi00L5TLJ3VpV1uoYbndj5FaH-f3_TvCC3_noCFRaiWHrlw6y01Swln8P_dsh0HqQ5xp8O5R5_XzJpJVRB-3pAyIF0U/?imgmax=800" width="163" height="125" /></font></a><font size="3">1)兄弟ネストル・イナシオ・シュウェルツをコーディネーターとして兄弟フリオ・セザール・ブナデル、兄弟マッシモ・テドルディ、兄弟ジョセフ・ロザンスキーから成る委員会を組織する事。上記の兄弟たちはこのプロジェクトを本会全体に知らせ、会全体がそれに関わるようにするための方法と手段を用意する事を任務とする。 2)UCLAFの兄弟が6月までにこのプロジェクトに就くようにするため、総長からの手紙を全管区長、全分管区長、全協議会議長に送付する事。 3)以下の二段階から成る養成に指名された兄弟たちのために、その全道程を準備する事。この養成はUCLAFの監督評議会の同伴と指導をもって進められる。二段階とは、すでにある存在に組み入れられる期間と、より体系的な養成とを指す。 4)プロジェクトを始めるために新たな共同体を作り、それによって現在の存在を強化しつつ、アマゾンにおけるミッションと、豊かな協働と連帯のネットワークとをもってプロジェクト全体を内側からうち立てていく事。 5)本会に委託されている代牧区の会議が9月に総本部で開かれる際、このプロジェクトを議題の一つとして提出する事。 6)UCLAFの監督評議会は共同体の場所、経済的支援、新しい宣教者の養成の方法と担当者等についての諸面を明確化しなければならない。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>フランシスカン新刊の栞</strong></font></p> <p><font size="3">*「クロアチア語版フランシスカン人名辞典」(原題Hrvatski Franjevački Biografski Leksikon)。 Hoško Emanuel – Kapitanović Vicko (Urednici), Leksikografski zavod Miroslav Krleža i Vijeće。クロアチア及びボスニア・ヘルツェゴヴィナ・フランシスカン出版。ザグレブ、2010年。全590頁。</font></p> <p><font size="3"> 長い準備期間と多大な努力を経て、素晴らしい百科事典的手引き書が完成しました。本書はフランシスコ会会員についておよそ1,000項目を見出し語として立項しています。これらの会員たちはその活動によって修道会や教会、自身の共同体、さらには芸術、学問の分野に確かな貢献をしてきました。さらに辞典は伝記資料、会と地域の構成員、養成、諸機能、フランシスカンがクロアチアに到着してからの年代表を収めています。辞典内ではフランシスカン一人ひとりが修道会の所属によってではなくその活動を基準として一つの欄を割り当てられています。小さき兄弟、コンヴェンツァル、カプチン、第三修道会、フランシスカン姉妹が等しく紹介され、本書を完全なものとしています。この労作はフランシスカンが歴史を通してクロアチアの大地に果たしてきた大きな役割を、如実に浮き彫りにしています。</font></p> <p><font size="3">*コンスタント・J・ミュウズ並びにクレア・レンキン共著「中世から現代に至るアシジのフランシスコとクララの解釈」(原題Interpreting Francis and Clare of Assisi from the Middle Ages to the Present)。</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgP_FPuUc3eK13eEXRfos3-Qz0v6_CwBRq_rTK1EBXHaxfCvHmXF_taaieZWajK1Ipbv2-jpcDnfIJCJ0s2tIiBLj0q4jRFa5FmsCGcUWqlfRRJJFBifuBRjpds_2wTWecmiadayPfmL_o/s1600-h/clip_image008%5B3%5D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="right" src="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/TW8t_2yb5TI/AAAAAAAARiM/W7-oz1618hI/clip_image008_thumb.gif?imgmax=800" width="120" height="184" /></font></a><font size="3">本書は2010年12月8日オーストラリアのメルボルン近郊ボックスヒルのヤラ神学連合の聖パスカル図書館で発表されたもので、フランシスコとクララの原初の姿が数世紀を通してどのように解釈されてきたかを明らかにします。実際に、中世の弟子たちの生活や近代の人々の抱く共感、さらにはアーサー・ボイドなどの現代芸術家を始めとする私たちの同時代人の賛美を通して、著者はフランシスコとクララのメッセージと模範の恒久不変の特性を描き出します。また本書は協力者の長大なリストを載せており、その中にはフランシスカンの理想を生きるために召し出された人々を含め、こうした貴重なフランシスカン史の資料の作成に貢献してきた、国際レベルで名を知られる卓越したフランシスカン史の著述家たちの名が見出せます。本書の注文は下記アドレスにご連絡下さい:info@broughtonpublishing.com.au</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>お知らせ-世界のあちこちから</strong></font></p> <p><font size="3">教皇庁で働く兄弟たちの集まり:総長は2010年12月16日、聖座で働く兄弟たちを総本部に招きました。総長や総理事会と互いに知り合い分かち合う和やかで有意義な会合に続いて、一同は共に晩祷の祭儀を行ない、その後夕食とレクリエーションを楽しみました。</font></p> <p><font size="3"> 教皇庁で働く本会の兄弟たちは総数8人で、最高裁判所に1名、ローマ控訴院に1名、教理省に1名、福音宣教省に1名、国務省に1名、司教省に1名、奉献・使徒的生活会省に1名、内赦院に1名です。総長を含めて他に14人の兄弟が教皇庁の諸事務局と協働しています。兄弟たちに宛てた招待状の中で総長は次のように述べました:「聖座での皆様の働きは、私たち全員が誓願を立てた会則によって求められている同じ教会の足元に在るための、特別に恵まれた道となっています」。</font></p> <p><a href="http://lh3.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/TW8uAbFm42I/AAAAAAAARiQ/Muqvm8LTMAU/s1600-h/clip_image010%5B3%5D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image010" border="0" hspace="12" alt="clip_image010" align="left" src="http://lh5.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/TW8uBDCpVkI/AAAAAAAARiU/e14xklzHMss/clip_image010_thumb.gif?imgmax=800" width="179" height="133" /></font></a><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">PUAに環境科学の国際修士課程創設</font>:学際的な学術コースとして、ローマの教皇庁立聖アントニオ大学(PUA)の哲学部に環境科学の修士課程が創設されました。この修士課程は環境についての大きなテーマに国際的レベルで取り組むために、大学自身の学術組織の協働に加えて他の大学や研究機関とも協力しながら進められます。</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">フランシスカン的観点による養成の修士課程:</font>PUAフランシスカン霊性研究所は、毎年イタリア語でフランシスカン養成の修士課程を開講しています。この養成はフランシスカン家族の養成担当者向けに、特にフランシスカン人間学に基づいて養成の道程の原理とダイナミクスについての理論的・実践的な知識を提供する事を目的としています。2007年から現在までに19人の小さき兄弟たちが修士課程に参加し、そのほぼ全員が今も初期養成に携わっています。費用や日程表、講座概要についての詳細は下記ウェブサイトをご覧下さい:http://www.antonianum.eu/</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">新任管区長及び分管区長の会議:</font> 新たに選出された管区長及び分管区長の年次会議が2011年1月17日から28日まで総本部で開かれ、総数19人の管区長と分管区長が出席しました。講演者から活性化やリーダーシップ、運営、統治について多くの助言がありました。管区長たちは総長と総理事に個人的に会い、総本部の諸事務局や担当室とも知り合う事ができました。</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">ペトロポリス・フランシスカン神学研究所の入学受付:</font>ブラジルのペトロポリス・フランシスカン神学研究所(ITF)は2011年度の入学登録を受け付けます。また「福音宣教修士課程」用の専門講座も開講します。これは本会の優先課題の一つと考えられています。修士課程は関心のある全ての管区に門戸を開いています。詳細はwww.itf.org.br/をご覧下さい。問い合わせはsecretaria@itf.org.brにご連絡下さい。</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">教皇ベネディクト16世にドイツ語版「フランシスカン源泉資料集」を献呈:</font> 2010年12月22日の一般謁見の際、ドイツ語版源泉資料集の著者の一人である兄弟レオナルド・レーマンOFMCapは教皇ベネディクト16世に「Franziskus-Quellen」を贈り物として献呈しました。教皇は喜ばれ「私はイタリア語版はすでに持っていますが、今ドイツ語版でテクストを読む事ができます」と述べました。</font></p> <p><font size="3"><font style="background-color: #ffff00">PUAの大学及び大学理事長の祝い日:</font> 毎年恒例の教皇庁立聖アントニオ大学(PUA)の大学及び大学理事長の祝いが1月18日、同大学講堂で行なわれました。今年の祝いは17日と18日の2日間にわたり「平和の礎としてのエキュメニズム」と題する国際セミナーという形をとりました。この題に従って1月18日は「平和の構築における宗教の役割」というテーマに専念しました。セミナーはPUAとベニスのエキュメニカル研究所、アトンメントの小さき兄弟連合センターによって進められました。イベントはラウンドテーブル・ディスカッションで締めくくられ、総長の兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョの閉会の挨拶をもって終了しました。</font></p> <p><font size="3">「シエナの聖ベルナルディノの列聖プロセス」についての研究セミナー:レティツィア・ペレグリーニ著「シエナの聖ベルナルディノの列聖プロセス」(クアラッキ出版、ローマ)の刊行に際して、PUAのフランシスカン及び中世高等研究所の主催により2011年3月25日15時30分から同大学Aホールで研究セミナーが開かれます。詳細はwww.antonianum.eu/medieval.htm又はE-mail sssmf@pua.antonianum.euuをお使い下さい。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>福音の賜物の使者</strong></font></p> <p><font size="3">福音化するミッションは、聖職者だけでなく、全教会に与えられた使命です。様々な使徒職がある中で、すべてのキリスト者は神の国の福音を宣べ伝えるために自分を派遣しておられる主の命令に応えなければなりません。教会を正しく理解するということは、多様なカリスマと使徒職の基本が洗礼という共通の条件から生まれていることを認めることなのです。それゆえに、私たち小さき兄弟は、信徒と共に力を合わせて福音宣教を推進するように求められていると感じています。それこそは、神の教会に対する神の賜物であるである福音に正しく《応える》ことにほかなりません。このようにして、信徒は、伝えられた信仰を守り、実践し、公言するという権利と義務を行使します。信徒は、特権によるのではなく、ましてや人手不足を補うための手段としてでもなく、本来、福音宣教者なのです。その結果、私たちは「教会論的な会話」を始めなければならなくなっています。それは、いまだに一部の兄弟たちの間に広がっている聖職者偏重主義のメンタリティを克服する助けとなることでしょう。教会のモデルが司祭と聖職者の使徒職にのみ基づくものであったなら、信徒と共に行なう福音宣教(shared evangelization)の入る余地などなかったでしょう。なぜなら、福音宣教を信徒と共にするということは、ある種の安全を進んで放棄し、権力と行動の余地を譲渡する潔さを意味するからです。それゆえに、そのような「お返し」は、聖霊が働いておられることの具体的なしるしであり、そうしたしるしの預言的な発明者になれるかどうかは、私たち小さき兄弟次第なのです(第25節)。</font></p> <p><font size="3">日本管区お知らせ</font></p> <p><font size="3">☆修練者の兄弟持田隆浩の初誓願式:ミサ、3月21日(月)11時、さいたま修道院。どなたでも参加できます。</font></p> <p><font size="3">☆兄弟元田勝哉の司祭叙階式:3月26日(土)13:30 田園調布教会</font></p> <p><font color="#ff0000" size="3">――お詫び――</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" color="#333333" size="3">「フランシスカン家族典礼暦 ・2011年度」の訂正。以下のページに誤りがあります。訂正お願いします。</font></p> <p><font style="background-color: #ffff00" color="#333333" size="3">誤:<u>2010年</u>3月 → 正:2011年3月 (以下、4月から11月まで各ページの2010年を2011年に直して下さい。</font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-71110095673937174292011-01-31T14:48:00.000+09:002011-03-03T14:53:17.467+09:002011年1月号<p><font color="#0000ff" size="3"><strong>総長直属修道院の幕屋の集会-ローマ</strong></font></p> <p><font size="3"> 総長直属の修道院は2010年11月26日から28日まで、ローマにほど近いサクロファーノの「フラテルナ・ドムス」で幕屋の集会を開きました。集まりの目的は二つあり、一つは互いをよく知り合う事、もう一つは総集会の総括文書「福音の賜物の使者」によって示され、その後総理事会から出た文書「福音から再出発する」及び「識別と再評価の期間」によって強化された本会の旅路を、より深く内省する事でした。</font></p> <p><font size="3"> 第一日の11月27日は第一番目の目的の達成に当てられました。パワーポイントによるプレゼンテーションと各修道院から一人ずつの兄弟による証しを通して、参加者は共同体の生活と活動を実感する事ができました。翌日は第二の目的の達成に取り組みました。</font></p> <p><font size="3">イベントには総長直属の9つの国際的な多文化共同体から総数125人の兄弟たちが出席しました。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>聖地での平和の祈り</strong></font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhb1W8zQHcdEK5i00udNnwpsctnYg0tPm9OWiBdnEd8VVaeWFYLc9-G7NN_5tKMQUPNM4kdoylkpZszd9d_zoMI3MRHZiIzwGWm722I8aDVhUk1c86Nzv1Av7KaRpOXs45OZB6AjcyY6FI/s1600-h/clip_image002%5B3%5D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjkD7YCVqD7VLpNfDZ4TgTA7yDIVWyTqwWZ9B7hon8RcYggRVkV6RbvRqYAHqw1DucVrNBRKsZiPLLfyVJHv8fcLeGbxMVVraTZgdF7Y7vFq2NCb03thyAWcgAoI1DWi92sxkhAab0Pc_o/?imgmax=800" width="175" height="123" /></font></a><font size="3">第3回国際「聖地での平和の祈りの日」が2011年1月29日から30日まで、教皇庁「正義と平和」評議会の後援により行なわれます。これは真剣な祈りの期間を通して具体的に平和のために献身しようという意志から生まれたイニシアティブです。シノドス中東特別会議に続くこの第3回国際祈りの日は、第5回「和解と一致と平和のための全教会の特別の祈り」の開始及び「キリスト者の一致のための祈りの週間」と時を同じくして開かれます。</font></p> <p><font size="3">イベントに関する最新情報やインタビュー、写真、映像の詳細は、「Papaboys」全国協会www.papaboys.it/、「Youth for Life」使徒会www.youthfl.org/、「聖体賛美」www.adorazione.org/の各サイトをご覧下さい。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>聖アントニオ大学でJPIC講座開催-ローマ</strong></font></p> <p><font size="3"> 初めてのJPIC(正義と平和・被造物の統合)講座が2011年5月3日から14日まで、ローマの教皇庁立聖アントニオ大学で開かれます。小さき兄弟会は、不正を「共通分母」として持つ現代に典型的な、幾つかの負の歴史の現実を強く意識し、それに促されてきました。そして今回の講座が用意されました。</font></p> <p><font size="3"> 講座の最初の5日間の午前中はJPIC担当者のイニシアティブに基づいて行なわれ、午後はJPICの基本的な神学的側面に専念します。いつものように、講座は関心のあるすべての兄弟、修道者、信者の皆様に開かれています。使用言語は英語、イタリア語、スペイン語です。詳細はpax@ofm.orgにご連絡下さい。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>「ミッションと福音化のための国際評議会」総会-ブラジル</strong></font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg9wQIbq4jqNQKRbTVUjmDwk6C8heNDpEXf8GB5Rdyaqw7M6Wmq1PSM2c0Et4ZG4w_0ce1fWMe1ULWApAxRPQDHT5LSZMULttEc4fnHMSpZceoe_f4NETsITuuBme9P971bCDafNjsA-os/s1600-h/clip_image004%5B3%5D.jpg"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="http://lh4.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/TW8svOQwcYI/AAAAAAAARhU/r290bzwPKJk/clip_image004_thumb.jpg?imgmax=800" width="193" height="135" /></font></a><font size="3">福音宣教総事務局の主催により昨年10月22日から30日までブラジルのペトロポリスで開かれた、「ミッションと福音化のための国際評議会」(CIME)総会が終了しました。集まりでは諸協議会代議員、執行委員会メンバー、総書記が一堂に会して、各協議会の福音化するミッションについてレポートを発表しました。また2009年総集会が総括文書「福音の賜物の使者」の中で、本会全体の活性化のために指針の策定と決定を行なうよう全共同体に示した指令について、話し合いを進めました。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>第7回エキュメニカルと諸宗教間対話の生涯養成講座-イスタンブール</strong></font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjU8A-Xy371xvIbkOac9t7uN9kC8uHaIHGJS_vvkQfCPsltVHQuzb-e77XTnuHPi635NXU94b3IKjcmkOdS0Ma4PIAzn3cqS3zbhV6TdoLJirk9bQJNjENNDnfG6YYV8DcefBEl7ezk8Qc/s1600-h/clip_image006%5B3%5D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgdi5cN0tKHQaE9dAgdVpyCzIjx5GQQwIYgWAJ2a7Fkb5afgWwSHKGmmIkqTQ6fJpGsYcLTGmbtz9IACh98E5qAKU5UjXPhEgwN__prYUYF67zde2aI-QkYpo0BvYhOtjiAXxEoCwRR-Xc/?imgmax=800" width="183" height="134" /></font></a><font size="3"> 対話の奉仕委員会は福音宣教総事務局と協働で、小さき兄弟たち及び関心を持つすべてのフランシスカン家族メンバーに向けて、エキュメニカルと諸宗教間対話についての生涯養成講座をイスタンブールで開きます。使用言語はイタリア語とスペイン語です。期間は2011年10月17日から31日まで、テーマは「フランシスカン・カリスマにおける対話」と、「エキュメニカル、イスラム教とキリスト教、ユダヤ教とキリスト教との間の対話」です。講座の一部として、「黙示録の教会」の地を訪れる3日間の見学旅行が予定されています。受講費は500.00ユーロです。受講を希望する兄弟は、担当責任者の兄弟ルベン・ティエラブランカのアドレスrtierrablanca@ofm.org 又はファクス +90-212-2432791にお申し込み下さい(詳細問い合わせも同様です)。</font></p> <p><font size="3">締め切りは2011年7月31日で先着20名に受講が認められ、詳しい講義要綱が送付されます。早めに申し込みましょう!</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>熱心な蝶類研究家のフランシスカン</strong></font></p> <p><font size="3"> 兄弟ヘンク・ファン・マストリグトは1946年オランダに生まれ、1966年ウェールトで小さき兄弟会に入会しました。そして財政学の勉強を終えた後、宣教師としてニューギニア島の西半分に当たるインドネシア領パプアに赴き、現地の広大な森林を目のあたりにして父譲りの自然への愛が再び目覚めました。最初は趣味として、またパプアの世界自然保護基金(WWF)所長の勧めもあって蝶や蛾の採集を始めたのですが、やがておよそ20冊もの科学論文出版に裏打ちされた彼の働きと知識は、学生や大学やNGOを始め多くの自然</font><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEixPZV7Q5z84lxbTvCqzBJux_A28qjEF_yLIIHEpKtqTsx7cWCM0gxxcU55S0vBIxMTZmmAHhWosGrjnih7-OYyDsejdrfL-NVxK9OAS3luRojXoXzWAAOi2YCPn_qXFzbItg1n3ym9org/s1600-h/clip_image008%5B3%5D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: right; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhghxR2_dmff8aLkO8T1hLF0wiO3r_RViCVAo1Ey0VabswYDmVYwJirzNufiB0AL_dv6SkBWOtsJr62rX7XMeGNqlxpAq3IR_r7oaMXm3yKe_95wsjM7lNWu4GPzm9gcI81sNDJBsbKR-g/?imgmax=800" width="129" height="158" /></font></a><font size="3">愛好者にとっての基準点となりました。ジャヤプラの聖フランシスコ修道院の一隅にある彼の研究室では、質の高い昆虫学図書室と共に最も完璧な65,000体の世界中の蝶類の標本コレクションを見る事ができます。豊かな知識と科学的な体験に加えて、兄弟ヘンクは聖フランシスコの息子としての豊かな感性を持ち、被造物をいと高き主である全能の神を映す、愛し敬うべき姉妹として捉えています。それ故彼にとってすべての被造物は、神から私たちへの賜物であるが故に、神の愛のために守られなければならないものです。</font></p> <p><font size="3"> 兄弟ヘンクについての2010年「ナショナル・ジオグラフィック」誌6月号掲載記事を下記サイトでご覧下さい:</font></p> <p><font size="3">http://ngm.nationalgeographic.com/2010/06/foja-mountains/white-text</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>フランシスカン新刊の栞</strong></font></p> <p><font size="3">*グイド・ヴィニェッリ著「反近代の聖フランシスコ。熾天使的師父を進行する歪曲から守る」(原題San Francesco antimoderno. Difesa del Serafico dalle falsificazioni progressiste)。全79頁。</font></p> <p><a href="http://lh5.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/TW8sypG3lUI/AAAAAAAARho/OJfKZTkybLo/s1600-h/clip_image010%5B3%5D.gif"><font size="3"><img style="background-image: none; border-bottom: 0px; border-left: 0px; padding-left: 0px; padding-right: 0px; display: inline; float: left; border-top: 0px; border-right: 0px; padding-top: 0px" title="clip_image010" border="0" hspace="12" alt="clip_image010" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjiHLpQPBB-EwD-1Abb-SG45hNqyJoR8xtpR77NyUq08HklFwmVKiWTNris9P-JJU5vhFEVIVj2x5po6ctCHlaTcre2v9WJQq_Jh7aSJ-sBazWATlzJP2pGK9156M2-EdtoH1SM_l2Nohc/?imgmax=800" width="114" height="161" /></font></a><font size="3">アシジの聖フランシスコとは正確にはどんな人だったのでしょうか。多くの書物や新聞や小説、漫画本、ミュージカル、喜劇、映画、テレビに描かれているように、実際に好意にあふれた平和主義者でエキュメニカルで親イスラム的、エコロジストで動物愛護の支援者で革新的な挑戦者だったのでしょうか。あるいはそれは、これまで異議を唱えられた事がないからというだけで蔓延した、興味本位の歪曲なのでしょうか。ここで著者は聖人自身の言葉や初期の伝記、源泉資料を用いつつ権威ある専門家による立証に基づいてこの間違ったイメージを論破し、熾天使的師父の真のアイデンティティを私たちに復元してみせます。それは謹厳な改革者、一徹で闘争的で気高く寛容な、典型的な中世の聖人の、挑むように「反近代的」な姿です。実にこの事によってこそ、師父は現代の危機を生きるイタリアの人々にとって、魅力的で時空を超えた模範となり、人々が昔の不善を癒されつい先頃の罪を救われて修道的・世俗的ミッションを回復するための大きな励ましとなっているのです。</font></p> <p><font size="3">*クラウディオ・デュリゲット著「托鉢修道会と密接に結びついている女子修道院(教会法第614条)」(原題I monasteri di monache associati agli ordini mendicanti(Can. 614))。バチカン出版局。全348頁。</font></p> <p><font size="3">著者は教会法専門家と、修道会の運営及び女子修道院の世話に携わる人々を主眼にこの著作を発表しました。本書は修道院生活の真摯な評価から生まれました。具体的には、特に教皇禁域を持って男子修道会と密接に結びついている隠世女子修道院を扱った教会法第614条についての洞察です。こうした修道院は、「使徒的な仕方による」福音的冒険に魅せられ、ほとんどそれに等しく「聖マリアの手本に倣って」生き始めた修道会の創立者や女性たちを通して現れました。著者は隠世修道院の原初の独特の構成を確認する事によって、まず歴史的・法制的な旅路を辿ります。それから現代の規範に至るまでの基幹をなす局面を取り上げ、主に第614条に焦点を当てます。それはバチカン第二公会議の精神に一致して、男子修道会と女子修道会の間の不当な差別を撤廃し女子修道院の生活の仕方と統治に正当な自治を認める簡潔な条項です。女子修道院は男子修道会と単に霊的に、または霊的-法的に、あるいは単に法的に結びつく事ができます。最後に、著者は教会法が女子修道会の会則に適用されてきた具体的な方法を分析しています。</font></p> <p><font size="3">*ジロラモ・ピカ著「福者ヨハネ・ドゥンス・スコトゥス。無原罪の御宿りの博士」(原題Il beato Giovanni Scoto. Dottore dell’Immacolata)。エレディチ・ヴェラール出版、ゴール(イタリア)。全48頁。</font></p> <p><font size="3">本書はローマのスコトゥス委員会メンバーによって著された、学問的な側面にも配慮のゆき届いた一般書です。40点を越える色彩画や最後の祈りが、本書を福者ヨハネ・ドゥンス・スコトゥスの思想と人となりを広めるのにふさわしいものとしています。手頃な割引価格での購入を希望する諸小教区やセンターは、ヴェラール出版のオスカー・セッラ氏下記アドレスoscar@velar.it又は電話番号(セルラー)348-5121773にご連絡下さい。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>お知らせ-世界のあちこちから</strong></font></p> <p><font color="#0000ff" size="3">聖クララの典礼が音楽に-グラーツ(オーストリア):</font></p> <p><font size="3">オーストリアのグラーツのフランシスカンは2010年11月にシンポジウム「生ける光の姿:アシジの聖クララ」開催の折り、「クララ・クラリタス:アシジの聖クララの祝い日のための聖務日課とミサ」と題するCDを作成しました。これはアシジの聖クララの祝い日の際の時課の典礼と聖体祭儀に、グレゴリオ聖歌とラテン語の楽曲を結びつけたものです。これらの歌はグラーツのフランシスカン修道院図書室に古来の写本として保存され、数世紀に亘って聖クララの姿の周りに喜びと意味と感性をもたらしてきました。CDに収められた歌は、グラーツの教会音楽研究所学院及びグラーツ芸術大学の総勢11人の女子学生がフランツ・カール・プラスル教授の指揮で歌っています。また、聖クララ修道会創立800周年に鑑みてCDと共に歌のイタリア語・ドイツ語訳の小冊子も用意されました。入手希望者は下記にご連絡下さい:</font></p> <p><font size="3">Franziskanerkloster, Franziskanerplatz 14, A – 8010 Graz, Tel: (0043) 0316 82 71 72; E-mail: graz@franziskaner.at</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>殉教者の調査-スクータリ(アルバニア):</strong></font></p> <p><font size="3">アルバニアのスクータリ大聖堂で2010年12月8日、聖職者省名誉長官のクラウディオ・フンメス枢機卿OFMの出席の下、殉教者の教区レベルでの最終段階調査が終了しました。対象となったのは以下の人々です:神のしもべ・デュラッゾ大司教のモンシニョール・ヴィンチェンゾ・プレヌシOFMと37人の仲間、神のしもべ・ルイジ・パリクOFM司祭、神のしもべ・ジオン・ガズッリOFM教区司祭。詳細は下記サイトをご覧下さい:</font></p> <p><font size="3">http://kishakatolikeshkoder.com/</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>第3回聖フランシスコ賞について:</strong></font></p> <p><font size="3">教皇庁立聖アントニオ大学は2007年、以下の諸テーマを扱った学術的著作を対象に聖フランシスコ賞を設立しました:a)聖書、神学、マリア学、法律、フランシスカン哲学、b)小さき兄弟会の歴史、c)福音の価値、奉献生活修道会の立法における基本法(会憲と総則)、d)教会の教導職の公文書に照らした新三千年期の結婚と家族及び課題。第3回目となる今回、2009―2010年に刊行された歴史的・テクスト校訂的な観点の学術書の著者は同賞の受賞資格があります。応募希望者は2011年4月30日までに大学総長に該当著作を提出する事が必要です。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>第13回在世フランシスコ会総集会が今秋開催:</strong></font></p> <p><font size="3">ブラジルのサンパウロの聖信仰司牧センターで2011年10月22日から29日まで、第13回在世フランシスコ会の総集会が開かれます。総集会開催地についてSFO国際評議会議長団の受けた申し出の中から、南米で総集会が開催されるのは初めてである事、南米のSFO/ユー・フラが会全体の3分の1以上を占める事等が理由となって、ブラジルが選ばれました。集会のテーマは「福音化するために福音化される」です。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>フランシスカン・ユースの国際会議:</strong></font></p> <p><font size="3">フランシスカン・ユース(以下ユー・フラ)は2011年8月12日から15日までスペインのマドリッドで開かれる「世界青年の日」に先立つ数日間、伝統の一環として国際ユー・フラ会議開催のために集まります。そしてシドニーでの前回会議の体験だけでなく、クリスチャンである事の喜びを世界中の若者たちと分かち合います。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>聖地の新しいウェブサイト:</strong></font></p> <p><font size="3">聖地が8ヶ国語(イタリア語、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語、アラビア語、ポルトガル語)でアクセス可能な新サイトを開きました:www.terrasanctablog.org</font></p> <p><font size="3">新サイトは聖地についてのニュースを知らせ、諸聖所の美しさと豊かさを伝えると共に、現地のキリスト教徒の声となり、その姿をもっと目に見えるように届ける事を目的として生まれました。コンテンツは聖地特別分管区とそのフランシスカン・メディアセンター、NGO聖地協会(ATS)、聖地出版修道院によって作成されます。新サイトはニュースやビデオ映像を通して世界が聖地と触れ合い、複雑で魅力的な一つの現実世界の無数の諸相を見出すための道具となるでしょう。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>総理事会の2011-2012年度の追加活動:</strong></font></p> <p><font size="3">総理事会は2011年度の主な会議に以下の日程を加えました:2011年5月24日から28日まで第2回フランシスカン・コンセプショニスト議長団会議、同年9月25日から28日までOFM司教会議、2012年2月5日から12日まで第2回クララ会議長会議、同年2月10日から18日まで第2回「観想フランシスカンへのOFM補佐」会議、同年6月3日から10日まで第4回アンダー・テン(荘厳誓願宣立後10年未満)の兄弟たちの集会。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>総長の予定</strong></font></p> <p><font size="3">1月6日 ローマのアラチェリの聖マリア教会で主の御公現の祝い。 <br /></font><font size="3">1月8日 マドリッドでCONFRESの理事と会議(スペイン)。 <br /></font><font size="3">1月10日-16日 ローマ総本部で総理事会との会議。 <br /></font><font size="3">1月17日-28日 ローマ総本部で新任管区長との会議。 <br /></font><font size="3">1月17日 ローマで総長連合の神学委員会に出席。 <br /></font><font size="3">1月17日-18日 エキュメニズム委員会。教皇庁立聖アントニオ大学で</font><font size="3">大学及び理事長の祝い日(ローマ)。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>日本管区お知らせ</strong></font></p> <p><font size="3">☆誓願金銀祝のお祝い:ミサ、2月5日(土)11時、六本木フランシスカン・チャペルセンター大聖堂。引き続き昼食。どなたでも参加できます。 <br /></font><font size="3">・金祝の兄弟:庄司篤、山田仙治、戸村悦夫、ブルーノ・ファブリ、クラウディオ・ジャネシン <br /></font><font size="3">・銀祝の兄弟:間野正孝</font></p> <p><font size="3">☆兄弟元田勝哉の司祭叙階式:3月26日(土)13:30 田園調布教会</font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-65390005762170810492010-09-23T13:55:00.000+09:002010-10-15T13:55:42.273+09:002010年8&9月号<p><font color="#0000ff" size="3"><strong>アシジの聖クララの祝い日</strong></font></p> <p><a href="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/TLfew7YbXJI/AAAAAAAAQGA/2NK-lDguFg0/s1600-h/clip_image002%5B4%5D.jpg"><font color="#804000" size="3"><img style="border-right-width: 0px; display: inline; border-top-width: 0px; border-bottom-width: 0px; margin-left: 0px; border-left-width: 0px; margin-right: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/TLfexljcZbI/AAAAAAAAQGE/q0dP46VcRng/clip_image002_thumb%5B1%5D.jpg?imgmax=800" width="127" height="173" /></font></a></p> <p><font size="3">「神のみ言葉は、紛れもなくアシジの小さく貧しき方とその小さな苗木である聖クララの祈りの源でした。詩篇と聖歌は二人の祈りに深く霊感を与え育みました。それ故に二人の聖人は、主に全き信頼を置き賛美と崇敬に浸された「主のしもべ」のお姿のすべての次元を具現化していたと言えます。同じように、み言葉が日々の私たちの存在に具現化されるよう望むなら、現代の教会が勧めるように、祈りをこめたみ言葉の奉読の実践が共同体において習慣となっていなければなりません。この面で私たちはまだ道の途上にあります」(2010年聖クララの祝い日に向けた総長の手紙より)。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>OFM会則と会憲と総則</strong></font></p> <p><font size="3">聖母のしもべにして私たちの師父である聖フランシスコに「福音の真理の霊を身ごもり誕生させる」(聖ボナヴェントゥラ「大伝記」第3章1参照)という名誉を得させて下さった慈しみの母、貧しき者の守護者である聖マリアが、困難に屈せず同じ精神を忠実に貫くために新たにされた本会の意思を、どうか強めて下さいますように。聖福音の遵守と、世界と教会と神の国への奉仕において私たちが進歩する事ができるよう、聖母マリアがお助け下さいますように。最新版が以下のサイトで入手可能です。日本語版も準備中。</font></p> <p><font size="3">http://www.ofm.org/ccssgg/</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>総長直属修道院の幕屋の集会</strong></font></p> <p><font size="3">総長は総理事会と共に総長直属のすべての修道院の幕屋の集会を招集し、2010年11月26日から28日までローマのフラテルナ・ドムスに集まるよう要請しました。テーマは「本会の奉仕における福音の証し」で、標題は「福音:生きる-分かち合う-証しする」です。今回の集会の主な目的は、互いによく知り合い、各共同体のプロジェクトと手段について話し合う事、兄弟たちの生活とミッションを分かち合う事、各共同体間の絆を強める事です。そして2009年総集会に照らして、福音化するミッションの分野で本会全体との一致を深めるよう努めます。各直属修道院の全院長は、兄弟たちにこのイベントについて助言し、積極的な参加を促すよう求められます。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>新しいフランシスカン司教</strong></font></p> <p><font size="3">教皇ベネディクト16世は2010年7月15日、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ聖十字架管区所属で現在同国ゴリカ-リヴノのフランシスカン修道院長とサラエヴォのフランシスカン神学研究所教授を務める兄弟マルコ・セムレンOFMを、同国バニャルーカ教区(面積16,457㎢、人口550,000、カトリック信者37,797、司祭68、修道者136)の補佐司教に任命しました。新司教は1954年ボスニア・ヘルツェゴヴィナのビラに生まれ、1980年小さき兄弟会で荘厳誓願宣立、1981年に司祭に叙階されました。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>OFM総本部の新しい月間ウェブサイト</strong></font></p> <p><font size="3">小さき兄弟会ホームページの新ウェブサイトは、以下の諸要素を網羅しようと努めています:</font></p> <p><font size="3">Ø <font color="#008040">伝統と革新。フランシスカン・シンボルとラテン語表現が、陰影や透かし模様、レリーフ等の技法を織り込んだウェブサイト向けの現代的なグラフィックに組み込まれています。</font></font></p> <p><font size="3">Ø <font color="#008040">過去と現在。新旧いずれのウェブサイトにもアクセスできます(2010年最新化)。</font></font></p> <p><font size="3">Ø <font color="#008040">多様な言語の文化。ラテン語に加えてイタリア語、スペイン語、英語が使用されており、閲覧者は自由に言語を選択できます。</font>サイトのメイン・ページではフランシスコ会に関するおよそ20件の記事に目を通す事ができます。世界各地からのニュースが集められており、その多くが詳細な記録やマルチメディアの解説資料付きです。メイン・ページに沿ったスペースの大部分は今行なわれている人道的な奉仕活動の探求に当てられ、カラー版の大見出しや写真を通して、小さき兄弟たちが貧しい人々に行なう直接の支援が伝えられます。聖フランシスコの生活と業、総本部の仕事についてのインフォメーションも掲載されます。ウェブサイトはi-phoneでも見る事ができ、最新化と時代に伍した対応とに向けた本会の絶え間ない努力がうかがえます。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>USA無原罪の聖母管区の設立100周年記念祭</strong></font></p> <p><font size="3">米国ニューヨーク市の無原罪の聖母管区は2010年6月23日、聖アントニオ教会で管区設立100周年(1910-2010)記念を祝いました。西ヒューストン街とサリヴァン街の角にある同教会は、1866年に建てられ1888年に献納されて以来長年の間イタリア系移民の人々の礼拝の場であり続け、聖フランセス・ザビエル・カブリーニ(別名マザー・カブリーニ)がカテキズムを教えた事でも知られています。当日は荘厳な祭儀が総長の兄弟ホセ・カルバッリョOFMの司式により行なわれました。共同執行者は総理事の兄弟フランシスコ・ウォルターOFMと管区長の兄弟ロバート・カンパーニャOFMでした。祭儀には本会と提携しているホンデュラスの首都テグシガルパ大司教のオスカー・アンドレス・ロドリゲス・マラディアガ枢機卿、同じくホンデュラスのコマヤンガ司教の兄弟マウルス・ムルドゥーンOFM、同オランショ司教の兄弟ロベルト・カミレッリOFM、5人の英語圏協議会管区長、そして多数の管区兄弟たちや女子修道者、信徒、後援者が出席しました。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">ブリュッセルの宣教者共同体に新任チーム-ベルギー</font></strong></p> <p><font size="3">総理事会は前回会議において、ブリュッセルのノートルダム・デ・ナシオン国際共同体に新しいチームを任命しました。新体制では新院長のベルギー/フランス「三人の仲間」管区の兄弟ディディエ・ファン・ヘッケOFMと、フォッジャ(イタリア)の大天使聖ミカエル管区所属で現在ナイロビの宣教者の兄弟ジャンフランチェスコ・シストOFMが養成の責任者となって、将来の宣教者や現在サバティカルの宣教者を始め、「諸国の民へのミッション」に関心のある信徒や若者に向けた養成を担当します。そしてすでに共同体のメンバーでノートルダム・デ・ナシオン小教区の責任者を務める兄弟ジャン・グエン・フン・ランと兄弟ベンジャミン・カボンゴ・ンゲレカの2名が、宣教者養成を支援します。</font></p> <p><font size="3">次回の宣教者養成講座は2010年8月30日から11月27日まで行なわれ、すでにカプチン、コンヴェンツァル、小さき兄弟から10名の兄弟たちが参加登録しています。</font></p> <p><font size="3">最後に、ノートルダム・デ・ナシオン共同体での任務を終えて各自の所属管区に戻る以下の兄弟の皆様に、本会の福音化するミッションに向けた素晴らしい奉仕と働きを感謝致します:ベトナム聖フランシスコ管区の兄弟ジャン-フランソワ・グエン・ギア・シン、コンゴ民主共和国「アフリカの聖ベネディクト」管区の兄弟ダミアン・イサベル、トゴ「み言葉の受肉」管区の兄弟ベノイト-ミシェル・アムソウ。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>フランシスカン新刊の栞</strong></font></p> <p><font size="3">*<font color="#ff0000">「スコトゥス委員会」研究・監修、「小さき兄弟会の福者ヨハネ・ドゥンス・スコトゥス著作全集」</font>第12巻(原題B. Ioannis Duns Scoti, Ordinis Fratrum Minorum, OPERA OMNIA)。ヴァチカン印刷局、ヴァチカン。2010。全547頁。</font></p> <p><font size="3">スコトゥス委員会は福者ヨハネ・ドゥンス・スコトゥス著作全集の第12巻を出版しました。同巻は聖体祭儀に関する論文を収めたもので、古代・中世の聖体祭儀についての最も膨大な徹底的研究の一つと考えられます。スコトゥス以外には、ボナヴェントゥラもトマス・アクィナスも同時代のどの博士も、このテーマについてその神学的・哲学的・典礼的・法的・修行的側面をこれほど掘り下げて大胆に徹底的に研究する事はありませんでした。本巻の注文はクアラッキの兄弟出版下記住所またはe-メール・アドレス宛にご連絡下さい:</font><font size="3">Friars Publishers of Quaracchi, Via Santa Maria Mediatrice 25, 00165 Rome, Italy; e-mail: quaracchi@ofm.org</font></p> <p><font size="3">*<font color="#ff0000">マルコ・グイダ著「聖人伝の著者を求めて。アシジの聖クララの生涯」(</font>原題Una leggenda in cerca d’autore. La Vita di santa Chiara d’Assisi)ボランディスト協会、ブリュッセル、2010。</font></p> <p><font size="3">著者グイダはこの最新の研究を通して、「聖クララ伝」が、アシジの聖フランシスコについての卓越した聖人伝作家であるチェラノのトマスの作である事を立証します。15世紀の終わり頃にクララ会姉妹のペルージャのバッティスタ・アルファーニは、初めてそれがトマスの作であると考えました。この仮説は現在に至るまで高い評価を維持しています。アルファーニの外的証明は、著者グイドが聖人伝と列聖調査記録、聖クララの列聖勅書やチェラノのトマスの幾つかの著作の間で、語彙的・文体論的諸要素の比較に基づいて綿密に行なった内的な鑑識作業によって確証されています。</font></p> <p><font size="3">*<font color="#ff0000">「聖フランシスコとイスラム」(</font>原題San Francesco e l’Islam)聖地出版、タセッリ・シリーズ、ミラノ、2009。全48頁。</font></p> <p><a href="http://lh3.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/TLfeyT_eBOI/AAAAAAAAQGI/dzVWur7jRFA/s1600-h/clip_image004%5B3%5D.jpg"><font color="#804000" size="3"></font><a href="http://lh3.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/TLfeyT_eBOI/AAAAAAAAQGM/Vzw5pq0cHmM/s1600-h/clip_image004%5B9%5D.jpg"><img style="border-right-width: 0px; display: inline; border-top-width: 0px; border-bottom-width: 0px; margin-left: 0px; border-left-width: 0px; margin-right: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjfh_6Xeg5cUhWPXsN8DAVgSjhVcoa6oVZkWs0eWoghYrIyh1eBZO0O5ilw8dyp5AbaTFzZ6gj4f7DSBQjETD3_A57NHHZYdI3UOvfbjXPm3dE01EcbMeBo-f_Uf-YsuUXISQyN1sm67pE/?imgmax=800" width="160" height="117" /></a></a></a><font size="3">この小冊子は兄弟グウェノーレ・ジュセットの発表した短い章節集と、著者自身が1219年のダミエッタの会見について当初フランス語で著し、その後ポルトガル語、イタリア語、クロアチア語に翻訳された「聖フランシスコとサルタン」の要約とを収めています。著者はここで「壁を越えるフランシスコ」についての内省を続け、十字軍の教会についての見直しを行なっています。</font></p> <p><font size="3">サルタン訪問は数世紀間誤解され、現代に至って綿密に研究されるようになりました。それは私たちに伝えられた非常に重要な遺産の一つであり、深く考察して世界に示す価値のあるものです。巻末の様々の補遺にはこの出会いに関する資料の一部と、総長の兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョの内省が載せられています。</font></p> <p><font size="3">*<font color="#ff0000">ハヴィエル・ロペス・セルダン編著「ポストモダン社会における婚約についての新たな理解に向けて。倫理的・司牧的課題」(</font>原題Hacia una nueva comprensión del Noviazgo en la Sociedad Postmoderna. Retos éticos y pastorals)。エスピガス・イ・アズセナス、ムルシア、2010。(ムルシア神学研究所出版、上級シリーズ第53集)。</font></p> <p><font size="3">ポストモダニズムは、若者たちの間の愛の関係に対する私たちの理解のし方を大きく変えました。こんにち婚約はこうしたポストモダニズムの影響を受けています。このためカルタゴ-ムルシア管区(スペイン)のフランシスカンの兄弟ハヴィエル・ロペス・セルダンは、婚約についてポストモダン思想が教会に提示している緊急の倫理的・司牧的問題に、本書をもって応えようと努めます。今、カップルの上に神のご計画が明かされる人間的体験として、アガペー的愛に重点を置く婚約についての新たな倫理的・神学的な検討が必要とされています。そして同時に本書は婚約中のカップルに、将来の結婚に向けて教会の本来の教えに沿った「信仰の旅路」の司牧的同伴の書を差し出したいと願っています。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>お知らせ-世界のあちこちから</strong></font></p> <p><font size="3"><font color="#ff0000">☆</font>フラン・ロデ枢機卿の司祭叙階50周年:フラン・ロデ枢機卿の司祭叙階50周年を祝うミサが2010年7月3日サン・ピエトロ聖堂で行なわれ、本会総長はその説教者に選ばれました。ロデ枢機卿は奉献・使徒的生活会省長官を務めています。詳細は下記サイトをご覧下さい:</font><a href="http://www.ofm.org/ofm/?p=798&lang=it#more-798"><font size="3">http://www.ofm.org/ofm/?p=798&lang=it#more-798</font></a></p> <p><font size="3">★聖クララについてのシンポジウム-グラーツ(オーストリア):アシジの聖クララの回心800周年記念祭を控えて、オーストリアのグラーツ小さき兄弟共同体は2010年11月12日から13日まで「生ける光の鏡:アシジの聖クララ」と題するシンポジウムを開催します。</font></p> <p><font size="3">★アシジの聖クララと、聖人の生きた中世の文脈とに関するドイツ語圏の専門家として、兄弟パウル・ザナーOFM、マルティナ・クレイドラー-コス氏、兄弟イレネウス・トツィドロフスキーOFM、テレジア・ハイメール氏、兄弟ニクラウス・クスターOFMCap、兄弟ヨハネス・シュナイダーOFM、兄弟オリヴァー・ルーゲンタールOFMが出席し発表します。また、グラーツ典礼聖歌研究所によって「聖クララの祝い日のためのグレゴリオ聖歌」の発表が行なわれます。これは小さき兄弟の修道院図書室の写本から発見されたものです。詳細は「programma」をご覧下さい。</font></p> <p><font size="3">★フランシスコとサルタンについての研究デー:小さき兄弟会トスカナ「聖痕の聖フランシスコ」管区は2010年9月25日、ローマの教皇庁立聖アントニオ大学(PUA)のフランシスカン及び中世研究上級研究所と協働で、「聖フランシスコとサルタン」についての研究デーを開きます。場所はフィレンツェの聖フランシスコ修道院ラウディ講堂です。詳細は下記サイトをご覧下さい:</font></p> <p><font size="3">★公文書館員向けの第4期実習研修:フランシスカン家族の公文書館員向けの第4期実習研修が2010年11月15日から18日まで(時間は各日とも8:30-12:15,15:25-18:50)、PUAフランシスカン及び中世研究上級研究所の主催により同所で行なわれます。期間中に研修の一環として、ローマ市内の公文書館や美術館へのガイド付き見学が予定されています。詳細は下記サイトをご覧下さい:www.antonianum.eu</font></p> <p><font size="3">★フランシスカニズム週間:小さき兄弟会シチリア管区は兄弟たちとフランシスカン家族のメンバー全員に、2010年8月30日から9月4日までイタリアのパレルモ-バイダで行なわれる毎年恒例のフランシスカニズム週間に参加されるよう要請します。テーマは「フランシスカン史の初期100年間における会則(13-14世紀)。教皇の手紙、会憲、評釈」で、発表者はマルコ・バルトーリ教授とピエトロ・マラネシOFMCap教授です。詳細は下記サイトをご覧下さい:salvoferro@libero.it; www.ofmsicilia.it/</font></p> <p><font size="3">★フランシスカン隠世修道女会及び活動修道女会担当室の予定と活動(2011年前半):担当室は来年2月8日から23日までペルーのリマでクララ会連合及び無原罪の聖母会連合と、「観想的生活」をテーマとする会議を開きます。3月8日から16日まではスペインのコルドバのクララ会聖エリザベト修道院で行なわれる霊的修養で、「観想的祈り」というテーマで会議を開催します。また4月16日から28日までポルトガルのモンタルヴォで、クララ会連合と「権威と従順」をテーマとする会議を開きます。5月12日から14日まではローマの総本部で、無原罪の聖母会連合諸議長の第2回国際会議に向けた準備委員会との会議が行なわれます。実際の国際会議自体は2011年5月23日から29日までスペインのトレドで開かれます。この準備委員会は7月6日から7日までマドリッドの「イエスの聖ヨゼフ」修道院に再び集まる予定です。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">日本管区ニュース(ご招待)</font></strong></p> <p><font size="3">フランシスコ会の総長、兄弟ホセ・カルバッリョが9月末に来日します。2004年の日本訪問は中国プロジェクトの会議を兼ねての訪問で、日本の兄弟と交流する時間的な余裕がありませんでした。今回は、まだ訪問していない地域(北海道、九州)を入れた日程にしました。フランシスカン・ファミリーの兄弟姉妹の皆様も、特に22日の集まりには是非ご参加ください。日程は以下の通りです。</font></p> <p><font size="3">9月22日(水)午後、成田到着 <br /></font><font size="3">16:00 兄弟たちとの懇談(六本木チャペルセンター) <br /></font><font size="3">17:30 晩の祈り <br /></font><font size="3">18:00 歓迎会(夕食)</font></p> <p><font size="3">9月23日(木) 午後、札幌へ移動 <br /></font><font size="3">16:00 兄弟たちとの懇談(北11条教会ホール) <br /></font><font size="3">19:00 歓迎会</font></p> <p><font size="3">9月24日(金) 長崎へ移動</font></p> <p><font size="3">9月25日(土) 原爆資料館、26聖人記念見学</font></p> <p><font size="3">9月26日(日) ミサ(本原教会)、午後福岡経由で韓国へ</font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-2683019947015865532010-04-26T17:27:00.000+09:002010-05-04T17:28:05.460+09:002010年4月号<p><font color="#ff0000" size="3">アレルヤ!アレルヤ!</font></p> <p><font color="#ff0000" size="3">「親愛なる兄弟姉妹の皆様、御復活祭です!墓から出て、復活されたキリストの力をもって、いのちの福音を全世界に告げ知らせましょう。御復活祭です、主の内に喜びましょう!御復活祭です!キリストが復活されました、アレルヤ!(2010年復活祭に向けた総長の手紙より)。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">聖フランシスコ・ソラヌス帰天400周年記念祭-スペイン</font></strong></p> <p><font size="3"> 総長の兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョofmは専属秘書の兄弟フランシスコ・ハヴィエル・アレリャーノofmを伴って、2010年2月26日聖フランシスコ・ソラヌス帰天の荘厳記念日に、スペインのフランシスカン・ベティカ管区内モンティーリャ(コルドバ)にある聖人の生家を巡る巡礼の旅をしました。生家は現在教会になっています。</font></p> <p><font size="3">二人は前日の25日同国に到着してコルドバとセヴィリアを訪ね、ベティカ管区の兄弟たちやセヴィリア「ロレトの聖母」修道院を訪問しました。同修道院には聖人が司祭叙階とその職務を果たすための準備の間に居住した修室があり、その修復が完了しています。総長は共同体全員を前に修室を祝別すると共に、諸国の民のもとに行きそのただ中で「神以外に全能の方はおわさない」と宣べ知らせるよう聖フランシスコ・ソラヌスを駆り立てた宣教の情熱を、私たちが絶やすことなく燃やし続けるようにと勧告しました。そしてクララ会修道院とモンティーリャのフランシスカン・コンセプショニストの修道院も訪問して、特に数世紀にわたる存在の記念を祝おうとしている今だからこそ、自身の誓願した生活様式に大胆さと創造性をもって従うよう皆を励ましました。</font></p> <p><font size="3"> 荘厳記念日当日の巡礼の後、総長はフランシスカン家族全員と共に聖体祭儀を行ない、その中で簡潔に聖フランシスコ・ソラヌスの人物紹介をしました。そして本会の初期の宣教者たちのようにためらわず諸国の民のもとに出かけていって、情熱をこめてそのただ中でナザレのイエスの福音を宣べ知らせるよう、出席者全員を促しました。祭儀の終わりに、本会創立800周年記念のメダルが総長から総長代理と主任司祭、市長に授与されました。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">総長が中央アメリカとパナマ「グアダルペの聖母」管区訪問</font></strong></p> <p><font size="3"> 総長と総理事の兄弟フリオ・セザール・ブナデルは2010年2月7日から14日まで、中央アメリカ(グアテマラ、サルバドル、ニカラグア、コスタリカ、ホンデュラス、パナマ、ハイチ)のフランシスカン「グアダルペの聖母」管区を訪問しました。管区長の兄弟サウル・フロレス・インテリアノは管区理事たちやグアテマラ市の聖ボナヴェントゥラ共同体の兄弟たちと共に一行を出迎えました。</font></p> <p><font size="3"> 兄弟たちと総長との会議が円滑に進むようにと、荘厳誓願を立てた兄弟たちのための幕屋の集会がグアテマラとニカラグアの2箇所で開かれました。そして第3番目の会議は養成担当者と志願者の集まりで、グアテマラで行なわれました。集会と会議は2009年総集会の総括文書「福音の賜物の使者」を用いて、小さき兄弟たちの生活とミッションのための主要なテーマを兄弟的な雰囲気の中で話し合いました。諸管区の様々な地域の現実についても触れ、特にハイチの現状に注意が払われました。管区診療所の兄弟たちや「兄弟聖ペトロの社会事業」病院の入院患者を訪問して共に祈る特別の時間もありました。</font></p> <p><font size="3">総長のグアテマラとニカラグアのクララ会修道院訪問も特筆すべき事で、他の修道院の姉妹たちも出席しました。また、もう一つフランシスカン家族との特別会議がグアテマラ「霊性センター」で開かれました。総長は同地で司教たちや教皇大使のモンシニョール・パウロ・リカルド・ガラハーとも会談しました。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">イキトスのセミナー-ペルー</font></strong></p> <p><font size="3"> ペルーのイキトスでUCLAF(ラテンアメリカOFM管区長協議会連合)の主催により36人の出席者を得て開かれたセミナーのテーマは、「アマゾンにおけるフランシスカンの存在」でした。セミナーの目的は、アマゾニアの現状をより深く知る事、16世紀から今日に至る同地でのフランシスカンの存在の事実を思い起こす事、そして2009年総集会に従って、アマゾニア大陸におけるフランシスカン・ミッションの総合プロジェクトのための基準と諸要素を見出す事でした。このテーマに関する本会の最近の歩みを考察した後、同地に30年間存在しているスペイン人宣教者の兄弟トマス・マルタンが、多くの内省と個人的体験に富んだ発表をしました。またアマゾン川流域の幾つかの共同体(Caserios)訪問の旅に一日が用意されました。その間にも、現地に住んで働いている様々の宣教者たちが体験を分かち合いました。以下は発表された総括文書の結論概要の一部です:</font></p> <p><font size="3">² すでにアマゾニアの現実に根ざしているフランシスカン宣教者の奉仕において、また兄弟姉妹たち及びラテンアメリカのフランシスカン家族の共同体の奉仕において、敏感な理解力と熱意が必要とされる。それは新たな宣教の召命の可能性と共に、アマゾンでのミッションに対するさらに新たな関心と献身を生み出すためである。こうしたイニシアティブは、連帯とインフォメーション交換と体験の分かち合いと様々な形の協働とに向けたネットワーク構築を促進し、アマゾンにおける存在と活動に対する共通のビジョンを作り出すのに役立つであろう。</font></p> <p><font size="3">² アマゾン地域に存在する宣教者や様々のOFM共同体、フランシスカン家族のために、初期養成レベル及び生涯養成レベルの養成講座が必要とされる。養成プロジェクトの準備の一部をUCLAF、ブラジルのペトロポリスの福音宣教修士課程、ボリビアのコチャバンバの宣教者センターを始めその他の研究所に依頼する事ができる。</font></p> <p><font size="3">² マナウスでの第1回セミナーにおいてすでに示唆された特徴を持つ共同体を、アマゾン地域にもう1つ又はそれ以上創設する。こうした共同体はいっそう管区合同(interprovincial)で国際的(international)な性格を持ち、その「INTER」という語が示すように単体の枠組みを越えて相互的につながった、多様な形の協働に開かれたものになる。それは総合プロジェクトを担う事を可能にして福音宣教の新しい形となり、環境にまつわる正義の擁護者になって、なおいっそう先住民族と貧しい人々のための選択肢となるであろう。</font></p> <p><strong><font color="#ff0000" size="3">≪お知らせ-世界のあちこちから≫</font></strong></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">社会問題をテーマにした養成会議-ペルージャ(イタリア):</font></strong></p> <p><font size="3"> アシジのOFM熾天使管区はこの3年間、JPIC委員会を通してSFOとユー・フラとの協働で、社会問題をテーマにした養成会議を主催しています。会議は誰でも参加でき、特にペルージャの様々の大学での幅広いちらし広告配布で宣伝されています。最初の年は、人間、家族、経済、政治へのコミットメントなど教会の社会教説にとって重要なテーマの概観が紹介されました。2年目はペルージャ大学経済学部教授の助力を得て、経済と人間との関係に取り組みました。そして今年は、聖書的・法的・社会的・政治的な観点からみた移民について取り上げます。またこの発表の間には、ペルージャ州の幾つかの主要政党の代表を交えた円卓ディスカッションが予定されています。詳細はwww.ofsumbria.itをご覧下さい。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">ロシアとカザフスタンの宣教地区の年次総会:</font></strong></p> <p><font size="3">ロシアとカザフスタンの聖フランシスコ宣教地区は4月末にサンクト・ペテルブルグで年次総会を開きます。総長はこの重要な集まりを考慮して、2人の総長代理に、宣教地区評議会を補佐して一緒にロシアの2つの共同体とカザフスタンの3つの共同体の状況分析を行ない、生活状況を評価するよう要請しました。現在、人員の不足を含めて幾つかの問題が明らかになっています。総長は総会に出席して、小さなカトリック共同体が再建されつつあるこれらの国々の兄弟たちを励まし、その存在を鼓舞します。現在のところ宣教地区には20人の小さき兄弟たちが7つの小教区と、ノボシビルスクの学校、アルマトイの障碍者センターと鍼灸クリニック、ウスリスクの高齢者とホームレスのためのセンター、サンクト・ペテルブルグのストリート・チルドレン・センター、それにタルディクルガンの小さな障碍者センターで奉仕しています。修道会を根付かせるために、サンクト・ペテルブルグの共同体に現地出身の3人の若い兄弟がいます。それでもまだ、なすべき仕事はたくさんあります。宣教地区は新しい多くのエネルギーを必要としています。詳細はsssmf@antonianum.euをご覧下さい。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">アンドレ・ヴォシェの著作発表:</font></strong></p> <p><font size="3">アンドレ・ヴォシェ著「アシジのフランシスコ(原題Francesco d’Assisi)」(エイナウディ出版、トリノ、2010年)の発表が2010年4月15日木曜日午後5時、アラチェリの聖母聖堂(ローマ)の「無原罪の聖母」小礼拝堂で行なわれます。詳細はsssmf@antonianum.euをご覧下さい。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">フランシスカン資料の40年:</font></strong></p> <p><font size="3">「アシジのフランシスコ-書き物と生活と証し(原題François d’Assise. Écrits, Vies, Témoignages)」の出版にあたって、「フランシスカン資料の40年」と題する研究会議が2010年4月29日木曜日午後3時半、教皇庁立聖アントニオ大学のAホールで開かれます。詳細はsssmf@antonianum.euをご覧下さい。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">聖アントニオ国際共同体の「尊者兄弟ガブリエル・M・アッレグラOFM」共同体(略称FGA):</font></strong></p> <p><font size="3">聖アントニオ国際共同体はその特殊な性格に留意して、1988年以来構造的に2つの単位に分かれています。第一に「母院」は、当時の「教皇庁立聖アントニオ神学大学」(現「教皇庁立聖アントニオ大学」)を含め本部執行部の設定した諸活動に奉仕するために、総長に呼ばれた兄弟たちのためのものです。第二に学生の兄弟たちの共同体である「支院」は、ローマで学ぶために呼ばれた兄弟たちのためのものです。支院は2003年のアシジ総集会の後、2003年7月16日総理事会議において、総長によって教会法にのっとり独立した共同体として設立されるに至りました。名称は「尊者兄弟ガブリエル・M・アッレグラ」フランシスカン国際兄弟共同体です。2009-2010学年度現在で100人の兄弟がおり(アフリカ21人、アメリカ30人、アジア12人、ヨーロッパ37人)、他に同共同体に居住して聖アントニオ大学以外の研究機関で学ぶ学生の兄弟が4人います。 詳細はwww.antoniano.org/fgaをご覧下さい。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">ブリュッセルの宣教者養成始まる:</font></strong></p> <p><font size="3">2010年3月1日からブリュッセルで3ヶ月間の宣教者養成が、受講する4人のカプチン宣教者を迎えて始まりました。4人のうち1人はインド、もう1人はポーランド、2人はコンゴ民主共和国の出身です。総長と総理事会の希望に従って、同時にプログラムの刷新も進められています。宣教者の自覚と福音宣教に役立つようにと、今年はノートルダム修道院で一連のフランシスカン会議が始まりました。最初の会議は「平和と恐怖」をテーマとして、アングリカン第三会会員のマーク・バーウィック氏が指導役を務めました。二番目の会議はイスラムについて、グウェノーレ・ジュセット氏が指導します。</font></p> <p><font size="3">宣教学に関する私たちフランシスカンの専門家は誰でしょうか。全管区の皆様、宣教学の専門家の兄弟の名前と、ミッションのフランシスカン神学を研究してきた兄弟の名前をお知らせ下さるようお願い致します。宛先は兄弟ダミエン・イサベル下記アドレスです:</font><font size="3"><a href="mailto:lawrence.isabell@yahoo.com">lawrence.isabell@yahoo.com</a></font></p> <p><font color="#0000ff" size="3">エジプト聖家族管区の生涯養成講座:</font></p> <p><font size="3">およそ70人のエジプトの兄弟たちが2010年3月1日から4日まで、霊の学問-特に神の探求-の豊かな伝統の地であるアレクサンドリアに集いました。集まりの目的は、2009年総集会の総括文書「福音の賜物の使者」を深く掘り下げて学び、「福音宣教と対話の養成」について内省する事でした。総括文書について総理事の兄弟ヴィンセント・ズンゴと同職の兄弟ロジャー・マーシャルが発表し、養成と勉学総書記の兄弟ヴィダル・ロドリゲスが「ミッションに向けて養成する」という題で、福音宣教について綿密な検討を行ないました。また「対話の養成」について、現在イスタンブールの共同体にいる兄弟ルベン・ティエラブランカが発表しました。「受肉したみことばの迎え入れ」(参照マタイ2,エジプトへの避難)と「フランシスコとスルタンのマリク・アル-カミルの対面」(ダミエッタ 1219)という2つの特別のイコンが、エジプト管区の刷新の道に光を投げかけています。集まりの間に福音宣教の分野と、イスラム教徒及びコプト教信者との対話に向けた日々の挑戦という分野に具体的な目標が設けられました。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">スペインで第23回「神学の日」開催:</font></strong></p> <p><font size="3">スペインのムルシアOFM神学研究所で2010年3月8日から12日まで、第23回「神学の日」が開かれました。集まりのテーマは「科学と神学」でした。この「神学の日」の一週間は、南東スペインの神学的内省の分野で一つの基準点となっています。</font></p> <p><font size="3">OFM神学研究所とムルシア大学との間で大変充実した良好な協働が行なわれている事は、特筆すべき事です。両研究機関は出版活動や諸会議の発展のために長年にわたって協働を続け、神学がスペインの公立大学において果たすべき役割を再発見する機会を提供してきました。この目的を念頭において、OFM神学研究所は学際間対話のように時宜を得た現実的なテーマについて、綿密で徹底した研究をしようと努めてきました。このようにして、科学と神学は共に手を携えて進む事ができるでしょう。救済のメッセージを見極める有効な方法として、両者は互いに無力化しあう事なく、内省と正しい判断に基づいて貢献する事を目指して共通の土壌を見出してゆかなければなりません。</font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-70015693382866440922010-03-30T17:23:00.000+09:002010-05-04T17:24:14.144+09:002010年3月号<p><strong><font color="#0000ff" size="3">ヨーロッパ協議会連合の第9回総会</font></strong></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhWD1ehvEl73kVRFhNRg9_GIE5UWSqg0HnRoU8thknothQ1_OKamE3DBN2iTVox_fMKo9Vfts_cZi4Dm-iOy-Nh_IOkIpvxCQ24UZZA5oDeYQk9Tt4OE80264jEDYMJ4UpE_A6e7bDhyphenhyphenCY/s1600-h/clip_image002%5B3%5D.gif"><font color="#804000" size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh0o_e6WivmiTar1jduRgyHrpJWLxnblMx5Hjd5UYn2msKYOBMNddY86Ow_duHJErlcJlk12S_DcODl0GygeqkOo0wecZCgmj0UR_iU5_ZWyTT7eL4-7gOxkfIORNEUd55HaejcZQfgLnM/s1600-h/clip_image002%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="http://lh5.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/S9_ZlihrmQI/AAAAAAAAMQ8/k8tk6EtWoQQ/clip_image002_thumb%5B1%5D.gif?imgmax=800" width="85" height="93" /></a></font></a><font size="3">ヨーロッパ協議会連合(UFME)の第9回総会が2月1日から6日までベルギーのブリュッセルで開かれ、近い将来に向けた様々のプロジェクトが承認されました。会議のテーマは、2009年総集会の指令第26番と27番に示唆された「ヨーロピアン・プロジェクト」でした。この意義深いプロジェクトの中で特に注目すべきものとして、2012年ポーランドで開かれる若いヨーロッパ・フランシスカンたちの集まり「ユーロフレイム」(協議会連合の後続体)があります。さらに、スペインのサンチァゴへの道の途上に「臨時の」国際兄弟共同体を設立する事、UFMEを一つのヨーロッパNGO団体とする事、ウクライナのビザンチン宣教地区を支援する事、総理事会と協働で常任評議会に委託された「ヨーロピアン・プロジェクト」を盛り立てていっそう深化させていく事等が挙げられます。</font></p> <p><font size="3"> 会議には総長と総理事、ヨーロッパの諸管区長、副管区長を含めおよそ70人の主要上長が出席しました。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">本会に新しいウェブサイト</font></strong></p> <p><font size="3"> マルタの使徒聖パウロ管区の兄弟たちのグループは2009年10月4日、新しいウェブサイトを立ち上げました。このサイトはフランシスカンのニュースとイ<a href="http://lh3.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/S9_ZmFnHD7I/AAAAAAAAMRA/RobPJNSmyyk/s1600-h/clip_image004%5B3%5D.gif"></a><a href="http://lh3.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/S9_ZmFnHD7I/AAAAAAAAMRI/PZvtDJ_98tc/s1600-h/clip_image004%5B4%5D.gif"><img title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgfZveW38izbtclCsh7YcViyMV7uFwbqDWeh3JWKAadh8NLAoagiALVxWCHCEDz4SUp4LObfyrelRYPefK6ds89EnciOXGKizPrlhnSyq5XbsgJbSDx1NbQqNEuYb8h3DzqvlfUAsJ_Ll8/?imgmax=800" width="175" height="102" /></a></a>ンフォメーションの3つの主要分野である「フランシスカン研究」、「聖地後援局」、「展望台(Lookout Post)」の各ページを設けており、フランシスカンたちがフランシスカン評論や諸テーマの研究著作物、フランシスカン・テクストの翻訳を無料でダウンロードできるように役立つ事を目的としています。内容は英語です。</font></p> <p><font size="3"> 同サイトの立ち上げはジョン・アベラ、ノエル・マスカット、レイモンド・カミレッリ、アントニー・キルコップの各兄弟たちの働きによるもので、全員マルタ管区所属ながらそれぞれ総本部、聖地特別分管区、ロンドン、マルタで本会に奉仕しているフランシスカン兄弟のグループです。今回その共同作業が実を結びました。</font></p> <p><font size="3"> 「展望台」という題のページは国際レベルから地元マルタのレベルまでを含めて、様々のテーマやフランシスカン・ブログ、信仰とキリスト教文化に関する現代の諸問題等を集めています。I-TAUはいずれの場合にもフランシスカン家族全体に役立ちたいと願い、特にフランシスカン・メッセージを広めると共に初期養成と生涯養成のための教材を無料で提供したいと考えています。http://www.i-tau.org/</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">福者エディジオ宣教地区設立</font></strong></p> <p><font size="3">総長の兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョはパレストリーナとイスタンブールの両共同体の要望を考慮して、総理事会の賛成票を得た後、2010年2月2日付の政令により教会法にのっとって福者エディジオ宣教地区を設立しました。この宣教地区はパレストリーナとイスタンブールの兄弟共同体から成りますが、領域の境界を定めずに総長直属となります。そして昨年の総集会で承認された会憲第168条に従って、すでに定められた規範を遵守しつつ希望者を受け入れ、兄弟を入会させる事ができます。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">第3回南米フランシスカン・ユース会議-チリ</font></strong></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiHxEu0rM-juDIzMKw0xi8a_AUdcLg_nSJCsXUQAbauneFKmlX_n0lYcHpGTiGjgXsfO09WxOVaMeJxk4ptvOxowWs1IUFEW0fy2PCKm3a_8oLVQ81bs0WAjLaEcemGSXX9ej0vj_ozYLg/s1600-h/clip_image006%5B3%5D.gif"><font color="#804000" size="3"><a href="http://lh3.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/S9_ZntHlYmI/AAAAAAAAMRY/B1Lk3bUMOug/s1600-h/clip_image006%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7i5INmgn8-Er9Zx3q6_XguCFPIGLQawlQlHg5Q53bm64oe9GG7z7LQ8V0a8rUqnZQKrbtlaYmR0TbpCse2UPfrxToNTvuNibZgCEbZiNI20iVieuX4DPXZ0HtEH_JfEr_uxhLl60ILMc/?imgmax=800" width="98" height="120" /></a></font></a><font size="3"> およそ200人の若者が2010年1月20日から24日まで、第3回南米フランシスカン・ユース(以下ユー・フラ)会議のためにチリの首都サンチアゴに集まりました。そしてフランシスカン召命の喜びと美を分かち合い、会議の主要テーマである「私は聖なる清貧を浄配として選び取った」について内省しました。若者たちはボリビア、ブラジル、コロンビア、エクアドル、パラグァイ、ペルー、チリの各国から、それぞれの霊的補佐に伴われて参加しました。会議には国際ユー・フラの代表としてブラジルのアンダーソン・モウラ氏が、またチリSFO代表としてイングリッド・パラシオス氏が出席しました。パラシオス氏はチリSFO全国会長で同国SFO国際評議員も務めています。</font></p> <p><font size="3"> 集まりは祈りや養成、兄弟的な分かち合いに真剣で熱のこもった時間をすごす事ができて、大変よく構成されたものでした。若者たちが会議の主要テーマを掘り下げるのに役立つ関連テーマについて、毎日内省が行なわれました。主な講演者はSr.パウリナ・エチェヴェリーFMIC、兄弟マニュエル・アルバラドOFM、ヘクトル・フェルナンデス・キュビロス氏、兄弟フランシスコ・サルガドOFMでした。</font></p> <p><font size="3"> その後会議は、アラメダの聖フランシスコ教会で副管区長の兄弟ホルヘ・コンチャOFMの司式する荘厳な聖体祭儀をもって閉会しました。次回の第4回南米ユー・フラ会議は2012年コロンビアで開かれます。詳細は下記サイトをご覧下さい:http://picasaweb.google.com/jufra.org</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">フランシスカン新刊の栞</font></strong></p> <p><font size="3">*ジェラルド・リス著「アロンの祝福」(原題De zegen van Aäron)。ヴァルクホフ出版、ナイメーヘン(オランダ)、2009年。全96頁。</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEginLz2qxvxLNt6VDh9ERQ77Lo0uz48IC1zFJW8CTT4kJ9IN71f_7v-SRKiNYEA3mHJbc2pLsezFRLLqv7vtaRdM1kFxXdAIyTCh7CW_dpUEXvm7EVipmU7aDe5UUMQ6QHQJu-8VsoEKlw/s1600-h/clip_image008%5B3%5D.gif"><font color="#804000" size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhiDleYN-JkVnpqVVbsMiq9Ec3d22zWZmWVZpsWKR-nf0iJp57UCrezuTflIysB3gXf-nSem7GcWIT47s9yZl9jKrf9KRi0ewtdh_jAnkV_7Md7aaaZmZREVjPRzMtsc8rfVPqh4oP7wbE/s1600-h/clip_image008%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh8GzqZASxu-pEpf2WkcQ7WkpPcsdTGSPumW_pBq6pdrPFbxP6R4yuqcxxDFjrgPZAkqcjJDuHkGqRaSB-X9mBU77YUBiI4uDCE7D-m8TWbEu1PJNegHlTeiu9r9wlmfPbpGN9mXxDqd7o/?imgmax=800" width="80" height="130" /></a></font></a><font size="3">聖書の民数記の作者は典礼に用いられていたアロンの祝福(民6,22-27)を、荒れ野をゆくイスラエルの人々の旅路のまさに始まりに据えています。この祝福の言葉を通して、神はその民に、約束の地に向かう旅の年月の間ずっと彼らと共におわす事を約束されました。フランシスコはよく知られていたこの祝福を、兄弟レオを励ますために手ずから書き記しました。それ以来、フランシスカン伝統においてアロンの祝福は「兄弟レオに与えられた祝福」として知られるようになりました。</font></p> <p><font size="3">*レオナルド・フォレー著「イエスを信じる」(原題Believing in Jesus)。聖アントニオ・メッセンジャー出版、オハイオ、2009年。全324頁。</font></p> <p><font size="3"> 本書はキリスト教徒として成長した人が生涯持ち続ける信仰と実践にいっそうの理解を得られるよう、その助けとなる事を目的としています。また同時に、ほとんど教会に入った事のない人々のためにカトリック信仰を近づきやすいものにするという目的も併せもっています。著者自身が述べているように、「この本は臆病な人や傷ついた人の助けとなり、他の人からの問いかけを可能にする」ものです。本書は第6版で最新化されており、随時「カトリック教会要理」を参照しつつ教会の直近の公文書やイベントについて考察する事ができます。またディスカッションのきっかけとなるように作成された質問が用意してあって、読者が信仰の神秘の深みへと降りていくのを容易にします。さらに網羅的で徹底した参考文献欄が、詳細情報の活用に役立ちます。本書は私たちの信仰に必要不可欠の道標と言えるでしょう。</font></p> <p><font size="3">*レオナルド・フォレー、パット・マククロスキー共著「日々の聖人」(原題The Saint of the Day)。聖アントニオ・メッセンジャー出版、オハイオ、2009年。全408頁。</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgoKSH14I2aHzbZPfxSbVuGy9TUzq7CRFOrEsubJZTVqOjIBsn0n2pDUFi5pMBe-4FX2bARDFgp48tk0nqa66wJk6zobM3jNpwmsDi3V2PIbWpxge1zvwMA8mzQpsUeM2qDRWFMpC-2QBA/s1600-h/clip_image010%5B3%5D.gif"><font color="#804000" size="3"><a href="http://lh4.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/S9_ZqJUwxXI/AAAAAAAAMR4/RT4Md2ZjT74/s1600-h/clip_image010%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image010" border="0" hspace="12" alt="clip_image010" align="left" src="http://lh4.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/S9_ZrSgbq2I/AAAAAAAAMSA/lN5ViRV6q4U/clip_image010_thumb%5B1%5D.gif?imgmax=800" width="90" height="123" /></a></font></a><font size="3"> 簡潔な伝記と識別の内省を合冊する事により、本書は日々の生活の中で諸聖人の模範を通して主の友情を求め、見いだし、迎えるための、インスピレーションに満ちた実践的な手助けとなっています。各見出し語は、聖人の簡潔な伝記と、読者の生活に深く関連する聖人の生活の模範の解説、それに合った聖書からの引用、聖人または他の霊的著述家による書き物等を載せています。見出し語は239項目が聖人と福者に、16項目が聖母の祝い日にそれぞれ当てられています。</font></p> <p><strong><font color="#ff0000" size="3">≪お知らせ-世界のあちこちから。≫</font></strong></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">ギニア-ビサウ分管区の成長:</font></strong></p> <p><font size="3">6人の最後の修道者たちが2010年1月23日に司祭叙階して、ギニア-ビサウ分管区には現在33人の荘厳誓願者がいます。その内の16人は現地出身、12人はイタリア出身で母管区のヴェニス管区所属、5人はポルトガル出身です。さらに5人の有期誓願者と4人の志願者がおり全員現地出身者です。分管区長はギニア出身の若い兄弟ヴィクトル・ルイス・クェマチャで、2009年3月1日から7日まで開かれた初めての分管区会議において評議会と共に3年任期で選出されました。ギニア-ビサウ分管区は様々の国からの兄弟たち、中でも特にイタリア、ポルトガル、ブラジルからの兄弟たちによる海外宣教活動の結実です。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>パリにフランシスカン学院創設:</strong></font></p> <p><font size="3">パリにフランシスカン学院を創設する事が2009年末に認可されました。学院はパリのOFMとOFMカプチンの両管区に従属します。学院創設の目的は霊性、神秘主義、哲学、神学、歴史、芸術の諸分野のフランシスカン教育を行なう事で、3年制を採り、各年度毎に評価が行なわれます。OFMとOFMカプチンの両管区長が学院長を務めると共に援助します。まもなく学部長と、3人の教授から成る学術委員会とが任命される予定です。学術委員会は講義要目を用意します。また事務局と広報室が設けられ、監理委員会責任者によって管理されます。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">ドイツ語のフランシスカン源泉資料:</font></strong></p> <p><font size="3">2009年末から私たちは初めてドイツ語で、聖フランシスコの書き物と1世紀のフランシスカニズムの源泉資料を一冊にまとめた書物を手にする事ができるようになりました。各節の冒頭には序文としてOFM、OFMConv、OFMCapの兄弟たちの執筆による紹介が載せられています。</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>地震後のハイチでの兄弟たちの働き:</strong></font></p> <p><font size="3">ポルトー・プランスの3つの兄弟共同体はハイチの人々を迎え入れる場所になっています。市の中心街にある聖アレクサンドル共同体は、チリ人の心理学者であり医者でもある兄弟ヴィクトルの治療を受ける多くの病人の拠りどころとなっています。現在教会は、たくさんの患者と医薬品でいっぱいにふくらんだ病院テントに変わっています。サルバドル人の兄弟オマールは小さな修道院にたくさんのテントを張り、ストリート・チルドレンのために食事と寝場所を提供しています。兄弟コロンバノは貧しい「修道院」をゆく旅を続けました。そこは今や悲惨を極める場所となった市場でした。この「修道院」では水も電気もないまま、たくさんの人々が生活していました。皆が兄弟に助けを求めて呼びかけ、兄弟は微笑みながら一人ひとりにできるかぎりを与えました。</font></p> <p><font size="3">「十字架のミッション」共同体は3つの共同体の内で唯一被害を受け、修道院の正面壁面が崩壊して建物もかなりの損壊状態にあります。兄弟たちは修道院と教会の間の小さなスペースに野宿しながら人々への奉仕を続けています。兄弟ジャン・ルイは看護師で、地域一帯にあふれる怪我人や病人の世話に連日あたっています。ハイチ宣教地区責任者で修道院長と主任司祭を務める兄弟デンプシーは、小教区の生活を再建するためにてきぱきと働いています。兄弟アントニオも同様に、必要とされるおよそ1,000もの物流手配に全力を上げています。</font></p> <p><font size="3"> これまでに寄せられた義捐金は、専ら食料や医療品などの緊急援助に役立てられます。今後の再建に向けては、神のみむねが時を違えずお取り計らい下さるでしょう。詳細はhttp://www.ofm.org/をご覧下さい。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">養成と勉学総事務局の執行委員会開催:</font></strong></p> <p><font size="3"> 養成と勉学総事務局の執行委員会が2010年1月25日から27日まで総本部で開かれました。会議の目的は相互がよりよく知り合う事と、新しい総事務局が本会の諸分野における養成と勉学への認識をより深める事でした。また総理事会の承認を受けたこれから6年間の養成と勉学プログラムについて、その実行方法が話し合われました。さらに皆が留意した主要事項として、諸大陸会議及び国際会議の構成についても検討されました。3日間の会議の間に、出席者たちは総長と会う機会を得て養成の体験を分かち合い、総本部とのより大きな協働を約束しました。</font></p> <p><font size="3"> 会議の出席者は以下の通りです:総書記の兄弟ヴィダル・ロドリゲス・ロペス、副総書記の兄弟セルジウス・バルディガ、兄弟グレゴリオ・レドブラド(フィリピン)、兄弟マルコ・ヴィアネッリ(イタリア)。兄弟ドミニク・モンティ(米国)は健康上の理由により欠席しました。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">イスラエル・パレスチナ平和支援のための国際会議開催:</font></strong></p> <p><font size="3">地中海沿岸諸国議会議員集会の代表と国連代表が2010年2月12日から13日までマルタ(イタリア)においてイスラエル・パレスチナ平和支援会議を開き、2国間の平和構築プロセスに必須と思われる5つの本質的要素すなわち境界、入植地、難民、水、エルサレムについて討議しました。一同は世に認められた専門家として、またこの地域と国際社会の要人として、イスラエルとパレスチナ両国の国会議員と共に会議に出席しました。教会代表としてマルタ管区の兄弟マルチェッロ・ギルランドOFMが、聖座からの任命を受けて出席しました。同兄弟が聖座からこうした任務に任命されるのは今回で2度目となります。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">新任管区長</font></strong></p> <p><font size="3">兄弟クラウディオ・ペゴラーロ、中国の聖母管区長に選出(2001年の日本管区の総視察者でした)。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">新任総視察者</font></strong></p> <p><font size="3">兄弟ジャンパオロ・カヴァッリ、ヴェニスの「パドゥアの聖アントニオ」管区所属。ローマの聖アントニオ国際兄弟共同体の総視察者に選出。</font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-41137230667057266462010-02-27T17:17:00.000+09:002010-05-04T17:17:54.511+09:002010年2月号<p><strong><font color="#0000ff" size="3">ハルツームに初めてのOFM修道院-スーダン</font></strong></p> <p><a href="http://lh4.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/S9_YHtX-7lI/AAAAAAAAMP8/ewAmRmBzpzc/s1600-h/clip_image002%5B3%5D.gif"><font color="#804000" size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEidRhpkvleoRy9wU9yb-PaxzHbtPjcqmdiyJXnOJ8ggZW7Q-3rI-JOQfjvyyMidREov2lqDTz6Sak2YA1sl8Ozyu9dwsOJzYeya0sxfDqYmsWu1rMAxUnffzA1ewv-VssFkTeXjtU6v06U/s1600-h/clip_image002%5B10%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg82RlhxofDFqj1o3kdXT_aFuJP2DPKLhI05xLqp5gBNZ6WSPgqenpLlMA2ffdSw0TIJgA_WydoLVtZHg4-ozv0dWvHeGSOp85MoGfxULklY0wmdf3P_DLBrfrtxmJmej9Gr1a4HdAmUv0/?imgmax=800" width="168" height="106" /></a></font></a><font size="3">アフリカ大陸最大の国スーダンの首都ハルツームに、最初のOFM修道院が建てられる事になりました。2年前から同地には、兄弟共同体が地元司教から町外れの貧しい住まいを借り受けて生活しています。兄弟数は全部で5人で、スーダン出身者が3人(ピーター、ジョン、チャールスの各兄弟)、エジプト出身者が1人(兄弟マグディ)、フィリピン出身者が1人(共同体院長の兄弟メリト)です。兄弟たちは完全にイスラム教に囲まれた環境の中で、南部に長年避難しているキリスト教徒に奉仕します。そしてこれらのカトリック教徒のために2つの小教区教会、13の司牧センター、6つの学校で、社会的にも信頼された活動根拠地を確保しています。総長は現地の兄弟たちへの愛と親密さのしるしとして、兄弟会全体を代表して2010年2月スーダン宣教地区を訪問します。スーダン初の修道院の建設工事は2010年1月に開始されており、本年の聖フランシスコの祝い日の前に完了する予定です。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">ハイチの大地震-支援求む</font></strong></p> <p><font size="3">この短いメッセージを通して、私は本会の兄弟の皆様全員にハイチ地震の被災者への経済的支援をお寄せ下さるようお願い致します。本会の諸管区長及び分管区長は限りなく寛大な心をもって、総本部の総会計部宛てに御寄付下さい。皆様からの義捐金は同部からハイチの兄弟たちに送られます。聖体祭儀において祈りと共に、主のみ前にハイチの兄弟たちのすべての悲しみと苦しみを捧げます。主があらゆる善きことをもって皆様を祝福し、慰めて下さいますように。</font></p> <p><font size="3"> 総長 兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョ</font></p> <p><font size="3">寄付金は「ハイチ地震被災者支援」と銘記の上、下記口座にご送金下さい:</font></p> <p><font size="3">銀行:Banca Popolare di Sondrio – Roma – Sede <br /></font><font size="3">振込先:OFM FONDO SOLIDARIETÀ SAN FRANCESCO <br /></font><font size="3">小切手:000005300X66 <br /></font><font size="3">Iban:IT95L0569603211000005300X66 <br /></font><font size="3">Swift:POSOIT22</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">列聖省の省令公布</font></strong></p> <p><font size="3">教皇ベネディクト16世は2009年12月19日列聖省に対して、小さき兄弟会列福・列聖手続き担当総申請部に委託されていた以下の列福と列聖に関する省令の公布を認可しました:</font></p> <p><font size="3">① 福者ヴァラノのバッティスタ:そのとりなしで一つの奇蹟が起<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiVflU70cnQghmeEOn250LAtN4Zk8zWZtrbUeTxyMjZEB8M-EqMK_Gj8mOMFbQxhVTtYrpAWC1EvSeo6WonR18Ix6367pruUB3NgKFeTGI4iBySysqqQDk_EjgjJ7qNXfqeIFlz7LbJN4M/s1600-h/clip_image004%5B3%5D.gif"></a></a>きた事により列聖。ク<a href="http://lh3.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/S9_YJHGvCzI/AAAAAAAAMQQ/dfjmkm6IBtk/s1600-h/clip_image004%5B5%5D.gif"><img title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="http://lh4.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/S9_YJ5f9WcI/AAAAAAAAMQY/kJWuf6-BzcM/clip_image004_thumb%5B2%5D.gif?imgmax=800" width="82" height="110" /></a>ララ会荘厳誓願宣立の修道女。1458年4月9日イタリアのカメリノ生。1524年5月31日同地で帰天。</font></p> <p><font size="3">② 福者ビテットのジャコモ・イリリコ:英雄的徳により列聖。小さき兄弟会荘厳誓願宣立のブラザー。1400年クロアチアのザラ生。1496年イタリアのビテットで帰天。</font></p> <p><font size="3">③ 神の僕ジェス・ファロルリのマリア・キアラ・セラフィナ:英雄的徳により列福。「秘蹟のクララ宣教者フランシスコ修道会」創始者。1853年10月7日イタリアのトッシニャーノ生。1917年6月18日同国バリア・ディ・ベリノロで帰天。</font></p> <p><font size="3">④ </font><font size="3">神の僕アントニア・マリア・ヴェルナ:英雄的徳により列福。「無原罪の愛の姉妹修道女会」(イヴレア呼ばれる)創始者。1773年6月12日イタリアのパスクァロ・ディ・リヴァロロ生。1838年12月25日同地で帰天。</font></p> <p><font size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgfkfjRMIL6A2fyA6ZGAXKteyP-C2tbzGQthedpxAkEzzCLNptePYGgW15FVdj-ac0yKeA2GQ5iodCaO8N-_E1xTHDvWkq3b64UXdhEV3k2opUYtagXTF7wWOVwTxlQMhtZ284Eautmpss/s1600-h/clip_image006%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="http://lh3.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/S9_YKydoH5I/AAAAAAAAMQg/VezxKHwWKos/clip_image006_thumb%5B1%5D.gif?imgmax=800" width="89" height="114" /></a>⑤ 神の僕ジュニオ・ティナレッリ:英雄的徳により列福。信者で「十字架の声なき労働者ピオ連合」メンバー。1912年5月27日イタリアのテルニ生。1956年1月14日同地で帰天。</font></p> <p><font size="3"></font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">聖地特別分管区の定期刊行誌が発行70周年</font></strong></p> <p><font size="3">聖地特別分管区の定期刊行誌「聖地」は、様々の言語で発行されています。その中でアラブ語版は「As Salam Wal Kheir」(平和と善)と題されており、特に典型的なフランシスカン精神が表れています。アラブ語版の発行は聖地に暮らすギリシャ及びラテン式典礼のカトリック教徒に向けて、1940年に始まりました。現在の発行部数は200部で、現地に存在する信者の数と比べて決して少ない数ではありません。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">フランシスカン新刊の栞</font></strong></p> <p><font size="3">*クリストバル・ソラレス著「マルティン・ブーバーの人間学」(原題L’antropologia de Martin Buber)。プントパーチェ、2009年。全235頁。</font></p> <p><font size="3"> 自分自身を知る事は、知識に付加されるものとして解釈されるものではなく、理論的なもの、あるいは純粋な知的好奇心として解釈されるものでもありません。それは人間の務めであり、緊急で本質的な責務でもあります。そして究極のところそれは人間と無限である方との関係という大きな問題に向き合う事に他なりません。ブーバーは直接的にこの課題に取り組みます。マルティン・ブーバーは本質的には宗教思想家で、人間の豊かで複雑な体験を解明して伝えるために哲学用語、中でも特に現象学の術語を使用しています。</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhRwtytFosi_dCqcDglNmAzfD700b3AQt671Rrr94pHvaHwPcdq5u58Y0kBe7U4haMblcfRU34_22EPGuuLguLqlMQyRN7cdJX0Mv3j9kCRSnIiA90G7YeP5WboaEFYOCQBJalkRR3uC_o/s1600-h/clip_image008%5B3%5D.gif"><font color="#804000" size="3"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEin0YidrzfG2Depl9zEjRuinJTlsmViiArjbFC-DScYG0dvPZGVceb9_Zqf31zPh4RiayUu069xyxLjThr3HmRcGoCaVkgPG8Vhj5RyTUUFai9y7ZKYU5UDOQhbrDFKnoIhnzNpcZVVO5A/s1600-h/clip_image008%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhajZp2HhnAjEDJfjPVzzcnrqLodrvBTCwEqyiQa8rsNDK4bpVW6hW3OZAlu4ZjPU1VFdGr4MfbQDoCIulQMW0-YDrk2Exd8PC-j-UNo4vkGduQvZADF5aJjmelFaCBif-uiMqr4QOWfYk/?imgmax=800" width="95" height="152" /></a></font></a><font size="3">*M・メロン監修・パドゥアのアントニオ「光の中を歩む。典礼年のための説教選集」(原題Camminare nella luce. Sermoni scelti per l’anno liturgico)。パウロ出版、ミラノ、1999年(2009年?)。全371頁。</font></p> <p><font size="3"> アシジのフランシスコが回心と勧告という形の説教にうちこんだように、アントニオも自身の教養を道徳の説教に役立て、古典的な4つの認識力に基づいて聖書を解釈する事に献身しました。この事により、アントニオは13世紀のスコラ神学よりも12世紀の修道院神学により近い人となりました。本書は未発表の事柄の公表書であるばかりでなく、系統立った学術研究書と言えます。</font></p> <p><strong><font color="#0000ff" size="3">お知らせ-世界のあちこちから</font></strong></p> <p><font size="3">聖アントニオ大学の研究デー:聖アントニオ大学及び理事長の祝い日の2010年1月15日、「中国における福音-モンテコルヴィノのヨハネの司教叙階700周年」をテーマとする研究デーが開かれました。その終盤に聖フランシスコ賞の授与式があり、第1位は兄弟ベネディク・H・メルテンスが著作「熾天使的隠遁生活」の業績により受賞、第2位は兄弟パリゾーリ・ルカが著作「アレキサンダー大全とフランシスカン政治哲学の誕生」により受賞しました。詳細は下記サイトをご覧下さい:http://www.antoniano.org</font></p> <p><font size="3">「聖フランシスコとサルタン」についての研究デー:トスカナの「聖痕の聖フランシスコ」管区はローマの教皇庁立聖アントニオ大学の中世及びフランシスカン研究高等研究所と協働で2010年9月25日土曜日、「聖フランシスコとサルタン」というテーマの研究デーを主催します。場所はフィレンツェの聖フランシスコ修道院ラウデス・ホールです。e-mail: sssmf@antonianum.eu</font></p> <p><font size="3">聖アントニオ大学でJPIC講座開催:JPIC(正義と平和・被造物の統合)講座が2010年4月13日から23日まで聖アントニオ大学で開かれます(本会JPIC担当者は1日多く4月24日まで)。従来どおり講座はイタリア語、英語、スペイン語の3カ国語で行なわれ、最初の5日間は午後中JPICの神学的基礎に集中します。午前中はJPIC担当者のために取り置かれます。最後の4日間は午前と午後を通して「平和の構築と争いの解決」というテーマに専念します。いつものように講座はすべての兄弟、修道者、信者の皆様全員に開かれています。詳細はメールアドレスpax@ofm.orgをご覧下さい。</font></p> <p><font size="3">フランシスカン哲学思想:スペインのヴィスカヤにあるLIBER出版修道院は、世界哲学思想史全6巻の大作を刊行しました。第2巻は中世哲学で、教皇庁立聖アントニオ大学哲学科教授の兄弟ホセ・アントニオ・メリノ執筆により100ページ以上がフランシスカン哲学思想に当てられています。哲学思想の全般史においてフランシスカン哲学思想にこれほど大きなスペースが与えられるのは、初めての事です。フランシスカン哲学思想は真正なフランシスカン霊性の表れであるばかりでなく、関係の人間学と、現代哲学に広く行き渡ったヒューマニズムとに霊感を与え鼓舞し続けています。</font></p> <p><font size="3">フランシスコ会とドミニコ会の誕生についての教皇のカテキズム-2010年1月13日の一般謁見にて:「フランシスカンとドミニカンはその創立者の足跡を辿って、教会から離れずに聖福音の真理である福音的貧しさを生きる事が可能であることを実証しました。そして教会が聖福音と聖書の真正な場であり続けることを示しました。このようにしてドミニカンとフランシスカンはまさに教会及び歴代教皇との深い交わりから、その証しの力を汲み上げてきました。托鉢修道会は中世に大きく重要性を増し、労働団体や当時の同業組合、民間当局のような一般の組織がしばしばこうした修道会のメンバーを頼って霊的相談に訪れ、規則の作成や、時には自分たちの内部的・外部的な対立の解決を依頼するようになりました。フランシスカンとドミニカンは中世都市の霊的リーダーとなりました。偉大な直観をもって、彼らは社会の変容に適応した司牧の方法を実践したのです。親愛なる信者の皆様、中世の諸大学に広く行き渡ったフランシスカンとドミニカンの献身は、人間とその尊厳と永遠の運命についての根本的な諸問題を照らす福音の光を、敬意と信念をもって提示するために、私たちを入念な学びの場に存在するようにと促し招くものです。中世におけるフランシスカンとドミニカンの役割と、彼らが起こした霊的刷新、彼らが世界に伝えた新たな生命の息吹について思索し、ある修道者は言いました:『当時、世界は老いつつありました。二つの修道会は教会から生まれ、あたかも鷲のように教会を若返らせたのです』(Burchard d'Ursperg, Chronicon)」。</font></p> <p><font size="3">詳細は次のアドレスを参照下さい:http://www.zenit.org/</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3"><strong>OFM日本管区ニュース</strong></font></p> <p><font size="3">1)新修練者:3月20日(土)さいたま修道院(修練院)。晩の祈りの中で修練期を始める兄弟持田隆浩の着衣式があります。</font></p> <p><font size="3">2)新志願者受入式:3月21日(日)田園調布修道院。晩の祈りの中で新しい志願者3名の受入式があります。</font></p> <p><font size="3">3)全国侍者会:3月25-27日、瀬田&田園調布修道院。</font></p> <p><font size="3">4)叙階式:3月27日(土)兄弟新直己の司祭、兄弟元田勝哉の助祭叙階式。田園調布教会。11時から。</font></p> <p><font size="3">5)Website:OFM-Jのホームページをリニューアルしました。</font></p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-27736464471661201022010-01-30T22:04:00.000+09:002010-02-04T22:05:20.508+09:002010年1月号<p><font color="#0000ff" size="4">教皇庁立聖アントニオ大学講堂の落成式</font></p> <p>2003年の総集会は教皇庁立聖アントニオ大学の大講堂(アウラ・マグナ)について、内部的な目的のためだけでなく外部のイベントにも使用できるように建て直す旨の決定をしていました。国側から必要な許可を得るのに相当の時間と労力を費やさなければなりませんでしたが、その後3年を越える工事を経て当初の目的が実現され、2009年12月21日に落成式が行なわれました。</p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgw2kf3q2Xr_2zxrWImaTO5YLH8EV-FpRGcvZP-mX71htjvmc9I0g0E8Nq20iBrRsvUCGoZvjdGGlkxNJubmEkWIRGQSqczNeBy5xGn-RxudRa7g-CispLUr1ayUScPUQ0hc-q5z0USqNw/s1600-h/clip_image002%5B10%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi339ZDSxJ7VvqPULs3ulVP8BE0C0hnm31mo3ww4yvNSeHlN72-2XAOGh2L9AztXnVt6iRFvr7COqNuFHTr41tuhl5-VjJ4r35zpNWgulX5bDWNQeLxXgEh7VRO9L3YdZj2Iyll6Vn6SR4/?imgmax=800" width="240" height="147" /></a>落成式の夕べはRAI(イタリア放送協会)によって放映されました。またクリスマス期間には別の形で報道がありました。それは70分の番組で、俳優たちと兄弟たちが交互に登場し、俳優がフランシスカン資料集からの抜粋を朗読、兄弟たちがギニア・ビサウのクムラ・ハンセン氏病療養所やカザフスタンの聖櫃の村での体験を分かち合うものでした。兄弟エリジオ・ジェリミニによる共同体「モンドX」の紹介や、他の体験の分かち合いもありました。</p> <p><font color="#0000ff" size="4">本会JPIC活性化委員会の会議</font></p> <p> 本会のJPIC(正義と平和と被造物の統合)活性化委員会は昨年10月26日から30日まで、ローマで会議を開きました。会議の主な目的はこれから6ヶ月間の直線プログラムの作定と、2010年2月21日から27日までボリヴィアで開かれる国際会議の準備でした。その結果2009年総集会の総括文書「福音の賜物の使者」に基づく今後半年間のプログラムが、総理事会の11月の会議に提出されました。私たちの総括文書は本会の全ての共同体にJPIC担当室の支援に関わるよう勧めています。次回のJPIC講座は2010年4月13日から23日までローマの教皇庁立聖アントニオ大学(PUA)で開かれます。詳細は下記サイトをご覧下さい:http://www.ofm.org/ofmnews/?p=2625</p> <p><font color="#0000ff" size="4">マリア学アカデミーの50年</font></p> <p>福者・教皇ヨハネ23世は1959年12月8日、自発教令によって国際マリア学<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh0wGNR6SVZfmvsmkeoK0Xas8-5djDSTgQgypP8bLpokwqiQqfJuuDlWqtaklcUPRo3BgEZkWQCRagyn-WOpe5dMRGOs74Pu1n8kDFlyN51u-AusLqABve3ffyzJKsrkyutGMfL6FnMy-4/s1600-h/clip_image004%5B12%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhvImzJAQR3oAvZML3ciK1t-w9hCps-hNj9s7Nc4NBnIkt2MphrHaG1_UJwVGagfSMPqEnRRA6mT8CWT-TULujX-xSVcBjo_fWhgbCx29iOhbvOpsWM7h7x-VP2c2fn6IiOoJ24ztCwBDI/?imgmax=800" width="244" height="119" /></a>アカデミーに「教皇庁立」の資格を認めました。同アカデミーは1946年兄弟カルロ・バリッチによって「フランシスカン・マリア学委員会」として創設され、現在は世界中の専門家が集うマリア学の教皇庁立学術機関となっています。この記念日を祝って昨年12月20日にコンサートが開かれ、その後総長の司式による聖体祭儀が行なわれました。詳細は下記サイトに掲載中です:</p> <p>http://www.accademiamariana.org/</p> <p><font color="#0000ff" size="4">総長が上長連合の執行委員会メンバーに再選</font></p> <p>総長は上長連合(USG)の半年毎の会議においてUSG執行委員会メンバーに再選され、これからさらに3年の任期を務めます。USGには220の男子修道会が所属しています。総長は同連合の神学委員会議長に任命され、さらに奉献・使徒的生活会省と共に奉献生活関連の問題に取り組む委員会(16人で構成)のメンバーにも任命されました。</p> <p><font color="#0000ff" size="4">ミラノでの800周年記念祭-イタリア</font></p> <p>ミラノでの会則認可800周年記念祭は教会と市民のすべての共同体にとって、フランシスコとその兄弟たちの姿とメッセージを巡る、内省と協働の道具となりました。祝祭の初めは共に祈りと黙想の時を過ごす事でした。それはすべてのフランシスカン家族の構成員に向けたもので、始めに聖痕の祝い日の前夜の祈りが聖アンジェロ教会で行なわれました。そして2009年10月2日には聖フランシスコの祝い日を控えて、聖アンブロジオ聖堂でミラノ大司教のディオニギ・テッタマンツィ枢機卿の司式によるロンバルディアの司教たちとの共同執行の聖体祭儀が行なわれました。それはフランシスカン家族と地元教会の絆を示すだけでなく、8世紀間に亘ってミラノ市及びロンバルディア地区全域にフランシスカン家族の蒔いてきた善き種に対する、地元教会の感謝の表れでもありました。枢機卿の説教の後、第一会のフランシスカン家族の代表が教会に奉仕する心を表すために、大司教の手の中に誓願を更新しました。</p> <p>その間にミラノのカプチン美術館では、一年を越える準備を経て第一会のフランシスカン全員と他の様々の分野の専門家たちの主催する展覧会が開かれました。この展覧会は2009年11月29日から2010年3月21日まで一般に公開され、聖フランシスコの裁可会則のテクストが絵画や写本、昔の印刷物などの芸術作品を通して展示されます。それらはロンバルディアのフランシス<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEha_KIX29kT4FTvyaVBbbAbUnBof76x_Dt-8tDoaLnYhkcCMrmiFTe3JAn3ZBQ2bTvClEJJzJVAyN7FiLSZ5BixGc1CGlr0ARx3cnYyLCJloYBRtkNJfmL6RzFJdkJqn6SS5SPPsvmPEkA/s1600-h/clip_image006%5B6%5D.gif"><img title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiMkB96sQgOJq-NuvsEFc_pkajWLAethNz7nn6Zq1p8YjeEFIomwgV1PANrhTIEQ05fLHjOLXbfsUkARU4bgIAXrtafsusE7jEBqVTfoR7CtIKZAi4-Dzvgce6i1Sgi6H_XQoqHrl-IdaA/?imgmax=800" width="305" height="101" /></a>カンの受け継いできた遺産の一部です。中でも聖フランシスコを描いたチマブーエ作とされる有名な絵画は、今回初めてポルツィウンクラ美術館からミラノにやってきました。</p> <p>一連のプログラムを完結させるために2010年1月30日、「初期フランシスカン兄弟共同体と、ロンバルディア全域におけるその発展と広がり」に関する研究会議がミラノ・アンジェリクム文化センターで行なわれます。兄弟チェーザレ・ヴァイアーニOFMや兄弟ルイジ・ペレグリーニOFMCapを始め、国立ミラノ大学とミラノ・カトリック大学の教授陣が発表します。</p> <p><font color="#0000ff" size="4">フランシスカン・カリスマの800周年記念祭-フランス</font></p> <p> フランスのフランシスカン家族はフランシスカン・カリスマの誕生800周年記念を祝うために様々のイニシアティブを推し進めてきました。その最新のイベントとして「今日のアシジの聖フランシスコ」と題する国際シンポジウムと、ルルドでの大規模な全国集会が挙げられます。</p> <p> まずシンポジウムは2009年10月2日から4日までパリのベルナルディノ大学で開かれ、多数の思想家や知識人、中世研究家を含むおよそ300人の出席者がありました。そしてパリのノートルダム大聖堂補佐司教のモンシニョール・ジェローム・ボウの司式による、聖フランシスコの祝い日の荘厳な祭儀をもって成功裏に終了しました。</p> <p> また全国集会はルルドで10月24日から26日まで開かれ、フランス、ベルギー、スイスの全フランシスカン家族から2,000人を超える人々が参加しました。その内の200人はフランシスカン・ユースに所属する若者たちでした。どちらのイベントでも総長のメッセージが読み上げられました。両イベントについての詳細は、ウェブサイトwww.ktotv.com 及びwww.franciscains.frをご覧下さい。</p> <p><font color="#0000ff" size="4">フランシスカンの4つの会則に関する研究デー-ポーランド</font></p> <p> 聖フランシスコの原始会則認可800周年記念を祝って2009年11月21日、フランシスカン会則の養成と司牧の側面について考察する研究デーが、ワルシャワの「東欧・北アジア」フランシスカン・センターで開催されました。題は「これこそ主イエス・キリストの聖福音に従う私たちの会則であり、生活です」でした。</p> <p> 当日は講演と円卓会議に加え、「聖フランシスコの精神を生きよう」という題の映画の上映がありました。講演は以下の5つでした:(1)「会則-カリスマの評価か公式化か」ルブリン・カトリック大学教授のSr.テレサ・パスコフスカ、(2)「アシジの聖クララの生活様式に照らした原始会則」ローマPUA教授の兄弟ウィスラフ・ブロックofmcap、(3)「第一会と第二会の会則:その起源と独自性」クラクフの兄弟アンドレイ・ザヤッチofmconv、(4)「律修第三会と在世フランシスコ会の会則:その特質と歴史及び今日的意義」ルブリン・カトリック大学教授の兄弟ローランド・プレイスofmcap、(5)「4つのフランシスカン会則の共通要素と現代におけるその実現化」アヴィニヨンの兄弟タデー・マトゥラofm。円卓会議では、2つの問題すなわち「聖フランシスコの会則を『単純に何の傍注も加えずに』理解する事は今日なお可能か」と、「フランシスカン的ラディカルさを現代世界にどのように示すか」というテーマに取り組みました。映画は上映時間20分の作品で、聖フランシスコの書き物とアシジでのヨハネ・パウロ二世の講話にインスピレーションを得て兄弟シルヴェスタ・ヤションキエヴィッツによって製作されました。</p> <p> この研究デーはポーランドのフランシスカン管区長協議会(OFM5人、OFMConv3人、OFMCap2人)の後援を受け、3つのフランシスカン・センター(OFMワルシャワの「東欧・北アジア」フランシスカン・センター、OFMConvウージ・ラギエフニキ・フランシスカン研究所、OFMCapザクロツィムの「Honoratianum」霊性センター)によって主催されました。およそ70人の参加者の内の大多数は養成の責任者で、フランシスカン・ユースを含めポーランドにおけるフランシスカン・ムーブメントのすべての部門を代表していました。</p> <p><font color="#0000ff" size="4">本会創立800周年記念の会議-オーストラリア</font></p> <p> オーストラリアのメルボルン郊外ボックス・ヒルにあるヤラ神学連合で2009年11月19日から21日まで、フランシスカン・カリスマの誕生800周年記念を祝って「多宗教社会における聖フランシスコと聖クララの意味を解く:中世から現代へ」と題する会議が開かれました。 およそ100人が出席し、ジャック・デラルン教授を始め兄弟マイケル・クサト、兄弟モーリス・カルモディ、クララ会のSr.ブリージュ・オハラなど国際的な専門家が中心的な発表をしました。</p> <p> 会議は様々の面で注目に値いするものでした。まず、発端となる最初のアイデアが、信徒であるコンスタンツ・ミューズ博士(ビクトリア州立モナシュ大学の宗教・神学研究センター長)とクレア・レンキン博士(ヤラ神学連合の芸術・霊性史講師)から出されたという事です。会議はこの二つの学術組織の主催で、オーストラリア聖霊管区の財政支援と、その他の支援組織の寛大な寄付によって実現しました。</p> <p> また、会議は何世紀にも亘るフランシスカン歴史の偉大なテーマを考察しつつ、その一方で現代に具現化されているフランシスカン・カリスマについても注目しました。フランシスカンの知的伝統について、神学・霊性・芸術・詩、そして現代のフランシスカン的・クララ会的生活の生きた手本までを含む様々な角度から多面的な発表が行なわれました。</p> <p>管区長の兄弟ポール・スミスは管区の兄弟たちに宛てた手紙の中で「会議は実に800周年記念を締め括るにふさわしいものでした」と述べ、皆の共通の思いを要約しています。</p> <p><font color="#0000ff" size="4">SFOとユー・フラの全国集会-中央アフリカ共和国</font></p> <p> 中央アフリカ共和国のSFO全国選挙集会とフランシスカン・ユース(以下ユー・フラ)の幕屋の集会が2009年11月19日から26日まで、首都バンギ市で開かれました。同国SFO共同体はちょうど誕生50周年を迎えていました。</p> <p> 集会の前にSFOとユー・フラに向けた養成講座がありました。様々の準備と実行のために霊的補佐の三人の兄弟たち-SFO全国補佐の兄弟アリスティーデ・ンゴトOFMCap、SFO地区補佐の兄弟トゥサイン・ゾウマルデOFMCap、同じく地区補佐の兄弟タデー・クシーOFMから大きな支援が寄せられました。</p> <p> またSFO国際評議会(CIOFS)議長団の代表としてSFO会長のエンカルナシオン・デル・ポゾ氏、フランス語議長団評議員のミシェル・アルトメイエ氏、ユー・フラ代表のエリザベス・コレット氏、SFO/ユー・フラへの総補佐の兄弟イヴァン・マティッチOFMが出席し、全員が会議の間あらゆる養成の機会に貢献しました。</p> <p><font color="#0000ff" size="4">聖フランシスコの書き物の新しい本文校訂版が完成</font></p> <p>総長と総理事会は2005年、トレント管区(イタリア)の兄弟カルロ・パオラッツィとグロッタ・フェラータの聖ボナヴェントゥラ大学のメンバーに、聖フランシスコの書き物の新しい本文校訂版の作成を委託しました。それは本会創立800周年に向けた記念のためでした。長期にわたる献身的な取り組みの末、兄弟カルロはこの度その作業を完了しました。</p> <p>新版は2009年12月にラテン語/イタリア語版が刊行され、引き続きラテン語/スペイン語版とラテン語/英語版が出版されます。題は「Francisci Assisiensis Scripta」(アシジのフランシスコの書き物)で、(1)「賛美と祈り」、(2)「手紙」、(3)「会則と訓戒」の三部に分かれており、巻末に補遺として「書き取られた言葉」と散逸書簡が載せられています。</p> <p>テクストはグロッタ・フェラータの聖ボナヴェントゥラ大学論叢2009年版(Editiones Collegii S. Bonaventurae ad Claras Aquas, Grottaferrata, Rome, 2009)に掲載されます。</p> <p><font color="#0000ff" size="4">お知らせ-世界のあちこちから</font></p> <p><font color="#ff0000">*トレントで「第一会の日」の祝い</font>:イタリアのトレントで2009年11月30日、教皇インノセント3世による本会の会則認可800周年記念の祝いが行なわれました。当日朝70人の兄弟たち(小さき兄弟、カプチン、コンヴェンツァル)が聖ボナヴェントゥラ修道院で一堂に会して、祈りと内省、そして「私たちの会則:生活様式はなお今日的意義を持つか」というテーマで分かち合いをしました。出席者は兄弟ジャコモ・ビニの証しに取り組みました。総長はその内省の中で、今もなお重要な意義あるものとして会則の再読を助けると共に、私たちが兄弟共同体として生活の根本的次元(福音的ラディカルさ、観想、連帯、ミッション)を生きるよう要請しました。さらにローマのパレストリーナの共同体と生活する自身の体験を語り、恐れずに人々の只中へ出ていくよう熱心に説きました。</p> <p><font color="#ff0000">*第6回エキュメニカルと諸宗教間対話の生涯養成講座</font>-イスタンブール:対話の奉仕委員会は福音宣教総事務局と協働で、小さき兄弟たち及び関心を持つすべてのフランシスカン家族メンバーに向けて、エキュメニカルと諸宗教間対話についての生涯養成講座をイスタンブールで開きます。使用言語は英語とフランス語です。期間は2010年10月18日から29日まで、テーマは「フランシスカン・カリスマにおける対話の養成」と、「エキュメニカル、イスラム教とキリスト教、ユダヤ教とキリスト教との間の対話」です。また講座中の活動の一つとして、「黙示録の教会」の地を訪れる3日間の見学旅行が予定されています。受講費は500.00ユーロです。受講を希望する兄弟は、担当責任者の兄弟ルベン・ティエラブランカのアドレスrtierrablanca@ofm.org 又はファクス +90-212-2432791にお申し込み下さい(詳細問い合わせも同様です)。</p> <p>締め切りは2010年7月31日必着です。先着20名に受講が認められ、詳しい講義要綱が送付されます。早めに申し込みましょう!</p> <p>なお、同じ講座がイタリア語とスペイン語で2011年10月17日から29日まで開講される予定です。</p> <p><font color="#ff0000">*南アジア・オーストラリア・オセアニア協議会(SAAOC)開催</font>:SAAOCの年次会議が2009年11月4日から7日まで、ニュージーランドのオークランドの聖フランシスコ黙想の家で開催されました。SAAOC議長の兄弟ポール・スミスが、協議会の13の共同体の大部分を代表する14人の兄弟たちを迎えて歓迎の挨拶をしました。出席した兄弟たちはオーストラリアを始めインド、インドネシア、パプア・ニューギニア、西パプア、シンガポール/マレーシア、スリランカ、タイ、ニュージーランドで働いています。パキスタンの分管区長と東チモール宣教地区長は、ビザの問題で残念ながら出席する事ができませんでした。新しくアジア総理事に着任した兄弟パスカリス・ブルーノ・シュクルOFMは温かく会議に迎えられました。兄弟シュクルは発表の中で総集会の呼びかけを繰り返し、福音化するミッションに照らして総集会の勧めに基づいた働きの計画を立案するよう、兄弟たちに促しました。会議は「福音宣教事務局とJPIC担当室、養成事務局の間の統合的な方法論を発展させよう」という提議を承認しました。2010年の末までにタイで開かれる予定の次回会議に向けて、計画が進行中です。</p> <p><font color="#0000ff" size="4">OFM日本管区ニュース</font></p> <p>1)<font color="#ff0000">誓願金祝</font>:2月5日(金)六本木修道院で11:00から誓願金祝ミサ&祝賀会。兄弟武田三明、兄弟福田勤、兄弟谷津良勝、兄弟フーベルト・ネルスカンプの四名。</p> <p>2)<font color="#ff0000">全国侍者会</font>:3月25-27日 (瀬田修道院&田園調布修道院)</p> <p>3)<font color="#ff0000">叙階式</font>:3月27日(土)兄弟新直己の司祭、兄弟元田勝哉の助祭叙階式。田園調布教会。11時から。</p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-80296208314955511342010-01-01T11:03:00.000+09:002010-02-13T08:49:56.992+09:00古い記事<p>  <a href="http://lh4.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/S3XpCmfQFaI/AAAAAAAAKUY/V9ljBX2wRB4/s1600-h/image%5B21%5D.png"><img style="border-right-width: 0px; display: inline; border-top-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px" title="image" border="0" alt="image" src="http://lh3.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/S3XpDLLJJJI/AAAAAAAAKUc/aOFJZ37Rj7s/image_thumb%5B11%5D.png?imgmax=800" width="322" height="50" /></a> </p> <p>2006年以前</p> <div><img border="0" align="absMiddle" src="http://www.ofm-j.or.jp/gif/BOTAN_L.GIF" width="16" height="16" />   <a href="http://www.ofm-j.or.jp/fraternitas/fraternitas.html">2001年-2006年の記事</a> </div> <div></div> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-40352889268588223822009-07-25T22:40:00.002+09:002010-02-08T17:49:02.217+09:002009年7月号<p align="center"><font color="#0000ff" size="4"> <br />
小さき兄弟会第187回総集会特集号</font></p><p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhwMBOh0u4cxWLHKTTJ4CSt6eRL9eO_T5yrVeF8vXMlsQ4CzowzK1g-twJZJncg7hqP2JCLtIGPcmgNE9IFmr_ldQiu7EfXjaPafXf2yD-1Evu9Jf0pDn0Hk2Xh0-dUrIf1pnGZHO7kjJI/s1600-h/clip_image002%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiBaYmV9K5dsNNuusbsqD_zkUJrCXUpDbGDBKWDW2p9TCYk_CWb8F7PobTiARtG5NJhyphenhyphenqwzvK8haX4JJL6X9VBTifaxrtcI5dUcGcQgIjlsMl2evXMyMs6e0UAYr_CnanNB7EhkkR7nWVA/?imgmax=800" width="156" height="144" /></a>小さき兄弟会第187回総集会が2009年5月24日に始まりました。主な祭儀は800年前にアシジの聖フランシスコの小さき兄弟会が誕生したポルチウンクラ聖堂のそばで行なわれます。</p><p>5月25日現総長の兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョの司式による荘厳な共同聖体祭儀が行なわれ、総集会が正式に開会しました。総長は説教の中で、聖パウロの大胆さと聖フランシスコの迅速さをもって緊急に聖福音を告げ知らせる事が必要であると強調しました。私たちの挑戦は、このミッションが試練と苦しみを引き起こすであろう地域に恐れず出かけていき、そこにとどまる事です。総長は全世界の兄弟たちにこう呼びかけました:</p><p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZiGHaM9e6jX_tKDhfkR473quq1JwNHosA9NjqCmhXVH02yGZxodRV6_aMVlhh5Sg-1r8axIIpQ-haSsOifrOT9MsB4qzpHfTApVnED8WpSgcOxxmgh5pj-YuDr2rxrJk7Ow5WyD8vueA/s1600-h/clip_image004%5B9%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhXblJ7e2VrhjMvjcGsOuW0t5cDM4RxIueJ9kQu_UXGGh5sqUQSJkNUi8eRyWW9kUzK76oJPH0W16utBdjA2oXxrrMgLwUuy-lVsIQwjapdhiyymOd-R89bEuIH5R4v_yfUJeS9J-M4rK4/?imgmax=800" width="218" height="147" /></a>「『小さき兄弟たちよ、行きなさい』と主の聖霊は言われます。真理の保護者としてではなく、謙遜なしもべとして行きなさい。そしてあなた方が無償で受けたものを無償で与えなさい。行って町の路上や広場で出会うすべての人々に、彼らが同じ唯一の御父の息子と娘であり、自分にとっては兄弟姉妹である事を知らせなさい。行って老若男女の信徒と協力して福音を伝えなさい。行ってまだイエスを知らない人々のそばにとどまり、あらゆる場所ですべての行ないにおいて福音の価値を証ししなさい。困難が伴う事は明らかですが、主は私たちに言われます-『勇気を持ちなさい、恐れるな』と」。</p><p><font color="#0000ff" size="3">総長の報告</font></p><p>私たちの場合のように「ミッション-福音宣教」をテーマとする総集会では、こんにち「福音宣教のミッション」がフランシスカン的基調において何を意味するか、簡潔に思い起こす事から始めるのが適切だと考えます。</p><p><a href="http://lh4.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8J1kkioI/AAAAAAAAIjM/Psxdjfe6dk8/s1600-h/clip_image006%5B5%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiohefijUgrFCog1WTbYi-l1cZGWQiEXuQDC3mu_aAehG9CswPgdhyphenhyphend65uv-P_L1fqJDkyMRDFiB335ReUh9ri6zKdKlkdxRIai5gRj4oefluTmiiFWOxjiCmvHApzhpWsDTOLJdhqF3J0/?imgmax=800" width="204" height="115" /></a>福音化するミッションは、神体験と兄弟的生活と共に修道生活を構成する大切な柱の一つです。実にミッションは、強い神体験と本物の兄弟関係がある場合にのみ有効です。修道生活はこれらの分かち難い三つの要素を通して、神の国の現存と聖福音の活力と現実性とを示す確かなしるしに変わり、「福音を宣べ伝える」ものに変容します。</p><p>小さき兄弟には上述の三要素(信仰体験、兄弟的生活、ミッション)に加えて第四の本質的な要素があります:小さき者である事、それは私たちと神、兄弟たち、世界との関係を導き特徴づける次元です。私たちは単に宣教する兄弟共同体ではなく、宣教する観想的兄弟共同体でもありません。私たちはこれまで言ってきた事から、自身を「世界にある宣教者」として、「心を主に向けた小さき者である兄弟」と定義する事ができるでしょう。</p><p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEht6jXYcyfxpDAtg_EMgaDsZsy62sGAsCc9rwUi-S2THoY0v9xN3HnEkqcTYodViP1_Ah9plQAkq5Z-xNXeeILypJ7Z6PpTG5zZB4Svzurx-3r-GrdY8acKr2Wa0a-oy5MMUgJcv5dKw2g/s1600-h/clip_image008%5B4%5D.gif"><img title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEijLix0r55AW3gpNGfjX-wlABnn2HWeRMqO1vLpmj2B5scV8Xw9dEKMb4mtwB3LUfmLY2wTwzXUVaSuhkGAoBK2sxX6b9B6-ODrYXBmBuaG0P6CUGCMrPtsIuXCBd6ObVl-qwYMTjP2-tg/?imgmax=800" width="228" height="128" /></a>未来に目を向けて、会において地域レベル、全体レベル、またその中間というすべてのレベルで協働の文化を強める必要があります。自身の小さな世界に閉じこもろうとする傾向が、あらゆる共同体に強くみられます。そして管区合同や異文化間合同の共同体の増えるリズムはあまりに緩やかです。</p><p>協働の理解に質的な飛躍が必要です。それは人的資源の不足に対する救済策や打開策としてだけではなく、小さき兄弟として、教会としての私たちの召命の求めに対して、また言うまでもなく私たちの生きる社会が私たちに求める要求に対してよりよく応えるための重要な道具として考えられます。私たちは共同体の境界を越えて皆同じ生活様式を誓願した事を自覚し、会への帰属感の内に成長し続ける事が必要です」。</p><p><font color="#0000ff" size="3">世界中に神の御言葉を宣べ知らせる者</font></p><p>5月30日午前中の全体会議をもって、今月24日からアシジの天使の聖母聖堂で開かれている第187回小さき兄弟会総集会の第一週が終了しました。</p><p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKizJETOk5NcsDvX4sYvPvL4OnIQ5uwpi8Oi8KLfeNFOx3YmygKE3_980oparN58a636kfW128ZCfJXb_67JubdDK3NREPGo2fP4Skw_Kc96c6keWwsjxhyWaj66oraIU11PkHCAiW5qQ/s1600-h/clip_image010%5B8%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image010" border="0" hspace="12" alt="clip_image010" align="right" src="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8MstvwHI/AAAAAAAAIjg/tLafMWI9smg/clip_image010_thumb%5B5%5D.gif?imgmax=800" width="206" height="138" /></a>この週の作業は総長の兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョの「信頼の内に未来に向けて。主に心を向け、兄弟として小さき者として世界にある宣教者」と題する総長報告に基づいて進められました。</p><p>全体会議と10の言語別グループ会議では、特に「ミッション」を始めとして様々のテーマが話し合われました。兄弟ホセは本会がミッションのために存在する事、そしてそれ故に兄弟たちは現代の人々の求めに創造力をもって惜しみなく大胆に応えられるよう、彼らの要求を捉える事のできる世界観を持たなければならないと何度も繰り返し述べました。</p><p><a href="http://lh3.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8NZllWuI/AAAAAAAAIjk/lejSi4efrHI/s1600-h/clip_image012%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image012" border="0" hspace="12" alt="clip_image012" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgnyvjvyLyLo9P_ffg3OpeeTtH75AMhbmEyjzgwGdGMlj4JPdJXKwQUWueIJJABUR020_kXSk3P5_j7dtcIY8iVI88PvA6owGY9AqM9LV-NGcWPDq02bH0tcPpiKszZjLpjJ7JFL7yCw8I/?imgmax=800" width="216" height="144" /></a>人間のために御自身を貧しくされたキリストの観想から、小さき者は生まれました。その姿勢は貧しい人々の中で貧しくあろうと兄弟たちを駆り立て、すべての人々の顔の上に本来あるべき尊厳と神の姿をくっきりと現れさせます。</p><p>養成と諸宗教間・異文化間対話もまた、152人の代表がこの時に向き合ったテーマでした。兄弟ホセは報告の最後に、フランシスカン家族の未来に向けた自身の夢を述べています:</p><p>「私はこんなフランシスカン生活を夢見ています。それはより観想的で、イエス・キリストとの驚嘆するような熱烈な出会いに根差しており、世の底辺や境界や非人間的な修道院に向かって旅する勇気をもって、路傍にうち捨てられ、傷つき踏みにじられて安全を脅かされている人々の世界に神の慈しみにあふれた御顔と兄弟愛、和解、平和、連帯を宣べ伝えるものです」。</p><p><font color="#0000ff" size="3">教皇ベネディクト16世の手紙</font></p><p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh9EfScpFjo6xDG4zOIUOhaZ3gxIx2Z8eqgN7-ND704y5INPBaE62uDHWcmPQyGaGuSkCxdKUjAjnQTfU1E4Clu1D4QmE2tA9yfpyym05GqawwGnmq0u_n_IuLnbx0Lj8HrjvSoJ7gSDlU/s1600-h/clip_image014%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image014" border="0" hspace="12" alt="clip_image014" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAym9t7AgF0BRgtxgWQIwa69vD2wqFvfNyMWlw3UZuBl-Ri4wVHB43OnTdec-2xbdX3wb4qJwVfLuQlK-RZl4FMQzvvg6dv595ajK_k65y_dr2tFualn1LrvTAbgShzh3IjV1xcsSOcOU/?imgmax=800" width="192" height="133" /></a></p><p>「教皇インノセント3世が大きな慈悲の心をもって、聖福音の形に従った生活を望むアシジのフランシスコと仲間たちを迎えた日から、800年がたちました。教皇は実際に幸いなる聖フランシスコとその兄弟たちの希望をかなえ、次のように言いました:『兄弟たちよ、主と共に行きなさい。主があなた方の霊に示してくださったように、すべての人に悔い改めを説きなさい』(1チェラノ33,6-7)。</p><p>キリストの代理のこの素晴らしい祝福と勧告は豊かに完成された信仰と卓越した愛の心をもって受け入れられ、その後何世紀にもわたって聖性と宣教の情熱と、そして人々の間に人間的で霊的な生活を広めるあらゆる仕事とに多くの豊かな実を結んできました。実にもともとの始めから、小さき兄弟たちは福音的生活の模範を携えて世界中に出て行きました。そして簡単に言えば、カトリックの人々や遥かな遠方の人々、多様な宗教と文化の人々の間に、キリスト・イエスにおける永遠の救済の種を蒔き続けているのです」。  (教皇ベネディクト16世)</p><p><font color="#0000ff" size="3">兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョが総長に再選</font></p><p><a href="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8Pr2Pi0I/AAAAAAAAIj0/Xt8Mj2Nz_pA/s1600-h/clip_image016%5B5%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image016" border="0" hspace="12" alt="clip_image016" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiv9kfa-lgTv0XnyEVXmFcgRNW8SBJy1Es1TeSlp2YvzV98VeyN6xBv_xBPjtem9qWNHLBVhyphenhyphenlGpIbxcXmB0ABEgteB_aIqNyjk6MQRh8gsFjOSt9O3XFUgpoe-MgCfbM5LGOxoKl19rGw/?imgmax=800" width="145" height="126" /></a></p><p>兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョは第187回総集会のためにアシジの天使の聖母聖堂に集結した152人の代表によって、2009年6月4日小さき兄弟会総長に再選されました。選挙の典礼は教皇代理のホセ・サライヴァ・マルティンス枢機卿の司式によって行なわれ、再選された新総長に「全小さき兄弟会の印章」が手渡されました。</p><p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhvfeEebKPJCXYSroeR0uk58O5V2lOApqGVGBNW7ieURjcu4G1sTHqwNDuqGyqyXNRrnk6vKJHWDpbQBd3ChHM7Uo5Ktwiz3ZHUz-R4ub0OU4r0_APDylOmHL1aOEEcqCyLX0rdQ8cFoV4/s1600-h/clip_image018%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image018" border="0" hspace="12" alt="clip_image018" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjtP4Os-HpPDLyQvxcyVjJqYJTqX_eZXX5uWSreoV5zVpm-HMTmqZJA9EeAQf8kC0L14XuwDIW_Zje49jr_uRB73DqkQ8lNS8PqPTUXLnAAXaBCRgu1sqSwmho_3XJcIOi7MhZlSDso8wY/?imgmax=800" width="155" height="120" /></a> 兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョは本年8月に56歳になります。2003年から総長を務めており、それ以前は総理事及び養成と勉学総書記、サンチアゴ・デ・コンポステラ(スペイン)のフランシスカン管区長、ヨーロッパ小さき兄弟連合議長、若い兄弟たちの養成担当者を歴任して本会に奉仕してきました。また9年間管区理事も務めました。</p><p>現在はヴァチカンの福音宣教省と奉献・使徒的生活会省のメンバーです。兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョは聖フランシスコの第119代継承者となり、2015年まで世界113カ国に生きる15,000人の小さき兄弟会メンバーを導きます。</p><p><font color="#0000ff" size="3">兄弟マイケル・A・ペリーが副総長に選出</font></p><p>第187回総集会のためにアシジの天使の聖母聖堂に集まった152人の小さ<a href="http://lh5.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8RoPWNrI/AAAAAAAAIkE/PEpawCWxwmo/s1600-h/clip_image020%5B6%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; border-top: 0px; border-right: 0px" title="clip_image020" border="0" hspace="12" alt="clip_image020" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg11hzWV3drYg51g4SJXoMmUljtW7HbUk8j_pSbKzq5q2iDQPEkBOx00hyphenhyphenYlFVEwlfGq_hZJm7htbP9FwOqwqm9g7UdqowJIw1bnwvDAJVpesT7tklzMof-JjxdvtOnjBwdyZysGFXfisI/?imgmax=800" width="135" height="142" /></a>き兄弟会代表は2009年6月5日、兄弟マイケル・アンソニー・ペリーを本会副総長に選出しました。</p><p>兄弟マイケルは1954年米国インディアナポリスに生まれ、同国「いとも聖なるイエスの御心」管区長を務めました。管区内で神学面の養成や修練院修了後の養成、国際JPIC委員会の仕事に携わる一方、10年間コンゴ民主共和国での宣教活動に奉仕しました。またカトリック救済サービスや米国カトリック司教協議会でも働いています。</p><p>学問面では宗教人間学で博士号、神学で修士号、司祭養成で神学修士号、歴史と哲学で学士号をそれぞれ得ています。</p><p>兄弟マイケル・アンソニー・ペリーは兄弟フランチェスコ・ブラヴィの後任となります。</p><p><font color="#0000ff" size="3">新しい総理事</font></p><p>聖フランシスコの志に従い聖霊降臨祭の総集会に集まった小さき兄弟会は、次期6年間の活性化と権威の奉仕を委ねる兄弟たちを選出しました。総理事の平均年齢は53.8歳です。 <table border="0" cellspacing="0" cellpadding="0"><tbody>
<tr> <td valign="top" width="104"> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgF7uY_unCd1JoJQmeLyuvQ7J0cO0PpBcZLicC0X5_d4bvlIUp1P2sLEoI7OAIZBn0mxMih7Sm80QHRA2yxodoTWSn_lRsRw3gn87Mvw7A-acblkKhg-RV77m17rGqqQQg3S2aQS5hXta4/s1600-h/clip_image022%5B3%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="clip_image022" border="0" alt="clip_image022" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj7mFM2zdOfv3JsYO75kTEzz5FDXRVqAgf1VIa6445eonsjtoXZHjNdX-y0ffxgHhHrjHiUm96AMRFaPqe-uogtLc6vYghgb5Y7A30cKeiDRKZ5GvNuceuDPzWc96Gig-6KUjS7RsVXZEQ/?imgmax=800" width="82" height="90" /></a></p></td> <td valign="top" width="104"> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiSlAS3CGzXbef5Np2qD3uC9PDMXT9VVkhgjUlbJokFeOVc3eBwLcvGN26VT7G6gpkAd2EuuEOTlqEMQyuztRCq6vG3zZGxSzJTIronC5pLMhASqsUp876fMvOT5B4DBHMkAhhnMn43HR8/s1600-h/clip_image024%5B3%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="clip_image024" border="0" alt="clip_image024" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7Hgp3UmsRP8PKMqEay1SyUhiSbanjhJOtGWYldJYJGxk5s8s8hdtxwhpawlzdfMKAsgF9vR2GTeKz1TJZ__wt3CcvwUf3M-palBKWiORWFzn3uR8A9X-lD3Ys_fBWv4SDSxWIFxeOdyc/?imgmax=800" width="78" height="88" /></a></p></td> <td valign="top" width="104"> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjS9krgWjJQslZonElUN_mb1v6r-zBH94dkN8OnTSp1ytze-12lpOV1R7K72MdIhT6wW55apqlRcTuT1fm43yvtxw1n_1Y3rwL3GtvthBAvh4FxwCjlQ8FjuSKFkFUQbKaFVpSswpfjZMM/s1600-h/clip_image026%5B3%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="clip_image026" border="0" alt="clip_image026" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiFqdMKtQJNxJvoUG8F4OR8AbMPQe1EStoyEu18M_XXBzTQ_KlymEI6p-IHUBbVl0LV3SJLCHkwMQBDbZXqEQYvSXkFOG1MbjGM_VE4pZR_IMoJkkMCTelphh5YVKMt4bFrEirYgJqUN2c/?imgmax=800" width="82" height="90" /></a></p></td> <td valign="top" width="104"> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgPbqcJuXfXXPYtIwQ1OPbzKZ1wlVwW4lMCnWb-BS14GToEgcRvqcQyaYx-A-25Vz99marZETbF1L8vyNQhHvhwAm1KXdBEFBuXeFFI8-yH9chvc2UFgctMzs-eZ2gY9cujAkOvqo5Sr1k/s1600-h/clip_image028%5B3%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="clip_image028" border="0" alt="clip_image028" src="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8WojbdaI/AAAAAAAAIko/V5jcC4sryVE/clip_image028_thumb.gif?imgmax=800" width="78" height="88" /></a></p></td> <td valign="top" width="104"> <p><a href="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8XEU9VYI/AAAAAAAAIks/VIVOZzuj5Wo/s1600-h/clip_image030%5B3%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="clip_image030" border="0" alt="clip_image030" src="http://lh5.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8XRr_9dI/AAAAAAAAIkw/4IJ8toMLays/clip_image030_thumb.gif?imgmax=800" width="82" height="90" /></a></p></td> </tr>
<tr> <td valign="top" width="104"> <p>Vincent Mduduzi Zungu</p></td> <td valign="top" width="104"> <p>Paskalis Bruno Syukur</p></td> <td valign="top" width="104"> <p>Francis Walter</p></td> <td valign="top" width="104"> <p>Roger Marchal</p></td> <td valign="top" width="104"> <p>Vincente Tapia</p></td> </tr>
<tr> <td valign="top" width="104"> <p><a href="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8Xyty5dI/AAAAAAAAIk0/EYBOHoUes7U/s1600-h/clip_image032%5B3%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="clip_image032" border="0" alt="clip_image032" src="http://lh3.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8YXKVegI/AAAAAAAAIk4/sx2mibtmHjo/clip_image032_thumb.gif?imgmax=800" width="78" height="88" /></a></p></td> <td valign="top" width="104"> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg-og_yRvgDgsE9kg91UKKET52fZf9myqgkvHul22t6uaiEG-YuTjK5ow4avqrTa-xWNbro2vXNsTTl0dApwe6f4wfwCiIgJbgigwTBqve2aCGEjYQmCJWdBkxK8YyWsKNzzubcR_aKnso/s1600-h/clip_image034%5B3%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="clip_image034" border="0" alt="clip_image034" src="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8ZqcLTyI/AAAAAAAAIlA/1b0O4ga1i60/clip_image034_thumb.gif?imgmax=800" width="78" height="88" /></a></p></td> <td valign="top" width="104"> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgjkSPRjNvIIETbOMh8SCnYyyYdrBn0o3sGWkIKAYAqUNxFeXKQ-ZVVDoFJ5UFgwi3jrrstu0NXCnrftNk2dY5nvxPGBUmk84R8OVZYiW1QvM47VQ9QK0ybZs0qqT7QgrCKYSoEAhiOZNw/s1600-h/clip_image036%5B3%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="clip_image036" border="0" alt="clip_image036" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpjrubkzx2SFc4EhlCT3txZ8F7qPbb6-v6c8_Gwi6lCedPM7lPxRyqo3wQsqQdsKh9Z0wmCM3DyuErpUGAmmpTjwiUJdCGuK8H3uOwlS0VRuuDk-WmsZ9z6DfzBQQK_guQi4Ohc9c2_Gw/?imgmax=800" width="82" height="90" /></a></p></td> <td valign="top" width="104"> <p><a href="http://lh5.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8bMu0v0I/AAAAAAAAIlM/m4fHkMNuMjU/s1600-h/clip_image038%5B3%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="clip_image038" border="0" alt="clip_image038" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj-JIqiErOdrNIHCKzRoHi0_SGtJs8plcKqDDNorAjbx9Bd4jjukuz4pRGC7GZHuaXz3cVTYlziuf0uY2w1nvZpgkjNXYJQ8Xs0iBIuk_EQ6D5PHmKPVSj22jwCJXJTjspnL1k2nbXzCyA/?imgmax=800" width="78" height="88" /></a></p></td> <td valign="top" width="104"> </td> </tr>
<tr> <td valign="top" width="104"> <p>Vincenzo Brocanelli</p></td> <td valign="top" width="104"> <p>Ernest Karol Siekierka</p></td> <td valign="top" width="104"> <p>Nestor Inacio Schwerz</p></td> <td valign="top" width="104"> <p>Julio Cear Bunader</p></td> <td valign="top" width="104"> </td> </tr>
</tbody></table></p><p>役目を終えて退任する総理事の兄弟たちに、会への奉仕を心から感謝致します。</p><p><font color="#0000ff" size="3">現代の人々に語りかける小さき兄弟会の800年</font></p><p>小さき兄弟会総本部は会則認可800周年(1209-2009)の記念のために2007年「アントニアノ・ディ・ボローニャ」に、創立の当初から現在に至るまでフランシスカンたちを駆り立ててきた精神を思い起こしてたたえるドキュメンタリー作成を依頼しました。</p><p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhgwa6LMe-sbS8PIvD2vkTI7kwHTipydKudEBoxCDdICWx0c-vBaiNqNJcmqthI0csb30xd7Sio_WhgSY_oyFudKB6sqwbVjsfwjqlxkuR3rOdYFfbY5I7bQI9Pyru1DUrrMeaZa3sO04s/s1600-h/clip_image040%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image040" border="0" hspace="12" alt="clip_image040" align="left" src="http://lh5.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8c6qxroI/AAAAAAAAIlY/qThK6Q8b9KY/clip_image040_thumb%5B1%5D.gif?imgmax=800" width="204" height="156" /></a> 「アントニアノ・ディ・ボローニャ」は天使の聖母聖堂で開催中の総集会で6月15日、DVD「OmnesVocentur Fratres Minores(皆おしなべて小さき兄弟と呼ばれるべきである)」の抜粋を紹介すると共に、サブリナ・シモーニ氏の率いる児童聖歌隊「Mariele Ventre」の実演を披露して皆の注目を集めました。歌はDVDサウンドトラックから「訓戒の言葉27-愛のあるところに」を始め、豊富なレパートリーからの抜粋曲でした。</p><p>製作に2年を要したこのドキュメンタリーは現在英語、イタリア語、スペイン語の3ヵ国語でアクセスでき、フランシスカンの体験を世界中に語りかけています。</p><p><font color="#0000ff" size="3">副総長の説教-2009年6月16日聖クララ聖堂</font></p><p>「神の御言葉に耳を傾け、神の愛と慈しみを表す方法を識別するようにというフランシスコの招きは、明確に『イスラム教徒や非キリスト教徒』のただ中に行く事を願う者だけに当てはまるものではありません。それは貧しきキリストに従って貧しきキリストのおられるところに向かうすべての者にとっての出発命令です。キリストの体の一員となり、悔い改めの兄弟姉妹の会-兄弟会やクララ会、在世会-の一員となるために、私たちには神がイエスと聖霊において抱きとめられたのと同じ世界を受け容れて生きる事が求められます。</p><p>神のこの受容を通して、神の原初の御言葉の響きが一人ひとりのすべての人間とすべての被造物の内に現存します。それは神の原初の御言葉の意味と目的を発見するプロセスを通して、コミュニティや兄弟共同体の中でイエスとの出会いを生き抜く中でも明らかにされます。キリストはそのようにして私たちが和解と希望のふるまいのさ中に自身の生活に加わるすべての人々を受け容れ、彼らの生活を私たちの生活や共同体や管区や修道会のためのパン種とし、変容の力とするよう、私たちを強く動かさずにはおきません。</p><p>これが私たちの招かれた、敢えてひるむ事のない福音的生活です。それは世界との出会いの聖福音であり、それを通して神の力と慈しみが私たちの内に明らかに顕れます。</p><p><font color="#0000ff" size="3">インターネットとメディア</font></p><p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgs3L5L7TktaHQjpm-SYtogtL0k0ehf569K3u9NX-dYKB66-PChRs8IcR-0J7YYakz8cVxjjTC1N5tuWwD-2XoXHl8Wyu9L4Y0Or7LAqN4dfyjVDU4BRijKwqNE-KquHGaxvPxQaweocb0/s1600-h/clip_image042%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image042" border="0" hspace="12" alt="clip_image042" align="left" src="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8difHizI/AAAAAAAAIlg/cuouKFjwvg0/clip_image042_thumb%5B1%5D.gif?imgmax=800" width="50" height="50" /></a> ウェブを通してインフォメーションを配信する事は、本会の主催するすべての国際会議にとって重要な事項の一つになりました。</p><p>それは今回の総集会についても言える事で、テクストや総会日誌、写真、MP3ポッドキャスト、ビデオクリップ、ライブ映像(You Tube)を含めてウェブサイトがほぼ分単位で最新化されています。</p><p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjae5D-Ymx6BzpalaUqIY9HDuh4XbkDyi8iNpEaHm3fOejzhdT6TuXQEv_FNKbEPPBPs25LQe7aDBt8yInuqTkqNm3LTuHcBxgDNd2q08qgzKteU8J4AccS3KlMl3JhZ2stziJgPps7R88/s1600-h/clip_image044%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image044" border="0" hspace="12" alt="clip_image044" align="right" src="http://lh4.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8ei0JOMI/AAAAAAAAIlo/8fyYTyawZbk/clip_image044_thumb%5B1%5D.gif?imgmax=800" width="50" height="50" /></a> 私たちの配信した400以上の記事、600の写真、83の文書、1時間40分のビデオ、6時間30分のオーディオには大変積極的な反応がありました。466,749のIPアドレスから9,061,510回の閲覧があり、151.1ギガバイトのダウンロード(2,392,002ページから)がありました。一番のピークは6月4日の総長選挙の時で、アクセスが非常に多かったため私たちのサーバーへの接続が困難になるほどでした。</p><p><font color="#0000ff" size="3">総集会の全メンバーから感謝をこめて</font></p><p><a href="http://lh3.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8fZ41T2I/AAAAAAAAIls/8k7jvD8ld-c/s1600-h/clip_image046%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image046" border="0" hspace="12" alt="clip_image046" align="left" src="http://lh3.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/Sng8fyFb30I/AAAAAAAAIlw/YiCivqvOI9c/clip_image046_thumb%5B1%5D.gif?imgmax=800" width="240" height="124" /></a> 総集会は以下を始めとする多くの兄弟の皆様の御協力に感謝致します:総集会書記の兄弟フランチェスコ・パットン、兄弟ガブリエル・マシアス、兄弟エドウィン・アルヴァラド・セグラ、兄弟マルコ・フレッディ、最終文書並びに法律問題担当専門家、兄弟ビル・ショートと兄弟フィリペ・イェイツを統轄役とする通訳・翻訳者、兄弟ステファノ・レッキアを統轄役とする議事録書記、財務と物流・後方支援担当の兄弟ジャンカルロ・ラティ、典礼委員会と広報担当室の兄弟ジョン・アベラと兄弟ミルコ・セリット。</p><p>また快く自在な尽力と奉仕をいただいた聖フランシスコ熾天使管区の皆様に特別の感謝を申し上げます。会場になったドムス・パチスとストイエのスタッフの皆様の根気強い働きと御厚意にも、同様に心から御礼申し上げます。そして世界各地で祈りと支援を通して私たちを支え、ウェブサイトも見て下さったフランシスカンやノン・フランシスカンの兄弟、姉妹、すべての友人たちに心から感謝致します。皆様ありがとうございました!</p><p><font color="#ff0080">総集会の全ての資料は引き続きインターネット下記サイトで閲覧いただけます:<br />
<a href="http://www.ofm.org/ofmnews/_capgen09/00capgen09EN.php">ここをクリック</a></font></p>フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-18774186252881448032009-06-29T15:02:00.001+09:002009-06-29T15:02:43.172+09:002009年6月号<p><font color="#0000ff" size="3">2009年総集会始まる</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhbGcWBHcFyOymI89ts37SIUwJLKxcrrwQTDWHJg7a3vRm-dzAvAB-Rc8y33LVhsjbErSBZTXunoXmrdapHom9e-lsKaa95MWAHWVYmLof6g9ESzgPM2ilKCUcsqfNU-VKWy5490oJNlbs/s1600-h/clip_image002%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhY9KVVERI/AAAAAAAAH7I/O5UpkySFHIc/clip_image002_thumb%5B1%5D.gif?imgmax=800" width="228" height="153" /></a>総集会は5月25日、天使の聖母聖堂において総長の司式による共同の荘厳な聖体祭儀をもって開始されました。議員たちは幾つかの形式的事項を終えた後、午前中アシジ管区長の兄弟ブルーノ・オッタヴィから心のこもった出迎えを受けました。それに続いてアシジ司教のモンシニョール・ドメニコ・ソレンティノと、アシジ市長のクラウディオ・リッチ博士の歓迎の挨拶がありました。</p> <p>今回の総集会は、教皇インノセント3世による私たちの生活様式の認可800周年と時を同じくしている点で特別に有意義です。私たちは自身の起源と、世界における私たちの教会の位置とを自覚しつつ、未来を見つめるために招かれています。それに等しく重要なのは、これまでの総集会から引き続いて基調をなす一つの主題、すなわち「主に心を向け、すべての人々のただ中で主の御言葉を告げ知らせる事のできる小さき兄弟として、世界に宣教者である事」というテーマです。</p> <p>第一週のうちに、過去6年期の旅路の評価が行なわれます。第二週には本修道会執行部が新たにされます。最後の第三週-四週は聖福音の証しをするという私たちの召命の再出発のために、次期6年の指針の作定に専念します。</p> <p>総長は説教において次のように述べました:「私は聖霊が次のよ<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi5v9vN3fvpapMF1k0-7ivpsRF79ZazLZti8jERJ0wuX1Xi8pX_tXsH1y3KpDtlvdKhLnAVRHdQCbfUPJLT9LGuqYQ0jM5mh8npUhDaWVV_i0AOFVUgad6fpUdDg65eI0Vx5gbLyJTPO5c/s1600-h/clip_image004%5B6%5D.gif"><img title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgqkTGKKxSRz5crxRgk47j8PyZhXJglOMBIrNBxZuXE2fUC06p6VuojNE8uJgifnrVmWjZxFkqyUapUSXksShK8Qh5d-lu0IM0iL1vb5tQDcdYBtLNJL_2NtF8E_LJDwFSryiziAbwqdYA/?imgmax=800" width="244" height="167" /></a>うに語りかけているように感じます。『小さき兄弟たちよ、</p> <p>· <font color="#008000">勇気を持ちましょう!</font>キリストに捕えられ(フィリピ3:12参照)、ミッションのすべての辺境に至るまで人々に手を差し伸べる事を恐れてはなりません。</p> <p>· <font color="#008000">勇気を持ちましょう!</font>地の果てまでも行き、最も貧しい人々や最も苦しむ人々の喜びと悲しみを自分のものとするために、「あなたの天幕に場所を広く取り、あなたの住まいの幕を広げる」(イザヤ54:2参照)事を恐れてはなりません。</p> <p>· <font color="#008000">勇気を持ちましょう!</font>より深く日々キリストの内に生きる事を恐れてはなりません。なぜならそのようにして、あなたは他者-とりわけ苦しんでいる人々の中で一層よりよくその方に仕える事ができるからです。</p> <p>· 勇気を持ちましょう!人間の美と尊厳が絶えずおとしめられている「忘れ去られた非人道的な修道院」(すなわち病いや苦しみに喘ぐ人々)に惹きつけられる事を恐れてはなりません(未裁可会則9,2参照)。なぜなら現代の「ハンセン病者」を抱きしめる時、あなたはキリスト御自身をもじかに抱きしめているからです。私たちが彼らを福音化する時、そのようにして彼らは私たちを福音化するのです。</p> <p>· <a href="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhY_CudQYI/AAAAAAAAH7U/YN9C04mKc1U/s1600-h/clip_image006%5B5%5D.gif"><font color="#008000"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4j-55mwwcpu4ES9HNS_SRCxwJCrbkqgObQ3XSgJpA8eCj4LujilaiBa7uCncVzpk5Jd61clkQ0SP6axJ3rdhrWk9YePw8AIc944BMZ2gOafeJRAn5OQ12MtTHsxPIdZ4jUOPYW71WXBA/?imgmax=800" width="169" height="227" /></font></a><font color="#008000">勇気を持ちましょう!</font>民族間の憎悪と殺戮の狂気に切り裂かれた現代の世界に、キリストの愛の対話を回復させる事を恐れてはなりません。平和をもたらす仲介者となりなさい。そのようにしてあなたは神の愛の証人となるでしょう。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">聖地の教皇ベネディクト16世</font></p> <p> 教皇ベネディクト16世は2009年5月8日から15日まで聖地を巡礼されました。聖地におけるフランシスカンの存在と聖地特別分管区の果たす役割は、13世紀に本会の宣教師の召命が始まり、とりわけこの「海の彼方」の聖地に宣教者管区が設立されて以来こんにちに至るまで、カトリック教会にとって常にこの上なく重要なものであり続けています。</p> <p> ローマ教皇はいち早くフランシスカンを諸聖所における教会の代表として認めました。聖地のフランシスカンの存在を、教会への神の御旨の賜物と表現した記録もあります。1342年に教皇クレメンス6世が最初にフランシスコ修道会のこうしたミッションを認めました。そしてそれ以降何世紀にも亘る聖座と聖地特別分管区との関係において、「教会は諸聖所の管理をフランシスカンに委託する」という考え方が常に支持されてきました。</p> <p> 例えば歴代教皇は、兄弟たちが幾多の困難と苦しみにもかかわらず(多くの兄弟が信仰により殉教しています)、師父フランシスコのカリスマに忠実であり続けた事を認めています。このため諸代教皇は、「教会はフランシスカンのミッションを讃え敬意を表すると共に、彼らが全ての人々に対する奉仕を続ける事を常に励ます」と繰り返し述べてきました。詳細は下記サイトをご覧下さい:<a href="http://www.custodia.org/">http://www.custodia.org</a>/ <a href="http://www.youtube.com/videocustodia/">http://www.youtube.com/videocustodia/</a></p> <p><font color="#0000ff" size="3">司祭年始まる</font></p> <p> アルスの聖司牧者ヨハネ・マリア・ヴィアンネの帰天150周年に当たって、教皇ベネディクト16世は2009年6月19日から2010年6月19日までの一年間を特に司祭年と定め、「キリストの忠実、司祭の忠実」をテーマとする事を発表しました。教皇は「イエスのみ心の祝い日」である「世界司祭聖化の日」の6月19日に晩祷を司式し、そこで公式に司祭年が開始されます。その際アルスの司牧者の聖遺物が、ベレイ-アルスの司教によって提示されます。そして一年後の2010年6月19日、聖ピエトロ広場で行なわれる「世界司祭会議」において再び教皇によって閉幕を迎えます。この記念年の間に教皇は、聖ヨハネ・ヴィアンネを「全世界の司祭の保護聖人」として宣言します。続いて「聴罪司祭並びに霊的指導者名簿」が刊行される予定です。名簿には、現代の司祭の生活とミッションに必須のテーマに関する教皇のテクスト集が載せられます。</p> <p> 聖職者省は教区の裁治権者及び修道会長上と一致して、教会と現代社会における司祭の重要な役割とミッションをより深く理解するため、様々の霊的・司牧的なイニシティブの推進と連繋を引き受けます。それは司祭職へ向けての神学生の養成と、司祭の生涯養成のためでもあります。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">フランシスカン的説教に関する国際会議-USA</font></p> <p>米国ニューヨーク管区「み言葉の委員会」の兄弟ジョン・アングリンと兄弟ラファエル・ボナンノは2009年6月10日から14日まで、コロラド州のコロラド・スプリングスにあるフランシスカン・リトリートセンターで、フランシスカン的説教に関する国際会議を開きます。テーマは「全世界を聖福音で満たす」です。全体会議では本会初期の説教、道徳的説教、フランシスカン的説教の将来の目標というテーマに取り組みます。またワークショップも開かれ、説教と平和の構築、説教と養成、ヒスパニックへの説教、女性への説教、女性による説教、霊性センター、フランシスコとイスラムについての説教、音楽と歌を伴う説教その他多くのテーマが取り上げられます。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">フランシスカン新刊の栞</font></p> <p>* パオロ・マルティネッリ監修「創立の恵み。アシジの聖フランシスコの最初の会則認可800周年記念論叢(1209-2009)」(原題La grazia delle origini. Studi in occasione dell‘VIII centenario dell‘approvazione della prima regola di San Francesco d‘Assisi (1209-2009))。デホニアネ出版、ボローニャ、2009年。全648頁。</p> <p> 「主である教皇」によって認可されたテクストにおいて初めて総合的に公式化されたフランシスコ会会則は、キリストの弟子として従順と清貧と貞潔の内に聖福音に従った生き方を求める事を、明確に定義づけています。この初めの恵みの記憶を追体験する事によって、フランシスカン家族のすべてのメンバーが喜びと共に各人の召命の賜物を再発見し、教会内と世界に向けた自身の旅路の刷新に勤しむ事ができるでしょう。</p> <p> 本書に収められたフランシスカニズム、霊性、奉献生活の神学という多様な分野の専門家による寄稿は、アシジのフランシスコの足跡に従いその旅路を学びたいと望む人々の中に聖熾父のよび起こす強い魅力を、情熱を込めて証ししています。</p> <p>* ジュゼッペ・カッフーリ監修「エルサレムについての対話」(原題Colloqui sui Gerusalemme)。聖地出版、2008年。全180頁。</p> <p> エルサレムは世界の中心です。それは預言者エゼキエルが七十人訳聖書の伝統に従って述べた定義づけであり(38:12)、信者であるか無いかにかかわらず世界各地の多くの人々が共通して抱く認識でもあります。現在までの三千年間、エルサレムの都は三つの一神教に聖地と認められ、神秘論者や詩人、巡礼者、関心を寄せる人々に霊感を与えてきました。そして同時に常に、排他的所有権を行使しようとする者による暴力に苦しみ続けてきました。本書は信仰に生きる人々、詩人、作家、エルサレム居住者、遠くからエルサレムを観想する人、地上のエルサレムのために働く人、天のエルサレムを待ち望む人など、様々の視点に立つ人々とのインタビューによって、エルサレム考察の対話を集めています。それは私たちすべての者が生まれた都(詩篇87)の神秘に入るための、創意に富んだ独自の方法と言えます。</p> <p>以下は面談者一覧です(敬称略):エンゾ・ビアンキ、ホセ・ロドリゲス・カルバッリョ、フランコ・カルディーニ、アンドレア・コルデロ・ランザ・ディ・モンテゼモロ、エッリ・デ・ルカ、スタニスラフ・ドズィウィッツ、アモス・ルッザート、カルロ・マリア・マルティーニ、アルダ・メリーニ、ジャンフランコ・ラヴァシ、アンドレア・リカルディ、ミシェル・サバ、ピエトロ・サンビ、アンヘロ・スコラ、アキレ・シルヴェストリーニ、スザンナ・タマロ、ディオニギ・テッタマンツィ。</p> <p>詳細は国際フランシスカン・ライブラリー下記サイトをご覧下さい:</p> <p>http://www.libreriafrancescana.it/</p> <p><font color="#0000ff" size="3">お知らせ-世界のあちこちから</font></p> <p>* 第5回エキュメニカルと諸宗教間対話に関する生涯養成講座-イスタンブール(トルコ):イスタンブールの聖マリア・ドラペリス国際共同体は対話の奉仕委員会並びに福音宣教総事務局と協働して、小さき兄弟たちとフランシスカン家族のメンバーに向けてエキュメニカルと諸宗教間対話についての生涯養成講座を開きます。使用言語はイタリア語とスペイン語で、期日は2009年10月16日-28日、予定されているテーマは「フランシスカン・カリスマにおける対話の養成」、「エキュメニカル対話、イスラム教とキリスト教の対話、ユダヤ教とキリスト教の対話」です。講座の活動の一環として、「黙示録の七つの教会」を訪ねる3日間の小旅行が含まれます。講座の費用は全部で500ユーロです。</p> <p>受講希望者は講座責任者の兄弟ルベン・ティエラブランカrtierrablanca@ofm.org宛、または兄弟グウェノーレ・ジュセットgw.jeusset@yahoo.fr宛、またはファクスで+90-212-2432791に登録願をお送り下さい。締切は2009年7月31日で、先着順に20人の兄弟が受講を認められ、詳細な講義要目を送付されます。今すぐ申し込みましょう!</p> <p>* フランシスカニズム週間:シチリアの小さき兄弟管区は教皇庁立聖アントニオ大学のフランシスカン及び中世研究高等研究所との協働で、シチリアのフランシスカン管区長連合の後援の下、2009年8月31日から9月5日まで毎年恒例の「フランシスカニズム週間」を主催します。テーマは「小さき兄弟会の会則と生活」です。参加希望者は7月30日までにe-メイルで兄弟サルヴァトーレ・フェッロsalvoferro@libero.itにご連絡下さい。全体のプログラムはウェブサイトhttp://www.ofmsicilia.it/に掲載中です。</p> <p>* 「800年後にあなたも・・・」:これはイタリアのプーリアとモリーゼ両州の小さき兄弟「大天使聖ミカエル」管区が、本会創立800周年を記念して作成したCDの題名です。フランシスカンの15の楽曲が収められており、召命と共同体の賜物のために、そしてフランシスコのように神の美を宣べ伝え続けるために、「いと高い、全能の善い主」を称えて歌います。ベネディクト16世から幕屋の集会の参加者に呼びかけられた要請を喜んで受け入れ、私たちは800年後の今、再び「主イエス・キリストの家である教会を直し」、「救い主キリストの平和と愛」をすべての人々にもたらしましょう。詳細は下記アドレスにご連絡下さい。<a href="mailto:segretario@fratiminoripugliamolise.it">segretario@fratiminoripugliamolise.it</a></p> <p>* フランシスカン宣教者養成講座:ブリュッセルで2009年9月から11月まで、フランシスカン宣教者養成講座が開かれます。</p> <p>* 列福・列聖手続き担当総申請部長:総理事会は列福・列聖手続き担当総申請部長に兄弟ジョヴァンジュゼッペ・カリファノofmを指名しました。同兄弟はイタリアのアシジの聖フランシスコ熾天使管区メンバーで、これまで列聖手続きの総申請副部長として働いてきました。</p> <p>* フラテルニタス次号:フラテルニタス来月号は2009年総集会の特集号です。カラー印刷され本会の各共同体に郵送されます。</p> <p>* 聖アントニオ大学哲学部の研究会議:教皇庁立聖アントニオ大学哲学部は修道会全体と共にその創立800周年を祝いたいと考えました。そして800年間の歴史の中で兄弟たちが文化と社会に対して行なった貢献を再考し検討するために、5月7日午前中「フランシスカニズムの象徴的宇宙」という題の研究会議を開きました。ホセ・アントニオ・メリノ教授とダリオ・アンティセリ教授がそれぞれレポートを発表して、出席した学生と教師陣の間のディスカッションを活気づけました。その後、学部は両教授に各人の最新の出版物に対して感謝を表す機会を得ました。一つはホセ・アントニオ・メリノ著「ヨハネ・ドゥンス・スコトゥスを知る」(ポルチウンクラ出版)で、もう一つはダリオ・アンティセリ著「フランシスカン思想の現実性:現在の問いに対する過去からの答え」(ルベッティーノ出版)です。アンティセリ教授の本は哲学部の教授と学生たちによって、現在までにスペイン語、フランス語、アラビア語に翻訳されています。著者とルベッティーノ出版社の厚意によりフランシスカン思想についての書物が数冊寄贈され、学部長室で自由に利用できます。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">OFM日本管区ニュース</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAJpm4oY60WmduPQZp0WhH6lHx0dzSVJFdd6S8cNBq2FwZu1NgnU_dnny5JhTrXC1wqzGLC2pSs2-yAm15vz2HLZMmBTUs73XEKyYiG1MLsHwPNVCk5sogQtlsIdmKFbV_EY6LIi4PNgY/s1600-h/clip_image008%5B5%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEAWP2ZuId3bKcBlSwTZoj208PQZ1nuOTT9rjx9gKT4hCsaYoNL5w8IeCyDPGTdhf0hmi4GR_UotaZoknxJZUfr5BOTIC0Q6D793bnGGD3rCHWb1fo37Ak-Lf6HjVh9ZnrEg75xqfoGzw/?imgmax=800" width="156" height="153" /></a></p> <p><font color="#008000">1)2009年6月21日(日)、</font>小さき兄弟会創立800周年を記念して公募した聖フランシスコにまつわる歌・楽曲の作曲者や有志によるフランシスカン・ソングコンサートが田園調布教会でありました。コンサート模様はOFM-Jのウェブサイトにアルバム(会場写真)と動画(演奏)リンクがあります。http://www.ofm-j.or.jp/</p> <p><font color="#008000">2)講演会/兄弟の集まり:</font>東京瀬田の聖アントニオ修道院</p> <p>①10月11日(日)午後3時、兄弟フェルナンド・ウリベによる一般向け講話「会則に表れるフランシスコの精神(仮題)」と茶話会。フランシスカン・ソング発表。</p> <p>②10月12日(月)10時、幕屋の集会・兄弟フェルナンド・ウリベによる講演「会則と私たち-FIMの視点から-(仮題)」と公式ミサ。</p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-78627276846528785172009-05-26T14:54:00.000+09:002009-06-29T14:55:43.061+09:002009年5月(特集号)<p><font color="#0000ff" size="4">国際幕屋の集会-特集号-</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3">歴史的なイベント</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjmoZq1xQMAmKxOGXcd9nMsbNyODzp0-mYJ79fHdaUtKVPiCC7Iqq8SZUtSSUQpFFq3c2FJsRyON1BMY0q5JSp_NBFpPU_ud9mC3VghgB6eOe1myIpGu0h_RGgO3kHW29nYSPhM3gdREjw/s1600-h/clip_image002%5B5%5D.jpg"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi2vySs3zvTkUtTypk80P8rW_MgWQ2YTNu7TTmfwjOrl6G87277jzLaIVAcsCRCjH282dHt3jnAi8DsRDDJvNDzDURlg97gBYHX8S6_Rh-H4U6GhfrxYOSpxb2e6gDdlHyOpFuO0lEFVng/?imgmax=800" width="222" height="169" /></a></p> <p>小さき兄弟会第一会並びにコンヴェンツァル会、カプチン会、律修第三会は、2009年4月15日から18日まで国際幕屋の集会を開催しました。それは1221年におよそ5,000人の兄弟たちが集まって天使の聖母聖堂で行なわれたあの第一回総集会をふまえたものです。1221年当時の稀有の熱烈さには及ばずとも、私たちの国際幕屋の集会は常に歴史的イベントであり続けるでしょう。</p> <p>*参加者:35,000人のフランシスカンのうち約2,000人が65カ国からこのイベントに参加しました。それに加えてフランシスコとクララに霊感を与えられた男女修道会代表者やSFO/フランシスカン・ユースの代表者、他のキリスト教教派のフランシスカンたちも参加しました。</p> <p>*動機:本年私たちは修道会創立800周年を祝います。800年前の1209年春にフランシスコと最初の仲間たちが聖福音に基づく生き方の認可を願ってインノセント三世のもとに赴き、聖人が後にそれをわずかな言葉で単純に書き記させて以来、実に800年の時がたちました。</p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj4IUtepjL9ryLN2F60TfJN72zlCkJ2p8kHLRlcpwgAAi732TbkJx9cnZ3eCywQ2S9uJ_KEr5YiqNoDsD8SHcteAqzd0hM4WCA8QgabnohRr3BWYgUCrdDrPZrWH0bruSgl3KGHeKotOo8/s1600-h/clip_image004%5B5%5D.jpg"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjV2cM6-A-e69RnEytzawuowQCayybYrq7O6HiM9wPUEmq0veHHWON0GG4Ms4FIS03RXakbuyVL2BCdaVQlXfFMlnTMx4Znj1dZ2Bif-RHoM534rx8tgugYyk5F-M4mkjpvYXtqdX-DfZ0/?imgmax=800" width="222" height="152" /></a>*目的:2008年復活祭に出された招集状において、フランシスカン家族協議会の総長たちは記念祭の意義を再確認しました。それは私たちのカリスマに対する忠実を新たにして、創立者の霊的遺産のすべてをもう一度とらえ直す事、そして私たち各人が、現代の突きつける多くの挑戦に対して日々の生活の中で具体的に創造的に応えていく事により、刷新された献身と新しいエネルギーと、キリスト者の希望へ開かれた心とをもって、それを実行していくという事でした。さらに総長たちは国際幕屋の集会を「第一日は真の交わりと歓迎の時、第二日目は個人的な証しの時、第三日目は悔い改めと断食の時、そして最後の第四日目は感謝の時であるように」と指示しました。</p> <p>そして招集状の結びにこう述べました:「集会の期間中アシジの教会の客人として、私たちは遵守を約束した会則について内省し、回心への望みを具体的な振る舞いによって表します。そして特にこの歴史的体験を、『主である教皇』への従順を新たにし、教皇から世界中を巡って回心を説くようにとの命令を受ける事によって終了したいと考えます」。そのためこうした振る舞いが、最初の三日間には歓迎の心と証し、悔い改め、断食を通して、そして最終日の4月18日にはカステル・ガンドルフォに滞在中の教皇への感謝を通して表されました。</p> <p><a href="http://lh4.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhXOsAB9SI/AAAAAAAAH58/4HpBW_RyjM0/s1600-h/clip_image006%5B11%5D.jpg"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="http://lh5.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhXPHhMpKI/AAAAAAAAH6A/sxa-m8yehio/clip_image006_thumb%5B8%5D.jpg?imgmax=800" width="146" height="213" /></a></p> <p><font color="#0000ff" size="3">歓迎</font></p> <p>開会式は「大テント」(130m×15m)の下で、福音書と聖フランシスコの会則の奉戴をもって始まりました。交代制で今回フランシスカン家族協議会議長を務める現総長の兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョが、まずクララ会パガニカ修道院(ごく最近アブルッゾの地震で損壊)とテゼ院長の兄弟アロイスからのメッセージを読み上げた後、会場の出席者に次のような歓迎の挨拶を述べました:「フランシスカン家族がすべての始まった地であるアシジのポルチウンクラの前に共に集い、聖フランシスコが教会に残したカリスマの偉大な賜物を神に感謝するのは、実に歴史上初めての事です」。</p> <p> そしてこのイベントを主催したイタリア・フランシスカン家族の管区長連合協議会議長を務める兄弟アルド・ブロッカトOFMCapの挨拶を受けた後、教皇庁付説教師の兄弟ラニエロ・カンタラメッサOFMCapの内省と共に集会が始まりました。同兄弟は以下のように述べました:「この2009年に私たちはフランシスカン・カリスマの湧き出たまさしくその場所において、その最も純粋な状態に立ち帰る又とない機会を与えられています。これは修道会全体とフランシスカン運動にとって、空しく見過ごす事のできない『カイロス』(出会い)です」。</p> <p>第一日の午後の過程は、ポルチウンクラの聖堂で行なわれたアシジ司教モンシニョール・ドメニコ・ソレンティーノ司式による聖体祭儀をもって終了しました。司教は説教の中で、アシジのフランシスコとその最初の仲間の持っていた宣教の推進力を取り戻すために、現代の文化的文脈を組み込んでそれと対話する事の必要性を強調しました。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">証し</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj5Dmy8124iFIXrEfM5gN2N9O63dhEVQa7cFKt2X4sSnbni8UekdxZXFspMXBQuws7E6k2qUP4rNks5UcdQKdFgjh12948CFPULe4JmEp_OdT3yVXLqnqwZ1ZOTWRqU-KeP90L3qLdds-c/s1600-h/clip_image008%5B5%5D.jpg"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgnqhMWjIZV1TY7EJNlhRj-bO7wMJPZsvoxN2XCwZJgcpjPH5DYsrYqD4UMfhG_cKSyOJgNxqs16u7xnTaCjyrE1aEm9TWQcl_D4zv0sWOOATnw5UNQ17-I_m2mH4PUScHNtdr9Ws8kUp0/?imgmax=800" width="216" height="177" /></a>4月16日木曜日は終日、世界中に散らばっているフランシスカンたちの「証し」に専念しました。RAI(イタリア・ラジオテレビ放送)所属記者のフランチェスコ・ジョルジーノ氏が熟練した進行役を務め、三人の総長前任者すなわちカナダのネルソン司教モンシニョール・ジョン・コリヴォOFMCap.、兄弟ジャコモ・ビニOFM、奉献・使徒的生活会省書記の兄弟ジャンフランコ・アゴスティノ・ガルディンOFMConv.の個人的な証しの発表によって午前の部が始まりました。以下は上記各人の言葉です:</p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj3T-WCfDc6VZW91hJTHb33KFoUsK_thE5tXrPe-F2Dzgr-huzUIHyIaFubAnsjj3k1o3myiWS8oxp9cPFXVmMHdLfY5JEBYD9R-vT4-btR5NLv2-myO0KCm1E83o6HdYVtioYJ4RzoNtw/s1600-h/clip_image010%5B5%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image010" border="0" hspace="12" alt="clip_image010" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgdnfUtDM13Tcxf0Kna1DujK8oyHBlRA-WKcI0qh4HoaLKuWAAmez9qxZNP1rvqq2S0zDDf0Gf0juBoSQ32JY46MPtCgkxTHwGZel0afAGZMhqhkzwJAxlvijJkoo7dnhfzOnAvdKalPHg/?imgmax=800" width="188" height="260" /></a>*モンシニョール・J・コリヴォ:「主は私に兄弟たちを与えて下さった」。弟子の足を洗う主の姿ほどに、フランシスコを大きな熱情で満たすイエスの姿はありません。彼はそれを自身の共同体への権威と奉仕の模範として取り入れ、こう語りました;「他の人々の上に立てられた者は、兄弟の足を洗う務めに任命されたのと同じ程度に、自分の職務を誇るべきです。目上の務めが取り上げられた時、足を洗う務めを失った以上に心を乱せば乱すほど、ますます大きい「金入れ」を自分のために準備しており、魂を危険にさらしています」。</p> <p>*兄弟ジャコモ・ビニ:「主はあなたがたを全世界にお遣わしになった。あなたがたが言葉と生活によって主の声の証しができるように」。生活の成長と発展によって、いかなるタイプの組織も変化を免れません。それ故私たちが心をしっかりと主に向けて変化する事は、生活のしるしであり、今も途上にある旅のしるしであり、歴史に忠実である事のしるしです。・・・内面が堅固である者は、変化を受け入れる事に困難がありません。・・・私たちの価値がより明確に、より強くなればなるほど、私たちはなおいっそう福音化及び現代の人々との出会いの新しい形を創り出します。・・・福音宣教と宣教者精神の刷新のように重要不可欠の内なる創造力は、神と歴史と教会と本修道会と、聖フランシスコの直観に対する刷新された忠実の表れです。</p> <p>*モンシニョール・A・ガルディン:「あなたがたの上長と、聖なる母である教会のすべての聖職者に、常に忠実かつ従順でありなさい」。私には忠実という概念が従順の意味を照らし出すように思えます。従順はそれが聖福音に対する忠実の表れであり、聖福音への恭順を有効にするが故に意味を成します。フランシスコはそれを理解していました。なぜなら彼にとって聖福音を生きる事はキリスト者である事の鍵であり、最終目的だったからです。もう一度、私は忠実が単に形式的で受け身的な従順を指すものではないと言わなければなりません。フランシスコは従順が上長によって示される神のみ旨の仲介の道をゆき、それを越えていく事、そして仲介を超えて神のもとに到達し、放棄不可能な聖福音の本質的要求にまでたどり着くものである事をよく知っていました。</p> <p><a href="http://lh5.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhXRoi-ccI/AAAAAAAAH6U/Pmbv44bq3mc/s1600-h/clip_image012%5B5%5D.jpg"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image012" border="0" hspace="12" alt="clip_image012" align="right" src="http://lh4.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhXSDufAmI/AAAAAAAAH6Y/PPDKtd3pFgI/clip_image012_thumb%5B2%5D.jpg?imgmax=800" width="224" height="152" /></a></p> <p> 午後には簡潔なビデオ上映を通して様々の体験が分かち合われました。アマゾニアの宣教者の兄弟パウロ・ザヴィエルOFMCap.は「諸国の民の中での宣教」について述べ、米国で大学講師を務める顧問の兄弟マーク・マクブライドTORは教育分野での奉仕について語りました。またパドゥアの「聖アントニオの使者」所長の兄弟ダニロ・サレッツェOFMConv.はコミュニケーション手段を重点的に取り上げ、SFO会長のエンカルナシオン・デル・ポゾ氏は三千年期におけるフランシスカン信者について発表しました。聖地特別分管区長の兄弟ピエルバッティスタ・ピッツァバラOFMは諸宗教間対話について語りました。</p> <p> その後ポルチウンクラの天使の聖母聖堂で奉献・使徒的生活会省長官のフラン・ロデ枢機卿の司式による聖体祭儀が行なわれ、証しの日が締め括られました。枢機卿は説教の中で次のように述べました:「皆様は預言者フランシスコの子です。彼はアブラハムのように、自身をひたすら神にのみ<a href="http://lh4.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhXSrVpHPI/AAAAAAAAH6c/kHFM5HH7bWU/s1600-h/clip_image014%5B5%5D.gif"><img title="clip_image014" border="0" hspace="12" alt="clip_image014" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjPCypzAnevri98JllBW0B2drKhKz4iFd0J6iNNwLQG9Vf-VUXoi2x3Z2022SBMJoCDdTVlDxHx-WcJB_O47dHninEjB1w-ZOf0581xji6nP9QSiH7SF-ciHOfTrxytt6BH89VvjMVNSEE/?imgmax=800" width="261" height="187" /></a>委ねて行く先も知らないまま旅立ち、常に内なる回心の旅に出る用意ができていました。そしてついにはイエスが私たちのために得て下さった自由に到達する事ができました。皆様が主に祝福され、ゆるされ、溢れるばかりのみ恵みに満たされていると感じる事ができるようにと、聖霊が恵みの家であり皆様全員の生まれた地であるここポルチウンクラに、皆様を導いて下さいました。ここで皆様は、新しい生活を始めるために神の愛に回心し、進んで神の愛に自身を委ねる事ができるでしょう。そして今、個人と共同体の両方のレベルで信仰と召命の貴い真珠を再発見し、落胆や信仰に対する大小様々の妥協が原因となってその輝きを曇らせるうろこを取り除き清めるために、ここに招かれているのです」。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">断食と巡礼</font></p> <p>4月17日金曜日は断食の日であり「荒れ野に出る日」、そして聖フランシスコの墓所への巡礼の日でした。イタリア「フォリニョの聖ルチア」修道院長の姉妹アンジェラ・エマニュエラが聖クララ聖堂で内省をした後、議員たちは聖ダミアノの十字架の前で祈りを捧げ、天使の聖母聖堂やリヴォトルト、聖フランシスコ聖堂と聖クララ聖堂、聖ダミアノ教会、聖ルフィノ教会、カルチェリの隠遁所等、アシジの最も意義深い場所を訪ねて自身の荒れ野の体験に出て行きました。</p> <p>兄弟たちは午後3時に再びポルチウンクラに集まり、総長たちの先導で聖フランシスコの墓所まで、全員が行列を組んで沈黙の内に歩きました。そしてそこで遵守を約束した新しい会則を与えられました。</p> <p>その後、下部聖堂広場で聖職者省長官のクラウディオ・フンメス枢機卿OFMが荘厳な聖体祭儀を司式しました。その説教ではフランシスカン・カリスマについて「刷新」、「使徒的宣教者精神」、「清貧と貧しい人々とに対する愛」、「フランシスカン共同体」、「教会との交わり」の4点が重点的に取り上げられました。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">「主である教皇」に拝謁-ローマ</font></p> <p>2009年国際幕屋の集会は4月18日、三つの意義深い出会いをもって終幕を迎えました。</p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhJscxXbrcBcPpiQJjZgPwStazZ-xYFKFq9jmWLNL-4fv4MRXd3JPu7O1X_ggytsXTZDX8YME-LZbgUzqF9yqSWYaA9mCvuOuGNx2Snuoc01iUZQr9ebTualF41DrjDgkd9jHfAP_iDVXA/s1600-h/clip_image016%5B5%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image016" border="0" hspace="12" alt="clip_image016" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEitUsAYdTfjRsAck5Rai46ko3rIp0N4CUMUjasN_n2SVbJDem_S01HVY7hweAcQobSZI4w0V_c_ScCEL2CoTBYSXbpsXvUfQVVVOOfvAP95eXaFSAIYmbsu_Mq4AGZhJEOmTXMSRBpMcl4/?imgmax=800" width="266" height="184" /></a><font color="#008000">1.復活された方との出会い:カステル・ガンドルフォ内「マリアポリ・センター」での聖体祭儀において。</font></p> <p>聖体祭儀は兄弟ホセ・R・カルバッリョの司式によって行なわれました。兄弟ホセは説教の中で、この集会の内省のために4つの動詞を示しました。それは「見る、行く、走る、喜ぶ」でした。</p> <p><font color="#008000">2.「主である教皇」との出会い:カステル・ガンドルフォの教皇邸中庭において。</font></p> <p>兄弟ホセ・カルバッリョOFMはフランシスカン家族協議会の交代制議長として全フランシスカン家族を代表して、教皇ベネディクト16世に次のように挨拶の言葉を述べました:「教皇聖下、本日全フランシスカン家族が聖下のもとに集い、教会において教会と共に小さき兄弟会創立800周年記念を祝い、また聖フランシスコが私たちに残したカリスマの賜物を祝う事は、誠に心からの喜びです。教皇聖下、私たちはこの事を確信して、丁度フランシスコと最初の仲間たちがそうしたようにアシジを立ち聖下のもとに参りました。私たちの会則にあるとおり、「私たちが常に聖なる教会の足下に臣下としてとどまり、カトリックの信仰を堅持し、固く約束したとおり、私たちの主イエス・キリストの清貧と謙遜と聖福音を守る」(裁可会則12,4)事ができるよう、聖下が再びこの聖なる生活様式を承認して下さいますようお願い申し上げます」。</p> <p><a href="http://lh5.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhXVHA42_I/AAAAAAAAH6s/aqw4j-Qo4Rw/s1600-h/clip_image018%5B5%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image018" border="0" hspace="12" alt="clip_image018" align="left" src="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhXVjWr-jI/AAAAAAAAH6w/siZ68NwfzY4/clip_image018_thumb%5B2%5D.gif?imgmax=800" width="263" height="185" /></a> ベネディクト16世は謁見の参列者を始め世界中の全ての男女フランシスカンに語りかけ、フランシスコの極めて重要な体験に思いを致しつつ以下のように応えられました:「フランシスコの回心から全ては始まりました。彼はイエスの模範にならって『すべてを放棄し』、貴婦人清貧の浄配となって、天におられる御父の証人と先触れになりました。兄弟姉妹の皆様、常に観想的で単純で喜びある心を持ち続けて下さい。フランシスコが聖ダミアノの十字架への崇敬とハンセン病者との出会いによって霊感を受けたように、皆様も苦しむ人々の中にキリストの御顔を見て彼らに主の平和をもたらす事のできるよう、常にキリストから霊感を受けて下さい。そしてどうぞ神の『美』の証し人となって下さい。フランシスコは被造物のすばらしさを観想してその美を歌う事を知っていました。それは全能の御方に対する『あなたは美』という感嘆をもたらしました」。</p> <p> それから教皇は次のように話を結ばれました:「お越し下さって有難う。では、行ってすべての人に救い主キリストの平和と愛を届けなさい。『教会となったおとめ』、無原罪の聖母マリアが皆様と共にありますように!そしてここに参列された方々とすべてのフランシスカン家族に私が心から与える使徒的祝福によって、皆様が強められますように!」。</p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhvaOXXiW29y8K4yKTirq6-sk848CP_33K8guq0mx7zBcHC9RaOYyqQsMi-lEy2yX5nL2upCf-zamkrZH1hlRn1dFJXkwCCqwsgsueAsTGBly7NaNCjRZNf6Cudj1030VJ3IPNSB2xKJOk/s1600-h/clip_image020%5B5%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image020" border="0" hspace="12" alt="clip_image020" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhZ-KZFez5IuHQoGAEfqDpXPgD0Uy6nY3nlIa-iUrWhOzb4e8bSIg-Tz4QB1FZXHjE4KslOkLtLTUHTyhJ8Zq6Uhy7CmUXkSfWfFmTJcJOLjrejeQ9PTyirqqDoIZ_33QPT7pdf6TESiec/?imgmax=800" width="268" height="185" /></a>教皇のスピーチの後、三人の総長はひざまずき、世界中に散らばっている兄弟たちを代表して、聖フランシスコの会則に従って生きるという約束を更新しました。最後にフランシスカン家族協議会は教皇に、フィレンツェの聖十字架聖堂の革製品学校作製の革装「フランシスカン源泉資料集」を献呈しました。</p> <p><font color="#008000">3.イタリア共和国大統領ジョルジョ・ナポリターノ氏との出会い:カステル・ポルツィアノにおいて。</font></p> <p>総長たちを団長とする代表団は最後にイタリアの国家元首を訪問しました。兄弟ホセ・R・カルバッリョは大統領に以下のような挨拶の言葉を述べました:「この小さき人(フランシスコ)は聖福音だけを携えて、たゆまずイタリアやヨーロッパの地を歩いて渡り、はるばる聖地にまでも行きました。自分を最も貧しい者、社会の隅に追いやられた者のようにして、彼らのただ中に彼らと連帯して生きたいと願いました。なぜなら主イエス・キリストがそのように生きたからです」。</p> <p>大統領はそれに応えて次のように述べました:「皆様方はこんにち世界中の至るところにおられます。そしてその数の多少にかかわらず、信仰の種子とフランシスカン的価値の証しをもたらしています」。そしてさらに以下のように続けました:「私たちは皆様方の存在と、働きと、我が国に絶えず刷新され広められるべき価値をもたらすための取り組みとを、必要としています」。</p> <p>こうした言葉の後、総長は聖フランシスコの書き記した「民の支配者への手紙」の写しと共にデルタの陶器(ドミツィアーニ製)を大統領に謹呈しました。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">結論</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEii5T2Hyg7QF9bFVy-0h7J_9WmoTrs24Z5hNqxY14vUQtwBxm6s0cLeoH_k3gcJTCOMXblIBNUnBWGpSgQZVQQqbTaygRpK5JmiJKmK6K12witD_Hkl8y8sVDvr88j2WF17jAbz1j9r220/s1600-h/clip_image022%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image022" border="0" hspace="12" alt="clip_image022" align="left" src="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhXXjfP4RI/AAAAAAAAH7A/ZsjtraZzDlQ/clip_image022_thumb%5B1%5D.gif?imgmax=800" width="240" height="161" /></a></p> <p> 国際幕屋の集会は、実にすばらしい喜びと深い感動に満ちた4日間でした。私たちは共にこの歴史的な日を祝い、共にこの又とない恵みの時を生きました。私たちは一つの普遍のフランシスカン家族としてここに再会し、師父アシジのフランシスコの教えと体験の核心である聖福音を、共に再び私たちの生活の中心に据え直しました。</p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-5191054849655676042009-05-25T14:46:00.000+09:002009-06-29T14:48:18.325+09:002009年5月号<p><font color="#0000ff" size="3">総集会と総長の選挙</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiqlbpLJIrCGJJ-whKaaFZ8KD1vKUm0WEVjmf5NQ14lo55yT1fyqKqAtySXby_Rr-kMabwQC-k4J7FaPi5O0dgE0UV_e7ELN-ROYmiwIZsEVIol7NP6FA3o6xPk7SobZ1VhnEfkH6vOlnA/s1600-h/clip_image002%5B4%5D.jpg"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiEg3aQDUUA_z7_KLznxXwoRTqMZMTxHDDpKwS_Xj1SW_oUhQXgp4Lu4x44bMQARFHuAjdJAVOwdvae_JzkzcOzxvD6P8m25LIQE-1pdKkxRYBMVIMl5U0YwwjN0EBWf3flhkInR5-7sAs/?imgmax=800" width="126" height="126" /></a>総集会中に全兄弟共同体の総長選挙が行なわれます。聖フランシスコはこれについて会則の中で次のように書き記しています:「すべての兄弟は、本修道会の兄弟の一人を、全兄弟会の総長、かつしもべとして常に持ち、彼に固く服従しなければならない。総長が死亡した時、その後継者は、聖霊降臨祭の総集会において、管区長およびクストスによって選ばれる。総長がこの総集会をどこに定めても、すべての管区長は、必ず集まらなければならない」(裁可会則8)。</p> <p>兄弟たちは800年間常にフランシスコの望みを尊重してきました。教会の意志により例えば総長の任期(終身ではなく6年)のように、幾つかの避け難い法的修正を伴いはしまいしたが、それがこの予言的直観の力すなわち兄弟生活の一致を築く導きの力を弱める事はけっしてありませんでした。</p> <p>「Minister」(管区長)という語は、イエスの教えと模範に由来します。フランシスコはこれに照らして未裁可会則にこう書き記しました:「奉仕者かつしもべ[である管区長]は、[次のことを]覚えていなければならない。すなわち、『私が来たのは、仕えられるためではなく、仕えるためである』と主が言われることと、兄弟たちの魂の世話が自分に委ねられているということを」(未裁可会則4)。フランシスコは旧来の慣習的な用語を好みませんでした。彼にとって「奉仕者かつしもべである」事とは、キリストの愛と謙虚さをもって兄弟たちに仕える事を意味しました。</p> <p>現在に至るまで、本会はフランシスコの119人の後継者を得てきました。歴代の総長の内イタリア人が77人、スペイン人25人、フランス人7人、ドイツ人4人、ポルトガル人2人、アメリカ人2人、イギリス人1人、ブラジル人1人です。</p> <p>教皇は2009年6月4日アシジで行なわれる本修道会総長選挙の議事進行を統轄するために、列聖省名誉長官のホセ・サライヴァ・マルティンCMF枢機卿を教皇代理として任命されました。</p> <p><a href="http://lh4.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhVn0pMalI/AAAAAAAAH5k/Oxw0ybNcsGk/s1600-h/clip_image004%5B4%5D.jpg"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="http://lh6.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhVoXYgKxI/AAAAAAAAH5o/PC9PYIoAM4A/clip_image004_thumb%5B1%5D.jpg?imgmax=800" width="161" height="127" /></a></p> <p><font color="#0000ff" size="3">お知らせ-世界のあちこちから</font></p> <p><font color="#008000">① 編集者からのお願い</font>:</p> <p>私たちの共同体は2009年の本会創立800周年祭を記念するために、書籍や切手の発行やメダイの作製など、多くのイニシアティブを行なっています。それ故編集者はこうした記念の品が本会文書館に保存できるよう、製作品を総本部内「フラテルニタス」宛にお送り下さいますように、皆様全員と特に管区・分管区・宣教地区の書記の方々にお願い致します。あるいは管区長や分管区長が総集会に出席する際、彼らに託して下さっても結構です。前以てご協力に感謝致します。宛先:Fraternitas, General Curia Via S. Maria Mediatrice 25, 00165 Rome, Italy.</p> <p><font color="#008000">② 総長が教皇の聖所訪問に随行して聖地へ:</font></p> <p>総長は教皇の聖所訪問に随行して聖地を訪ね、ネボ山(ヨルダン)とナザレで教皇を公式に出迎える予定です。教皇は同地で私たちの共同体と共に一晩を過ごされます。</p> <p><font color="#008000">③ 福音宣教の修士課程開講-ペトロポリス(ブラジル):</font></p> <p>リオデジャネイロ(ブラジル)のペトロポリスにあるフランシスカン神学研究所で2009年3月、「現代の概況とフランシスカン的展望」というテーマで福音宣教の修士課程が始まりました。学生はボリヴィア、ブラジル、コロンビア、エクアドル、メキシコ、ペルーのように主としてラテンアメリカ諸国の出身です。この講座は以下の3点を目的とします:1)ヴァチカン第二公会議後のラテンアメリカの伝統と、福音書の教えに合致したフランシスカン的展望との枠組みにおいて、福音宣教の実践を体系的に考察する。2)現代の一連の状況を、福音化に向けた挑戦と刺激と可能性として理解する。3)福音宣教の活動を教会への具体的な貢献に鑑みて適格化する。</p> <p><font color="#008000">④ ゲストハウス「兄弟アルデュイノ・プリオリ」-ペザロ(イタリア)</font></p> <p>ペザロの聖ヨハネ修道院に隣接して、「兄弟アルデュイノ・プリオリ」という名の3階建て全6室(ミニ・アパート式)、各室とも居間、台所、寝室、バス・トイレ、暖房設備、TV、電話付のゲストハウスがあります。開設以来10年間、ペザロ市内の病院に入院中の親族の世話と手伝いのためにイタリア各地を始めアルゼンチン、パキスタン、インド、アフリカetc.と世界中からやって来た28,000人以上の人々に、施設は無料で宿を提供してきました。このゲストハウスが運営に成功を収めてきたのは、一つには地元の小さき兄弟共同体やSFOメンバーや後援者からの財政支援があったからですが、それだけではありません。兄弟アルデュイノの懐かしい思い出が、今もペザロの町の中に生き続けているからです。彼は「別の時代」からやってきた兄弟でした。40年間戸ごとに施しを乞い、人々-とりわけ年老いた人々や病人や日々の困苦に喘ぐ人々に、慰めと励ましと愛の言葉を届けました。ですから彼の最も足繁く訪れた場所が病院や高齢者用ホスピスや墓地であったのは、驚くにはあたりません。兄弟アルデュイノは1987年帰天しました。その記念日にあたる本年3月19日には、このユニークな小さき兄弟の姿に対する今も変わらぬ人気を示すものとして、ガブリエラ・カンブリーニ・サンキーニ著「私はペザロの路々にサンダルを履き尽した」と題する同兄弟の伝記が発表されて祝いにいっそう花を添えました。</p> <p><font color="#008000">⑤ 新任総視察者</font></p> <p>1)兄弟ザヴィエル・ユ・スウ・イル(韓国聖殉教者管区所属)、総視察者として台湾の「中国の聖母」管区へ。</p> <p>2)兄弟ロベルト・フーゲンブウム(オランダのゴルクム聖殉教者管区所属)、ドイツ諸管区長の要請により、同地の兄弟たちへの公式訪問と管区会議議長役、及び同地の現行の4つの管区を1つに合併するプロセスの監督のために、総長代理に任命。</p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-86443328955544051772009-04-29T14:42:00.000+09:002009-06-29T14:44:07.466+09:002009年4月号<p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhuwbgIZkS9H3BDZKC4eVAa5aTAX04rKR1xqN29gIN54MMSy2LyzRTdQvgLNA-meNCnRRc1U84tI39lZRUodOEp9wAwe9DPMnP7UHoNPID9SOJv_i6TlW019ApI_nWzWPd_nIwcTgg97JQ/s1600-h/clip_image002%5B4%5D.jpg"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiIONcIBtHvsQOXRCJ_VOtIQA2CF8kvcl5ErGULoAvrMdCSPZVRCOxnjpROG2VrtCCSphvV7MTGNu5IiJUs8KhoWhDBvhSF9NmiJ0SeC46Ikr-I1_vBWCm0m1BYYgggTSa1zGybu7hw0gA/?imgmax=800" width="100" height="145" /></a><font color="#0000ff" size="3">幸いなるかな、アレルヤ!</font></p> <p>私たちの平和である復活されたキリストにおいて、御復活祭をお祝い申し上げます! 私たちの歴史における4月16日</p> <p>クレメンス12世の勅書-永遠の記念の内に</p> <p>「聖フランシスコの小さき兄弟会(オブセルヴァンテスとも呼ばれた)の総長代理を務める愛すべきエボラのジュゼッペ・マリアは、修道会のすべての修道院の兄弟たちが、如何にあらゆる方法を尽くして4月16日に誓願を新たにしていたかを説明しました。4月16日とは会の創立者であるアシジの聖フランシスコが仲間たちと共に、私たちの幸いな記念の先達イノセント三世の手の中に同じ誓願を立てた日の事です。それ故、こうした信心深い行ないが魂の救済に大きく実を結ぶために、また兄弟たちの献身を高めるために、天上の教会の宝庫から恵みの愛を受けつつ、私たちは主の慈しみによって兄弟たちに-すなわち心から悔い改め告白し4月16日に聖体を拝領してどのような方法でも誓願を更新し、神にキリスト教の諸侯たちの一致と異端の根絶、聖なる母である教会の賛美の祈りを捧げる現在と未来の本会のすべての修道院の一人ひとりのすべての兄弟たちに、現在と未来の罪の赦しと全免償を与えます。</p> <p>それ故私たちは皆様に、『transunti』すなわち本書状の荘厳な写しに公証人の自筆署名と高位聖職者の証印を印したものに対して、本書状が当人の眼前に示された場合と全く同じ信仰を表明するよう、お願いするものであります。</p> <p>ローマ聖母大聖堂にて教皇の認印付指輪の下に。教皇クレメンス12世在位第5年の1735年3月30日」。オリヴィエリ枢機卿。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">フランシスカン殉教者暦</font></p> <p>「世界中に広がった熾天使的家族にとって本日4月16日は、1209年聖なる師父フランシスコが教会の支援のために教皇インノセント三世の手の中に会則の誓願を立てて、小さき兄弟会を始めた尊い荘厳記念の日です。この幸いな出発の記念として、この日に会員一人一人が心からの熱情をもって、共同でも個人でも、またフランシスカン男女修道会のそれぞれの修道院でも、誓願を更新する事が定められました。そして誓願を更新した者全員に、教皇クレメンス12世による全免償が与えられます(1939年版「フランシスカン殉教者暦」143頁)。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">1959年4月16日</font></p> <p> 本会の創立800周年(1209-2009)記念祭が近づき、それは総本部の最年長兄弟である兄弟フランチェスコ・アントネッリにとって、1959年の本会創立750周年記念祭に関連した幾つかのエピソードを回想する機会となりました。当時の通例としてこうした重要な日を荘厳に記念するために、総本部別館の「取りなしの聖マリア」教会の立つジェルソミノ(ジャスミン)の丘で、在世フランシスコ会々員である教皇ヨハネ23世の臨席が発表されました。ローマ市長はこうした時節を考慮して、教皇と同じ名の当時まだ泥道だった道路を舗装するよう命じました。工事の進行に従って運悪くアーチ門が車の通行には狭すぎるという事で、道路の開通と同時に取り壊されました。</p> <p> トビアという名の老人がいました。彼はこのアーチ門に程近い質素な小さな家に住み、子供の時からずっと、アーチ門の頂きのテラコッタの聖母子像を見慣れてきました。最初は取り壊しという冒瀆的行為に不服を唱えていましたが、後から教皇は結局総本部にはみえず、ラテラノの聖ヨハネ大聖堂で修道会創立750周年の荘厳祭儀を行なうという事を知って、激怒しました。正直に言えば、失望が全体を覆うようでした-アーチ門の取り壊し、聖マリアの都(建築)の消失、そして教皇の予定変更・・・。総本部の兄弟たちにさえも落胆の色がみえました。けれどもその後、教皇ヨハネ23世が記念講話の際に大きく慈父らしい声で「Ego sum Joseph frater vester(私は皆様の兄弟ヨゼフであります)」という言葉で話を始められ、自身が1895年3月1日ベルガモ神学校で在世フランシスコ会々員として14歳で誓約を立てた事や、ロンバルディア管区のボッカネッロ修道院の小さき兄弟たちの思い出を喜びと共に偲ばれた時、兄弟たちは喜びに包まれました。福者教皇ヨハネ23世の1959年4月16日の記念講話は、今もアクセス可能です。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">800周年記念祭に向けて800キロ歩く-ローマ</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiF2egaeUYaF5xCy9oxgD_itwZDdTmLde9JPQVuE-rz_eDbCdNQrkyo7ZX_jgoBy4lxw23IDM4jh5VwOyn5WYE7YAHu0zKw5EfGapguXNLAf-Cc_BzbOIZm1HbUzp9WR_PDVWaAdHaxM1Q/s1600-h/clip_image004%5B4%5D.jpg"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgAlY_C_JQMwcLG3b0Sxy42I0iDJh7i80MPpvt5YWCmVUkOgLLewz-ch5hlMp1SJJugVngVkZsoDq9OsAoN7bBge3oaHdOOMjVUGCOZY0PYqKf781Eol5AkZxS-EiwKmygYjCSfEnUgfMI/?imgmax=800" width="196" height="132" /></a></p> <p>聖フランシスコを熱愛するスロヴェニアのヴィド・クレガーとミハ・リボフセックは、偉大なフランシスカンの記念祭をユニークなイニシアティブで祝いたいと考えました。それはスロヴェニアのコペルの聖アンナ修道院(フランシスカンが780年間存在してる)からローマの小さき兄弟会総本部までの800キロを、徒歩で踏破する事です。二人は2009年2月14日にこの巡礼を開始し、特にラ・ヴェルナの聖所やモンテカザレ、グッビオ、アシジ、ポッジオ・ブストーネ、グレッチオ、フォンテコロンボ、フォレスタを訪ねた後、同年3月5日無事に全旅程を終えました。そして総長に大きな兄弟愛と共に迎えられ、本会の記念の年に示されたこの骨身を惜しまぬ振る舞いを感謝されました。それは私たちのただ一つの道である、キリストの足跡に従って天に向かう巡礼者としての共通の召命を、皆に思い起こさせる振る舞いでした。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">フランシスカン全家族による本会創立800周年記念祭-マドリッド</font></p> <p>スペインのフランシスカン家族は2009年2月15日マドリッドで一堂に会して、フランシスコ会創立800周年を祝いました。小さき兄弟会総長の兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョが、カプチン会総長でコンヴェンツァル会と律修第三会とアミゴニアン・カプチン第三会の代表を務める兄弟マウロ・ホーリに補佐されて荘厳な聖体祭儀を司式しました。大司教区代表や地区の総長代理、奉献生活の司教総代理を始め、50人を超える共同執行司祭が参加しました。他に白い十字架のフランシスコ会の総会長である兄弟ミゲル・ロペス・ナカリノや、SFO総長のエンカルニタ・デル・ポゾ氏、様々のフランシスカン修道会の多くの修道者、SFOの非常に多数の兄弟姉妹たちが聖体祭儀を補佐しました。祭儀の終りに、聖フランシスコの「全キリスト者への手紙」のプリントが出席者全員に配布されました。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">第二回ラテンアメリカ・エキュメニカルと諸宗教間対話のセミナー</font></p> <p>-ボゴタ(コロンビア)</p> <p> 第二回ラテンアメリカ・エキュメニカルと諸宗教間対話セミナーが2009年2月16日から21日まで、コロンビアのボゴタにある聖ボナヴェントゥラ大学で開かれました。参加者は小さき兄弟102人、フランシスカン家族30人、教授及び研究者28人、ペンテコステ教会信者29人、正教会信者1人、そして神学生20人でした。</p> <p> 「ラテンアメリカにおけるペンテコステ派と新ペンテコステ派に対するフランシスカンの注目」というテーマが、グループディスカッションや集会、祈りの時間、対話の体験の分かち合いを通して展開されました。セミナーの終わりにあたり、集会の承認を得て簡潔な最終文書が出されました。最終文書は可能な対話の方法の具体化と、福音宣教の分野での活動指針を示唆しています。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">数字に見るOFM共同体</font></p> <p>2008年12月31日現在、小さき兄弟たちの数は14,724人(前年比306人減)です。その内訳は以下のとおりです:志願者597人(公式集計には含まれない)、修練者395人、有期誓願宣立者1513人、荘厳誓願宣立者12816人(司祭10017人、終身助祭87人、神学生465人、ブラザーの兄弟2140人)、枢機卿7人、大司教/司教100人、年間に帰天した兄弟319人。</p> <p> 小さき兄弟たちは世界中の110カ国に散らばっています。アフリカと中東に1081人(前年比-7人)、ラテンアメリカ3530人(-79)、中央アメリカ1554人(-62)、アジア・オセアニア1305人(+4)、西ヨーロッパ4769人(-148)、東ヨーロッパ2485人(-14)。普遍の共同体は管区が103、自治分管区8、従属分管区14、連合1、宣教地区20、管区長協議会14、協議会連合3(アジア/オセアニア:FCAO、ラテンアメリカ:UCLAF、ヨーロッパ:UFME)で構成されています。</p> <p> 「数がすべてではありません。私たちの力は戦車や馬にあるのではなく、主にあります。未来は何よりも私たちの生活の福音的な質に基づいていると、私たちは確信します。それでも同時に、数にも注意を払わなければなりません。これは聖福音の緊急の要請です。それは誰であれ近い将来の計画を考えたいと思う者みなの、現実的な見取り図なのです」(2009年総集会に向けた総長報告、p291)。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">フランシスカン新刊の栞</font></p> <p><font color="#008000">*ピエトロ・メッサ著「隠遁生活と説教の間。アシジのフランシスコとその共同体の旅路」(原題Tra vita eremitica e predicazione. Il percorso di Francesco d’Assisi e della sua fraternità )。ポルツィウンクラ出版、アシジ、2009年。全176頁。</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiG_RsXS877I9pXaEqx9Dfknd2pHy8nwbREmURWyGfxgOSxxg8zRRnYr6Y_jOJDPh4X6wD37QThyphenhyphen3XnJDjSt6uBKBcyU4nsWBgKwMA3HTdO_OF5Xb1v8v4pvC1hsact0JEPT3c9NbFnlvo/s1600-h/clip_image006%5B4%5D.jpg"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjBDQ4CuOyjg6uKwuoF7NK0E_use6RPq3yYG2RtEBfoigk20z27zIh-BJJBucjS5pN3LHrvDKeS6WPnq3GxZIuWRZO_JxjgQzNeGiSsQgd4xlLPqEHS6raV7w1Ig_kxvIgcQzwTZs74EQI/?imgmax=800" width="106" height="142" /></a>もしアシジの兄弟フランシスコの生活が隠遁所と町で、すなわち祈りと説教の間で交互に行なわれていたら、彼の帰天後こうした二つの要素はいっそう分極化し、どちらか一方に極端化していったでしょう。一部の兄弟たちは完全に説教に没頭し、その結果として、より広いスペースや大きな教会や、適切な図書室に保管された十分な書物の備わった修道院での勉学や、各人が自由にその職務を実行できる領域の探求などが必要となったでしょう。反対に、隠遁所にこもるのを選んだ兄弟たちは、観想だけに専念する生活を送ったでしょう。それぞれが聖フランシスコの生活に訴え、自身の生活様式の選択の正しさを確証する「アシジの人の生活記」を語りあるいは書き記す事によって、その選択を正当化しようとしたでしょう。聖フランシスコの仲間の一部にも、例えば福者アシジのエジディオのように同様の事が起こりました。これらのすべての事は、隠遁生活と説教生活との間の選択が「フランシスコ以後」の正念場の一つであった事を私たちに示しています。そして二つの生活の仕方からその統合をも含めて一つを選ぶ事は、一つの旅路が異なる結末を迎える指標となるでしょう。</p> <p><font color="#008000">*モビーン・シャヒドとフランシスコ・アルフィエリ共著監修「エディット・シュタインの知的旅路」(原題Il percorso intellettuale di Edith Stein)。ジュゼッペ・ラテルツァ出版、バリ、2009年。全368頁。</font></p> <p>ここに収められた評論は、詳細かつ綿密な方法でエディット・シュテインの様<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj13Nx9KhJxVuYOyjsCVFyK5px_UZIP2rxbGj3UNP0JyDEkibKaAmRX4-va04AF0rDAb2S6S6M7UdHWnNq-jL8v27xPmFJdOBHsrUPVTKU8ZoYF60ouNzDm3qcY48OX2nz0dqdPwNb0l8k/s1600-h/clip_image008%5B4%5D.jpg"><img title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="right" src="http://lh5.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhUpshSbuI/AAAAAAAAH5Y/izYpyyJUWLA/clip_image008_thumb%5B1%5D.jpg?imgmax=800" width="100" height="141" /></a>々な側面を展開しています。師フッサールの指導の下での哲学・現象学の形成、彼女自身の哲学史の解釈の仕方とその神学との対比(特に中世思想について)、社会的文化的関心の広大さ、そして最後にカルメル会の偉大な神秘主義者との関わりが取り上げられています。著者は大きな喜びをもってその全体を紹介しています。なぜならそれはおおむね人間的で知的な一つの共同体の作業に等しく、エディット・シュタインが思索に関心を抱き始めた遠い日を起点として、時の経過と共に彼女の姿の周りにその全容が浮かび上がってくるからです。彼女の著書の翻訳と評釈とを通して、ドイツ現象学の著作物の研究で群を抜く一つの小さな「学派」が現れ出てきます。研究に情熱と歴史学・神学の能力とを傾けてうち込んだ様々の著作家たちがそのテクストと共に、ここにつどっているのです。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">お知らせ-世界のあちこちから</font></p> <p><font color="#008000">SFO/ユー・フラの補佐向けの養成講座-クロアチア</font></p> <p>第三回クロアチアSFO/フランシスカン・ユース(以下ユー・フラ)の霊的補佐向けの養成講座が、2009年2月17日から19日までスプリトの小さき兄弟修道院で開かれ、60人の霊的補佐と、SFOとユー・フラのメンバーが若干数参加しました。講座の主なテーマは「SFO/ユー・フラの地区補佐。その任務と霊的・司牧的責任」でした。SFO・ユー・フラへの総補佐の兄弟イヴァン・マティッチOFMが出席して、「各地の在世会責任者(会長):霊的補佐と各地の在世会責任者の関係と協働」というレポートを発表しました。講座はクロアチア全国補佐協議会が主催しました。</p> <p><font color="#008000">第7回グレッチオ会議</font></p> <p>小さき兄弟会の会則認可800周年にあたって、2009年5月8日から9日まで第7回グレッチオ会議が開かれます。会議はフランシスカン・ムーブメントに最重要のテーマ、すなわち「労働」について考察します。創立の当初から、フランシスカンはアシジのフランシスコの決定的な指示に従って、司牧の仕事を形づくってきました。それは然るべく習得した技を生かして忠実に働く事でした。会議の目的は、この初期の規定(i.e.未裁可会則第7章と裁可会則第5章)から明らかになる歴史と主題とを理解する事です。そして選択と必要性、経済界と生産性、ルーティン的反復性と創造性との間におけるその同時代的な有効性を評価する事です。もちろんその時、賜物と被造物世界の世話との間でフランシスコ会の奉仕者である事の「恵み」の次元からもたらされる全体的有意義さを、忘れてはなりません。</p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-80103720852938211462009-03-30T14:36:00.000+09:002009-06-29T14:36:48.920+09:002009年3月号<p><font color="#0000ff" size="3">2009年総集会に向けて</font></p> <p> 総長報告書に加えて、議員の兄弟たちは諸協議会議長の報告書についても学んでおく事が求められます。協議会議長報告書には総集会に向けて本会の様々の共同体の行なった内省が集められており、その概要は以下のとおりです:</p> <p><a href="http://lh5.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhS3rIeX7I/AAAAAAAAH4U/rk19iYbI0NE/s1600-h/clip_image002%5B10%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image002" border="0" hspace="12" alt="clip_image002" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDvIGsdhifT_BCLFcu6qLsL2By_wDXUze4A6BeU9tUw8D65sSlxDvd1eey6uNPf_93MfqOQNZF1rh8WnXfQavyydxckd4eMrVPMW_e3b5pBjcuA8XClyqv7Ukhqq6H-a4S2lNF-tP9iK8/?imgmax=800" width="103" height="103" /></a>私たちのカリスマの福音宣教の次元は、様々な地理的・文化的環境において様々な方法で実現されています。伝統的な司牧の形による福音宣教が、多くの地域で今も広く行なわれていますが、それにもかかわらず「新しい」共同体を作り出す有意義な努力には事欠きません。それは、例えば貧困の場への積極的な関わりや巡業の旅への献身を通して、あるいは新しいアレオパゴス(宣教の場)の試みを通して、「新しい福音宣教」の最前線となる事によって善き知らせを生きる共同体です。宣教の面で今も大変高く評価されるのは「諸国の民へ」の「諸国の民の中で」のミッションであり、管区合同の協働と本会の宣教プロジェクトへの参加の重要性が強調されています。キリスト教徒が少数である地理的文化的環境におけるフランシスカンの存在については、様々な宗教の信者のただ中で兄弟的な対話を推し進める共同体の有意義な体験が際立っています。</p> <p>2003年総集会の評価に関しては、共同体の生活に対するその最大の貢献は、一つのテーマとしての、そしてミッションと福音化と福音告知の地平としての兄弟共同体を持つという、兄弟生活のプロジェクト作成のイニシアティブでした。</p> <p>2006年臨時総集会に関しては、最も高く評価されたのは「エンマウスの方法」の提案でした。それは現在の状況の確かな読み解きと福音書に照らして行なわれるべき選択とをたやすくするために、多くの共同体の会議や黙想会にも採用されました。なお全般的に本会の公文書については、多過ぎるため地域レベルで学び、吸収し、分かち合うのには多くの時間が必要とされるという点で若干の抵抗がみられます。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">副総長の証し</font></p> <p>次期総集会を間近に控え、世界中のすべての兄弟共同体にとって非常に重要なこのイベントに対する期待と共に、副総長としての私の務めも大きく広がって参りました。過去6年間私たちの歩んできた旅路を評価し、とりわけ将来に向けた計画を立てるための意義ある時として、私はこのイベントを楽しみに待っています。その後で皆一緒に、次期6年間の指導と運営の任務に助力する人々を選出しなければなりません。副総長としての務めが終りに近づいた今、私は主と兄弟の皆様に感謝したいと思います。</p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiZ5j5hum0n30DCjwFy6yzkV4W0kTwiWldAUQFyIkXjrR-iJ5J9dGRIDjdaUqJue5q-ejNG4JmDr8VFR5RRs4uGUrZLjB1InYoQarzSsRalLMptxBALOp1PxoPyvSJzop60qgGYKZ5jgQA/s1600-h/clip_image004%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image004" border="0" hspace="12" alt="clip_image004" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEirTwB5ilgLNlobaOBviw47V2rt_bEq-7zxpLV8DlXWlTJMBntlYF4G4Lfwd5dtIxA4RDWp_jQJwT5u0dx3CvOM2Au29vIH3sCd0gX9zdxBwhIhyphenhyphenEQV7u3vOOndLkBi3eiqgphbxcpoKko/?imgmax=800" width="144" height="140" /></a>私に与えられたこの奉仕の機会は、現実の生涯養成と大きな一つの共同体を体験する好機となりました。兄弟たちの生きる多様な現実を知る事は、真の巡礼でした。私は出会った兄弟たちの生活を、主にたたえます。そして私のビジョンと、現代のフランシスカン召命の理解のし方、読み解き方、生き方、自分の知り得た多様性豊かな方法によって実践したすべての事柄を、主にお返しします。「この6年間は自己譲渡と感謝、そして兄弟たちとの分かち合いのための、又とない素晴らしい機会だった」と、心から言う事ができます。</p> <p> 総本部での私の奉仕は2003年総理事として始まり、2004年11月兄弟アントニオ・フラニチの帰天に伴って、副総長及び総長代理に選出されました。細心の注意を要する代理の務めは、それに携わる者を困難なあるいは危機的な日々を生きる人々へのいっそうの奉仕へと向かわせます。その中で、私は様々の理由で本会を去っていった兄弟たちの脆さに深く触れました。それは私の仕事の中で最も慎重な注意を要する、最も困難なものでした。なぜなら兄弟たちの脆さに取り組む事はとりも直さず自分自身の脆さと正面切って向かい合う事であり、本会を去っていく人に手を差し伸べるために、できる事を何でもすべて実際に尽くしたかどうかという問いに向き合う事だからです。</p> <p> 総長並びに総理事の兄弟たちと共に働く事は、豊かで美しい体験でした。皆が非常に多様な現実と多様な文化の出身であるため、互いの特異性の尊重と、普遍の兄弟共同体の共益を共同で探求する事を通して、私たちの間には深い理解と真の兄弟愛が生まれたと言えます。私にとって総本部全体の共同体は、日々の互いに具体的な関わり合いの中で、多様性の豊かさと美しさを体験する場となりました。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">新しいフランシスカン司教-ヴァチカン</font></p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEikuBt3THa-Q7Z-d0J3kusA0kheCSYBiYXrJlcgxIqlL6uBj1IF9Li2JECG2QESAm774-OJcUVmmvRjbJ6o16LDny58d4HIdYdUY8NOphY1dAyc_rFAQ40L4Ri3nO_c0nnOMO_niGy1xIU/s1600-h/clip_image006%5B4%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image006" border="0" hspace="12" alt="clip_image006" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi2Y0GLI5V4rfOXG_92vjiotRY1bDF7bvEkL8Pahvt02RozSB_nW6Pbk6ZtMYg2QH2-CPx7K2z_epFCbMShzzk3tvwzVgHZJaZFyW2cP9T7Y4RaFfmMiclxDeEM6Gww4suRv-0nMysFvJM/?imgmax=800" width="134" height="114" /></a>教皇ベネディクト16世は2009年1月28日、ブラジル無原罪の聖母管区の兄弟ヨハネス・ベルンハルト・バールマンを、ブラジルのオビドス高位区司教に任命しました。兄弟ヨハネス・ベルンハルトは1960年12月10日ドイツのヴィスベックに生まれ、1991年小さき兄弟会で荘厳誓願宣立、1997年司祭に叙階しました。</p> <p>また教皇は2009年2月14日、洗礼者聖ヨハネ自治分管区の兄弟フランシス・ショウ・セバスチャンOFMを、パキスタンのラホレ大司教区(表面積23,069㎢、人口26,510,000人、カトリック教徒385,000人、司祭82人、修道者291人)の補佐司教に任命しました。兄弟セバスチャンは1957年11月14日に生まれ、1989年小さき兄弟会で荘厳誓願宣立、1991年司祭に叙階しました。1996年のFCAOで来日したことがあります。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">アジアの養成担当者講座―バンガロール(インド)</font></p> <p>アジアの二つの協議会の全共同体から35人のOFM養成担当者が集まって、1月17日から31日までインドのバンガロールの「クラレト・ネヴァス」センターで養成担当者講座が開かれました。講座は養成と勉学総事務局が主催し、兄弟マッシモ・フラレッリとSAAOCが代表となりました。インドの使徒聖トマス管区のもてなしは兄弟な心にあふれたもので、参加者は当地の豊かさの一端を見出す事ができました。講座の主なテーマは「アジアの多元性に照らした個別的な同伴」でした。プログラムには祈りの時と兄弟的な生活、ヨガの紹介、黙想、現地の実状の見学、他宗教の代表者との会合、そして講座の具体的な諸テーマに取り組む作業が盛り込まれました。それらのテーマの中では、フランシスカン的・聖書学的人間論、情緒的・性的な成熟、傾聴と養成の対話、フランシスカン的次元、養成共同体、識別の基準について、特に詳しい展開が行なわれました。テーマの豊かさと参加者全員の関わりを通して、養成担当者は多くの体験を交換し合うと共に、アジア圏に特定した養成担当者の養成を継続する事の重要さを確認する事ができました。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">フランシスカン新刊の栞</font></p> <p><a href="http://lh5.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SkhS6ni6F5I/AAAAAAAAH4s/dPqNbpJ4pXo/s1600-h/clip_image008%5B8%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image008" border="0" hspace="12" alt="clip_image008" align="right" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgX3MQB3rYG2D726YUFNktAdrY7PTUhyphenhyphenrj-6dYMQJ7uWUJMRmy2z9zFKnf9gYlbxjGoVk9ODBJEiHgxRIWyLYRmNqTgLgMDQ3lLSjRF5qoRMw6gMDAUhNtSJsSD2G31-cBgWcJwZDeZGQs/?imgmax=800" width="107" height="159" /></a>*兄弟L・ペルギーニ監修「小さき兄弟会便覧:公文書2003-2007」(原題Enchiridion dell’Ordine dei Frati Minori. Documenti, 2003-2007)第3巻。L.I.E.F.出版、ヴィチェンツァ、2009年。全1615頁。2003年から2007年までの本会公文書及び本会に関する公文書合わせて111点を収めたOFM便覧の第3巻が、現在刊行されています。この巻は本会創立800周年にあたる2009年の初頭に出版されました。そして第1巻、第2巻と同様、800年前にアシジで起こった事を実現するために第二ヴァチカン公会議の結論以降本会の歩んできた旅路を、誰でもたやすく辿れるように編まれています。全3巻の便覧は総頁数合わせて3968ページ、およそこの40年間の本会の近年史を記録しており、公文書総数は287点、その内60点が教導職のもの、14点がフランシスカン四総長から、さらにもう14点がフランシスカン家族諸協議会からのものとなっています。それ故この便覧は「歴史の体験によってふるいにかけられた霊性の宝庫であると共に、フランシスカン原泉資料と修道生活刷新に関する現代的考察を豊富に備え、アシジの聖人に霊感を受けた人みなにとって力強い対話者となっています」(コンスタンツォ・カルニョーニOFMCap)。</p> <p>*兄弟M・カルバホ・ヌネス著「アシジのフランシスコとグローバルな倫理」(原題 Francisco de Asís y la ética global)。マドリッド、2008年。全160頁。本書は「こんにちのアシジのフランシスコ」全集の第4巻で、現代社会の挑戦に応える倫理を提議するフランシスカン・カリスマの現実性を伝えようとするものです。グローバル化された世界は遠距離コミュニケーションや人間相互間の出会いのための様々な手段を提供しますが、それらはすべて個人主義と差別を生み出します。そして偏狭な心や文化的植民地主義の危険は、しばしば抑制不可能な防衛反応を引き起こします。それでは、私たちはどうしたら人を排除せずにもっと兄弟愛と連帯に満ちた世界を得る事ができるでしょうか。どうしたら、この世界を未来の世代にももっと住みやすく、友好的で居心地よい処にする事ができるでしょうか。アシジの聖フランシスコとフランシスカン思想はインスピレーションを与えると共に、被造物を敬い護る和解した人間の預言的しるしとなる事ができるでしょう。それ故に本書の各ページはグローバル化の挑戦に対する最適の倫理的応答として、温かく迎え入れるもてなしの心を提案しています。対話する存在である事と、神と他者と自然とに開かれた心でいる事もまた、様々の文明と宗教と文化の中で、希望の未来と平和で敬意ある豊かな共存とを築くための、確かな礎と言えましょう。下記サイトをご参照下さい:http://www.ppc-editorial.com/ver libro.aspx?id=17400</p> <p>*兄弟エウラリオ・ゴメス著「詩的意味を持つ被造物」(原題Creación con sentido poético/Creation with a Poetic Meaning)。2008年。全304頁。</p> <p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjjgzmVhdXbbtvyjDVMhGxVZgTCiSzsZqSvLjSkx6tsYkXfQdFhgztG_VfOZsJAIg6JGR3NoosqB-kDvo74lrk5v5KHMQxAr62stUSwLvR-gxNEpctRHWCj7qn5XhBlH9BmrKE53SBEUao/s1600-h/clip_image010%5B5%5D.gif"><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; margin-left: 0px; border-top: 0px; margin-right: 0px; border-right: 0px" title="clip_image010" border="0" hspace="12" alt="clip_image010" align="left" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiA1qNW0grkgtvmR2EuC8Sg4yl7pt0Dnwz4YFLWFXzLqAL8gBI75mFC5dY921KkKYy2qAgu3P3svDfIwYFHlLAHPYPFX1GdyKKodC3jrk8Wje8m2kNetbMU-x_NEIOYpzKxTFfzsV6o_QY/?imgmax=800" width="101" height="162" /></a>本書は昨年11月メキシコのサンチァゴ・デ・ケレタロ市において、二言語書籍としてスペイン語と英語で出版されました。メキシコのミチョアカンの聖ペテロ聖パウロ管区長を務める著者の兄弟エウラリオ・ゴメスOFMの詩と、ケレタロの画家であるホアン・エドアルド・ムニョス・バルデラス氏の芸術的な画像を通して、私たちは著者の人柄に近づく事ができます。ホアン・ムニョスの絵と一つになって、兄弟エウラリオ・ゴメスの詩は成長し静謐を得ます。そして一致を求め、人類の共通の家である被造物の細部に喜びます。このようにして絵と詩は共に、ケレタロの形と色彩を忠実に伝える全権大使となっています。</p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4951548434377723296.post-31779494465961464902009-02-25T15:45:00.000+09:002009-02-25T15:47:00.701+09:002009年2月号<p><font color="#0000ff" size="3">2009年総集会に向けて</font></p> <p><font color="#008000">総集会のための祈りの意向 <br /></font><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjadXeQI3EZqhmgsBnaY2LsTp9k4thN4TmYwH7O_If4v7TPG_fy4cIHhOE6ZrN50zcAsIKlQbQPSxcaeSaF3QhqWRx51NLUbD6PSOJgif75D1PlCtvr25yTA2CQ_4GyitSr95rgoMWOWaQ/s1600-h/clip_image002%5B4%5D.gif"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="107" alt="clip_image002" hspace="hspace" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj1VpYLrL01GGN9GbyeKflYJVy6WpXvCbGcUQ49k9yv38h6x8dd3_fbf-FHmLcRC3gvixDAooPVuY0omruEvsuG2n6XP-hfJGaI0Qxs0cWpMaiwSdlycQNWs5YkGMy8RNWL1dR6tQR5tC4/?imgmax=800" width="107" align="right" border="0" /></a>総集会への招集の手紙の中で、総長はこのイベントの成功のために、本会全体が祈りを通して参加し協力する事の重要性を強調しました。「なぜなら『完全な賜物はすべて上から、光を造られた御父から来る』(ヤコブ1:17)からです。聖霊の力と光を信じて、私は2009年四旬節の始めから、修道会全体に、総集会と総長及び総理事選挙の成功を祈る毎日の祈りが行なわれるよう定めます」。</p> <p>総集会事務局は、聖務日課書に差しはさんで毎日唱える祈りを用意しました。本会の下記サイトからダウンロードできます: <br />http://www.ofm.org/ofmnews/?p=1943?cat=116それは簡潔な懇願で、朝の祈りと晩の祈りのそれぞれの取りなしの祈りの終りに、自身の召命を思い起こす他の祈りと共にこんなふうに進められます:「主よ、聖なる父よ、あなたは祝福された方です。あなたは無限の善のうちに、聖霊の声を通して、私たちを主イエス・キリストの御跡に従うように招いてくださいました。そして、福音の生きた証し、神の国のしるし、教会における希望の預言者となるために、私たちにお互いをお与えくださいました」。祈りのこの第二の形は、本会創立800周年記念祭において特に意味深いものです。それは私たちが神の召命の賜物をたたえ、「私たちの主イエス・キリストの聖福音を守り、従順のうちに、何も自分のものとせず、貞潔に生きる」(裁可会則1,1)ようにたゆみない努力を続けていくため、み恵みを願うのに助けとなるでしょう。</p> <p>総集会ウェブサイトには、「私たちは主の香り高いみ言葉を全世界に宣べ伝えるために送り出されている」という事実の理解を助けるために、神のみ言葉の奉読(レクチオ・ディヴィナ)のための指針が載っています。手引の序文には以下のように記されています:「神のみ言葉をフランシスカンの心で祈りを込めて読むためのモジュールは三つあります。それらの基本となっているのは、私たちの生活様式としての福音書、兄弟である事、そして福音宣教のために世に遣わされている事です。第一のモジュールは、未裁可会則の第一章に述べられている福音書の言葉を聴く態度へと私たちを導きます。第二のモジュールは、福音の教えに従って兄弟関係を形成するために聖フランシスコが愛用した、ヨハネによる福音の中にある弟子たちの足を洗う場面へと私たちを導きます。第三のモジュールは、宣教へと派遣する福音書のくだりです。この一節を前にして、フランシスコは、「これこそ私が望んでいたこと、これこそ私が心の底から欲していたことです」と、特別に共感を覚えました。総集会の成功はそれ故に、修道会全体の祈り、各共同体の祈り、そして一人ひとりの兄弟の祈りに結ばれ、委ねられているのです。</p> <p><font color="#ff0000" size="3">フランシスカン新刊の栞</font></p> <p><font color="#008000" size="3">ジャンルイジ・パスクァレ監修「聖フランシスコと共にある365日」(原題365 giorni </font><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7M4ze47iTHURQZrC74i2JZlL1-ixO7-5MDSnmiiw-x7fVQeL9d_S9CdO57tNatmXB53qNViIf3zxaXWuPd7QfGS7Ocw8oOfrOaG06dtsoT4o1SRUtpp0rayVEqb0upBlDWkHyWKGiw8A/s1600-h/clip_image004%5B4%5D.gif"><font color="#008000" size="3"><img height="160" alt="clip_image004" hspace="hspace" src="http://lh5.ggpht.com/__FLmvp9dPRs/SaTpXvfatAI/AAAAAAAAGr4/TQOzowVFXFc/clip_image004_thumb%5B1%5D.gif?imgmax=800" width="111" align="left" border="0" /></font></a><font color="#008000" size="3">con san Francesco)。聖パウロ出版、トリノ、2008年。全474頁。</font></p> <p>800年の時を経た今、聖フランシスコと同時代の人々と私たちが街頭で会う人々との間には、非常に似通ったところがあります。それは彼らが「もう一つのもの」を渇望し、空虚な歓楽の満たす事のできない心の不安を抱いているという点です。だからこそ、聖フランシスコの思想から選び出されたこの選集は、私たちの日々を慰め励まし、明日という日はただ不安の訪れでしかないというイメージを拭い去ってくれる友となるに違いありません。フランシスコは諸教皇によってまさに「もう一人のキリスト」に他ならないとされました。なぜならキリストがご自分の立場をフランシスコに託されたからです。それは聖霊に従って清貧の内に聖福音を生きる事こそが、人の生涯において「明日は主イエスが私たちを待っていて下さる」と確信し幸福になるために選択され得る、最も単純で最も美しい冒険であるという事を、フランシスコが完全に理解していたからに他なりません。</p> <p><font color="#008000" size="3">ホセ・A・メリノ著「アシジのフランシスコとエコロジー」(原題Francisco</font><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjhjQrPN8AK7yA7uoMKTVmUcnKTHOs-xmzx_OySZN_OYv51prKBINwi2dP1t5KsmXYdNhEIUyF-8aniQBw4aaWOUVQJ20eNd478XAPtNYqCITU7_lPvJtqCmZ6CNARTZsVXPl9WT8qM7pY/s1600-h/clip_image006%5B4%5D.gif"><font color="#008000" size="3"><img height="189" alt="clip_image006" hspace="hspace" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-tN0HSRflIkWyPMKMirBe29uVTKB6nDipwKgLrbtO2LHqzrd9DdL9mleGhbVKt3dnQT4Trx9OQdnLZsU1nwf6HCbxuEGmL5KAJUJ5OQi33USdYlMgvbWYzwOVWh4youMPl0czTaRrugI/?imgmax=800" width="123" align="right" border="0" /></font></a><font color="#008000" size="3"> de Asís y la ecología )。マドリッド、2008年。 全156頁。</font></p> <p>環境危機の背景に正義、人権の平等性、自然界への敬意等に関する問題があると認識するなら、環境問題がただ単に科学的、技術的、政治的な問題であるだけではなく、文化的、倫理的、宗教的な問題であるという事が理解できるでしょう。さらに、科学はその価値基準設定の権限において何が善であり何が善ではないかを定める事はできないという事を考えれば、私たちは科学が公共の利益に奉仕する事ができるよう、科学に良心を与えるために、倫理に基づいた決定と新たな思考方法の創造と、信仰の影響力とに訴えなければなりません。エコロジーのこの分野において、アシジのフランシスコの声は語るべき事を山ほど持っています。そしてそれに耳を傾けたいと願う人々も決して少なくありません。なぜなら人々は、私たちが「地球」と呼ぶこの共通の我が家をもっと人間的に歩みたいと願い、全宇宙の万物と平等な関係を維持していきたいと望んでいるからです。</p> <p><font color="#ff0000" size="3">お知らせ-世界のあちこちから</font></p> <p><font color="#0000ff" size="3">SFOの選挙総集会-ハンガリー</font></p> <p>2008年11月15日から22日までブダペストで開かれたSFO選挙総集会は、ハンガリーSFOにとってその年の最も重要なイベントでした。集会には69人の議員を始め、オブザーバーや来賓、事務局や広報担当部門の職員を含めて総勢111人の参加者がありました。会議は議員によって承認された規則と日程表に従って、万事円滑に運びました。OFMConv総長の兄弟マルコ・タスカが、第一会とTORの総長の名において議長役を務めました。今回特に意義深かったのは、以下の諸点でした:</p> <p>· 兄弟的な生活の体験。選挙総集会自体が穏やかに展開し、全員の非常に積極的な参加があったためです。 <br />· 集会に息づく祈りの雰囲気。特に総補佐の導きによる典礼の祈り。総補佐はこの機会のために4言語を一冊にした典礼書を用意しました。 <br />· 大きな二つの節目。一つはラズロ・パスカイ名誉枢機卿の司式によりエステルゴム大聖堂で行なわれたミサ聖祭でした。SFO保護聖人の聖エリザベト生誕800周年を祝って2006年11月から2年間行なわれた記念祭が、ここに完結しました。もう一つはOFMConv総長の兄弟マルコ・タスカの司式による聖体祭儀で、SFO会長に再選されたエンカルナシオン・デル・ポゾ氏と新しいSFO国際評議会議長団(CIOFS)メンバーの着任承認も含まれました。 <br />· 「会則の誓約」と「SFOへの帰属感」というテーマについての養成と内省の時間。OFMCap副総長の兄弟フェリス・カンゲロシと、SFO元総長のエマニュエラ・デ・ヌンツィオ氏が説明しました。 <br />· 以下の公文書の承認:「フランシスカン・ユース・メンバーの、SFOへの編入」、「第89条第4項の実用的解釈-SFO規則の手紙」。 <br />· 奉献・使徒的生活会省から2008年6月18日に出された公式声明を受けて、第一会総長とTOR総長の共同執筆によるイタリアSFOについての手紙(2008年11月1日、ローマ)の精読。 <br />· CIOFS(SFO国際評議会)議長団は以下のメンバーで構成されます:会長エンカルナシオン・デル・ポゾ氏、副会長ダグラス・クロリー氏、スペイン語圏顧問マリア・コンスエロ・デ・ヌネス氏、英語圏(1)の顧問ティボー・カウサー氏、英語圏(2)の顧問ルーシー・A・アルミラネス氏、ポルトガル語圏顧問マリア・アパレシダ・クレパルディ氏、フランス語圏顧問ミシェル・アルトメイエ氏、ドイツ語圏顧問エワルド・クロイツェル氏、イタリア語圏顧問ベネデット・リノ氏、フランシスカン・ユース顧問アナ・フルック氏。</p> <p>会議の間ハンガリーSFO全国評議会メンバーとハンガリーSFOの全メンバーから寄せられた、兄弟的な心に満ちたもてなしと疲れを知らぬ奉仕に厚く感謝の意を表します。詳細は下記サイトでも紹介しています:http://www.ciofs.org/</p> <p><font color="#0000ff" size="3">小さき兄弟が聖職者省顧問に-ヴァチカン</font></p> <p>教皇は2008年12月30日、聖地特別分管区の兄弟デヴィッド・マリア・イェーガーと、ブラジル「七つの喜びの聖母」自治分管区の兄弟モアシール・マラキアス・ユニオールの2人の小さき兄弟を、聖職者省顧問に任命しました。両者ともローマの教皇庁立聖アントニオ大学(PUA)の教会法教授です。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">「霊性と管理運営」の講座</font></p> <p>教皇庁立聖アントニオ大学(PUA)のフランシスカン霊性研究所はドイツのミュンスターPTH霊性研究所と協働して、「霊性と管理運営」という題の集中講座を開きます。講座はミュンスター哲学神学研究センター所長のトーマス・ディエンベルグ教授OFMCapが担当し、本会の偉大な規範と現代的な管理運営理論に基づいて、霊性と管理運営との間の関係を探究します。開催日時は2009年4月1日から3日までと4月27日から29日までの、各15時15分から18時35分まで、PUAで開かれます。受講希望者はPUA事務局下記アドレスに2009年2月20日までにお申し込み下さい。<a href="mailto:segreteria@antonianum.eu">segreteria@antonianum.eu</a></p> <p>スコトゥス研究集会と聖フランシスコ賞</p> <p>教皇庁立聖アントニオ大学の祝い日と同大理事長の祝い日、そしてヨハネ・ドゥンス・スコトゥス帰天700周年の記念にあたって、2009年1月16日金曜日同大学で「真理への旅路:ヨハネ・ドゥンス・スコトゥスの思想の現実性」と題する研究集会が開かれました。集まりの最後には聖フランシスコ賞が授与されました。一等賞は国際スコトゥス委員会、二等賞はヴォルカー・スタッドラーとモンテフスコ・アントニオ、三等賞はジュゼッペ・ブフォンがそれぞれ受賞しました。詳細は下記サイトをご覧下さい:<a href="http://www.antonianum.ofm.org/">http://www.antonianum.ofm.org/</a></p> <p><font color="#0000ff" size="3">福者ドゥンス・スコトゥス帰天700周年記念のイニシアティブ</font></p> <p>福者ヨハネ・ドゥンス・スコトゥスの帰天700周年(1308-2008)にあたって、PUAの中世及びフランシスカン研究上級研究所と哲学部は、そのテクスト研究の紹介のために以下のような様々のイニシアティブを推し進め、主催してきました。その一部はこれまで折々本紙上でも紹介されています:</p> <p>2006年5月26日には、ヨハネ・ドゥンス・スコトゥスについて1966年7月14日パウロ6世から出された使徒的書簡「アルマ・パレンス」の発表40周年を記念して、スコトゥス著作全集第9巻「IOHANNIS DUNS SCOTI, Ordinatio, liber III, distinctiones 1-17」の原文校訂版が発表されました。その際に兄弟バルナバ・ヘキッチが、スコトゥス委員会が最初から用いた方法論について例証しました。その展開は「アントニアヌム第88号」(2008)においてM・セラフィニが発表した「Cronaca」(クロニクル)に、よくまとめられています(pp596-601)。</p> <p>この原文校訂版について、その後まもなくオルランド・トディスコ教授が報告書を発表しました。周知のとおり、スコトゥス委員会は2008年にマルタン・カルバホ・ヌネス編集による全2巻(4部作)の研究論叢「Giovanni Duns Scoto: studi e ricerche nel VII centenario della sua morte in onore di P. César Saco Alarcón」(ヨハネ・ドゥンス・スコトゥス:帰天700年記念の研究と探究-P・セザール・サコ・アラルコンを記念してⅡ)を刊行しました。その中にオルランド教授が「Libertà e bontà, chiave di lettura del III libro dell’Ordinatio di Duns Scoto」を載せています(pp133-151)。前出「アントニアヌム88号」(2008)中のM・セラフィニ「クロニクル」同頁を御参照下さい。</p> <p>またスコトゥス学者が講義や授業を行なう場では、米国ワシントン・カトリック大学のティモシー・B・ヌーン教授が「実体の理解可能性:聖トマスからドゥンス・スコトゥスへ」と、「フランシスカン教育システムにおけるスコトゥスの位置」とについて論じました。こうした講義についての包括的なイタリア語訳が、兄弟メッサによって前出「アントニアヌム88号」の「クロニクル」(pp720-728)に発表されています。同年10月から12月には、ローマLUMSA大学のオノラート・グラッシ教授が「スコトゥス的人間学の諸相:霊魂の不滅」というテーマの講座を開きました。さらに上述の一連のイニシアティブに関連して、ティモシー・ヌーン教授がスコトゥス学の補足授業を提案し、「ヨハネ・ドゥンス・スコトゥスにおける神学的哲学的要素の原文分析批評」を論じました。この2年間の行程の終りに臨んで、ヌーン教授はヨハネ・ドゥンス・スコトゥスのテクストの編集作業を通して得た体験の概要を記しました。それは様々の原稿の収集に始まり、諸版の比較、変種の選定、原文校訂とその注釈作成に至って完了する道程でした。そしてこうした授業の終了時には、原稿資料に直接取り組む事によって、スコトゥスの思想に対する新たな関心と研究への積極的な受け入れ姿勢が見られました。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">新任総視察者</font></p> <p>· 兄弟オスカル・A・アンテ。フィリピンの洗礼者聖ペトロ管区からインドの使徒聖トマス管区の総視察者に。 <br />· 兄弟ミゲル・J・ヴァレシッリョ・マルタン。スペインのグラナダ「会則の保護者の聖母」管区から同国マドリッドの管区合同「シスネロス枢機卿」修道院の総視察者に。</p> <p><font color="#0000ff" size="3">新任管区長</font></p> <p>· 兄弟ヴィンセント・ムデュデュジ・ズング、南アフリカの「平和の元后の聖母」管区長に選出。 <br />· 兄弟ジョン・ハーディン、米国サンタ・バーバラ管区長に選出。</p> フランシスコ会日本管区http://www.blogger.com/profile/10078350058307623422noreply@blogger.com